こんにちは、落雷抑制システムズの松本です。
横須賀に停泊中の「ジョージワシントン」を見学してきました。前回、米空母に乗ったのは「ミッドウェイ」でしたから久々の空母でした。印象はとにかく大きい。10万4千トン、長さ333m。空母を動かす乗組員は3000余名、航空機85機を搭載し、これを運用する航空部隊に約2500名の合計6000名が生活し一日に18000食を作るそうです。。
艦が航行するための推進力、艦内で利用する電気、真水、飛行機を発艦させるための蒸気、すべてが原子炉に頼っています。大きいとは言っても船という閉空間ですから使用できる空間は限られています。この中でのエネルギー源としては、原子炉でなければここまでの大きさは実現できなかったことでしょう。日本の原発の原子炉はほとんど沸騰水型で汚れた蒸気でタービンを回して発電していますが、船で使用されているのは加圧水型で、一度熱交換をして蒸気を発生させていますからきれいな蒸気を利用できます。大荒れの海では海面から10m以上あるある飛行甲板にも波が叩きつけ、空母全体が上に持ち上げられ、落とされるようにモミクチャで地震どころではない中で原子炉に不具合など生じないのです。原発は地震に弱いなどというのは全く間違いです。地震はせいぜい1分間ですが、寒冷前線や台風で荒れた海では数日にも及ぶ連続した振動や加速度が加えられる環境で何ら障害を生じることなく立派に機能している原子炉なのです。福島で壊れたのは、作りが悪いから壊れただけの単純な話なのです。
空母というのはある意味、日本に似ています。狭い場所にコンパクトに詰まっていてエネルギーの消費量も大きい。こういう環境で最適なのがエネルギー密度の高い核エネルギーなのです。核なくして空母はあり得なく米国はこのような原子力空母を11隻も保有しているのですから驚き以外にはありません。空母よりももっと狭く、運動機能が高い(すなわち、地震どころではない加速度の中で)やはり原子炉を使っている潜水艦が80隻もあるのです。津波の海水を被ってしまって壊れたなどというのも笑いものなのです。潜水艦では深度数百メートルの海中で使用されているのです。海中で使用するのを前提としたのと、陸上であるから水には濡れないと油断したかだけの違いなのです。
地震がある、津波がある。。だから原子炉は危険というのは全くの見当違いです。音楽家や作家の先生が扇動する原発反対運動に参加する前に原発事故の本質を考えてもらいたいものです。地震や津波への対策の甘いものが被害に会っただけのことです。また、40年前の原発と現在の原発では安全対策が全く異なります。空母のエネルギー源として広い甲板に太陽光パネルを敷き詰めろなどという愚論は出てきません。そのようなものでは何の足しにもなりません。
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
SOHOステーション703
落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
電話 045-264-4110
公式サイト http://www.rakurai-yokusei.jp/
Eメール info@rakurai-yokusei.jp
横須賀に停泊中の「ジョージワシントン」を見学してきました。前回、米空母に乗ったのは「ミッドウェイ」でしたから久々の空母でした。印象はとにかく大きい。10万4千トン、長さ333m。空母を動かす乗組員は3000余名、航空機85機を搭載し、これを運用する航空部隊に約2500名の合計6000名が生活し一日に18000食を作るそうです。。
艦が航行するための推進力、艦内で利用する電気、真水、飛行機を発艦させるための蒸気、すべてが原子炉に頼っています。大きいとは言っても船という閉空間ですから使用できる空間は限られています。この中でのエネルギー源としては、原子炉でなければここまでの大きさは実現できなかったことでしょう。日本の原発の原子炉はほとんど沸騰水型で汚れた蒸気でタービンを回して発電していますが、船で使用されているのは加圧水型で、一度熱交換をして蒸気を発生させていますからきれいな蒸気を利用できます。大荒れの海では海面から10m以上あるある飛行甲板にも波が叩きつけ、空母全体が上に持ち上げられ、落とされるようにモミクチャで地震どころではない中で原子炉に不具合など生じないのです。原発は地震に弱いなどというのは全く間違いです。地震はせいぜい1分間ですが、寒冷前線や台風で荒れた海では数日にも及ぶ連続した振動や加速度が加えられる環境で何ら障害を生じることなく立派に機能している原子炉なのです。福島で壊れたのは、作りが悪いから壊れただけの単純な話なのです。
空母というのはある意味、日本に似ています。狭い場所にコンパクトに詰まっていてエネルギーの消費量も大きい。こういう環境で最適なのがエネルギー密度の高い核エネルギーなのです。核なくして空母はあり得なく米国はこのような原子力空母を11隻も保有しているのですから驚き以外にはありません。空母よりももっと狭く、運動機能が高い(すなわち、地震どころではない加速度の中で)やはり原子炉を使っている潜水艦が80隻もあるのです。津波の海水を被ってしまって壊れたなどというのも笑いものなのです。潜水艦では深度数百メートルの海中で使用されているのです。海中で使用するのを前提としたのと、陸上であるから水には濡れないと油断したかだけの違いなのです。
地震がある、津波がある。。だから原子炉は危険というのは全くの見当違いです。音楽家や作家の先生が扇動する原発反対運動に参加する前に原発事故の本質を考えてもらいたいものです。地震や津波への対策の甘いものが被害に会っただけのことです。また、40年前の原発と現在の原発では安全対策が全く異なります。空母のエネルギー源として広い甲板に太陽光パネルを敷き詰めろなどという愚論は出てきません。そのようなものでは何の足しにもなりません。
〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町24番地8
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落雷対策専門の株式会社落雷抑制システムズ
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