goo blog サービス終了のお知らせ 

ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

三國シェフのパーティと銀座ライオン

2012-11-08 | お出かけ

先週の週末はパーティと航空祭で過ぎました。
そのうちの一つ、三國シェフにご招待いただいたパーティに出席。

三國さんはこのたびお堀端の国立近代美術館に
「ラール・エ・ミクニ」(La art et Mikuni)をオープンします。
そのオープニングセレモニーにお招きいただいたのです。

今まで、国立近代美術館の前を通ると、ガラス張りのレストランが目に入るのですが、
「普通の美術館併設のカフェ」という感じであまり興味を引きませんでした。
せっかくの絶好のロケーションなので、なんだか勿体ないなとは思っていたのですが、
ここに「アートとミクニ」という名前のレストランができたというわけです。

メニューを見せていただきましたが、ランチが3500円から。
3500円のカツカレーを叩く人たちにはきっと贅沢な値段なのでしょうが、
日頃、昼間、ホテルに連れ立って来て豪華なランチを食べ慣れている
主婦の皆さんにはおそらくお手頃な値段でミクニシェフのお料理が楽しめる、
少しリッチなレストランという位置づけになると思われます。

美術展を見た後、その余韻を語り合うにはとてもいいシチュエーションですね。



テラス席もあります。
前はお堀ですから、眺めは抜群。



立食パーティですが、自分でお料理を取って盛りつけを台無しにして食べる
「いつものビュッフェ」ではなく、お皿をウェイターが配る方式です。



メインのローストビーフ。
立って受け取ってそのまま片手で写真を撮ったのでフォークが・・・。

実質我々が頂いたお料理はこの二品だけ。
パーティでおなかを膨らませる人はいませんから、皆もこんなものです。

どこかで見たことのある人発見。

芸能人も何人か顔を見せていました。
でもそういう人は本当に「顔を見せるだけ」。
辰巳琢郎さんをもう少し近くで見たかったのですが、やはり一瞬で消えました。

わたしたちもご挨拶だけして一瞬で失礼しました。

 

きっと、ここ、ランチにはとてもいい場所だと思います。
三國さんご本人はおそらく滅多におられないのでしょうけど。

さて、こんな感じで終わってはつまらないので、このあと、銀座に繰り出しました。



「どこ行く?」(わたし)
銀座ライオンの音楽ホール行ってみようよ」(TO)

唐突ですが、このエリス中尉、ブログを始めて本日で933日、
今までアップしてきたログで、誇張と間違い、書いていないことは大いにあっても、
嘘偽りを書いたことはただの一回もありません。

ということを前置きした上でお話ししますが、この日のまさに前日、
エリス中尉、ある方に「知り合いがここに出演している」と聞いたばかり。
そのまさに翌日、わたしではなく連れ合いが「行ってみようよ」と言いだしたのです。

なんたる偶然。

もしかしたらTOは、その方との会話をどこかでこっそり聞いていたのではないか、
と思うほど驚きました。

そこで、その日がその方の関係者の出演日ならば完璧でしたが、
残念ながらそこまでの偶然はありませんでした。
この日は何とも珍しい、スイス・アルプス音楽のグループが出演していました。



ミクニシェフのパーティに続き銀座ライオン。
なんとも風情のある取り合わせでございます。

広いホールは正面に舞台があり、客は数組。
非常に寂しい雰囲気に思われたのですが、この日のバンド、ただ者ではない。
音楽の合間にしょっちゅう「アイン・プロージット」なんて歌を繰り返し歌わせ、
乾杯を繰り返させて、客を巻き込んで楽しませてしまう気満々です。

トロンボーンにトランペット(女性)アコーディオン(80歳過ぎのおじいちゃん)、
ピアノとヴォーカルという構成で、皆クラシック出身らしくテクニックは確か。

そしてそのうち、各テーブルから「舞台参加者」を募ってきたので
「はいっ!わたし行きます!」
速攻で手を上げるエリス中尉。
「ええっ!ほんと?」

なぜ驚く。TO。
自分の妻がこういう人間だと今まで知らんかったのか。



しかし何のことはない、「ドレミの歌」に合わせてカウベルを振るだけ。
エリス中尉の持たされたのは「ファ」のカウベル。
しかし、この様子を見ていただくとおわかりのように、エリス中尉、
もうノリノリでございます。
なんなのこの高揚感は。
まるで「ヨーソロ」で愛国行進曲を歌ったときのような・・・・。




おまけにバンマスがむりやり腕なんか組ませちゃって、
「はい右~~~」「はい左~~~」
歌に合わせて身体をゆらゆら。
一杯入っている他のみんなはともかく、エリス中尉、全く白面でやっております。

