後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

何かおかしいなぁ

2015年02月27日 | Weblog

内庭のキイロアマ
冬に花を咲かせる日本では珍しい木だ
高知の室戸岬や徳島の眉山麓などで見たことがある

不思議おじさんの庭には水仙が何十株も植えてある
場所もあちこちに分散している
ところがどうしたことだろう
今年は一輪も咲かなかった
昨秋に植木ジャックした小学校の堰堤には咲いている

今まで我が家で水仙が咲かなかった春を知らない
主の心を知っているのだろうか
何か変である


和歌山県下津町Mさんの甘夏柑
仕事を通してお付き合いして35年になる
搾って焼酎に割り入れる
早春の香りが腔口に満ちてくる
しかも二日酔いしない
何か薬効でもあるのだろうか??

ところで携帯電話料金
1月分は夫婦2人合わせて248円だった
特に何の不便もなかった
これまで毎月7000円~10000円も払ってきたが
この金額に相応する価値を得たとは思っていなかった

お金は ふさわしい価値を購入するためにある
因みにこの間の固定電話料金は600円余り
夥しい携帯電話のコマーシャルに惑わされることなく
生活の変化に合わせた契約変更が功を奏した

何が必要なことなのか 
携帯電話契約以外にもいろいろありそうだ


キンカン(金柑)

2015年02月18日 | Weblog

収穫後に撮影したので少し貧弱だが
金柑のオレンジ色の実が
少し寒々しい初春の庭に明かりを灯している

ヒヨドリが盛んにやってくる
畑にも彼らの餌は無く 
柿や蜜柑などの果実もほとんど落ちてしまった
鳥たちにとってこの時期は、
食べ物が減ってきているのだろう
春までもう少しだ 

土地付きの家を求めて30年あまり
子どものころを思い出して果樹類を植えた
ところが子供たちはあまり見向かなかった
仕方なくイチジクなどを伐ってしまった
今ではサクランボ・スモモ
それにこの金柑くらいが残るのみ

その金柑もほとんど観賞用だった
今年思い立って初めて収穫した


横半分に切って種を竹串で取り出す
1時間の作業だった
蜂蜜、粗製糖、レモンで煮詰める
2時間近くも煮ただろうか


相当量の砂糖を入れたが
味はさっぱりしている
喉に良いとのことなので食べてみる気はあるが
なにせ糖尿病を抱えている身だ
どなたかに差し上げたいのだが…

因みに金柑は中国からの渡来種
江戸時代か、そのちょっと前あたりらしいが
そう昔のことではなかったようである

こんなことをしながら とにかく生きている

赤チン 保守

2015年02月17日 | Weblog

「赤チン」が東の横綱なら
西の横綱は「ヨーチン」であろう
不思議おじさんは「赤チン」派である

手持ちの赤チンは1987年製造
近辺の古そうな薬局を時折訪ねて10年
「そんなもんもうありまへんで」に追いかけて
「特に薬効効果もおまへんで」といわれてスコズコ
「あれは販売中止になった」とも言われた

手持ちの赤チンがいよいよ残りが少なくなってきた
ヤバイ!!!!

家庭ではちょっとした切り傷には今は何を使っているのだろうか
多くの家庭ではゲンタシンを用いているだろう
不思議おじさんの家にも常備しているがこれには不満足である
やっぱり「赤チン」てないと治りにくい と実感している
困ったものだ

赤チンはなにせ傷口に刺激が無い(ヨーチンは激しく痛い)
傷口を乾かす力が並大抵ではない 水銀の力だ
水俣病の関係で国内では生産されなくなった

今から35年以上前のことだ
不思議おじさんはイタリアのサンスピリト病院に入院していた
直訳すれば「聖心病院」
ガリレオ・ガリレイが医学的観点から人体を解剖した場所である
毎日、バチカン宮殿の鐘の音を聞きながら11日間過ごした
そこに至る経緯はまた別の機会にして
男子病棟の隣のベッドに中年の患者がいた
毎年恒例のカラカラ浴場でのオペラに参加するため
イタリアの南部(長靴の足先)から来たとのこと
ところが肝臓に問題があることがわかり急遽手術
その術後 彼の身体は「赤チン」で消毒されていた

ハンバーグを作るため
玉ねぎを微塵切りにしようとしていた
半切した玉ねぎに縦に包丁を細かく入れ
さらに横から3段ほど切れ目を入れていたとき
あろうことか(これが最近多い)左親指まで切ってしまった
噴出する赤い血!!!
10分ほど押えて止血して赤チン塗布

もう心配することはない
ネット注文で「赤チン」をゲットしたのだ
治す薬効は無くてもよい
傷口を乾かし 安心を与えてくれればよいのだ

心に効く「赤チン」は????

