テッセンである
花は一杯付けてくれたが色が薄い
そして見る間に散ってしまった
これはネットから取った写真
「むぎあき」とも「ばくしゅう」とも読む
恐らくは、西日本各地で麦の刈り取りの季節であろう
もう終わってしまっているかもしれない
青田の中の黄金色は一幅の絵である
不思議おじさんの木曜日夜は民謡の練習で更ける
今習っているのは「能登麦屋節」
歌詞は下記の通りだがご理解いただけるでしょうか?
(1)
麦や小麦やはイナ 二年でイナ
刈るがやイナ
米エイナお六でエイナ
年さヤイナ 孕みや
(アラチョイト 年孕みやアイナ)
米エイナお六でエイナ
年さヤイナ 孕みや
(2)
竹の切り口ャ スタタンコタンの
ナミナミダンブリ たまり水は
水はヤイナ 澄まず濁らずイナ
(アラチョイト 出ず減らずイナ)
澄まず濁らずイナ
出ずサ減らずヤ
(3)
能登の志津良(しずら)でイナ
竹切るイナ音はイナ
三里きこえてイナ
五里さヤイナ響くや
(アラチョイト 五里響くヤイナ)
三里きこえてイナ
五里さヤイナ響くや
最近は誠に便利で Y‐tubeがやたらと増えている
このローカルそのものの民謡にもあった
http://www.youtube.com/watch?v=q2Lds8o6Ykk
因みに「米はお六」とは、半年で収穫できると言う意味だ
「麦は2年」とは、秋蒔きで春に収穫するので足掛け2年と言うことだ
獲れた麦を枡に山盛りにして店に持って行き
アンパン何個かに替えてもらった幼い記憶
貧乏だったのは間違いないが、
幼子だためか、どこか淡くて幸せな気分が残っている