ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

台湾のちょっとヘンな写真

2012-01-09 | つれづれなるままに

何日かにわたって10日にわたる台湾旅行のレポートをお届けしてきました。
いよいよ〆として、ちょっとヘンな写真を淡々と挙げていきます。

冒頭画像はヘンな写真ではなく、最終日の部屋のプライベートプールで泳いだときのもの。
台湾の気温は日本の10月後半~11月くらい、プールは温水で水温は20度でしたが、
この日昼間あまり陽が無かったのでかなり寒かったにもかかわらず、お風呂に長時間浸かり、
体を温める下準備をして、無理やり強行。
「せっかくプールがあるのに一度は入らないともったいない」という実に小市民的な理由です。

それではまいります。
 
女子会という言葉が日本で流行っているからというわけでもなさそうです。

なんてことないんですが「永遠犬猫美容」という響きが気にいって。

LIの店。わざわざ日本語で。ちょうどこのとき、店主がガラス磨きに出てきていましたが、
店構えからもお分かりのようにお洒落なイケメンでした。
置いている洋服も、高級品ばかりでセンスの良いディスプレイ。

スポンジボブ=海綿寶寶。かいめんぱおぱお
アメコミも人気ですが、それ以上に人気なのが日本の漫画。


日本の広告と言ってもいいこの違和感のなさ。
ゲゲゲの、という部分はさすがにGeGeGeになっていますが、鬼太郎の、というところに
何故か「の」の字が。


台湾は日本語表示が普通にどこにでも見られます。
どれも、間違ってはいないんだが、微妙、という文章が少し混じっています。
ラルーなどの一流ホテルであっても、ビュッフェなどで料理につけられたプレートに
「有機野菜を煮た」「鶏肉を炊いた」などの言文一致料理紹介があって笑わせてくれます。

そしてこういう日本語の監修をする人に、センスがあるとは限らない、という例がこの看板。
日月譚のほとりに立てられていた観光案内プレートのものですが、
「間違ってはいないし意味も分かるが、看板としては何か違う」。

「好んだです。」「奥さん宋美齢さん」
・・・・・・ちょっとかわいいですが。
それから「蒋介石様」は、なんだか北の将軍様みたいだからやめた方がいいかも。

意味は分かる。字が読めなくても絵を見ればわかる。
でも、おそらく日本の公共看板なら、もうすこし問題のものを抽象的に、
・・・いや十分抽象的なんですが、少なくともこんな三段重ねにはしないんじゃないかなあ、
とちょっと思いました。
 茶店のランプの下に立つ愚息。



日月譚のホテルの近くに喫茶店があり、何故か木に願い事を書いて吊ってあります。
中国にもこういう風習があるんでしょうか。
お寺でもなんでもないんですけどね。
葉っぱのない季節、赤い短冊が風情があって綺麗でした。
ちょっと台湾の皆さんのお願い事拝見。
この短冊は「家内安全」ってところですね。
「健康でいられますように」とかちゃっかり「ガールフレンドが欲しい」なんていうのが、
スタンダードなところ。でも、こんなのもあります。


陳さん、眉毛が薄いのを気に病んでいるんですね。
「眉毛が濃くなりますように」っておまけに要の横に小さく很(とても)という字が。
こんなところでお願いして何とかなるような問題だろうか。
ミクロゲンパスタみたいなものは台湾にはないのだろうか。
眉毛は薄いが字が黒々と濃いので、このお願い、無茶苦茶目立っていました。
なんかわからないけど、頑張れ陳さん。

動物はあまり見かけませんでしたが、このヘンな柄の服を着せられた犬は、
不動産屋さんの前の道をちょこちょこ歩き回っていました。
追いかけながら写真を撮っていたら、中から慌てた様子で人が出てきました。
鍋用に犬を誘拐、っていう話はここ台湾でもあるのかしら。
故宮博物館に行く途中のドライブウェイで見た巨大うさぎ。
下の小さいのもみんなウサギ。これは遊園地「ウサギーランド」(仮名)の表示。


いくらか値段は確認していませんが、いわゆる美術品。
ホテルのショップで売っていました。
誰かが買うんでしょうが、誰が買うんだろう。
こんな像が家に帰ったらいつでも玄関にあるというのもいかがなものか。

そして、極めつけ、この店のこんなもの誰が買うのか大賞。
これも売り物でーす。
三蔵法師(多分)が法悦の表情で空中浮遊しておる。 
お寺のご本尊にするには、このルーシーインザスカイウィズザダイアモンドな感じが、ヤバい。

それにしても激しく空気を読まず後ろでアイスクリーム食べてる子供とのコンボが、
もはやこの空間に一つの小宇宙を形成しています。


 
こんなとこで何やってんすか花田さん~!

空港にあった花瓶。
この花田勝さんが手で抱いている部分が鉢になっています。



おまけ*蒋介石の執務机を乗っ取ってほくそ笑むエリス中尉。

台湾旅行は安くて近くて便利。日本語も通じるし女の子はお洒落で可愛い。
ホテルのボーイさんもタクシーのおっちゃんも、皆感じ良く親切な人多し。
日本人は歓迎してもらえるので、絶対気持ちよく旅行できること請け合い。
年配の方には中国四千年の歴史の遺産を訪ねる楽しみもありますし、
何といっても食べ物が美味しい。

「老若男女、誰にでもお薦めできる旅行先ナンバーワン」に熱烈推薦して、
台湾旅行の報告を終わります。