ジャガイモの植え付け

2015年02月16日 | Weblog

備中と鍬だけで畑を始めたのは昨年の5月
南瓜と西瓜と真桑とサツマイモと落花生を作ったが
腰と股関節を酷く痛めた 完治に半年以上を要した
今も念のために週に一回はプロテック(腰の宙吊り)をしている

世の中は変わる 
変わらないのは「世の中は常に変わる」ということだけ
畑と少しご無沙汰している間に事情が変わった
畑のお隣を耕していたご主人がお亡くなりになっていた
同い年 耳が悪くて会話が成立しにくかった
ひょとしたら耳が悪くなった原因かと思えるような
気は好いがとても大声でお喋りする大阪のオバサマ
去年秋に耕運機を御買い求める成るとき少し助言した
そんな縁で「いつでも使って好いよ」と言われていた
ところがご主人がお亡くなりになったので畑作りを放棄された
耕作されていた土地は地主了承の元で別の方に
というわけで 新型の耕運機は不思議おじさんが使い放題
もうひとりの利用者がおられるが、ほぼ独占状態
耕運機を買うかどうか迷っていたが、世の中は分からんねぇ


「インカの目覚め」「紅あかり」「十勝こがね」「メークイン」
4種の種芋を買い求めた が 計算違いで芋が余った
慌ててまた耕運機を使って新たな畝を作ろうとした
ところが家庭菜園用運機では堅い土は耕せない
16万円もしたそうだが 限界がある
やはり備中と鍬が頼りだ
すぐに植えられる貝殻石灰をバイクで買いに行く

「もうええ加減にせんとまた腰をいわしまっせ」と
新たな畑の隣人(瀬戸口さん)からの忠告を受け
5時間の作業を終えた さすがに腰や膝が痛い
それでもまだ2種類の芋を植えることができていない


玉ねぎは順調に育っている
早生と中生を130株余り
収穫はジャガイモと同時期の6月の予定

耕した土の中の虫を求めて
鳩と鶺鴒(セキレイ)が新たな畝に群がる

頭上の陽はもう夏に近い
頭髪の薄い不思議おじさんには
すでに帽子は必需品であった

仕切り直し(再出発)

2015年02月04日 | Weblog

立春 南大阪には梅が咲いた
トルテのいつもの散歩コースにある志保池公園
信太山丘陵の北西端に位置している
梅の背景の志保池には白鳥2羽とカルガモ数十羽

(写真の上でクリックすると拡大します)
餌のお裾分けを求めてゴイ鷺も杭にとまっている
今は池になっているが、古くは谷筋だったはずだ
5世紀には須恵器の登り釜が置かれ煙を上げていた
幅2メートル、長さ10メートル
ここから西南2キロには池上曽根の弥生遺跡がある
古代の人の息吹が感じられる

再出発(仕切り直し)その4

世の中には変わったお人が居るものである
犬の散歩をしているのは良いが
犬が木の根の臭いを嗅ぎ回って歩を止めているとき
そのおじさんは膝を高く上げて足踏み歩行をしているのだ
犬が歩き出すと膝を上げて歩き出すが、
犬が立ち止ればまた足踏み歩行
けったいな人やなぁ
もちろん言うまでもなく 不思議おじさん本人のことである

実は年末の内科受診で少し糖尿病の数値が悪かった
もちろんお酒の飲みすぎが一番の原因だろうが
何とか飲み続けながら数値改善を図りたい

万歩計で計測すると、毎日問題なく1万歩は超えている
しかし犬の歩行に合わせたスピードでは運動にならない
そこで足に重り(アンクルウエイトというらしい)を付けた
とりあえず片足500gで朝のみに2500歩ほど
最初は足の付け根などに筋肉痛がおきる
無理せず少しずつ慣らしている
犬が歩かないときは足踏みして運動量を稼ぐ


