pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

ターミネーター

2009-05-30 18:27:21 | アメリカ映画(た行)



1984年 アメリカ作品 108分 ワーナー・ブラザース配給
原題:THE TERMINATOR
STAFF
監督:ジェームズ・キャメロン
脚本:ジェームズ・キャメロン ゲイル・アン・ハード
CAST
アーノルド・シュワルツェネッガー マイケル・ビーン リンダ・ハミルトン ポール・ウィンフィールド


続編公開の情報にそそのかされて、久々に観たくなってしまいました。すっかり忘れてると思ってたけど、観始めてみればどんどん思い出してきたよ。こういうSFやアクションってあまり好きなジャンルじゃないのに、この「ターミネーター」と「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は別格だなぁ。何度観ても面白い

考えすぎると混乱してきて、まるで卵が先かニワトリが先かの次元の話になりますが(笑)、カイルとサラと息子の関係は本当にやるせない。ラストまで観て、すべてが一つに繋がります。カイルの死を思って切ない顔で写ってしまった写真に、未来(時間軸で行ったら未来だけど、カイルの人生軸では過去になるのか)のカイルが惹かれて助けに来たというのだからもの悲しい。「息子の父親になる男は、戦争の前に亡くなったらしい。」なんて情報を聞かされた後モーテルで結ばれるシーンに繋がるので、観客はそこから始まる悲劇を必ず察知できてしまう。「や~~め~~れ~~ノォオオオオオ!!」なんてジタバタしてしまいました 短い間でも一生分愛した男性は、お腹の子供を残して亡くなり、しかも未来に核戦争が起こり、我々人間は苦しい生活に陥る事も約束されてる。そんな暗い未来を知らされれば死んでしまいたいと思うかもしれない。でもこのお腹の子供を産まなくては人間の世界は救われない。ものすごく過酷な運命です。

ところでどうでもいいことなんですが、サラが警察で自分と間違えて友人が殺されたと聞いたとき、「信じられない!」と日本語で言った様に聞こえたのは空耳…?

引き続き23と観て、4は劇場へ行こうかな!
この1は自分が生まれた年に公開だったのね~。

【字幕翻訳:岡枝慎二】


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