後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

他人の不幸ほど楽しいものは無い…だから…

2017年10月29日 | Weblog

台風22合最中の我が家の西庭風景である
四季咲きの薔薇、秀明菊、ツワブキ、ウコン、風蘭などと遠景に小学校の桜
悪くない景色である

小妻は、大きな一軒家に住む願望があるかと思えるが
いまさら引っ越しするつもりはない
なによりこの風景はまぁまぁ都会にしては望んで得られるものでもない

さて出雲の神様 縁結びにすごい力を持っているとか
しかしそれだけではないらしい 
実感した
8月初めに出雲地方に孫たちを連れて遊山した
高校生になった孫娘は、もう海で泳ぐことの煩わしさを嫌っている
中学生になった孫息子はまだ泳ぐことに未練がありそうだったが姉には逆らえない
10年間通った高知県の白浜海岸ではなく、松江地方に行くことにした
出雲大社でお神籤を引いた
「大吉」とか「凶」とかの要約的表現が無い神籤だったが
小生の運勢はまさに「大凶」そのものの内容だった
大当たりである
お見通しである 
神様から言われなくても解っていた

7月末の産経民謡大賞はギックリ腰と風邪でダウン
もちろん結果は伴わなかった
9月から開始する予定の民謡教室は
あの関西の大スポーツメーカーM社の信じられない大チョンボでお流れに
4月末から準備してきたことが全て水泡に帰した
おまけに淡海節全国大会も思わぬ予選敗退
惨めこの上ない

そんなことを逐一報告すれば
ニタニタと笑う輩の顔が思い浮かび不愉快の極まりである
その裏返しで 小生もその類の一員であると自省を伴ってはいるが…
膨大な写真をすべて没にした
写真は野菜以上に「鮮度」か゜問われるものだと実感した

体調も良くはなかったが、股関節の深く奥にある筋肉を少し動かす運動をしたら
何十年も悩んできた腰痛がものの見事に軽減された
夏に田舎に帰った時、兄嫁に「○○さんが一番年寄りみたい」と言われたのは
ぎっくり腰を患っていたらいもあるが、基本的な姿勢の問題だった
それも何とか解消できそうである

まぁ他人が喜ぶ不調のことをくだくだ書くつもりはない
山ほどそんなことがあったからだ
出雲の神様は、全てお見通しだったというわけだ
それにしても不思議だ
出雲の神様は8月は全てご不在のはずだが…

何とか生きている軸の方向を変えねばならない
山形の尊敬する熊兄いに頼んで一等級の松茸を送ってもらった
<

その香り、歯触り、心のトキメキを胸に刻んだ
もうこれで死んでも良いと思えるくらい旨かった 
感動的であった

それを契機に、何とか最下部に張り付いている運命線を上向きにと
コツコツと じわじわと モクモクと
臥薪嘗胆の日々を送ったのである

大袈裟だなぁ

畑作業はそんな心の悶着を一顧だにしない
泉州地方は9月までのサバンナ状態から一気に雨季に入った
種蒔きや苗の植え付けと間引き、さらに収穫作業と仕事は続くが
これだけ雨が降ると何もできない 
お手上げである


黒豆の枝豆と落花生の塩茹でである
お酒が進む
黒豆は無農薬ゆえに1割ほどカメムシ被害がある
卵が孵って幼虫になっているが、容易に除去できる
しかし眼にしてしまうと食欲が減退する
そんな人にはお勧めできないが
近隣の友人知人は構わないという 
有難いことだ 
一億台分の一のホンダカブでお届けにあがる

<
民謡では、M社の非社会的な幼稚的振舞いにもめげず
そのために結成したユニット(三味線・尺八・鳴り物)を活かすため
住まいする市の様々な施設での民謡の会立ち上げに走り回った

ここでも激しい闘魂が燃え上がった
市は市長も長期計画でも「市民の文化活動を支援する」と謳いあげている
しかし現実は市の公共施設では「音が出るから会場は貸せない」と断られる

「文化」とは音の出ない静かなものだけなのか!!
「音が出るから」断るのではなく
積極的に「音を出す」文化を育むことこそ市の文化行政の使命なのではないのか
書道や将棋ばかりが市の推奨する「文化」でもあるまいに

器楽、コーラス、能楽、詩吟、大正琴、軽音楽などが
民謡とともに市の施設から締め出されている
この現実に直面しなければ問題点は分からない

古くからの知り合いの女性市会議員に実情をお知らせした
何も「防音施設」のような金がかかる施設は必要がないこと
既存の施設から少し離れたところに普通の建物を建て
管理はもともとの施設と一体化すれば費用はさほどではないことなど

10月から住いしている市の男女共同参画センター主催の
「初めての民謡講座」の講師を務めている
ここでは特別に保健施設(リハビリ室)を手当てして頂き
20人余りの人に「民謡」の世界の扉を開けるお手伝いをしている

そのユニットで新しい民謡の会を立ち上げた
その回の名を「風の会」とした
11月から始動する
会員が来てくれるのか
会場費と尺八講師代だけが持ち出しになるのか

不安だらけの出立である

とある友人は「71歳からではあまりに遅すぎる」と呟いた
そうだろうなぁと思わぬでもない

が、終点に向かう日々ではなく
いまから旅立つ

クソジジイの
「なお春の夢」である








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1 コメント

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心配しておりました (kuma仙人)
2017-10-31 11:31:04
しばらくブログの更新がなかったので心配しておりました。
キノコは喜んでいただけ嬉しいです
なにより人の喜ぶ顔や姿を見るのが一番のご馳走ですからね
また、ワタクシの様な者、尊敬などという言の葉は似つかわしくなく、せめて、愚れておる中高年とでも及び頂ければその姿も想像つくでしょう
お米はご指示あればいつでもお送りできます
新米が待っておりますよ
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