後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

目くるめく世界!

2008年03月31日 | Weblog
「めくるめく」の漢字は?

目眩くと書きます。
眩く[くるめく]とは目がくらくらすること
辞書によれば「感動して理性を失うこと」だそうですから
これは不用意に使うべき言葉ではなさそうです

感動することが少なくなる年代
それと引き換えに、他愛も無いことで
すぐに出てくる涙

そんな不思議おじさんも
感動できる「道具」を持っている
発見、新たな世界を知ること
自分の常識が破られる新鮮さ

お分かりのとおり
写真は「宝石用ルーペ」である
不思議おじさんの手持ちは10倍
約6000円で購入できる
もう20年ほど使い込んでいる

このルーペで
田んぼのあぜ道や
庭の片隅に咲いている
見知った草花を覗いてほしい
特に小さな花をつけていると
感動も一入である

普通に見てては判らない秘密の世界が
色も鮮やかに目の前に現出する
彼らの生命の秘密を知った気になる

こんな楽しみを得られるのなら
6000円余りの出費も高くは無い

ところで使い方だが
まずルーペを目に直接当てる
ここが肝心なところ

そして観ようとする花などの対象物を
焦点が合うように手に持って近づける
目から離して使用すると
10倍の倍率が生かせない

ぜひとも お試しあれ



のれそれ

2008年03月30日 | Weblog
農業大学校の桜は
残念なことに5分咲き
しかも原色の提灯が張り巡らされて
徳島県の皆さんの情緒はどうなっているのか?!

冷たい雨が一日降り続いた
隣の鴨島町の温泉へ
450円と安い
阿波特有の美人温泉ではない
ナトリウムとマグネシウム含有
地元のおじさんとおばさんが
昼から押し寄せている

ハーブの苗を買う
ついでにベランダ用にテッセンやラベンダーなど
石井養豚センターの発酵豚糞をたっぷり
朝の水やりの仕事が増えた

そして夕方の食事
写真のものは地元の旬の魚
マアナゴの稚魚である
名前はのれそれ
語源は、乗ったり逸れたり
ぬるぬるツルツルしていて
網に入ったり出て行ったりするらしい

何となく
のれそれの一日であった

春の落葉

2008年03月29日 | Weblog
まだわずかに寒さの残る早朝
いつものように天神さんに老人たちが集まり
ゲートボールに興じている
その周りでは必ず掃除した落ち葉を焚き火で燃やしている
煙は近所の家々を包んでいる

不思議おじさんの大阪の自宅では
たとえ枯れ木といえども燃やすことはできない
法的には何の問題もないのだが
ダイオキシン問題を契機として
焚き火全般が「悪」と見なされたからだ

冬の間は焚き火の煙も細々としたものだったが
春になって俄然、勢いのあるものになって
立ち上る煙の量も中途半端なものではない
理由は、春の落ち葉だ

春は新旧交代の季節だ
楠、椎、樫などの照葉樹だけでなく
松などの常緑針葉樹も
春の風に吹かれて葉を落とす

秋の落ち葉に比べて肉厚な葉が多く
風に舞うとカサカサと大きな音を立てる
生命のバトンタッチを終えた葉からは
役割を終えた安堵感が感じられる

その落ち葉を微生物が待ち受けている
その分解物は、また新たな生命を育む

不思議おじさんは20年ほど前に
山野草にほぼ10年間ほど凝った時期があった
しかし庭に根付くことなく、次々に枯らした
シャガのように、乾燥や熱さに強いものだけが残った

仕方がないので、ありふれた草花も植えている
写真はツルニチニチソウ
繁殖力旺盛なのでどんどん増える
雑草防止にも役立つので便利である

生命の本質は
生命を次に繋いでいくこと
微生物も植物も動物も
そのために様々な工夫を試みてきた

膨らむ新芽や
咲き誇る花だけが春を告げているのではない
春の落葉もまた
生命をつなぐ春の儀式の一つだ

明治の柩

2008年03月28日 | Weblog
札幌駅からJRで約20分で白石駅に着く
そこから徒歩で約10分
大きな道の歩道を歩いて行くと
写真の看板が出てくる
看板下の奥に見える茶色のビルが
酪農学園大学の本部ビルだ

