『いけない』P.102~103。

2024-06-07 10:21:00 | ・本・記事。
(写真は6月1日のみずいろチェアーズ。)





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(「財務省が統計や政策を発表するときには、大手新聞社の論説委員クラスに手分けをし)てご説明に出かける。そして、彼らが書いた記事は集められ、財務省で『品評会』が行なわれる。評価の高い記事を書いた新聞社はその後厚遇され、記者自身も、財政制度審議会の委員に登用されることもある」
 審議会でさらなる活躍を続ければ、天下り先さえ用意される場合もあるのだ。こうしたアメとムチによって、メディアも有識者もザイム真理教の軍門に下り、そしてザイム真理教の広告塔としての役割を担うことになっていくのである。

『ザイム真理教』の出版後に私が新たに始めた活動がある。それは政治家や、情報番組や報道番組に出演しているコメンテーターなどに「財務省からのご説明を受けたことがあるか」と尋ねる調査だ。
 まだ、サンプルが多くないので、断定的なことは言えないのだが、驚くほどの人数が、財務省のご説明を受けたことがあると答えた。
 たとえば、お笑い芸人のたかまつなな氏のところにも来ているそうだ。というよりも、現段階で財務省の官僚が来たことがないのは、私が確認した限り、私とれいわ新選組の山本太郎代表だけなのだ。財務省に対して批判的なコメントをしている荻原博子氏や須田慎一郎氏のところにも、かつて財務官僚がご説明に来たことがあるという。
 私は2年間だけ経済企画庁で働いたことがある。官僚の仕事は忙しい。通常業務に加えて、国会答弁の作成や予算要求などの仕事が重なるからだ。それなのに、財務官像がこれだけ多くの布教活動をしているということは、いったい彼らはいつ本来の仕事をしているのかという疑問を惹起させる。
 布教活動に大きな時間を割くのはカルト教団に共通することだ。なぜ布教に力を入れないといけないのかというと、冷静な判断にまかせていたら、信者が増えないからだ。
 ザイム真理教の布教活動は、子どもたちにも及んでいる。『うんこ税金ドリル』をご存じだろうか。1000万部を突破し小学生に圧倒的な認知度を誇る『うんこドリル』シリーズと財務省主税局がコラボして制作した冊子だ。さらに第2弾としてオンラインゲーム版も登場している。
 財務官僚がご説明攻撃に使っている人件費も、『うんこ税金ドリル』の制作費もすべて税金だ。国民の血税を布教活動につぎ込むくらいなら、その分減税をしたほうが国民のためになるのではないだろうか。

『書いてはいけない』森永卓郎 P.102~103
 ホンの一部なら抜き書きすべきは他にありつつ、ワタシのあたまになじみやすかったトコ。
 第3章にある青山透子『日航123便 墜落の新事実』の主題も失念していたあたま。



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ため息とも言いたくない憤掘徒労諦念感が毎日のようにしかし
「往き過ぎる」。
 河野太郎の言うやりすぎ注意がトラブルを起こした医療・薬剤処方機関に向けてではなくトラブルを招く促進指示策についてであればまだマシ
というんでもない。
 あとだしながら、
今は昔、石原伸晃のサイゴハカネメデショ発言が問題とされたのは政界(?)の構造を正直にいいすぎたからではないかと思っていたことを、森永の本で思い出していた。




ふと1面を思い出した。写す。



佐藤正明さんはごいんきょ新聞で初めて知った。たいていかんしんしている。さすがだとか思ったりもする。わかんないこともある。きょうのは巨人→都庁ってのに至るまでけっこうじかんがかかった。マルクスと少年マガジンを携えて歩いた佐藤氏か。「明子ねえちゃん」は、 検索しました。。。



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