2007年 中国・アメリカ作品 158分 ワイズポリシー配給
原題:色・戒 LUST, CAUTION
STAFF
監督:アン・リー
脚本:ワン・フイリン ジェームズ・シェイマス
CAST
トニー・レオン タン・ウェイ ワン・リーホン ジョアン・チェン トゥオ・ツォンホァ
過激、過激と騒がれたこの作品。DVDパッケージの裏にも劇場公開時よりも過激ですという注意書きがあるし。ってことで、内容どうこうよりソコが気になって観ようと思ったんです。正直(。-_-。)ポッ でも観始めてみれば、どんどんストーリーにのめりこんだ。確かに性描写は今まで観たどの映画よりも激しかった。けど、下品じゃなかった。最初はレイプか!と思うくらい手荒いトニー・レオンの一方的な情事だったのに、回数を重ねるごとにマイ夫人への目線や扱いが優しいものに変わり、それが切ないラストへと繋がるのだろうなと構えていたら案の定。本当に切ないラストでした。トニー・レオンが評価されてる理由がよく分かったよ。一歩間違えれば狂い咲きしたオヤジになってしまうのに、哀愁と切なさを漂わせ、一体この人はどういった人生をおくってきたのか?と、思わず年の差を考えずに一人の男性として気になってしまう存在だった。
…ただ、身長がちょっと足らんかなぁ?( ̄▽ ̄;)
マイ夫人と並ぶとほぼ同じ。肩幅狭い分小柄なのが目立ってしまう。ラストの最高に切ないシーンも、車に飛び込むシーンで「足短っ…。」なんてちょっとしらけたひと言が漏れてしまいました
面白かった~とは言えないけど、観てよかったと思いました。
激しい性描写ばかりが話題になってるように思えるけど、内容が重いからこそ、それも必要なシーンだったと思えます。同じ行為でも、前回観た噂のアゲメンに恋をした!なんかと全然違います。(笑)
【字幕翻訳:?】