後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

ぷっ・ん・ぱっ・にっ・あ゛っ

2013年02月26日 | Weblog
ブログで腹立ちのご報告をしても
読む方には不快の念をおこさせるばかり
それは分かっているのだが
日常は怒り、憤懣、慨嘆の連続

それは不思議おじさんの精神鍛錬が足りないとのご指摘
ごもっとも! 不思議おじさんはまだ青い!
それにしてもだ 
大学と言うところは特殊な社会だ

たとえばバージニア・ウルフ曰く

大学というところは、ストランド通り
「ロンドンの目抜き通り」に出て
生存競争にさらされるなら
直ちに退化してしまうような珍種の生き物を
保存している聖域である

次は言葉ウイリアム・ハズレットの言葉だ

無教養なものの不作法は彼らの無知に比例する
自分に理解できないことすべてに対して
軽蔑を持って報いるのである

憤懣やるかたないの対象は職場以外にもある

これは自衛隊信太山演習地に設けられた鉄条網である

ほんの数年前まで自由に立ち入りできた
そこにはツリガネニンジン、キキョウ
イシモチソウ、リンドウ、オミナエシ
ヒヨドリソウにワレモコウなどが群生している

もともとこの演習地は入会地であった
不思議おじさんが近くに居住したころは公道があった
誰もが自由に行き来し、秋には初茸を採った
どんな根拠か知らないが、山野に有刺鉄線が張り巡らされた

先日、法事で故郷に帰ったが
自衛隊饗庭野(あいばの)演習地から
数分毎に大砲(実射)の号砲が轟きわたっていた

高校時代に大砲の音が聞こえると
国語の教師が「一万円が無くなった」といっていたが
今はそれどころではない金額だろう

不思議おじさんの故郷には
かのパトリオットも配備されている
弾道ミサイルを迎撃するとのことだが絵空事である
破片を拡散させるだけで被害を重くする
軍事評論家の皆さんが認めていることだ
要は軍需産業とその輸出国を潤わすだけ

さてさてこの日曜日は散歩で陰涼寺に参拝

大学時代に富木村(現高石市)に下宿していたが
下宿仲間とハイキングで訪れたことがある
ギンモクセイの巨木で高名だ

次に大野池を一周
コウノトリが飛来した写真がこの冬に掲載された

工事のために水は抜かれている
工事費用はすごい数字だ


これが堰堤だ
夕闇にここを駆けあがって民謡を謡う
他人迷惑千万の現場だ

さて 表題に戻る
いろいろあって あまり笑うことのない毎日
怒っていてばかりは身体に差し障る
笑う門には福来る だ!

無理にでも笑わねばホルモンが出ない
そこでだ!
風呂の中で一人でやっている
諸兄姉にもお勧めだ

思いっきり 発音してほしい
「ぷっ」「ん」「ぱっ」「にっ」
そして最後に舌をぐっと前に出して「あ゛っ」

小妻の前で実演したら
爆笑されてしまった

人前ではやらない方が無難らしい
念のため…

抗らうことなく生きる

2013年02月12日 | Weblog
今週土曜日は法事の予定
父の25回忌、母の13回忌

仏前に供える品を準備する必要がある
できるだけ地元(今住んでいるところ)のものが良いかと
夏の墓参りには大阪の葡萄や桃を供えている

今の季節だと大阪は和泉・横山の蜜柑だ
更にもう一品ほしいところ
勤め帰りの小雨の中 
近所のスーパーに立ち寄った

駐車場の発券ボタンを確かに押した
そこからの記憶が曖昧だ
熊肉料理のための大根、ごぼうなどを買ったが
お供えに適切な品は見つからなかった

さて駐車場を出ようとしたが
駐車券がない!
車内をあちこち、服のあちこち
探してみたが見つからない

スーパーのサービスカウンターに駈けつけると
出口ゲートにインターフォンがあり
そこで事情を言えとの指示

事情を話している間にも次々に車が出てくる
何とか事情を話して無事放免された

帰宅して風呂に入ると
確かに暖房は事前に入れていてくれて
なんとも幸せなことではあるのだが
風呂にお湯が無い!