これは蚕のエサ 桑の葉を乾燥して粉末にしたもの
庭に2本の桑を植え、天日乾燥してミキサーにかけた
冷凍庫に放置していたが、やむを得ず民間療法にも頼る
毎食後に小さじ1杯を飲んでいる
糖尿病に効果があると言われている

さらには歯周病菌対策としてバルサミコ酢での嗽も実行している

今月末に数字が改善していることを願うが
そうなったとしても何の効き目で改善したのかを突き止めることは難しい

再出発

2015年02月03日 | Weblog
ほぼ2か月ご無沙汰した
もうどなたもご覧になっていないことと思う
だから そろそろ書き出そうかとの気になっている



1月15日の夜明け 
金剛山にはいつも雲がかかっているが
この日は珍しく雲が明いて金色の太陽が昇った
いまは冠雪した金剛山の頂上から北に陽が昇る

再出発その1
携帯電話をもう20年くらい持っている
職場が扱っていたsoftbank(当時はvodafone)
これが無くては仕事にならなかった
そして失業(いや退職だったか!!)
携帯電話はほとんど無用の長物である
スーパー等に行ったとき、小妻との連絡用に用を足す
目覚ましにアラームを使うこともない
それでも、外界との連絡手段として持っている
小妻と合わせて6000円から8000円
年金生活者としては少なくない金額だ
昨年11月にauに変更した
いわゆる「3円電話」「待ち受け専用電話」に契約変更した
メールは受発信とも無料 家族内電話は無料
(嫁いだ娘と孫とは家族契約が可能だった)
費用は基本料3円以外に通話料のみ
2か月目の電話料は176円、3か月目は2200円余だった

スマートフォンを持つ必要性は何もない
情報はパソコンで事前に調べておけば不便は皆無
ましてやゲームなどすることもない
人生ゲームでへとへとになっている身だ


再出発その2
毎日新聞の試し読み(一週間分)をネットで申し込んだ
生きざまに共鳴することの多い「クマ仙人」さんは朝日から毎日に変えられた
http://samidare.jp/jo7uuc2/note?p=log&lid=374459
その経緯についても多くを共感する
子どものころは毎日新聞を読んで育った
母親は娘のころに京都に奉公に出ていたとのことだが
それは毎日新聞の長谷川記者の家だったとのことだ
不思議おじさんも子供のころに連れていがれたことがある
京都のどこかは定かではない
大学生になって朝日新聞を購入し始めた

62歳からの勤務先には朝日新聞OB記者が多くいた
その関係から、朝日新聞の現役花形・重鎮記者と知己を得た

朝日新聞が世間で叩かれた例の問題とは関係が無いが
昨年末のある出来事ことから 毎日新聞への変更を考え始めた
さてどうしましょうかね


再出発その3
日本民謡の「鳴り物」の練習風景
詳しくは後日にご案内するが 
民謡を知らない人には想像することが困難だと思うが
いやむしろ民謡を知っている人こそ実感が乏しいと思もわれるが
その習得は相当に難しい!!!!
毎週木曜日11時から12時半の90分はあっという間に過ぎる
日本民謡を本格的に習い始めて20数年
講師名取の免状をいただいている不思議おじさんにして
習い始めて3か月でマスターできたのは5曲程度
譜面が無ければまだまだ叩けない
ましてや音の美しさ、叩く姿の美しさには程遠い しかし 
「できなかったことができるようになる」体験ができる
昨日よりも今日が「よりできる」と実感できる
師匠は美鵬駒三郎の直弟子 80歳
几帳面な方でかつ熱心 息が抜けない
しかも 最後の弟子だということで熱い期待が重い

民謡の鳴り物はあくまで影の役者 脇役
三味線に合わせ 尺八に合わせ 唄い手に合わせる
「合わせる」には、背景に豊富な技能の在庫が無ければできない
民謡には「これが正しい」という曲は無い
地域と時代によってどんどん変化する
従って様々な「変化はすべて正しい」のである

日本民謡で鳴り物をやる人は激減している

「仕事」ではないもので人のお役に立つ
それが民謡の「鳴り物」修行

お役に立てること
それが生きがいの一つである