ネイビーブルーに恋をして

バーキン片手に靖國神社

ディスプレイ購入した

2012-01-06 | つれづれなるままに

つまりテレビを買ったのね、などとおっしゃらないでいただきたい。
テレビは観ない、買わない、払わない(NHKに)という家訓を守りつつ今日まで来たのには
理由があります。
しかし、どうせあっても観ないとか、テレビ局の作るものがいろんな意味で酷すぎるとか、
特にメディアそのものについての文句は今日はさておき。

テレビのケーブルさえ繋がなければテレビを目にする必要も無いので、DVDを観るためだけに
大きな画面があってもいいとは思っていたにもかかわらず、昔、テレビというものが箱型であったときは

何故テレビを家に置かないか。
答え:インテリア的に許せない


であったのですが、待てば海路の日和あり、壁にかけられるタイプが出てきました。
でも、
それでも何故買わなかったか
答え:もっと待てばもっと薄いのが出てくると思っていた


ここで余談。
先のクリスマス、息子は相変わらず「サンタクロースに頼むものが見つからない」と
直前まで言い続けながら、24日になって
「ねえ、サンタに頼むもの、今から言っても間に合う?」とふざけたことをぬかすので、
「間に合うか―いっ!」
と一蹴してやりました。
去年の今頃、「サンタクロースの仮眠室」という当ブログ内記事で、
宅の愚息(11歳)はいまだにサンタクロースの存在を信じている、という話を書きましたが、
今年現在、サンタ実在に対するかれの確信はいささかも揺らいでいません。

息子は
「友だちの誰それくんはサンタクロースは両親だっていうんだけど、
俺は、俺だけは、サンタの存在を信じているんだぜ!」
と熱く語っていましたので、親としても、

「サンタはリストをもとに配達してるんだから、一旦プレゼントリストから外されたら、
来年から卒業したとみなされて来てくれなくなるらしいよ。
だから何でもいいから早く頼んでおかないと」
(意味:親の買い物の都合もあるから早く欲しいものを言え)

などと、もっともらしいことを吹き込みつつ何が欲しいか聞きだしてきたのですが、
案の定言いだしたのが当日。

「エックスボックス欲しいんだけど」
「サンタクロースは24日の深夜0時をもちましてプレゼント受け付けは締め切りました。
また来年のご利用をお願いします」
「じゃ、パパとママからのプレゼントってことでもいいや」
「でもいいとは何だっ!ちゃんとお願いしなさい!」

まあ、結局同じことなんですけどね。

本人にインターネットでXBOXがMacでできるかを調べさせたところ、できるということだったので、
TOと一緒に買いに行ったのはいいのですが、これも案の定というか何と言うか、
その後やっぱりつなげないようだ、と言いだしました。
そして、ディスプレイがどちらにしても必要だというんですね。

XBox買ってきてしまってから。


今日まで買わずに操を(何に?)守り通したこのわたしにディスプレイを買えと申すか。
しかし、ものごとには何かと縁というか、潮時というか、そういったタイミングがあるのですね。

それを感じたのは24日の晩。
仕方なく電気店に駆け込んだら、液晶ディスプレイの世界が凄いことになっていたのです。
皆さまは地デジ切り替えのときにすでにご存じの情報だと思いますが、なんといっても

安い!
(2~3万円から買える)薄い!(画像の通り)軽い!(同じ大きさの額より軽い)

わたしは高田社長か。
2万円台の商品にも驚きましたが、国粋主義の我が家としては、
画像のシャープ・アクオス、亀山ブランドの40型をチョイス。
しかも、当日7時までに購入すれば(6時半だった)次の日配送してくれます。すごい国だこと。

そして、次の日、二人で設置に来てくれたのですが、しばし「あれ?」「あれ?」みたいな
はてなマークの会話をふたりでぼそぼそ。そののち、
「あの~、テレビのケーブル差し込み口って、どこですか?」
「ああ、言うの忘れてた。うち、テレビ観ないので繋がなくていいんです。
ゲームのモニターとしてだけ使うので」
「はあ~・・・そうでしたか」

よっぽど特殊な客だったんでしょうか。かなりびっくりされました。
画像でもお分かりのように、お見苦しい配線コードは全て暖炉の後ろに隠れてしまい、
使っていないときは時計モードにしておけばインテリア的にもおk。

そして、何と!
知っていればもっと最初から全面的に賛成していたと思うのですが、
しかも欲しがった本人も知らなかったのだそうですが、XBOX、ただのゲーム機と思っていたら
DVDと、youtubeが見られるということが判明。
さっそく「The Earth」などを大画面で観て「いや買ってよかった」と手のひらを返す母親。


さあ、そこで当面の課題は「次回NHKの料金聴取係員が来たときどうするか」なんですが、
皆さん、ご存知でしたか?
「受信機器を持っていたら払わなくてはいけない」とだけ係員は言うらしいですが、放送法には

「受信が可能な設備が無い場合は払わなくてもよい」


とちゃんと明記されているのだそうですよ。

今までは
「うち、テレビ無いんです。見に来られます?」と言ったらおとなしく帰っていったのですが、
これからは、

「もし我が家に一歩でも踏み込んでテレビのケーブルを見つけだすことができたら
そのときは料金を取るがよい。
しかし見つけられなかったときは・・・・・、どうなるかわかるな?」
とか言っちゃうもんね。


ところで、ディスプレイでさっそく「戦艦大和」(藤田進の出ているやつ)を観て、
やっぱり大画面で観る映画はいいのう、と嬉しくなったわたしですが、
(なぜわざわざ白黒のその映画なのかについては突っ込まないでいただきたい)
一つ問題が。

息子がゲームをしている間ずっと聞こえる銃声。
イライライライラ・・・・ぷちっ*
「なんなの~そのゲームはぁー! ずっと銃声ばかりじゃないの!」
「ママの観てる映画もしょっちゅうこんな音してるじゃない」

ママは銃声が好きで観てるわけじゃないです。

というわけで、息子はゲームの時間をいままでよりかなり厳しく制限される結果になりました。
彼にとってはこのプレゼント良かったのかどうなんだか。