後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

生きて…子孫を残すということ

2008年12月12日 | Weblog
霜が降りると野菜は甘くなる
ほうれん草、白菜、菊菜、大根…
寒くなるのを待ちかねて
鍋の野菜を収穫する

なぜなのか?
あまり考えてこなかった

渋柿を吊るしている
寒風にさらすと甘くなる
なぜなのか?

化学的には苦手なので説明できない
生物学的には納得しつつある
つまりは糖分を増すことによって
氷結して細胞が破壊されることを防いでいる
これしかないと思う

渋柿は、もぎ取られてもまだ生きている
だから表面を乾かして
内部の糖度を増している
そして種子の凍結を防いでいる

地球全面凍結を経験している生き物としては
当然の防御策であるわけだ

もちろんもう一つの理由も考えられる
甘さをお誘いの罠にして
鳥やその他の動物に食べさせ
種子を運ばそうとの作戦

まんまと乗ってやろうではないか
もう少し甘くなったらね

近くの天神さんの乳垂れ銀杏も
すっかり冬支度である
これからが、冬の本番
各々方、ご用心召されい!!

そう言えば、毎晩読み進めている源氏物語
須磨の段で、菅原道真の名が出ていたなぁ
時代の前後がふやふや
眠い…

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