苦月を漂う

9月は、苦い月でした。
はじまりは、佐久と軽井沢のことで楽しかった。
孫に会い、芝居も観た。
九想話を書いて10年目になった。
孫の誕生日、王監督勇退。
そして、楽家のママの死。

楽ママのことはこたえました。
日にちが1日過ぎるほどに心を削られています。
人間なんてこんなに辛い思いで生きていてなんなのかな。
あげくのはてに、苦しみ抜いて死んでいく。
20代の頃に思い悩んでいたことを、この歳であらためて考えている。

四の五のいっても、生きるしかない。
だったら、少しでも、楽に生きていたい。
でも、これが思うようにいかねェんだよな。
酒でも呑んで、ただ酔うしかないよな。

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９／１　　残暑
９／２　　尾崎放哉　　　　　　　　　　　酒呑んで何が悪いすいません
９／３　　働く人々
９／４　　蓼科高校ジャズクラブ
９／５　　彩の国古本まつり
９／６　　咲く大正琴ドレミ ♪
９／６　　文化箏　花音
９／６　　尺八　駒場教室
９／６　　津軽三味線　撥音会
９／６　　五人・五色の昔ばなし
９／６　　フラ・ウェリナ
９／６　　浅間ジャグリング同好会
９／６　　都響ブラスアンサンブル　　　佐久の夏集う人々しあわせに
９／７　　久しぶりの孫　　　　　　　　　 新涼や“祖父”になれない孫の前
９／８　　たまには演劇を　　　　　　
９／９　　めがね橋　　　　　　　　　　　　煉瓦秋碓氷峠のめがね橋
９／１０　五料茶屋本陣　　　　　　　　　秋の旅何年ぶりのツーショット
９／１１　転職のすすめ
９／１２　今岡復帰
９／１２　パラリンピック　　　　　　　　　 秋晴やパラリンピック親の愛
９／１３　忘れられた九想話
９／１４　いかけしごむ
９／１５　疲れた
９／１６　8月の句会
９／１７　困った
９／１８　半年　　　　　　　　　　　　　　　 ゆっくりと橋渡りゆく居待月
９／１８　よしもとばなな
９／１９　誕生日プレゼント
９／２０　幸せは男
９／２１　誕生日前日　　　　　　　　　　　わが孫はどんぐりのような女の子
９／２２　やっと秋
９／２３　副賞がこない
９／２３　さあ、これからだ
９／２３　王監督勇退
９／２４　猫背
９／２４　送信ミス
９／２４　猫背　つづき
９／２５　楽ママの笑顔　　　　　　　　 　楽ママの笑顔さびしき曼珠沙華
９／２６　西武、リーグ優勝　　　　　
９／２７　村上龍
９／２８　10月の勤務
９／２９　知性のかけらもなし
９／２９　ナンバーワン
９／２９　9月の課題
９／３０　苦月を漂う　　　　　　　　　　　酒を呑みただ酔うばかり九月かな

9月の課題

もう9月も明日で終わりです。
ということは、私の入っている句会の投句締め切りだ。
明日は日勤で午後8時まで仕事です。
立哨しているときに句が浮かべばいいのですが、
私は歳時記がそばにないとだめなんです。
やっぱり、家に帰ってから俳句をつくって投句しよう。

「わいわい雑俳塾」(第205回)平成20年9月の課題 

           「露」
芋の露連山影を正しうす　　　　　　　　　　　飯田　蛇笏
くるぶしの露けき頃となつてをり　　　　　　　川崎　展宏　　　
白露や死んでゆく日も帯締めて　　　　　　　三橋　鷹女　　　
露の夜の空のしらみて来りけり　　　　　 　 久保田　万太郎　　　
一めんのきらめく露となりにけり　　　　　　　　　　　〃

　　　　　「夜長」　　　
浅草や夜長の町の古着店　　　　　　　　　　永井　荷風
北山の夜の長さを杉育つ　　　　　　　　　　　細見　綾子
鉛筆を削る匂ひの夜長なる　　　　　　　　　 杉野　一博
長き夜の二つの時計鳴りにけり　　　　　 　 久保田　万太郎　　　
たぎりたつ湯にさす水の夜長かな　　　　　　　　   〃 　　　　

　　　＜“道”しばり＞
月の道子の言葉掌(て)に置くごとし　　　　　 飯田　龍太
今日の月馬も夜道を好みけり　　　　　　　　  村上　鬼城
旧道はくねる本筋十三夜　　　　　　　　　　　 平畑　静塔
また道の芒のなかとなりしかな　　　　　 　　 久保田　万太郎　　　
露の道また二ダたにわかれけり 　 　　　　　　    〃

ナンバーワン

イチローあと「２」本で…“張本超え”来季へ持ち越し(夕刊フジ) - goo ニュース

「１番になりたかったですね。僕はナンバーワンになりたい。
　オンリーワンになりたいとか甘いこと言ってるヤツが大嫌いなんで」
イチローらしいな。
ナンバーワンになれる人しかいえないセリフだ。

