後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

赤チン 保守

2015年02月17日 | Weblog

「赤チン」が東の横綱なら
西の横綱は「ヨーチン」であろう
不思議おじさんは「赤チン」派である

手持ちの赤チンは1987年製造
近辺の古そうな薬局を時折訪ねて10年
「そんなもんもうありまへんで」に追いかけて
「特に薬効効果もおまへんで」といわれてスコズコ
「あれは販売中止になった」とも言われた

手持ちの赤チンがいよいよ残りが少なくなってきた
ヤバイ!!!!

家庭ではちょっとした切り傷には今は何を使っているのだろうか
多くの家庭ではゲンタシンを用いているだろう
不思議おじさんの家にも常備しているがこれには不満足である
やっぱり「赤チン」てないと治りにくい と実感している
困ったものだ

赤チンはなにせ傷口に刺激が無い(ヨーチンは激しく痛い)
傷口を乾かす力が並大抵ではない 水銀の力だ
水俣病の関係で国内では生産されなくなった

今から35年以上前のことだ
不思議おじさんはイタリアのサンスピリト病院に入院していた
直訳すれば「聖心病院」
ガリレオ・ガリレイが医学的観点から人体を解剖した場所である
毎日、バチカン宮殿の鐘の音を聞きながら11日間過ごした
そこに至る経緯はまた別の機会にして
男子病棟の隣のベッドに中年の患者がいた
毎年恒例のカラカラ浴場でのオペラに参加するため
イタリアの南部(長靴の足先)から来たとのこと
ところが肝臓に問題があることがわかり急遽手術
その術後 彼の身体は「赤チン」で消毒されていた

ハンバーグを作るため
玉ねぎを微塵切りにしようとしていた
半切した玉ねぎに縦に包丁を細かく入れ
さらに横から3段ほど切れ目を入れていたとき
あろうことか(これが最近多い)左親指まで切ってしまった
噴出する赤い血!!!
10分ほど押えて止血して赤チン塗布

もう心配することはない
ネット注文で「赤チン」をゲットしたのだ
治す薬効は無くてもよい
傷口を乾かし 安心を与えてくれればよいのだ

心に効く「赤チン」は????

最新の画像もっと見る

コメントを投稿