後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

鬱々と また粛々と

2014年01月29日 | Weblog

1.6キログラムで我が家にやってきたトルテは
2カ月余りで5キログラムを超えた
3倍強だ
もはやソルトアンドペッパーでは無く
ホワイトになってしまった
孫に ソルトアンドシュガーと言ってしまったが
まさにその通りになったわけだ

まだ仕事をしている
いろいろと学内の情勢が変わる
藤沢周平の海坂藩さながらの権力争いである

宮仕えは 思うことが山ほどあっても
モノも言わずお仕事をする
モノを申しても 唇 寒しである

今日は入試関連の仕事
「なんで不思議おじさんがそんな仕事を」と
同情のお言葉もいただくが
もともとそんな仕事を積み重ねてきたわが身
特に思うこともない

某駅の改札口の前で
朝の早くから案内板を胸に掲げ
受験生を専用バスに誘導する
靴下も2枚、普段は履かない手袋もした

専用バス2便が出た後も
1時間10分ほどずっと一人で立っている
一人、顔見知りが改札口を通り抜けた
我が職場のアルバイトさんだ

「こんなとこで 何したはるんですか?」
突然言葉を掛けられた
何と、某市の市長さんだった
5、6人の幹部職員を連れて
駅の通路を通られた様子だった

自分の住む町の市長さんとは話をしたことが無いが
仕事場の市長さんとは年に1回はお話をする機会がある。
入学式、卒業式でも目礼を交わす。
覚えていただいていたことにびっくりだ

さてさて
取りあえずは、粛々と仕事をするしかない

朝が早かったので早く帰った
西の空は、桃色に染まっていた

春は もうすぐそこに来ている
はずだ