余白句会100回記念会

2012年06月03日 | 健康・病気

私は、余白句会100回記念会のことを書くと、
九想話に書いておきながら今日まで書いてない。
あのあと風邪を引いてしまったので書けなかった。
しかし、そのあと、体調が元に戻っても、書かなかった。
いろんなことが面倒になってしまったのです。

あの日私は、余白句会100回記念会をやる会場まで迷った。
軽井沢の田舎にいると東京が分からなくなります。
なにしろ軽井沢にいると人に会いません。
ところが東京ではどこにいっても人・ひと・ヒトです。
飯田橋駅前もすごい混雑でした。

 

日本出版クラブ会館にやっとたどり着いて受付でお金を払い会場に入った。
会場に入って私は戸惑った。
どこに坐っていいか分からない。
会場を出て受け付けの人に、
「どこに坐ったらいいのでしょうか?」と訊くと、
「お好きなところにどうぞ」という。
(そんなことをいわれても)と私は途方に暮れた。

その日の余白句会100回記念会で知っている人は何人かいるが、
話したことのある人は、清水哲男さんだけです。
あとで何人か「増殖する俳句歳時記」のパーティーで、
会ったことのある人がいることを知ったのですが、そのときは知らなかった。
(ええい、どうにでもなれ!)と居直って、私は会場の中央のテーブルの席に坐った。
会が始まって、私の右隣の席に坐った人は男性で、左隣は女性だった。
その2人がいろいろ話し始めた。
私は、ただ黙って正面のステージのようなところを見ていた。
そこには、事前に投句された句が貼り出されていた。
私の両隣の人間が、私がいないかのように楽しそうに話していて居心地が悪かった。
そんなときは飲むしかないのだが、ビールが少なかった。
乾杯のとき私のグラスはほとんど空だった。

「余白句会 第100回記念会 式次第」があるので書きます。
一、受付-選句(1時30分までに投句一覧の中から選句・投票をお願いします)
一、開会の辞(井川博年)
一、乾杯(奥坂まや)
一、余白句会創立会員鼎談(井川博年、中上哲夫、八木幹夫)
一、スピーチ(詩人、俳人のみなさま)
一、投句成績発表(三宅やよい)-講評(八木忠栄、今井聖)
一、閉会の辞(清水哲男)

私は、黙ってなんとか都合つけたビールを飲みながらそこに坐っていた。
ステージで話される話を聞いているのは楽しかった。
坐ったテーブルのみなさんがワインを飲み始めたので、私も飲んだ。
出来れば私は日本酒が飲みたかった。
少し私の心が落ち着いた。
こんなとき煙草が吸えたらいいな、と考えた。

  

いよいよ「投句成績発表」になった。
私の句には5票入っていた。
天の人には13票入っている。
とてもじゃないが天・地・人には入れなかった。
それでも5点句ということで前に出て挨拶するようにいわれた。
そんな晴れがましいところで挨拶なんてしたことのない私は、名前だけいって席に戻った。
すると両隣の人が私に話しかけてきた。
嬉しかった。
あ…、やっと「余白句会100回記念会」の出席者になれたと思った。

午後4時頃、会はお開きになった。
それから時間の都合のよい人は二次会に行った。
当然私も、みなさんのあとについて行った。
大きな居酒屋の地下が二次会の会場だった。
私たちのグループが最初に入ったので一番奥の席に坐った。
その席にあとから来た清水哲男さんが坐ってくれた。
久しぶりに私はじっくりとお話が出来た。
といっても私には何も文学的な教養がないので実のある会話は出来ません。
それに日本酒も入ったので、もうダメです。
今ではそこで何を話したのか覚えていません。
そこに坐った女性の方たちの写真を撮ったので、あとで送るといったのですが、
写真に写っている人のメールアドレスが分からない。
メールアドレスを教えてもらったのですが、顔と一致しない。
困った男です。

その頃、北軽井沢のパンカーラでは「フォークソング祭り」で盛り上がっているんだろうな、と思った。

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2 コメント

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おはようございます。 (なを)
2012-06-04 06:50:19
余白句会、お疲れさまでした。

たまたま私の勤務地が神楽坂でしたし
前にも行ったことある会場でしたので
迷うことなく参りましたが
初めての方には分かりにくい場所ですよね。。。

5人選、おめでとうございます
ワタクシは地味に3人の選でした
傾向と対策を間違えたぁ~なんて思ったり(笑)

zou10の作家の方と楽しくお話出来たし
小沢先生ともお目にかかれたし
清水さまとお喋りもしちゃったし…
そして、田中裕明先生の奥さまの森賀まりさまに
初対面のご挨拶出来たのが収穫

終わってみれば有意義な会だったかな

いつか吉祥寺の定例の余白句会に潜入してみたいと
妄想たくましくしてをりまーす(あは)

また、どこかでお目にかかれますやうに
   


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こんばんは (九想)
2012-06-05 04:14:29
なをさん、コメントありがとうございます。

あの日、おれが挨拶を終えて席に坐ろうとしたときに、なをさんに声をかけられて驚きました。
なをさんのアクティブな行動にいつも感動している九想です。

余白句会100回記念会でなをさんは、そんなに沢山の人と話したのですか。
羨ましい。
こんどああいうところに行ったときは、
おれも積極的に話さないといけませんね。
それがなかなか出来ないんですよね。

定例の余白句会、おれも行ってみたいな。
いつか軽井沢句会やりたいですね。
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