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衆議院が解散。

2009-07-21 21:27:22 | ・ことばの尻尾踏み。
例えばこれが見出しなら、当然のようにそのしたに「した」をつけるのココロだ。何度もヒツッコく書いたかもしれない「建設物が建設」みたいな違和感はない。

21時のNHKニュースでは「された」と一人の声ならず仰っている。ネット検索でもそれでかなりヒットする。
○○が○○したのか
○○が○○を○○したのか
○○が○○に○○されたのか
○○が○○に○○させられたのか受け身にするおつもりなら「解散させられた」しかないと思うんだけど、どっちでもカワンナイんだろうけど、
違和感もないってのぁ。

あ、受け身じゃなくて天皇が解散されたという敬語なのか。いま納得。すぐ訂正。それなら衆議院を解散された、だし、主語を隠すとなったら・・・・
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わしら。

2009-07-19 07:02:24 | ・ことばの尻尾踏み。
変わらなければ変わらないからだと言うだろう。
変えなければと言うだろう。
そうやって風が吹き桶屋連合ばかりが踊った。
変われば変わったからだと言うだろう。
変わりたくなかったと言うだろう。

──────

クビに手を当てたらざらりとした
垢かと思ったら塩
夏の


ひとが識る風
ひとを見たねこ
あおいソラ
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邂逅。

2009-07-07 06:59:11 | ・ことばの尻尾踏み。
熱いほどにうがつを強いる
悲しい恥じやいかりと違う

あの瞬くようなスケッチを
あたまがにひるに隠すけど

まふまふ煌くひかりの菓子
後々に而していまこの時と
生かし続けたいときがある
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さ変か助しか。

2009-07-02 08:31:17 | ・ことばの尻尾踏み。
やめたいものだと以前も書いたがいまだそう完全平和に流せないつまんないことの一つが、体言どめをする語幹の前に助詞をつけるとき。「秘匿情報が開示」って、秘匿情報さんが何を開示したって? そうじゃなきゃ「秘匿情報開示」にしといてくださいませ的な。いや別にそんな見出しがあったわけではありませんし、東京新聞にしてから見出しでひっかかることは今のところなし。

「言葉が変遷する」「言葉を変更させる」「言葉を変化」「言葉が変幻」のどれがどうかは、「言葉」という言葉の性格上もあって一概に言えないことはもちろんだが、一般にサ変自動詞とサ変他動詞の混用が、「する」「させる」「される」を明示しない場合のみではなくなっている。もともと曖昧さがあるとしても。


たまたま、新型インフルエンザに関する言葉をたどっていたら「医療機関を受診」とか「医療機関に受診」という言い方だらけ。

「受診」というのは「診察を受ける」だ(と思う)。しかし「を」や「に」が主流らしい。「医療機関を診察を受ける」「医療機関に診察を受ける」?

「に」でも「を」でもなく「で」だろうという確信のもと「病院で受診」でグーグル検索をしたら、ヒット先トップのブログのコメント欄には、「で」なんてあり得ないという書き込み。そうか……。そうか……。で、何となく上のことを、直接関係ないけど思い出した。

言葉は変わるモノですよねはい。
めくじらを立てるその大半は勘違いと思い込みによる。
というだけでなく、1,000円からお預かりいたしますと言われたら、言葉よりその丁寧な態度と笑顔を褒めるが平和だ。
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いまだに“IQ”。

2009-06-20 06:59:28 | ・ことばの尻尾踏み。
裁判員制度を前に、ポピュリズムを煽るメディアへの危機感を森達也氏が改めて述べたという。

森達也氏といえばオウムでオウムといえば村上春樹である。ちゃうか知らん。1Q84の異常な売れ方が謎だという。

頭のいい者だけが理解できるという「文学」の枠の超越ということを言っている人もいる。このひとはあいきゅうはちじゅうよんと最初読んだか。いまだにそう読むのは私だけかもしくはネライか。


予断への追い込みに関するメディアの自律が、実は重複敬語のような慇懃さで意図をオブラートに包むことでなければよいがと祈る。
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朝ぼけら。

2009-06-07 07:53:45 | ・ことばの尻尾踏み。
見捨てられ不安。を嗅ぎつけ合いあきらめることの多い村では愛村の連帯を訴える彼ら自身が彼らたり得ず私として翔ばんとする孤陽を孤陰は弟とも気づけぬのだという。
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感じ得ない校正。

2009-05-09 06:38:03 | ・ことばの尻尾踏み。
昨日講談社に電話した(おひまなおばか)のは、違和感というものではないと思う。
(5月号p.56 某国について)「軍国主義的なやり方には、不安を感じ得ない」。

別件朝刊1面「すてきな」。報道記事・写真の見出しやキャプションと、キャッチコピーとは違う、というお約束はないかもしれぬが、感情的な形容(動)詞が前者の地の文に使われると違和感を抱く。

口語を生かす場合を除き、テニヲハほかの語法や 節と文の混用?などに違和感を覚えることが多くなっている。初期作文者だけでなく校正者も違和感を感じないのだなあと、その基本を押さえているわけでもなく 世の普通からずれる年寄り未満はたびたび思う。
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本も音楽も。

2009-05-08 08:05:36 | ・ことばの尻尾踏み。
しばらくしてイッパイアッテナってなにかというのがわかるころに、これ好きかもしれないと思いながらもう本を閉じかけていた。
めんどくさい本はめんどくさいから進まない。うれしい本はもったいなくて進まない。めんどくさくてうれしい本なら少しがんばるけどやっぱり進まない。

雨の空と音を傘ですこし隠して歩くというわけだ。
むかし傘もなく文字もなく定型の調べもなかったころを思う。



また晴れた日を思う。
その日紅い花を食む
影揺らしねこは食む

ねこの目を紅 く染め
ねこの夢に入り込む

瞳のひかりそらの闇
黒いそら瞬きの群舞

モノリスな紅い花は
揺蕩う ことなく指す
初夏 をしろく彩る影
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ひと。

2009-04-09 08:50:33 | ・ことばの尻尾踏み。
ひとにひととされぬひとが
やはりひとでもあるように
ひとでなしをひととみずば
みずからひとでなしと化し
ひとでなしをひとにみたて
られたらひとにひととされ
ることもなくはなかろうよ。
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かもしれない笹川尭氏。

2009-03-15 08:35:56 | ・ことばの尻尾踏み。
幸せに正しい人かもしれない。
「うつで休む国会議員は1人もいない」かもしれない。休む前に死んじゃったりするし。
「雇用はやっぱり必要だ。ブラブラ遊んでいたら必ず犯罪は伸びます」
知らなかった。遊んでいたら楽しいもんだと私は思い込んでいた。犯罪がびよ~~~~~ん。
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