![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/66/8d/9fb8179ffb09712fcf64b30d5d3127ad_s.jpg)
この花が咲いたからには
もう夏では無くてどうするのだ
「銅の文化史」を著された藤野先生
某大学の元原子力研究所所長
そのお庭からお裾分けいただいたものだ
単衣のノウゼンカズラだ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/58/0356140a694020db2fe5bc7278535b8e_s.jpg)
斑入りのギボウシ(擬宝珠)も満開だ
この花の由来は橋の欄干などにつけられた擬宝珠に
若い葉の形が似ることによる
山間地では若葉はウルイの名称で天ぷらにされる
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/56/0c/f52de00beff0dfcdabbfd3f80e212d3d_s.jpg)
腰痛である
もともとヘルニアの古傷があって
左足はいつも痺れている
無理してはいけないのは分かっているが
ついつい… 疲労が溜まってしまった
お馴染みの金井整骨院へ
全力で痛みと向き合う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3f/a0/d457173fc137395110008fdce80d21b4_s.jpg)
あっという間に 百合の季節が通り過ぎた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0e/0d/26217b11a395e029e24ea89de646b12c_s.jpg)
透かし百合である
何ともいえない優しい色合いで
もう二十年ほど咲いてくれている
この時期は 学生との面談に明け暮れている
高校生から大学生への巣立ちは
誰かが引っ張っていてくれたグライダーから
自ら燃料を入れエンジンのキーをスタートさせて
操縦桿を握る飛行機に乗り換えるのに似る
少なくない学生がその変化に気づかない
入学前教育なるものがいまでは盛んで
高校生から大学生への変化に備えることを始め
大学生活へのソフトランディングを目指して
あの手この手のサービスを行う
何を言おうこれも不思議おじさんの仕事である
入学後に、ランディング仕損ねた学生についても
不思議おじさんは大きな責任を持たねばならない
いろんな仕掛けで問題を抱えた学生に来てもらう
何せ、普段は大学に来ていない新入生が相手だ
彼らの心に寄り添い知恵を絞り汗をかく
大袈裟に言えば
六十数年の人生の
情けなくて、恥ずかしくて
惨めで、砂を噛むような経験を背景に
そんなそぶりは露一つ見せず
学生と向き合い、心を開く
学生の気持ちを引き出す
傷つき、あからさまに自己否定を繰り返したり
強がって、やがてしんみり語りだす学生たち
ある意味で全力勝負である
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お陰で 息を抜く暇もない
夏休みまでの二か月近く
日々、2~3人の学生との
静かな格闘が続いている
自分を試す格闘かもしれないと思いつつ…