集会にはまだ随分時間があり
渡された資料の中に入っていた
「酪農学園の歴史と使命」を読む
創立者の黒澤酉蔵氏の伝記である

彼が生きていて雪印乳業のその後を知ったら
その失意、落胆ぶりは想像を絶するものだろう

ところで黒澤酉蔵氏は若いころに
足尾鉱毒事件を弾劾し続けた田中正造に私淑し
生き方について多くのものを学んだようである

不思議おじさんは、北海道にまで来て
田中正造に出会うとは思わなかった
不思議おじさんも、ちょうど20歳くらいに
田中正造に出会ったからだ

googleで、「明治の柩」を検索したら
トップに不思議おじさんに関係する記事がある
宮本研の戯曲を梅田の関電ホールで上演した記事
そのときは、マチネーで2回公演
後に不思議おじさんの大学などの学長になる森●先生など
大勢が観に来てくれたことを覚えている
全共闘以前の、まだ平和なときであった

時は移っても
田中正造が批判した国家像は
グローバリゼーションにまで増幅して
荒々しくも世界を闊歩し続けている


スズメ

2008年03月27日 | Weblog
スズメは何故スズメという名の鳥になったのか
「スズ」を何とか意味づけようとしても無駄な行為
元は「スズ」ではなく、「スス」であったから
後ろの「ズ」は、同じ言葉が連なるときに後ろを濁す日本語の特徴
では、「スス」とは何か?

これは日本語の発音の変化を知らないと解せない
専門家は下記のように図示してくれている

         破擦音      摩擦音
硬口蓋歯茎音:[ti](チ)-----→[i](シ)
          ↓         ↓
歯茎音    :[tsi](ツィ)----→[si](スィ)
 *右矢印(→)が摩擦音化。下矢印(↓)が歯茎音化。

つまり「スズメ」という名前は
鳴き声の「ちゅんちゅん」が変化したもの
もちろん「メ」は鳥特有の接尾語であることは以前に触れた

ところでスズメは当社にとって害鳥である
至る所に留って糞を撒き散らす
プラットホームならダンボールの下や
台車の車輪などに付着しかねない
糞が乾燥して微生物を空気中に浮遊させ
下手をすると工場内の空気を汚染する

専門会社に大枚のお金を払って
工場内の衛生管理を行っている
これらの会社にもハトやスズメ対策の器具がある
高価であるが効果がない

不思議おじさんの頭には
受信料不払いのNHK番組で観た対策があった
いとも簡単な対策のカギは「糸」であった

もしベランダなどにハトが来て困っている人があれば
手摺の上、5センチメートルくらいの高さに
釣り糸を一本、横に張ればよいだけである

理屈は簡単
彼・彼女らは
飛び立つときに羽が引っかかるのを
極端に嫌うからである

スズメの場合はかなり難しい
じっくり観察していると
彼・彼女らが留る場所は
想像以上に小さいスペースであるから

例えば窓枠の上
幅は1センチ余りだが
平気で羽を休めている
会社の外側を眺め渡すと
スズメの留り場所だらけである
会社名を建物に貼り付けてあるが
そこはスズメの遊園地と化している

しかしだ!
徐々にだが勝利しつつある
L字型の金具を両端に取り付け
糸を一本、渡せばよいだけである

手の届かない高い場所の突起(換気扇フードなど)は
これはもうスズメの天国である
工場の新築時点から害鳥対策が必要であるが
いまさら言っても仕方のないこと

愚痴を言わずに前にススむしかない








海馬

2008年03月25日 | Weblog
人間の記憶には2種類あるらしい

ひとつは丸覚えする記憶
電話番号や地名、人名など

もう一つは理解を伴う記憶
映画のストーリーや小説など

前者は小学校3年生を境に衰えるらしい
後者も使わなければどんどん衰えるらしい

人間の脳は 覚えることを一旦貯めておくフォルダがある
それが「海馬」と呼ばれる部分
その蓄積期間は1カ月とのことだ

ある電話番号を覚えるとする
でもすぐに忘れてしまう
しかし1カ月以内にもう一度覚えようとすると
海馬にある記憶が呼び戻されて
側頭葉にその記憶が移動するらしい

ブログを書くというのも
脳を刺激するうえでは悪いことではないとのこと

それにしても加齢することと引き換えに
感動することが少なくなる
これは経験の蓄積が邪魔をするらしい

経験しないことをすること
新しいことにチャレンジすること
これが脳の活性化につながるらしい

さて今年はじめてスイトピーの栽培にチャレンジした
もちろん苗を買うなどという素人みたいなことはしない
秋に種から蒔いて苗を育てた
雑草と間違えたパートさんが引き抜くというトラブルがあったが
プランターに移植して大阪の自宅に植えた

