かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

中日~第103回医師国家試験2日目

2009年02月15日 21時09分52秒 | 国家試験
「ちゅうにち」ではなく「なかび」と読んでいただきたい。今日が中日で明日が千秋楽なのでえらくせわしないようだが、こんな日々が長く続く方がかえって辛いことに疑いの余地はない。
今日は日曜日なので、電車も特に混むことはなくスムーズな移動だった。
教室も席も昨日いた場所なのでもはや迷うこともない。行動が飲み込めると緊張の度合いも多少違ってくるというものである。
さて、今日の山場はというとおそらく最後のF問題ではないかと思う。いわゆる「問答もの」なのだが、臨床問題というのがまず危険信号。必修だけは一般と臨床の比重が全く違うので臨床問題を解く際にはどうしても慎重にいかなくてはいけないのである。他にも子宮外妊娠とおぼしき問題もあった。何人かで話をしたのだが、必修にして答が割れてしまったものもあり、採点除外になってくれることを期待したくなった。あとで帰ってから検討してみたが、とりあえず後者のほうは自分の間違いで決着が付いた。が、残りについては今ひとつ釈然としない。
D問題とE問題についてはつまらないミスもいくつかしたが、まずまずのところではないかと思う。
これで三分の二が終わり、残すところあと一日。疲労が陰に陽にたまってきているように思える。しかも明日が一番問題数も多い。だから最後の力を振り絞って頑張らなくては。そうすれば、きっと帰るときにフラフラになったとしても戦い抜いた満足感を抱えて帰ることができるだろう。そして、きっと扉も開かれるだろう。