後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

やっと だなぁ

2015年10月28日 | Weblog

小庭に植えた九条ネギ
種を蒔いて育てた苗と
畑仲間から頂いた旧株を混植した
この10月 もう2週間以上雨が一滴も降らない
小庭には水道で散水できるが
畑へはカブで通って池から汲んで散水していた
やっと やっとだ 雨が降った
これで土が柔らかくなるので耕運機が使える
やっと玉ねぎを植える準備に取り掛かれる
「やっと」その1だ

しかし明日は同窓会
明後日はクーラーの取り付け工事
土曜日は定期的な内科の検診
日曜日は自治会の祭りの準備
鶴寿会というなの老人会の幹事を引き受けてしまったので
これがなかなかに忙しい
土を耕す時間が思うように取れない


11月3日は文化の日
居住している和泉市の文化協会では
第59回の「和泉市民文化祭」を弥生の風ホールで開く
そのオープニングセレモニー
今年は「民謡団体」が担当することになったらしい
9団体の会主が集まり、2つの合唱と2人が民謡を披露する
不思議おじさんは合唱の太鼓を担当することになった
ご存じ「花笠音頭」と「秋田節」
太鼓の練習をはじめて丸々1年
このような場で伴奏できるのは光栄というものだろう
毎週、個人レッスンと4団体での実地伴奏練習
時間換算すれば198時間以上は叩いている
自宅練習を加算すればその倍ぐらいだろう
この一年間、約17日ぶっ通しで練習したことになる
我ながら時間を費やしたものだ
「やっと」公の場に出ることになった

40歳になった息子が結婚した
まだ籍を入れただけで式や宴の場は設けていない
来年のことになる
「やっと」その3だ


民謡の伴奏(鳴り物)をしている
社会福祉協議会が募集した講座だが
彼らの施設で「音がうるさい」とクレームが来る
どうせ年寄りの暇つぶし
民謡なんて鼻歌のようなもの
そんな独断と偏見のせいだとは思いたくないが
民謡が発する音量は只者では無い
そんなことを知らずに募集しておいて
いざ始まったら「ヤカマシイ」は無いものだ

仕方なく、座布団、毛布などで太鼓を包み
鳴っているのかどうかわからん程度に叩いている
太鼓の師匠に愚痴を言った
師匠は古いボンゴを下さった
これを太鼓の代わりに叩いたらどうかとのこと
ただし6インチの方の皮が破れている

ボルトが深いところにあるので
コーナンでナットとレンチを購入

なんとか皮の部分を外すことができた
皮部分を水に漬けて3日間
「やっと」皮を金具から外すことができた
皮は水牛のものなのでトルテも匂いを嗅ぎに来た

外した結果はこのようになった


ネットで皮(ヘッドというらしい)を注文した
家に帰ってきていた息子(ミュージシャン)に聞けば
かなり古い、変わった形式のものらしい
新品で買っても2万円あれば十分らしいが
とりあえずは修理に挑戦中である

さて11月5日から韓国へ行く
本日、「やっと」お土産用のお茶を購入したが
韓国でお話させていただく内容のレジュメが必要と昨日聞いた
なんとか書かねばならない
定年ボケの不思議おじさんには重圧だなぁ

秋が深まる

2015年10月21日 | Weblog

毎年恒例の貴船菊(秀明菊)
先日 お店で見たら一株500円以上 
そしたら不思議おじさんの庭は1万円以上の勝があるのかなぁ


ゴミ埋立地の上に造られたリサイクル公園
コスモスが7分咲き
なんと駐車場が朝から満杯だった
元気な年寄りが洪水のように街に溢れている


ホトトギスも秋色が深まったことを知らせてくれる


畑の近所では稲刈りが終わった
コンバインがあっという間に収穫してしまう
お願いして、細かく裁断された藁をビニールに詰める
雨に当たらぬよう家に持ち帰って保存する

かって稲刈りといえば一家総出の大事業だった
親は暗くなっても田んぼから帰ってこない
ガチャコンポンプでバケツに水を汲み
風呂に水を満たして藁を焚いて風呂を湧かす
もみ殻ストーブで家族の夕食(例えばカレー)を作る
小学生の頃の不思議おじさんの秋の日常だった

写真は無いが、畑の隣人 瀬戸口さん
もみ殻を半分燃やしてたい肥作りに2日間を費やした
もみ殻は分解しにくく堆肥としても利用しずらい
そこで半焼却して堆肥成分を高めながら分解しやすくする
成果を付近の畑仲間が享受した

畑は雨が降らないのでカラカラだ

先日も紹介した鶴田池からバケツで水をくみ出す
一回で25リットル 2回分でなんとか散水を終える
どんな用事があっても夕方にはバイクで畑へ
どうしても行けなかった場合は早朝に作業
お蔭で昼間からお酒を飲んで管を巻くことはできなくなった

ほうれん草(次郎丸)も順調に育っている


10月18日は住吉区民ホールで某団体の民謡発表会
10時に会場着、出たのは18時近くだった
民謡太鼓の参考にならないほど単純な叩き方だった
それでも参考になる唄はたくさんあった
とりわけ地蔵盆踊りは堀江盆唄の元唄だそうで
大阪らしい面白み、おかしみのある唄で
思わず頬が緩んだ

浅野早苗さん(民謡歌手)の相撲甚句も面白いものだった


畑を整理していたら
時期外れのイチゴが実っていた
 

雨を待つ

2015年10月13日 | Weblog
ブログ更新をサボっている間に瞬く間に時は過ぎた
畑や庭の花の写真は時々撮っていたが
時の移ろいが早くて数十枚を没にすることになった慈雨という言葉がある


言葉として知っていても
「慈」という漢字にに込められた思いを
肌で感じて実感することのは百姓だけだろう
雨水を貯める桶も干からびてしまった
(ところで不思議おじさんの物置に被せた緑色のコンテナ
 Chimayのものだが イキでっしゃろ!!!
 これに座って草取りをしている次第であります)

さて大根の種を撒いたら3日間雨が降った
人参とほうれん草(次郎丸)の種を撒いたら
翌日に予期しない雨が降った
イチゴの孫株を取って植え替えたら
そこから干天が続いた
間引き前の大根だが、雨が降らないので間引きできない
カチンコチンに固まった土から無理に抜こうとすると
根のところであっさりとポキッっと折れてしまう
10日早朝にやっと小雨が降り急いで間引きした

近所の知人3氏宅にもバイクでお届けした
菜っ葉が少ない時期なので新鮮な葉物野菜は有難い


ほうれん草も毎日の水遣りで育ってきた

自宅の水道水を20㍑容器に入れバイクで運ぶ
最低でも2回分は必要だ
しかし最近は池からバケツで汲んで運んでいる
行基が狭山池に続いて作った鶴田池のすぐ上の池だ
この池から行基が生まれた寺までほんの3キロほど
1300年前の恩恵を受けているわけだ

大根の畝の草を抜く
牛糞・油粕の追肥を遣り
畝間の土を取って被せる
そして池から水を汲んで灌水
朝の10時から17時半まで
途中に昼食と軽い昼寝を挟んで
丸々一日の仕事


小宅の鉢植えの綿も完全に熟れた
一つの実に4房の綿
それぞれに3から4粒の種が入っている
これを搾れば綿実油ができる
綿は手で触れると実に柔らかい

秋色が輝き始めている