まぁ この歳になると
誰も似たり寄ったり
五十歩百歩
目くそ鼻くその世界

抗らわず ぼちぼちである

指差し、声だし確認

老いも若きも 
日常生活でも
仕事のさまざまな場面でも
軽んじて疎かにするべからず

不思議おじさんの遺言その1
声を出すと 脳が従うのである

熊肉三昧

2013年02月11日 | Weblog

ボクチャンこと熊肉のカリーである
熊肉と根菜との煮こみには下味を付けていないので
味噌鍋でもカレー仕立てにでも何にでもできる

因みにご飯も山の仙人さまからのお取り寄せ
無農薬つや姫を5分搗きにした
ご飯に金色の胚芽が輝いている
田中貴金属工業では決して販売していない
贅沢な逸品である


こちらも金色に輝く蝋梅
小宅の玄関を匂いで包む


あちこちに植えた水仙も今が盛り
下を向いて咲く水仙は
水面に映る自分の姿に恋する罰を受けた
ナルシスに例えられる


内庭のキイロ亜麻も咲きだした

「人は喜ぶために生きているですよ」

今年101歳を迎えられるM翁のお言葉
民謡の新年おさらい会をうっかり忘れていたそうだが
ふと思い出されて終わりごろに駈けつけられた
このまま日本最高齢を迎えられたら
皆でテレビ放映の時に民謡でお祝いしようとの冗談話に
良く考えたら、そのころにはM翁だけがお元気で
私どもはみんな死んで居ないよね!
と、冗談にもならないお笑い話で
今年のおさらい会は終わったのであった


熊肉料理に挑戦 おいしくいただいた!

2013年02月10日 | Weblog

やっといただくことができました
久しぶりの連休 
ご指導に従い塩水で前夜から解凍
奥羽山脈で暮らしていたボクチャンこと
熊肉である
仕留めた方は山の仙人さま
http://samidare.jp/jo7uuc2/

近所にお住まいの大兄二人にお裾わけ
それでもまだまだ大量のお肉だ


一口大に切り分け、酒・水半々で煮込む
たちまち台所は獣の臭いが充満する
コトコトと二時間

もう一方で根菜を煮込む
大根・人参・ごぼう・里芋・じゃがいも・サツマイモ
オリーブ油で炒めて酒・水半々は同じ


肉を野菜のなべに入れ、自家製ローリエを加えた
仕上げに道の駅で買った春キャベツを入れる
調味料はまだ入れていない

少し取り分けて信州みそと八丁味噌を溶く
味噌鍋仕立てにした

柔らかい!
部分入れ歯でも噛める
以前も、この肉が採れた地で
2度ほど頂いたことがあるが
じっくり味を確かめて食べたのは今度が初めてだ

獣の肉である
家畜の肉とは何かが異なる
獣臭は気にならない

もともと不思議おじさんは
子どものころから馬、牛と一緒に暮らし
中学生3年間は山羊を飼って乳を絞って飲んでいた
家畜の臭いは嫌いではない

動物を飼いならし
それを食料にする
何とも奢った人間様の暮らしぶりだ

自然に生きている(家畜では無い)動物を
捕って食べるのは駄目だと西洋人は主張する
クジラがその議論の象徴的動物だ

自然と人間を区分し
対立的にとらえる考え方が根本にある
日本人の伝統的な世界観では
人は自然の一部である

不思議おじさんの身体を構成する
多くの水分はお茶とお酒から補給されている
そしていま 僅かに残っている筋肉は
今日は少し熊肉のたんぱく質に置き変わった


みかんを庭の竹で作った鳥寄せに刺すと
5分以内にメジロが飛んでくる
これは観賞用だ 
食べるつもりはない
念のため