国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

中国の罠にかかった韓国:日中朝3カ国との戦争で滅亡へ

2012年08月21日 | 韓国・北朝鮮
この中国の命令は日本と綿密に打ち合わせた陰謀に基づいており、その目標は強大な陸軍力を有し米国と同盟関係にある韓国を滅亡させることにあると見る。中国にとって望ましい半島国家は中国より貧しく従順な北朝鮮だからだ。日韓が竹島を巡って戦争になれば日米と米韓の二つの軍事同盟の板挟みになった米国は韓国から軍を撤退させる。それによって韓国は完全な中国の属国となるのだ。尖閣を巡る日中両国の対立は実は韓国を日中対立の最前線に追いやって破滅させるための日中共同謀議と想像する。以下は今後のシナリオの一例である。重要なことは、日本が米国の属国から脱して独立したプレーヤーとして韓国滅亡戦争に参加することである。 1.9月上旬のAPECで日中両国の対立が激化、同時に日韓関係も悪化する。日本人が中国と韓国から全員引き揚げる。 2.中国の命令で韓国海軍が海上自衛隊を竹島近海で攻撃、日中の代理戦争(バックパッシング)として日韓戦争が勃発。米軍が韓国から脱出、米韓同盟が崩壊。米国や国際金融資本の威信は地に落ちて米英でトリプル安が発生、国債の債務不履行に至り、大航海時代以来の西欧の覇権が消滅。 3.日韓の海上戦の後に日中台の3国が交渉し、国際司法裁判所で尖閣や周辺海域の国境線画定を行うことで合意。日中対立は一挙に解消して友好関係に移行。これをロシアが仲介。 4.宗主国の中国が、竹島問題も国際司法裁判所で決着をつける様に韓国に命令。しかし韓国はICJに行けば敗北確実なので命令を拒否。これに激怒した中国が韓国を躾けるために宣戦布告。韓国は日中の二つの超大国に挟まれ、海上封鎖により海運と空運が麻痺して石油や食料の輸入が不可能になる。韓国は米ロに支援を要請するが、朝鮮半島に死活的利益を有さない両国はこれを見送る。 5.飢餓状態で韓国国内の親北朝鮮勢力が反乱を起こし、同時に北朝鮮が韓国に休戦協定破棄を通告。北朝鮮軍の南進で半島が統一される。日本では大阪市生野区に済州島亡命政権が設立され、海上自衛隊が済州島・鬱陵島・竹島を軍事占領して戦争が終結する。 6.韓国滅亡後の国際条約でサンフランシスコ条約で帰属未定であった台湾の独立の承認や南沙諸島のICJによる国境線画定が行われる。北方領土は2島返還のあと、シベリア鉄道の本州までの延伸工事と引き替えに国後択捉が日本に譲渡される。 . . . 本文を読む
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