毎日のように大阪と徳島を移動しているが
今朝、スイートピーが一輪の灯りをつけた

蔓は意外に逞しいが
花は可憐そのもの

春は 桜だけというわけでもない




改めて雨森芳州を思い起こす

2008年03月23日 | Weblog
知らないことを知らないといえること
分からないことを分からないということ
自分に素直になることは相手への礼儀である

見ず知らずの他の人と交わる時に必要なのは
雨森芳州が教えてくれているではないか
それは素直に自分を見せることしかない
「誠」「誠実」という言葉の中身だ

一人の赤裸々な人間になることからしか
何も無い関係から、いきなり交流なんて始らないことを
僕たちは学んできましたね
それは組織の大小とかかわりのない
真実だったと思いますよ
そして●さん あなたが加わることで
それは実現できたのです

●さん 
●さんの役割はそれで十分です
これ以上やる必要がありますか?
誰のために?
何のために?

本当にそう思ったから
僕たちは 行動したんですよね
義理や建前や組織のためにやったわけじゃありませんでしたよね

札幌の18階の眺望です

評価

2008年03月17日 | Weblog
異物混入があって徳島県の工業技術センターへ
食品技術課でも材料分析課でも顔パスになった
片道約40分、経費節約で軽自動車になった社用車で行く
車内は禁煙なので、途中はラジオを聞いて過ごす

ベートーベンに「ウェリントンの勝利」という交響曲がある
軍隊交響曲とも言われていて、彼の駄作との折り紙つき
ところがその曲を再評価する人の番組であった
当時、この曲は市民の圧倒的支持を得ていたという

ベートーベンは、サロンでの一部の人たちの音楽から
大勢が利く音楽への転換を結果的に促進した人
ナポレオン軍を破ったイギリス軍への賛辞を
華々しい管弦曲で描写的に表現したこの曲は
大勢の市民に歓呼の声で迎えられただろう
もっとも、この作曲の依頼を受けた背景には
多額の作曲料が用意されていたとのことだが…

人後に劣らぬ程度にクラシック音楽を聴き続けてきたが
軍隊交響曲を聞いたのは初めてだった
そもそもレコードやCDでお目にかかったことすらない
自分で確かめる前に、誰かの評価によって
販売すらほとんどできない状況になっているらしい

さてさて
○△□という絞りたて純米酒を確かめる
○は光・太陽
△は水・山
□は大地・田圃を意味しているとのこと
喉に浸みいる
自分で確かめることの幸福感

自然の恵みを心行くまで味わう


ひばり

2008年03月14日 | Weblog
ひばりがもう一月前から囀っている
(写真は借り物! 不思議おじさんにはとても撮れない)

うらうらに 照れる春日(はるひ)に ひばり上がり 心悲(こころがな)しも ひとりし思へば (大伴家持 万葉集 巻十九 四二九二)
*ひばりは心悲しさを催す鳥だったらしい

ひばり上がる 春へとさやに なりぬれば 都も見えず 霞(かすみ)たなびく
(大伴家持 万葉集 巻二十 四四三四)
*ひよっとしたら黄沙のせいだったかも。

「ひるめしを食べに下(おり)たるひばりかな」小林一茶
*現実の生活・金銭へのすさまじい執念をもった
 一茶の人間像を藤沢周平の小説で知ると
 一茶の句もまた違った様相に見えてくる。
 旅の途中で空腹に苦しんだ一茶は
 虫を食べに降りたひばりに羨ましさを覚えたのかもしれない。
 のんびりした単なる鳥の観察の句ではないだろう。

雲雀と書いて「ひばり」と読む
ところが語源的には「日晴」であるという.
晴れた日に天高くなくからとのこと
確かに雨の日には鳴かないが これはひばりに限らない
それに「雲雀」の字を充てた経緯も判らない

しかしまた「日晴」も鳴き声に由来しているという
ピパリ・ピパピパ・ピパリ・ピパリを聞きなしたとのこと
ハービバノンノン まるでドリフみたいな話

実は昨夏に怪しげな鳥の鳴き声に戸惑った
そしてたぶん間違いのない推論の答えがひばりだった
ビィーン ビィーン と
よく響く天井の下で手を鳴らしたときのような不思議な鳴き声だった

