後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

年柄もなく艱難辛苦にもがいている現実

2018年06月06日 | Weblog

ナニワノイバラの西側からの姿
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これは太陽を浴びる東側の姿
花の数は大袈裟ではなく数千から1万くらいか???

ブログ更新をしなかった4カ月程度の間で
世の中はおっそろしく疲弊して随分ボロボロになって
年寄り臭くなってしまったような気がする

嘘がこれほどカエルの面から噴き出すように出てくると
もうこの国も遂に終わりだなぁと思って 
途方に暮れてジャガイモを肴に酒を飲む

不思議おじさんが60歳の定年を迎え、
子会社というと少しニュアンスは異なり違和感があるが
徳島県の豚肉製造と無添加ハム・ソーセージ会社の専務に赴任したとき
35年来の友人たちが来て「35年の仕事人生を語れ」と言ってくれた

会社の会議室を借りて観に講演会を開いた
仕事をしていれば、「墓まで持っていかなければならない」と思う事実と直面する
仕事人生で土下座は10回程度しただろうか
修羅場を潜った回数は覚えきれない


そのようなことをとおして体の芯から得したこと
全てを放棄しても、自分と組織を守ってくれるものは何かを体得した
それは「正直である」ことであった。

「正直である」ことは組織内に猛烈な抵抗の嵐を吹き起こす
関連する上下、左右の団体も強風に晒される
被害の予測は誰にも計り知れないほど広がるかもしれない
自分は仕方がないとしても、周囲に迷惑をかけられない
そんな気持ちが「正直である」態度を遠くさせる

多くの場合、妄言・虚言を弄するよりは
「正直である」ことでストレートな結論を得ることが可能である。
自己救済は適わないかもしれないが、心は軽くなる
だって、嘘をついていないんだから、
そのパワーは絶大だ


【正直になるにはエネルギーが要るが、これに勝るものはない】

4ヶ月もブログを休んでいると、見えてくる景色が変わってくる
知人・友人の諸関係も少しずつ動いてくる
正常な時の動きである


4月には恒例の「海棠桜を愛でる会」に参加した
今年はすでに海棠は葉桜でわずかに梢に花を遺していた
西行が桜を愛でたであろう山稜で、例年通り宴会だ
不思議おじさんの出身大学の同窓会長(元学長で・その後元上司)や
元副学長、工学部や文学部の名誉教授、その友人の産経新聞元編集委員など
紹介すると肩書は仰々しいが、皆さん柔らかいネタで大盛り上がり、
年1回の宴は駅前の寿司屋まで持ち越すのもいつも通り。
こうした「いつもどおり」がいつまで続くのかとふと思う。

因みに不思議おじさんは在学中に生協に就職したので
結果的に7年間で大学を卒業した。
そんなイレギュラーからか、同窓会から案内はない。
我が奥様は元大学職員なので、寄付要請の御報せは来る。
まぁそんなもんイラんから、まあええか。


畑を移動することにした。
今の畑は畝が40m×5本と、冬には田の裏作で30m×3本を追加して借りている。
牛糞や枯葉などを積極敵に投入して、ミミズがぐーーーーんと増えてきた

そんな畑を手放すことにした

理由を書くのも気分が滅入る。
畝を接する男(74歳前後、鹿児島出身、植木職の経験あり)
会社勤務経験が不定なので年金支給がなされていないらしい。
近年、少し支給されるようになったとも効いたが、金にはセコイ。
彼が以前借りていた畑の地主からは、問答無用で追い出されてきている。不
思議おじさんが腰を傷めてカ月休んでいる間に
不思議おじさんの物置スペースを勝手に占拠して小屋を建てた。
これに始まり根自分の都合の良いことは、指摘されると「俺は知らん知らん」と薄ら笑いながら逃げ回るが、
他方で、自己欲(畝の拡張、畑の管理権等)には異常な熱意を燃やす

細かい事実の方が読む方には面白いのだろうが、
書く方はいちいち思い出すと虫唾が走るので省略する。

これまでは「彼を上に立て」「時に缶ビールを差し上げ」るなどして
彼をおだてて関係を取る方法で対応してきた

しかし堪忍袋の緒が切れることが相次いだ
畑仲間の女性たちの意見を聞き、同情も得たが事態は変わらない
正当な要求も直接にしたが彼は薄ら笑いをするだけで通じない
多少の口げんかもしたが、彼は逃げるのみ。

楽しみでやっている畑仕事だ
4年間で土づくり、関係者作りも深くなったが、台無しだ

不思議おじさんも、さすがに喧嘩するほどの馬鹿ではないので
新たな土地を求めてあちこち散歩し長良畑候補地を探していた
それは思いがけないところにあった
草だらけの畑地を見つけ、近隣の方に地主を尋ねた
地主を確定するのに少し手間取ったが、気持ちよく貸してもらえた
その広さたるや、50m×17m=850㎡(257坪) 一町歩に近い。
今までの2.5倍以上である。
さらに作業小屋と古いディ―ぜル耕運機付きだ。

草を刈るだけで5日間を要した。


草刈をしてとにかく耕した


その後の奮闘記はまた後日に

民謡のこと
民謡団体のこと
民謡鳴り物のこと
古典を読む会のこと(今は日本書紀)
麻雀のこと
飲み会のこと…会があり過ぎて体がもちまへん
犬のこと
大学行政のこと
漬物のこと
…話題は尽きないが、ぼちぼちやりますわ