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国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

金日成と金正日の名は「日本人に成る」 「正義の日本」という大日本帝国への強い愛国心を示している?

2007年04月25日 | 韓国・北朝鮮
北朝鮮では17は神聖な数字の一つだという説もある。日本の首相として初訪朝した小泉首相と金正日は共に昭和17年生まれである。小泉首相の第1回訪朝は2002年9月17日であり、日本政治のドンとされ1990年に社会党の田辺誠と共に訪朝した金丸信の誕生日と同じである。今年の5月17日には南北朝鮮間鉄道の運転開始が予定されている。 事実上日本の最高権力者として戦後初訪朝した金丸信は、日中国交回復の田中角栄と同様、徴兵され満州に派遣された後に何故か病気で除隊され日本に帰国、戦争末期の時期も本土で暮らしている。2007年1月に電撃的に訪朝した山崎拓代議士も満州国大連市生まれ、朴正煕元大統領も終戦時は満州国陸軍中尉である。金日成も朝鮮生まれとされるが活動の拠点は最初は満州、後にソ連領沿海州である。 これらの人々の満州にまつわる縁、17という数字へのこだわりは何を意味するのだろう? ・帝国陸軍は本土決戦で破れたら満州で亡命政権つくり、ソ連と組んで英米に対抗するという計画を持ってました。そのため三種の神器を奉天にもっていくつもりでいた。ソ連裏切りでこの計画が崩壊したので、終戦したのです。 ・それでも「満州の残滓」は、朝鮮半島の北部に別の国家を作り、戦後もチャンネルは生きていた。彼らはまだ「あの戦争」を継続している。属州と成り果てた「日本」ではなく、本来「あるべき日本」を妄想しながら。よど号事件の犯人はそれを知った。今後彼らが解放され、「拉致問題」は思わぬ方向に・・・ってなるんですかねぇ。 ・満州国や北朝鮮は帝国陸軍の脳内では、ドゴールであり、戦後の日本はビシー政権なのです。彼らはそう信じています。ここがわからないと、戦後史は理解できません。 江田島孔明氏とbanabuna氏の以上のやりとりで示される「満州の残滓」の中心は、実は金日成ー金正日ー金正男と続く直系一族そのものではないかという大胆な仮説を私は提唱したい。彼らの名は日本への強い愛国心(残念ながら日本では失われてしまっている)を示しており、その長男による世襲システムは、明治維新によって実際には失われてしまったとされる万世一系の皇統の復活を叫んでいるのではないだろうか?そして、朴正煕元大統領も彼らの同志として大日本帝国の正義のために戦い、壮烈な戦死を遂げたのではないだろうか? . . . 本文を読む
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