ひばりは上がるときと、滞空時と、下に下りるときで
鳴き声を次々に変えるらしい
30種類以上の鳴き声を持つ個体もいるらしい
親や仲間や他の鳥の鳴き声を学習するらしい

そういえば、鳥の名には接尾語がある
すずめ、かもめ、つばめなどの「メ」と
ほととぎす、からす、かけす、うぐいすなどの「ス」である

スズメを捕まえて焼いて食べたことがあるが
まるで骨だけで肉らしきものはなかった
どこに翅を動かすエネルギーがあるのだろう
バイオミミククリでも話題にならないのだろうか
http://www.japanfs.org/ja/biomimicry/index.html










資源

2008年03月12日 | Weblog
たいていの「工場」と名のつくところでは
湯を使っている
ボイラーで沸かすのだが
燃料はA重油とか灯油である
不思議おじさんの会社では灯油だが
配達料込みで99円/㍑まで高騰している

日本の資源は究極のところ
人間と海と森林〈従って水〉だと思う。
木材のペレット化が進んでいる
これを一挙に推し進めるには
工場で使うボイラーへの使用を推進することも一つの方法

機械の再設置などで費用が必要だが
税金を投入すべきである
CO2削減にはかなり有効な手段である

政治家を一言で規定すれば
税金の使い道を考えて決定する人たちのこと
優先順位を決めて実行する
何を優先的に考えるかは難しいことだが
100年後の子孫に温熱地獄を遺すことはできない
そこでは人間だけではなく
あらゆる生命の維持が極めて困難になる

徳島市に田宮街道という幹線がある
10年ほどの工事期間を経て改善がなされた
写真を見てお判りだろうか
電線類を地下に埋めたのである
すっきりした都市の風景
しかし膨大な税金をつぎ込んで出来上がった区間は
わずか4キロにも満たない

その税金を例えば木材ペレットボイラー交換補助に使うとする
私企業への支援になるとの批判もあろう
しかしかここは考えどころではないか

木材ペレット生産で
枯渇しない安定的で持続的エネルギーを確保できる
間伐を進めることで森林は勢いを増し
過疎の村に職を作り出す
そして森林王国 青い四国は蘇る

時間をそれほど必要としない
即効的な地球温暖化対策である

不思議おじさんの会社は赤字なので
木材ペレットボイラーに切り替える余裕がない

宝の持ち腐れとはこのことかとも思う
森林7割の日本が
持続可能なエネルギー大国となる日まで
灯油をチビチビと使い続けるしかないのだろうか




分かることと、そう思うことと

2008年03月10日 | Weblog
枝廣淳子さんの講演会
見事な話運びはツボを心得た構成
さすがは心理学を収めた人の技
●川さん、一年前のアポに協力していただきましたが
やっと実現しましたよ 有難うございました。
徳島でのトライアスロン ぜひご参加ください

不思議おじさんもミーハーして
枝廣さんの新著「負けないで!」を娘用にを購入して
サインをしていただきました

環境メールを彼女から受け取っていれば
彼女のお話の大部分の理解は深まったはず
皆様もメールリストにご登録されてはいかがでしょう
http://www.es-inc.jp/lib/mailnews/index.html
〈申込理由は「生協エスコープ大阪で知った」で良いと思います〉
広範な知識と、自分が持つ物差しの確かさを見直せますよ
自分は正しいと誰もが思いがちですが
その判断の物差しは意外と独りよがりになりがちです

さて、彼女の話が「分かった」「理解した」では
実は何も始まりません。

講演会の前夜のことでした。
生産者の会の総会の懇親会
副会長の●名さんからの一言
「食の自給、国産・地域生産物の重視を謳っているなら
 乾杯について、ほとんどが輸入原材料のビールではなく
 国産のお米で作った日本酒で乾杯しようではないか」

実はこのお言葉は3年前にも言われて
その後のいろんな集会で実施していた
ところが今年は用意されていたのはビールだけ
もちろん不思議おじさんなら日本酒を用意するが
それは単に「自分が飲みたいからだけ」が理由である

因みに、日本酒で乾杯をすると
その集会の酒代は安くなる
空き腹に酔いが速く回るためだろう
幹事さんの隠れ技にできるはず






アレロパシーその後の1

2008年03月06日 | Weblog
そもそもが地球46億年の歴史は
言うまでもなく"共生"の歴史である
大半の生物の細胞にミトコンドリアが存在するが
まさにその証である
人間の腸内には重さにして1~2kgの微生物が存在するが
人間はそれらの細菌類なしには生きていけない

