今日、私が参加している句会の選句をしてメールで送った。
40歳から句会というものに参加して、
何回も選句をしてきましたが、むずかしいですね。
これは私に、俳句の感性も教養もないからだということは分かっています。
以前の句会は毎月ありました。
その句会はもうずいぶん前に参加者が少なくなり、終わってしまった。
現在参加している句会は、年に4回です。
もっと句会をするために、どこかの俳句のグループに入ることも考えたが、
この歳ではその元気がない。
がん患者だという想いもある。
新聞の俳句欄やテレビやラジオの俳句の番組に投句すればいいと思うのですが・・・。
「究極の短歌・俳句100選セレクション(1)『時代と戦争』」(Eテレ 22:30~)
8月10日録画した番組を見た。
番組で紹介してくれたものを見て、下記の短歌と俳句が私はいいなと思った。
濁流だ濁流だと叫び流れゆく末は泥土か夜明けか知らぬ 齋藤史
軍衣袴(グンイコ)も銃(ツツ)も剣(ツルギ)も差上げて暁渉る河の名を知らず 宮柊二
催涙ガス避けんと秘かに持ち来たるレモンが胸で不意に匂えり 道浦母都子
降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男
戦争が廊下の奥に立ってゐた 渡邊白泉
すべなし地に置けば子にむらがる蝿 松尾あつゆき
彎曲し火傷し爆心地のマラソン 金子兜太
赤い椿白い椿と落ちにけり 河東碧梧桐
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昨日は、私の参加している句会の投句締め切り日でした。
なんとか作った3句を投句した。
しかし、今日の昼間、その3句のことを考えていたらなんか嫌になった。
それで、句会をとりまとめている人に、
「昨日の投句はなしにして下さい」とメールした。
すると、その方から、
>せっかくお詠みくださったのですもの。
>清記に一緒に加入させては駄目ですか?
>もし推敲や変更など、ございましたら
>お待ちしています。
とメールが来た。
ありがたかった。
私はそれから俳句を真剣に考えて2句作った。
それで、さきほどその句会にあらためて5句投句しました。
詩人の清水哲男氏死去 俳句の評論でも活躍
(東京新聞)
今朝、友人からのLINEで清水哲男さんが亡くなったことを知った。
残念です。
清水哲男さんとのいろいろなことが思い出されます。
今は、悲しくて何も書けません。
これまで、清水哲男さんとのことを書いた九想話を書いておきます。
2005年11月16日 お風呂の話
2005年11月20日 詩人の“読み”
2006年03月07日 母を詠んだ句
2006年05月07日 薔薇、そして向日的
2006年06月15日 蛍句会
2006年06月29日 さよなら「増俳」
2006年07月15日 学士会館
2006年07月16日 清水哲男さんと話す
2006年07月17日 二次会三次会
2007年01月05日 外国の誰かの詩
2007年02月19日 2つの偶然
2007年05月22日 原子公平
2007年06月29日 ブログの縁
2009年10月09日 阪神負ける
2009年11月10日 ぐんけ
2010年12月06日 自覚
2011年01月20日 一日十句
2011年06月06日 草の雨
2011年07月31日 増殖する羞恥心の夜
2012年06月03日 余白句会100回記念会
2012年10月07日 週間ZouX
2012年11月26日 さきにゆく
2014年01月20日 藁打つ音
2015年05月04日 5月
2016年01月14日 心配です
2016年06月08日 清水哲男さん
2016年08月09日「増殖する俳句歳時記」終了
2016年10月16日 久しぶりの清水哲男さん
ー合掌ー
私の参加しているネット句会の結果が発表された。
下記の四句を選んでいただきました。
生きたくてただ生きたくて冬の蝿
春を待つ少年は直立不動
冬の星この街にすみ老いてゆく
血尿散る白き便器に冬の朝
この他に、誰にも選句されなかった一句があります。
今回は、多く採られたほうです。
いつもは、一句か二句しか選ばれません。
へたくそな俳句ですが、続けていきたいと思います。
私の参加している句会の令和3年秋句会の結果が送られてきた。
これまでの句会では、投句した5句のうち選句される句は1つか2つでした。
今回は5句全部選句された。
いつも投句締め切り日に、ない頭を使って俳句をひねり、
そのたんびに自己嫌悪を感じつつ投句しています。
飄々と老いていきたし花木槿
わが夢を捨てきれないで鰯雲
わが老いにうろたえている秋の暮
秋しぐれさみしき夜は寝るがいい
膀胱の中で咲いてる曼珠沙華
昨日は、私が参加しているネット句会の投句日でした。
私は昨日、必死になって句を作りました。
必死になってもだめですね。
日頃、俳句を作っていないとなかなか俳句脳になれず句が浮かばない。
>散っているものもありますが、今一番の癒やしは秋の草花です。
>秋の草花の中から一つ選んで頂き、それを詠んで戴くのを兼題にしたいと思います。
>他は当季雑詠で合わせて五句まで、お詠みくださいませ。
今回の秋句会は、こういう題でした。
私は、九想話にも書いた「千日紅」を詠みたいと考えて歳時記を開いたが、
「千日紅」が私の歳時記になかった。
ないので「木槿(むくげ)」を季語にして俳句を作りました。
今、ネットで検索したら「千日紅」は、晩夏となっていた。
でもうちの千日紅は9月に咲いたんですよね。晩夏ではない。
歳時記での夏は、立夏(五月六日ごろ)から立秋(八月八日ごろ)の前日までです。
このへんがむずかしい。
さて、今回投句した私の五句は選句されるのでしょうか?