ああ、見知らぬ仲間とこうやって腕を組み、つかの間の交歓を楽しんでいると、
「人生これ一場の夢」という言葉が、なぜかふと我に返った脳裏を
かすかに掠めるのでございます。

―にしても、なんでこんなことやってんだろ、わたし―



このあと早々に引き上げました。

あ、この夜ここにいて、このブログを見つける人が、また出てきたりして・・・・。




次回予告:

今日はちょっといつもの「ネイビーブルー関係」をお休みしました。
明日は観艦式の続き、さらにその次の日は「白洲次郎関係」、そして入間航空祭です。
ちなみに白洲二郎関係ですが、思ったほど収穫がなかったのでご報告だけとなります。














最新の画像もっと見る

10 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
5年に一度の党大会 (しん)
2012-11-09 01:26:20
エリス中尉殿、しんです。本日、シナ共産党大会が開かれまして、胡じいさんが演説しました。「我が国は、国権を脅かす、いかなる外国からの侵攻に対し、断固としてソレを排除する」と言うような感じでした。これは何を意味するかと申しますと、尖閣問題は、当分どうしようもない、という事かもしれません。我々経済人は、政府を当てにせず、断固、ますますシナとの交流を深めたいと今日、確信したのです。報告終わり!ところで、白洲の話は、簡単に終わるのでしょうか?敬礼!
返信する
「何が国権を脅かす、だ(ペッ) (エリス中尉)
2012-11-09 13:20:59
お前が言うなお前が」と日本人としては思ってしまいます。
いくら経団連や日経新聞が中国とは経済的互恵関係を緊密に何があっても友達同士仲良くするあるよろし、といっても、企業はまるで沈む前のフネからネズミが逃げ出すように、中国から東南アジアやインドにシフトしはじめていますね。

レアアースの問題にしても、対日輸出を禁じて本当に困っているのは中国国内の輸出業者で、それを尻目に、日本はカザフスタンなどと契約をし、さらには国内に埋蔵された資源としてのレアアースの採取実用に取りかかっていると言う話です。

そもそも、政治的、領有権問題をすぐに経済問題に反映させるということに対して中国はあまりに自制心がなさ過ぎます。
「おとなり韓国」はなんと言っても日本がなければ立ち行かないので強気になれずそっちは控えめですが。
経済制裁は有効な外交手段とは言え、すぐにそれを実行する国とはリスクが高すぎて付き合えない、と判断する企業が増えてきているのでしょうね。
ましてやしんさんの報告によると、まったくその姿勢を変える気もなさそうだということでは・・・。

うーん・・。
「シナとの交流をますます深めたい」、ですか・・・。
しんさんは「中の人」ですから、外から中国という国のあの幼児じみた姿勢を見て「こんな国、国交断絶でいいんじゃね?」と思う多くの日本人とはまた違った立ち位置から中国を見ているんだなあ、とあらためて実感する一言です。
勿論感情論だけで片付けるべき問題でないことは、理性的な観点からも百も承知ですが、なんと言っても当の相手が基本的に感情論(のような国権意識)の上に立っているだけに・・・・まったく個人的な意見を言わせていただくと、何というか歯がゆいですね。

白洲の話は、今のところどうなるか全く未知数です。
取りあえず明日は「白洲関係者についての考察」ですが、全体は観艦式や航空祭のように、たぶん一回では終わらないと思います。
そろそろアップにかかるつもりですが、手始めとして明日の「体験記」をお読みくださいませ。
返信する
再:3日前のコメントです (しん)
2012-11-13 02:42:58
エリス中尉殿、こんばんは、昨日の党大会では、地元のツイッターで、大変な落胆の声が上がっているようですが、残念ながら、見ることができません。また、規制をやってます。中尉殿のご立腹も理解します。最後の手段として、駐在員撤退のカードが残っています。今のまま推移すれば、私の居る業界では、そのような時が早晩来るかもしれません。(1年間はもつと思いますが)駐在員2,000人とその家族の撤退、日系サプライチェーンの撤退で、直接雇用者20万人が、即座に職を失います。合弁企業や、販売網の失業者を見積もり中ですが、おそらく500万人規模が、路頭に迷うことになります。代替品への移行を考慮しても250万人の雇用喪失。シナ人だから、いいじゃない、とは行きませんので、悪しからず。ところで、本日アップの池田航海長、とても可愛いですね。調べたところ、海軍では、一尉=大尉=ルーティナント、つまり、エリス中尉も本当は、エリス大尉だったんです。海軍ですから。ところで、本日は、Obama再選大統領の男泣き映像を見つけました。ボランティア選挙事務所に策や訪問、5分挨拶中に(T_T)。見てやってください。これが演技ならオスカー並み、おそらく本物だと確信しております。

