後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

お人が知れる

2011年01月29日 | Weblog
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なぜ人はあんなに馬鹿になれるのだろう

自分の分が分からないのだろうか
他人に恥をさらしているとの自覚がないのだろうか

こんな連中の世界を知らずに
こんな世間知らずの人たちの集団があると知らずに
みんなお山の大将のように勝ち誇っている集団も知らずに
恥ずかしさという日本人の真髄を忘れ去った人たちの本性を知らずに
そのまま死んだ方が幸せというものだ

阿呆も度が過ぎると
情けなくて悲しさが付きまとう

藤田まことではないが
耳から手ぇ突っ込んで
脳味噌搔き回して
奥歯 ガタガタ言わしたろか!!


これは4年前に高校野球の選抜者たちが
アメリカに遠征した時のサインだ


これは昨年にその連中が集まり
N教授に寄せ書きした色紙だ

彼らの爪の垢でも貰えばよいのだ

一歩か二歩引いても
輝く人は光っているものだ



a1Cが入院レベルになったので
毎日、後ろ歩きを始めた
名を汚してはいけない
何よりもまずは後ろ歩きである
職場のこの広場
片道60メートルを2往復
2ヶ月後の血糖値の低下を目指して
恥を知っての精進である

2011年01月23日 | Weblog
娘夫婦が王子動物園の近くに転居して
和泉市からは5分ほど遠くなった
16年前の震災復興支援では
娘の家の前の道もI氏の運転で何回か通った記憶がある

2か月ぶりの内科検診では
a1cが過去にない高い数値だった
身に覚えがある
正月から「喰っちゃ寝」と言われても
言い訳の仕様がない生活だった

山歩きに孫を誘ったら
今春から小学校に行く男の子が乗ってきた
松陰中高の横を通って摩耶山への山道を登る
家並みが途切れるともう絶好の眺望が開ける

地図で見ると山陽新幹線の真上の山道
神戸市で唯一の茶園「あけぼの茶園」



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谷川沿いに登り始めて30分余
孫は疲れて音を上げると思いきや
ずんずんと前へ進んでいく
子(孫)の成長は早い

茶園は閉まっていたが
表札を見てびっくりした
「前」さんであるが
読み方が只者ではない


判読できるでしょうか
「すすめ」さんなのです

全く話が違いますが
斎藤祐樹の表情と
菅首相が似ていると言ったら
斎藤党首が可哀想でしょうか
いやあっちが党首で
こっちは投手でしたね






足掛け2年

2011年01月19日 | Weblog
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「書く」には、エネルギーが要る
朝日新聞大阪本社元編集局長との今朝の談話

エネルギーを消耗していて
「書く」ことが多少億劫になっている



今から見える場所に蜜柑を刺す
昨年末にバッサリと伐った花梨(カリン)の枝を
庭に突き刺して作った鳥寄せの工作
ヒヨドリの目を盗んで目白の夫婦がやってくる



書く気力が乏しいのは
遊ぶことにも影響しているのか
近所の庭ウオッチングにも出掛けず
思い立ってドライブをするぐらいで休みを過ごした
写真は琵琶湖(湖南)の漁港



職場の庭の人工池にも氷が張った
不思議おじさんが昨年5月に放った金魚は
手のひらサイズにまで成長して
30匹も残っている



メタセコイアもすっかり葉を落とし
見事な樹影が冬の虚空に浮かび上がらせている

もう足掛け2年になる
何のこと??

実はタバコとおサラバした
昨年の11月10日からだから
実際は2ヶ月余だが
モノは言い方!!

日照時間も延びてきたことだし
少しは元気を出すことにしようかなぁ


衰え

2011年01月05日 | Weblog
昭和17年生まれと言えば
もうええ加減にこの世の前線を退き
あれやこれやと批判がましいことを愚痴のように述べ立て
自分の存在をそれとなくアピールする
そんな なんとなく傍に行きたくないおじさんをイメージするが
この人たちはどうなっているのだ

前年にそれぞれ3年、4年の再任を確認され
秘めた闘志を静かに宿して表に見せない
四人のうちの二人は老いて意気揚々である

恒例の4人の年始中国語学習会
もう一人の同年の輩もあと3年は現役で最前線で踏ん張るという

「そろそろ引退かなぁ」
気分的にはそんな気持ちもよぎっていたが
どうやらそうも言っていられないようだ

奈良葛城の石光寺(せっこうじ)まで
車で僅かに30分
寒牡丹は盛りを少し過ぎていた

今朝は腰の治療に金井接骨院へ
早朝に家を出たら、葛城山と金剛山の狭間
水越峠から登る朝日が垣間見えた
その左には二上山が二こぶラクダの姿を見せる
この山には謀反の疑いで自害した大津皇子の墓がある
石光寺はこの山の裏側だ

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金井先生はOリングテストの日本第一人者
年末に治療が受けられず年始まで持ち越したが
膝や腰の痛みはたちまち解消した

さてさて年は改まった
政治の世界は内外ともに騒がしい
日中間に課題があるとすれば
市民の交流が乏しいことの一点に尽きる

国際的な市民交流では
自己にどこまで謙虚になれるか
自分の心の襞の隅々にまで心を行き届かせて
本当に嘘をついていないかを静かに見定める
そんな自分への検証が出発点になる
団塊の世代に掛けているものは
多分、この国際市民交流経験ではなかろうか

不思議おじさんはと言えば
他人様のことはともかくとして
目の前にある課題に
もてる力を注ぎ込む

四苦八苦の四苦は生老病死
「老病死」の苦しさと
「生」の苦しさは趣が異なる
若いころは「生きる苦しみ」がほとんどだが
この歳になると「老病死」も同時に伴走してくる

あぁ難儀ですなぁ

とういうこで、
最後の休日も早風呂、早飯、早寝で
明日からの「生」に備えることとでもするか!