今日、今年初めて(だと思う?)町の図書館に行った。
緊急事態宣言のときは、図書館は開館していなかった。
私は、できることなら新聞をとりたいが、経済的にそれができない。
10月になり、緊急事態宣言が解除され図書館が開館している。
今日、久しぶりに図書館に行きました。
そして、乾ききった喉に水を流し込むように新聞を読んだ。
10月3日の朝日俳壇を見ると、友の俳句が載っていた。
一汁の具に間引菜の一握り
>二句め。質素で、すがすがしい暮らしぶりが目に浮かぶ。
選者の評がいい。
私も、いい句だなと思う。
友は日々がんばっている。
彼は、何十年も毎日十句作っている。
私は、一句も作っていない。
10月に、ネットの句会があるので久しぶりに俳句を作るでしょう。
私はいいかげんで、いつも“やっつけ”でひねっている。
小説を書くのも中途半端。
今日は、朝日俳壇で友の俳句に出会って、身の引き締まる思いでした。
友を見習って、私ももう少し“やらなくては”と反省しました。
この句会のことをこれまで私は、九想話に書いていません。
というより、ここ何年か俳句のことは書けなくなってきています。
むかしは毎日ヘタな一句を、九想話に載せていたときもありました。
私の俳句への気持ちがなくなったわけではありません。
俳句を想う自分のチカラがなくなっているのです。
私は、40歳からある句会に入り、いいかげんに俳句を作ってきました。
その句会は、5年ほど前に解散してしまいました。
俳句を真剣に勉強するという姿勢ではなく、ただ呑気に詠んできました。
俳句はそれでいいと思っています。
これからもそんなふうに俳句とつきあって行こうと思っています。
●老いてゆくポツリポツリと夏の雨
●茗荷の子こんなところでかくれんぼ
私の句が、この句会でとられることはあまりありません。
この二句の他に下記の句も投句したのですが、選ばれませんでした。
夏めくや若き女の白き腕
また尿意トイレに急ぐ熱帯夜
朝ぐもりやることもなし何もせず
このような句しかつくれない私ですが、これからも俳句は作っていくでしょう。
実は、4/19(月)が私が参加している句会の投句締め切りでした。
私としては5句作って、投句したいと考えていた。
4/18、家ではテレビ撮影が行われていた。
私と女房は、家から7キロほどのところにあるショッピング・モールに1日いた。
1ヶ月前ぐらいには、その日に鎌倉などに行っていよう、なんて予定していた。
しかし、このコロナ禍です。
あまり出歩かないほうがいいのでは、と考えた。
それに、家の撮影のほうが気がかりで、鎌倉の景色を見るという気になれなかった。
それで、ショッピング・モールにずーっといた。
しかし、時間が遅々として進まず、過酷な時間を過ごした。
スマホで歳時記を出して春の季語をみたのだが、句がまったく浮かばなかった。
点滴や無音で落ちる春の暮
というのが、入院の日々を思ってなんとか浮かんだ。
あとは俳句が作れなかった。
昨日は、疲れていたのか俳句のことは考えられなかった。
今日、昨日が投句締め切りだったことを思い出した。
あ…、投句できなかった、と地団駄を踏み悔しかった。
ところが今日の昼の12時に、「〆切延期のお知らせ」のメールが来た。
4/21に延期します、という内容だった。
これから俳句を作ろうと思います。
日曜日に作った句も推敲しなければ・・・。
明日は、膀胱がん3回目の手術後の最初の外来に行く。
主治医になんといわれるのか気がかりです。
正直なところ、俳句を詠むという精神状態ではありません。
でも、なんとか俳句を作り、投句したいと思います。
ここでがんばらなくては、これまで俳句をやってきた意味がない。
1月10日、私の参加しているネット句会を作って、世話役をしている方から初句会開催のメールが来た。
投句締め切りは1月20日で季語は晩冬&新年、お題は「悪態句」でということでした。
> 夏井いつき組長の句集に〈悪態句集〉というのがあります。
そしてその悪態句が5句書いてあった。
「悪態句」1句を含めて5句を作らなければならない。
この初句会になんとしても投句しようと思った。
これまでは仕事をしていたが、もう“無職”です。
時間はある。
ただ、このところ句心がない。
これが問題ですが、なんとしてもこの初句会には参加したいと思う。
しかし、「悪態句」などこれまで作ったことがない。
私に作れるのだろうか?