なのに、アレロパシーという
唯我独尊、ローマ帝国主義、中華思想
新保守主義的な生き物がこの世にある
そば、セイタカアワダチソウ、よもぎ…
そして話題のホテイアオイ

ついに町は清掃に乗り出した
写真ではよくわからないかもしれないが
シャベルの先にさらに巨大な熊手を付けて
岸に寄せている。

しかし次にまたご紹介するが
川を埋め尽くしたホテイアオイは
少しだけ水面を見せつつあるが
このまま春を迎えようとしている

ひょっとしたら ホテイアオイも
自から感じているのかもしれない
自分がいつまでも天下を取り続けられないことを
だからこそバカみたいな繁殖力を
一気に開花させているのかもしれない

自らの運命を自分で見定めることは
年老いればだれでも通る仕方のない道

「青春」とは、可能性の多さの代名詞

それにしても 可能性といったところで
たかが知れてはいるのだが…

藤沢周平の短編を
2度3度と読み返している



恨み骨髄

2008年03月05日 | Weblog
あるA生協の組合員たちが心血を注いで
その生協を代表する食べ物ほ作ったとする
そのことを知ったエリアがまったく異なるB生協から
ぜひ分けてほしいと懇願されて出荷することにした

その後、B生協がA生協のエリアに進出してきた
組合員を勧誘するのに、もともとのA生協の組合員を
ターゲットにすることが最も易しい道だった
それで、B生協はA生協の魂ともいえる食べ物を
「A生協よりも安い」と大宣伝をかけた

信じられないような話
生協でなくても、商道徳的にも許されない話

そんなB生協が主催する会に
賛同を求める集会案内があった
集会の趣旨そのものに
不思議おじさんの会社は大賛成である
大阪で、その趣旨の集会がある時には
不思議おじさんはB生協にも声をかけて一緒にやってきた

ところが、徳島ではB生協が主催者である
不思議おじさんはこだわりはあっても賛同に反対ではない
彼ら・彼女らに対する評価は何も変わらない
彼ら・彼女らが自己批判をしなければ
決して赦すことはしない

しかしそのような事情を超えて
大きく団結して事に当たらないといけないこともある
不思議おじさんはそう思うのだが
恨みが骨髄に達している場合
骨髄移植でもしなければ、恨みは解消しない

こんなことを書いていると
不思議おじさんも
ふつふつと 怒りがこみ上げてくる
ましてや 善人面して今でも表の道を歩いている
そんな奴は 地獄に堕ちればよい などど思ってしまう

天網恢恢疎にして漏らさず
この言葉をおじさんは信じている
彼ら・彼女らは 自ら掘った穴に
自ら落ち込むことだろう

それが論理の必然というものだ

15分でA4・29ページ

2008年03月04日 | Weblog
3月8日に、枝廣淳子さんが
大阪で講演をしてくださる。
一年前にもお願いしたが日程が合わなかった。
不思議おじさんが退任する前にアポが取れて
やっと今年に実現する。
聴衆が少ないと聞いて、ちょっと落胆している。
伝えることの難しさ

そのあくる日はフォーラム
不思議おじさんは15分だけ時間をもらって報告
そのための資料作りをしたが
短く短くと思っても A4で29ページになった

誰かに何かを知ってもらいたいとき
全力を挙げるのは当然のこと
知っていることを全部伝えたい
知ってもらうために、さまざまな工夫や
判りやすさに心を注ぐ

敷居を下げてはいけない
そんな不遜なことをすれば
伝わるものも伝わらない
今自分が持っているレベルで
しっかりと伝えるしかない
その結果がA4で29ページである。

目のうろこを落とすには
その人自身の心の持ち方と
そのお手伝いをする人の熱意が必要
枝廣さんはまさにうろこ落としの達人
たくさんの人が、一枚うろこを落として欲しい

ところでお坊さんが木魚を叩く
なぜ木魚なのか!?
ほとんどの魚には瞼がない
つまり、目を開いたままなのだ
お坊さんの修行の大敵は眠気
それを追い払うために
瞼のない魚を叩いているのだ
お経を聞いている人にも配ってほしいものだ

不思議おじさんなどは
お酒=アルコールを敵とする
雑菌類を木で造って
それでも叩くしかないのかもしれない

今年の新米吟醸が
魂の奥に染み透って行く