手前にあるのは本日初めて掘った辛味大根
おすそ分けした先で「ねずみ大根」との名を教えていただいた
長野県ではそのような名があるらしい
なるほどよく見ると根はねずみの尻尾のようにも見える
蕎麦を食べるときの薬味として重宝されるらしい
初めて掘ったので早速大根おろしにした
確かに一般的な大根より辛味があるが甘みもある
茎と葉は厚揚げと一緒にゴマ油で炒めた
酒(不思議おじさん宅では料理酒も純米酒にしている。
紙パックに入った2㍑のものだが、
最近は燗酒もこの酒で頂いている)
醤油、塩、ガラスープ(顆粒・化学調味料なし)で味付け
昨日掘った里芋を蒸してきぬかづきで頂いた
「きぬかづき」は平安時代の女性の衣服に由来する
里芋を皮ごと蒸して、3分の1ほど皮をむいた姿のこと
味噌をつけて日本酒で流し込む
里芋はこの時期になると茎も葉も枯れる
これが収穫のサインだ
掘り起こした里芋は親芋の周りに小芋が付いている
ひげ根がいっぱいついている
ひげ根を取って茎をきれいに切る
今年は畑地が不足して、芽が出てから植え替えた
そのためやはり少し小ぶりである
ちょうど食べごろのものは来年植え付け用の種芋として残した
写真を撮り逃したが、もみ殻を入れて地中に埋めた
2種のサトイモは3年前に滋賀の兄からもらったもの
その粘りと地味深い味は格別である
神戸の娘から「是非送れ」との強い依頼がある
その美味しさが忘れられないからだ
またも頂き物だ
琵琶湖固有種である「イサザ」の煮ものとエビ豆
故郷の懐かしい味である
お酒が進む
こんなものまでいただいた
福井弥平商店の「萩の露」の中汲み
NHK「鶴瓶の家族に乾杯」で取材されていた
比良山の清冽な伏流水で造っている
以前の職場ではその酒を取り扱っていた
今日は朝から野菜の収穫
大根、人参、辛味大根、中葉菊菜、法蓮草(次郎丸)
採って、洗って、袋に詰めて
6軒の知人、友人宅にお届けした
受け取り食べていただく人が居る
それが畑仕事の励みになる
有難いことである
自分に価値を置くから
落胆や後悔、挫折などの感情に苛まされることになる
自らを控えめに
周りに感謝の念をもって人と接する
難しいがそのようにしたいと思っている