知性のかけらもなし

中山国交相、辞任　在任５日、麻生政権ダメージ(朝日新聞) - goo ニュース

こういう人は、政治家も辞めていただきたい。

10月の勤務

最初の10月の勤務表を見たら、
36時間勤務が4回もあった。
あの辛い36時間勤務が4回も。
私は勤務を作る人に、
身体が壊れるので変えて欲しいとお願いした。
結局、34時間勤務が1回だけになった。
助かった。
24時間勤務は10回。
あと日勤が7回。
10月はなんとか身体がもちそうです。

村上龍

村上龍と私は同じ昭和27年生まれだ。
でも、かれは早生まれなので学年的には１コ上です。
1976年かれが２４歳のとき（私も２４歳でした）、
「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞をとった。
それをそのときの私は読んで、これが芥川賞か、と思った。
でも、同じ歳のかれが芥川賞をとったことは刺激になった。
（おれも小説を書いてみようかな）と思ったりした。
その頃の私は小説など書いていなかった。
詩みたいなものを書いていました。

9月の中旬、なんの気まぐれか村上龍の「インザ・ミソスープ」を
図書館で借りてきて読んでみた。
これまで、かれの活動はそれなりに気にして生きてきた。
このへんでかれの小説を読んでおこうと考えた。

読みはじめなかなか面白いな、と思った。
しかし、半分ほどまで読んで、こういう小説は私にはいらない、と思った。
先を読む気がしなかった。
どんな本でも最後まではだいたい読む私ですが、
読み続けたくなかった。

西武、リーグ優勝

西武、４年ぶりのリーグ優勝(読売新聞) - goo ニュース

今日は、20時まで仕事をして帰る日勤だった。
池袋まで乗る有楽町線はすごく混んでいたが坐れた。
池袋で乗り換えたときも坐れた。
ラッキーだった。

今、私は「檀」（沢木耕太郎著 新潮文庫）を読んでいる。
これは檀一雄の奥さんを一人称にして書いた本だ。
夢中になって読んでいると、
練馬を越えたあたりで、とつぜん車内放送があった。
「さきほど、埼玉西武ライオンズが優勝しました」（さすが西武線）
私は、一瞬「え？」と思った。
タワーマンションを出てラジオで、
日本ハムとライオンズの試合を聴いていたが、2-0で負けていた。
地下鉄ではラジオが聴けない。
ずーっと本を読んでいた。
家に帰ってテレビを観て理解した。
２位オリックスが楽天に敗れたためだったのだ。

正直なところ私はライオンズを応援していない。
家のベランダから西武ドームの屋根が見えるというのに。
息子たちが小学生の頃は応援していた。
森監督、清原、秋山、工藤などがいた時代だ。
来年からは心を入れ替えて応援しようかな。
セリーグは阪神、パリーグはライオンズということにしよう。
その前に、クライマックスシリーズで
埼玉西武ライオンズを応援しなくっちゃ。

しかし、やっぱり明日の阪神巨人戦が問題だ。

楽ママの笑顔

昨日17時15分、夕食を食べタワーマンションを出て、
埋め立て地に区切られたちっぽけな海を見ながら、
タバコを吸っていたらポケットの携帯電話が震えた。
携帯のフラップを開いてみるとみっちゃんからのメールだった。
> 今日1時40分、楽ママ永眠しました。
という内容だった。

（やっぱり死んじゃったのか…）
というのがそのときのおれの素直な思いだった。
なんか楽家のママは、ガンの治療を趣味として
ずーっと生きているのではないか、なんてどこかで思ってた。
心が急にしぼんでしまった。

四角い海の左側には、いくつかのタワーマンションが並んでいる。
右には普通のマンションや住宅があり、
海はそれらからもれている光を反射してキラキラしていた。
昼間はよどんだ海だがきれいだった。

みっちゃんに、
明日は勤務明けだから、手伝えることがあったらいって、
というようなことをメールした。すると、
> 献体なので、通夜などはありませんが、偲ぶ会をやるそうです。
と返ってきた。

それからの立哨やモニター監視のとき、
楽ママとのいろいろなことを思い出していた。
楽ママの印象として残っているのは、“笑顔”だ。
いろんな場面で笑っている楽ママの顔が、
頭の中に次から次へとたくさん出てくる。
警備員の制服を着てマンションのエントランスにしょぼんと立っているおれに、
「おぎちゃん、どうしたのよ。元気だしなよ」
なんて楽ママの明るい声がしてきそうだった。

猫背 つづき

やはり背筋はすうっと伸びているほうがかっこいい。
朝のラジオで、猫背を直す方法を話していた。
聴いていてこれはいいと思った。

それは、背中で腕を組むということだった。
これがなかなか難しい。
背中で腕を組むと背中がシャキっとする。
この状態で身体を前後左右に動かすストレッチを
1日3回ほどやるといいといっていた。
これを私はやっていこうと思う。

送信ミス

さっき、今日の九想話を
書けるところまで書いておこうと思い書いていた。
所沢駅で乗り換えるとき、
保存しようと思ったら、
送信してしまった。
続きは夕方送ります。