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ハンゲショウ さまざまな草木に埋もれてしまった
建築設計士・山野先生からのおすそ分け
ドクダミ科で花が咲く前に葉の先が白くなる
漢字では半夏生だが、半化粧も故ある当て字ではある
本日は7月2日 雑節のひとつで「半夏生」である
昔は夏至を過ぎて11日目だったが、現在は黄経100度に太陽が交わる日だ
そんな話を職場でしていたら宇宙談義になった
「天の川」を見たことが無いという人がいた
当節は、そんな人も少なくは無いかもしれない
節電、セツデンと五月蝿い当節であるが
もっと夜を暗くして空を仰いでほしい
せめてスバルの7つ星が自宅から見える程度に
子供が子供だったころ
不思議おじさんの家の前からでも見えたものだったが…
と「節電」に厭味を言っていたら
我が家のテレビが故障して見えなくなった
1ヶ月前にも故障したが、裏にある送風機を少し掃除したら映った
今回はその技も効かず 静かな居間で過ごしている
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あまりわぁわぁと余計なことを言うなという忠告であろうか
これは職場に咲いたクチナシ
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ご承知だろうが、碁盤の足はクチナシの実の形を模している
「口を出さずに、黙って見ていろ!」とのメッセージ
津波が、この社会を覆っていた暗幕を剥ぎ取り
社会の構造、骨組みが洗い出されている
原発事故が、私たちの生活・社会=舞台の成り立ちを
太陽の下にさらしてしまった
原発そのものの屋根や覆いが吹き飛ばされ
荒々しい崩れた骨組みを見せているように
メディアは目の前で起きている現象の悲惨・恐怖を伝える
確かに目の前に見せられた堅実の問題は重くて複雑だ
地域社会の復興、再生には時間とお金が途方も無く必要だろう
現実の重さを直視しつつ
忘れてはならないのは
私たちが生きている社会・舞台を作ってきた作者
台本、演出、舞台装置、照明などの黒衣の役割者は
原発という役者だけを作ってきたわけではないということである
原発を生み出した作者を
たとえば資本主義だ、新自由主義だと単純には決め付けられない
社会主義国家も、共済主義国家も、イスラム原理主義国家も
原発を生み出し、依存し、それが生み出す甘い汁を吸ってきた
この作者を抉り出す作業は
文明史的な世界観の転換を伴うことによって可能になるだろう
この作業について、少しだけ言えることがあるとすれば
この作者、この舞台を支えている骨組みには
不可逆性(irreversibility)という言葉を辞書から消し去っていることであろう
「元に戻せない技術は使ってはいけない」ということである
遺伝子組み換えという化粧をたっぷり塗った役者が
もう舞台の上で踊りまくっているのに
そして観客もその衣装と巧みな言い回し、演技に見とれて
この役者の本質を見抜いてはいない
7月9日午後に、大阪国際会議場で
国内での自生ナタネの遺伝子組み換え調査結果報告会があるとのこと
以前は、仕掛け人・呼びかけ人の一人として毎年参加していた
大阪で開催されるからには、とは思ったが
その日は「3.11特別公開講座第6回」の講義日である
6回目は「震災とボランティア」がテーマ
震災後直ちに現地に駆けつけたFさん、Kさんを招く
NHK記者がたまたま神戸にいて同行取材した様子が放映された
企画運営責任者としてお二人をお迎えする日である