http://v.youku.com/v_show/id_XNDcyODYxMTQw.html
この映像を見て、ある人を思い出しました、T社のアキオ社長です。米国リコールで、公聴会に呼び出され袋叩きにあった後、地元のオハイオ工場?の従業員を前にして「あなた達が一緒に居てくれたから、何とか耐えられた」と泣いた事件がありました。マスコミは、男は泣くもんじゃない!!!と大顰蹙でしたが、私は感動しました。男も泣く時が有ってもいいでしょ?エリス大尉殿、それでは、白洲記事、楽しみにしております。敬礼!
返信する
いろいろ (エリス中尉)
2012-11-13 22:15:35
うーん、中国。シャレになってないですね。
というかシャレの分からない国ですね。
全てにたいしてユーモアがない。
ユーモアとはつまり相手を思いやる気持ちです。
国家間の付き合いを力関係としてのみ捉える国なんですね。強いか弱いか。上か下か。
これを言っていいのかどうかはばかられるのですが、N社CEOは、中国に何かを何かするつもりでずっとうごいていたのだけどこんかいのけんでだめになったのでちゅうごくにいったりにほんにきたりしているうちにかぜをひいてえらいことになってしまっていたそうです。

ついでに言うと、乗馬は、正式にやっておられるのではなく、ご自宅(世界のうちのどこか、レバノンかな)の敷地に何となく馬がいるので、適当に乗ってその辺をぱかぱか、と言うレベルなのだそうです。
だから「乗馬やっている」とは誰にも仰らないと思います。
その山にはご本人曰く「あらゆる動物」が生息していて、猿もいるそうです。
ノアの方舟でも作ってるんでしょうかね。
「鍼」ですが、中国人にそれを言うと、「ゴーソさん、鍼がお好きならちうごくにいくらでも有名な鍼の先生がいるあるよ!日本でなんか受けることないある」と言い出す人がいるかもしれないので一応断っておくと、ゴーソさんのお好きなのはぶっとい中国針ではなく、日本人が改良に改良を重ねた、髪の毛より細い日本式の鍼ですからね。

そうそう、エリス中尉は実は「ジュニア・ルテナン」だったのです。
しかし、本家本元の「謎の円盤UFO」のエリス中尉がルテナン・エリスと自称しているので、わたしも一応そこだけ彼女に合わせています。
「セカンドライフ」のネームは「JLELLIS」としています。

アキオくん、公聴会でも泣いてましたね。
あれ、結局コリアンアメリカンの捏造だったのに、公聴会で「ここは泣く場所ではない」なんて鬼畜アメリカ人が言ったんですよ。許さん。

呆れられながら防大にも行ってしまい、大変なことになっています。
防大で聴いた講演にも、白洲の背負った占領時代についての面白い話がありました。
どうまとめようか考慮中ではあるのですが、実は最近長考がが過ぎて、少し煮詰まってきています。
ああ、白洲氏よ。我に力を与えたまえ・・・。
返信する
バラ~ク (しん)
2012-11-15 02:46:40
エリス大尉殿、敬礼!米大統領のおとこ泣き、いかがでしたか?なかなか、いい感じじゃないですか?このコメントが、届いたこと、嬉しく思います。N大使関連のコメントも届くことを祈ってます。敬礼!
返信する
よかった (エリス中尉)
2012-11-15 18:01:58
アメリカに住んでいるとき、シーアイエーはキーワードを抽出してネットをいつも捜査しているから、特定の言語が集中しているようなメール、とくに当時でしたら911関連のことについては気を付けたほうがいい、と言われることがありました。
アメリカでそうなのですから、情報統制しているちゅうごくでは当たり前にやっているでしょうね。
彼らは漢字が読めますから、単語だけで判断して適当に間引いている可能性は大きいです。

実は・・・つい最近ですが、このブログに何者かがしんにゅうし、ログの中間部分、そして「ある筋」に都合の悪い記事の一部を消した疑いがあります。
ある日のその記事へのアクセスが非常に多く、不審に思って記事を確認すると、記事の中間部分と後半全部だけが不自然に消されていました。
(いまでもまだそのまま置いてあります・・・・書き直すのが面倒なのと曝す意味で)
そういうことが実際事故で起こるものかどうか、ちゃんと検証する必要があるのですが、ズタズタにされた記事っていうのが、あるこうきょうほうそうのそしょうもんだいを扱ったものだったので、「このブログも、ついに反社会的げんろんとしてマークされ、ハッキングされるまでになったか」と胸が熱くなりました(笑)
戦うつもりはありませんし、確たる証拠がないのでしばらく状況観です。
結構力を注いで書いた記事だったので不愉快は不愉快ですが、もう一度書き直すほどの時間もないし・・・。
(おい)
でも、そのうち気が向いたらもう一回同じような記事を上げてみて、それがしんにゅうされけされたものかけんしょうしてみるのも、また一興かもしれません。
(漢字をさけたので読みにくくてすみません)

