後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

一応のご報告と後悔を生かしていただくために

2012年07月23日 | Weblog

朝日新聞とベネッセが語彙・読解力テスト始めた
朝日新聞は大嫌いというご仁は少なくない
不思議おじさんも子どもの頃は家庭では毎日新聞をとっていた
おそらくは、母親が京都でご奉公していた家が
毎日新聞社の長谷川さんと言うお宅だったからだろう
小学生のころに訪れた記憶がある

朝日新聞を読むようになったのは
浪人時代に京都・百万遍で朝日新聞を配達したからだろう
配達先には後に防衛大学学長になられた猪木正道さん
お隣にはフランス文学者の矢内原さんが住まわれていた

さて語彙・読解力テストである
数ある日本語力テストでもこれというものは無い
あえて言えば漢字検定が唯一の存在だが
その運営で味噌を付けてしまった
日本語力テストの数、種類は数えきれない

そこで朝日新聞とベネッセが乗り出した
朝日新聞の大記者がぞろぞろいる大学だ
まぁちょっとはやる気を出さばなるまい、と
老いに鞭打ってみた

市販されている本を読んで準備したが…

時計を持たない生活を40年続けて来たが
これはミドリで980円のデジタル時計を買って何とかした
吹田市の関西大学まで出かけたのであるが
試験というものは40年以上受けたことが無い!

試験官からいろいろ細かい説明を受け
開始まで緊張の時間を過ごし、「始め!」と言われたら
勢い込んで第1ページを開いて試験に取り組んだものだ
試験時間は80分
今まで、試験時間内に解答できなかった経験は無い
この経験が災いした 
甘く見ていたわけである

よく考えれば、最初に問題の全体量を把握すべきだった
ちょうど半分の40分を過ぎたあたりで気づいた
このままでは最後までたどり着けない!
そこからは物凄いスピードで問題に取り組んだ

最後の部分は読解力テストであった
時間があればほぼ100点をとれる自信があったが
なにせ問題の社説、天声人語、書評を読まねば
解答することは不可能
ところがもう全文を読みとおす時間がない
当てづっぽうでマークシートに記しする学生の気持ちが少しわかる

ということで、かなり心配しながら結果を待っていたら
何とか準一級に合格できた
現時点では準一級以上の級はない
ホッとしたことはご想像にお任せする
因みに860点以上は無いとのこと


この日曜は3時間半の徘徊
15kmは歩いただろうか
汗で内股が擦れて河岸段丘のように盛り上がった
シャワーを浴びたら飛び上がるような痛み
トホホホホホ
それでも他人の庭ウオッッチングで収穫はあった
時期は早いが女郎花(オミナエシ)

さらには路上駐車車両に
カマキリが遊んでいた


真夏の徘徊は
内股に薬を塗り込んでおくことをお勧めする

動物3題

2012年07月06日 | Weblog
土曜日もしっかりお仕事
朝日新聞外報部記者を招いての講演会のお世話係
6月13日付朝刊の1面、2面ぶち抜きの
大特ダネ記事を書いたMさん
ただしお招きすることはずっと以前から決めていたこと
今年の新聞記者の何らかの賞を取られるだろう
押しつけがましい理屈は何も無く
ただ取材の積み重ねの詳細な事実
そこから見えてくるものに迫力がある

日曜は朝からいつもの徘徊
どこに行くかはその日の気分次第
この日は先日の野菜のお礼をする必要があったので
あらかじめ仕入れておいた中井さんの無農薬茶と
約束していたハナオクラの種子を袋に入れて出かけた
早朝なのでもちろん平林さんはおられない

黄金塚古墳は和泉市の整備によって公園になるらしい
今は土地の確保の段階らしい
耕作していない田畑が見られる
怪しげで秘密めいた小道も公園になればお終いだ
笹のブッシュに音がするので凝視すると
向こうから振り返りざまの鼬(イタチ)と目が合った
綺麗な茶色の毛をまとっていた

そこから福泉方面に大きく迂回
徘徊の恒例の道になった池の傍を通ると
予想していた通りハスが満開
生コン会社の傍だが幹線道路から外れているので
ほとんど見る人もいない



池の淵におじさんが一人 
ペットで作ったモンドリに蛹(サナギ)を入れて
目高を捕っているという
川のメダカは捕っても流れが無いので死ぬらしい
池のメダカでないと飼えないとのこと

実は日曜日の朝に我が家に目高が突然現れた
ハスを購入して水連鉢に入れておいた
水連も購入して味噌鉢に入れておいた
ボウフラがわいたと小妻が言うので
蚊取りの噴射農薬や食用油で退治することになった
ところが目高が見つかった
このところの豪雨で天から降ってきたのか???

どうやら水連かハスの苗に着いてきたらしい
可愛いものである

そしてもう一つの動物と言えば
ハス池の水口に
草カメが泳いでいた
そこに赤ちゃんの掌ほどの子ガメ

いのちの営みは絶え間無い



歩けば果報

2012年07月01日 | Weblog

日本民謡は下火傾向に歯止めがかからない
いくつもあったコンクールは無くなり
いまや発表会を催すのがせいぜいである
「津軽道中馬方節」
今日の発表曲である
後ろの尺八演奏者
この方は日本でも超有名な方
米谷大輔さん 音が違う!!!!

本当は一日付き合わねばならないのだが
途中で失礼して孫の元へ
頂いたサクランボとWiiのソフトを届けに
まさに好々爺を演じてきた

ひと眠りして帰宅
ビールを飲んで寝ようとしたが
あまりに自堕落
散歩に出た


玄関では桔梗が咲き誇っている
本来なら信太の原野にもあるのだが
ここ数年 自衛隊が勝手に塀を巡らして
一歩も入ることができない
コンチクショウ!!!!

徘徊すること30分
黄金塚古墳の近くの畑でおじさんと出会う
もちろん初対面だが話が弾んだ
千原町に住んでいる平林さん
天草出身の建築家だそうだ
息子も娘もまだ同居
こんな個人情報を流しても
なんとなく後ろめたくなるのは現代病
お互い どこの誰べえくらいは
別に大っぴらにして何処が悪いのだ!!

借りている畑だそうだが
むっちゃくちゃ胡瓜臭いキュウリ
甘いトマト
大きな苦瓜
小さいが20個ほどの玉ねぎ
持ち切れないほど頂いた

歩くと
新しい世界が待っている
歩くと
果報が待っている

そういえば今夜は愚息が渋谷でライブ
http://qasb.net/
元気で頑張っていてくれれば
それで幸いとすべきか?! な?