後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

玄関のバラ

2009年06月27日 | Weblog
大学の常識は世間の常識では測れない
事前に読んだ数々の書籍で出てくる言葉
実際に大学で働いてみると
すばらしい先生方に感動することが多い
しかし組織としての大学に首を傾げることも少なくない

「会議」は合意形成のためにあるとは限らない
会議して協議し決定し合意するのは
何のために行うのかという根本的な理念が
大学においてはお念仏になってる場合が多い

さらに言えば、会議の構成者が
会議するテーマの当事者であるにもかかわらず
当事者としての立場を意図的に放棄し
評論家、批判者、時には要求者として登場する
せめて傍観者で居るべきだろう

回りくどいのも一つの"常識"
決済を得るのに判子が2桁になる
どうも大学に居る人たちは
権威を無視されることが辛いらしい

不思議おじさんに忠告(非難?、批判?)が来た
それは有り難いことではあるが
もともとの言いだしっぺは不明のままだ
間に少なくとも3人が介在されている

問題だと感じるなら、なぜ本人に言わないのか
それは問題を解決することを優先させたいのではなく
人を問題視し、批判し、非難することに目的があるからではないのか

内容よりも、やり方に憮然たる思いを抱く

誤りを率直に認めることに吝かではない
むしろ、そのような生き方を自らに課してきたつもりだ
思い違い、間違いを起こさない人はいない
同じ組織の中にいれば、相互に正して
共通の目的を達成しようとするのが「世間の常識」だ

自己の権威を第一と考える人は
権威を尊重しない人間を排斥する力学に従順だ

単純で分かりやすいが
苛立たしくて情けない

しかし新人である不思議おじさんは
すでに無くなっている奥歯を噛んだつもりで
ここは我慢のしどころではある










遊行期

2009年06月25日 | Weblog
パソコンは何とか動くようになったが
何となく危なっかしい
ネットも一応は繋がるが
電源を切るとうまく繋がらない
最初から設定のやり直しだ
どうも根本的な問題を抱えているみたいだ

東京に行った
還暦を過ぎて
新たな分野の学習
とにかくこの業界について知らねばならない
追いつくには少し時間が必要

今月末に煎餅屋が店を終う
鈴木和夫さん
7月6日発売のDANCHUに
一食入魂の記事が載る
それを読んだ人が煎餅を求めても
もうその店はこの世には無い

いつものように突然に尋ねたが
残念ながら所用で御留守だった
奥様と雑談して、煎餅を求めた
26日には一番難しい堅焼きに挑むらしい
それの入ったセットを予約する

あれこれしていたら本人が帰ってきた
鈴木氏は茶人でもある
おいしいお茶を淹れていただいて
しばしの歓談
店仕舞いの挨拶文を渡された

聞けばインド哲学に傾倒していた時期があり
人生を「学生」「家住」「林住」「遊行」の4期に分け
還暦を迎えるようになって遊行するとのこと
すでに得度している臨済宗の修行僧となり
5年間は厳しいお勤めに明け暮れるらしい

その後には福島あたりに庵を結び
托鉢をしながら全国を歩くらしい

「遊ぶ」とはこういうことを言うのか

ギョロ目で鬼のような顔からは
とても想像できない優しい笑顔
1万枚近い写真から選りすぐった
私家版の写真集も出るらしい
その原版も見せていただいた

少なくなってガタの来ている歯には
手応えがありすぎではあるが
1枚ずつ備長炭の炎と格闘した
この世ではもう味わうことが叶わない
渾身の煎餅を食べることとする



カサブランカ

2009年06月21日 | Weblog
ついに一眼レフを購入した
ところがブログではそのままアップできない
圧縮をかけざるを得ないので画像がが楽しめない
そのうちまた対策を考えることにしよう

更新をサボっているうちに
花は咲き、散ってしまっている
とにかく今日は一眼レフ初見えなので
豪勢なこの花をアップしました