小浜さん、なかなかかわいらしいですね。
政治家としては評価しませんが、実に魅力のある人物なのだろうな、と思います。
間近にいたら、きっとそれだけで支持してしまうかもしれない。

我々は報道やネットの情報からその人物を判断し、評価し、そしてその言動や政治家であれば政策、さまざま批判し、たとえば「ばいこくど」なんてことばで呼んだりするわけですが、最近お話ししたある内幕関係者が「実際に会って話すと、ハトヤマさんは本当に頭がいいと感じる」
とおっしゃっていたのを聞いて、政治家としてどうでも個人として知り合ってしまったら人は全く違う目でその人間を見てしまい、その解釈を優先させるのかもしれない、と感じました。
小沢一郎がいつまでも当選し続けるのも、政治家の中に熱心な信奉者がいるのもつまりは「実際に会うと嫌いになれない人間」だからなのだろうな、と。

別ログでN元アンバサダーについておっしゃってますが、この方に対する一般の、そしてわたし自身の感想ははっきりいって「BKD」なんですよ。
しかし、ちゅーごくとちゅーごくで商売している日本企業の側に立つと、まったく違う観点でこのかたの言動を解釈するのだろうな、という気がします。

まあ、簡単に言うと、世の中には真理はあっても真実はないってことです。
(極論?)
返信する
海軍の階級 ()
2012-11-15 20:44:06
「Lieutenant」は、海軍階級では大尉ですが、「大尉=Lieutenant」、「中尉=Lieutenant Junior Grade」となり、どちらも呼びかける場合は「Lieutenant」です。

同じように「Commander=中佐」と「Lieutenant Commander=少佐」も、呼びかける場合は「Commander」と呼びかけます。

因みに、海軍では大佐は「Captain」ですが、同じ呼び方は、陸軍と空軍では「大尉」になってしまいます。
陸海空3軍が密集しているハワイで勤務した時、電話に向かって「I am NAVY Captain!!!!」と怒鳴っている海軍大佐を頻繁に見かけました。

もう一つ豆知識。。。。。。
米陸軍と英陸軍の階級呼称は、ほぼ同じですが、空軍では全く異なります。
米国は、陸軍と同じような階級呼称をしていますが、英空軍は海軍とも共通するような呼称をしています。
詳しくは、別の機会に。。。。。。。
返信する
階級呼称って (エリス中尉)
2012-11-15 22:02:59
本当に難しいですね。
だいたい米軍、陸空海でバラバラって、なんでそんなことになってしまってるんですか?
一度どこかで、日米の旧海軍軍人が一堂に会したパーティの最後、みんなでこぶしを振り上げて
「Beat Army!」ってやっている写真を見たことがあるのですが、あちらさんも相当仲が悪かったのかな、なんて思います。
階級章が全く横並びになっていないことを考えても、もしかしたら本当にそうだったのかなと。

「海軍ののキャプテンですが何か?」
これが一つの「お定まりの文句」になっているあたりが、アメリカという国の合理的だかそうでないんだかよくわからない部分ですね。
返信する
Beat Army ()
2012-11-17 01:04:16
http://www.ikebites.com/images_sherril.htm

公式写真で、こんなことやっちゃう方々です。。。。。

因みに、F-4ファントムが現役で活躍中の頃、米空母に着艦した英国海軍のF-4が、翌朝飛び立とうととしたら、何かいつもと違う愛機の雰囲気。。。。。。。。

機体のサイドに書かれている「ROYAL NAVY」のインシグニィアが一夜にして「COLONIAL NAVY」に書き換えられていたそうです。
返信する
ちょっと、これ・・・ (エリス中尉)
2012-11-17 14:18:08
Beat Armyってもしかしたら米海軍の公式標語だったんですか?
トルーマンとアイクの甲板に、わざわざ人文字で・・・・。
しかし、陸軍がやっているのを見たことはありませんね。
「ネイビーのおっちょこちょいどもが!」
って感じで相手にしないことになってるのかな。

しかし、大英帝国の植民地支配を弄るとは・・・。
かつて支配されていたアメリカがそれをやっちゃあシャレになってない・・。
返信する

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。