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ポパイブログ2-スタッフ版

お料理、季節のお野菜、私の焼く手作パンのことなどを、書き綴ってまいります(ポパイは花巻市にある白金豚のアンテナ店です)

紫のじゃがいも!?

2008-10-20 | お野菜と果物
恒例の案山子ミーティング。
今回も色々と食材をチェック。産直には珍しいお野菜が。
今回は紫色のじゃがいも「キタムラサキ」が出ていました。
ちょうど、今回のミーティングで阿部さんのかわりに出席した生産者さんが、初めて作ったというこのじゃがいも。皮の下の紫色が結構、色が濃くて。
加熱すると、この紫色が少し薄くなります。紫というと、アントシアニン。このじゃがいもにもその成分が含まれているので、栄養価の面でも○。
興味があったので、試食してみることにしました。
食感は男爵に近く、ホクホク。甘みもそれほど強いわけではないので、粉ふき芋にしたり、アルミホイルに包んでじゃがバターにしたり、そのホクホク感を生かした食べ方がいいかも。
紫って、今ひとつ食欲を促さないかもしれないけれど、ソテーしたり、粉ふき芋にしたりして、メインの付け合せにちょっぴりつけてみたら、面白いかもなあ、と思いました。

うちのイチジク

2008-10-02 | お野菜と果物
今年は実家でイチジクが実をつけました。
ちょっと小ぶりだけれど、とってもあまーくてジューシー。
お尻が割れたら収穫、ってどこかで聞いたような気がしたけど、それまで待っているとぼとって落下して食べられなくなってしまう…。ってな訳で、おばあちゃんはちょくちょく木をまがって見ては、色づいてきたイチジクを採って来ます。
表面の皮が硬かったり、軸が少し青いときは常温で1日くらい置いておくと柔らかくて、甘みも増してまさに食べごろ。
ヨーグルト好きのppy2の朝ごはんにこのイチジクが加わりました。
イチジクというと今までドライフィグし方べたことなくて。
白い地軸のドライタイプとか、美味しいし、干したものはまた、ケーキやパンに入れると美味しいのだけど、やっぱりフレッシュの美味しさは違う。
手に入ることがあったらぜひそのままで。

かぼちゃ試食

2008-09-29 | お野菜と果物
旬菜便のかぼちゃ、こんな風にして食べました。

・そうめんかぼちゃ
たっぷりのお湯でさっとゆでてすぐに水にとり、ほぐした後に、ぎゅうっと水気を絞りました。去年は甘酢で食べたので、今年は趣向を変えて洋風に。イタリアンドレッシングで和えました。次の日に食べても、味がしみこんで○。ゆですぎないことと、きっちりと水気を絞ったことでシャキシャキ感が残ります。
あまりなじみのない野菜のせいか、昨年メニューに登場したときは反応が今ひとつだったそうめんかぼちゃ。スタッフ間では好評のお野菜。うーん、賄いようでもいいから毎年1回は食べたいね。
・すくなかぼちゃ
こちらは食後のデザート用に仕立てました。実はこれ、今年の夏、母が気に入ってよくお客様に出していたおやつ。かぼちゃと小豆餡の組み合わせは実家では定番で、かぼちゃの時期になると必ず食卓にのぼるいとこ煮の簡単バージョンです。
かぼちゃをカットして(今回はちょっと丁寧に面取りしたりして)、鍋に入れて塩をまぶします。皮を下にして大匙2くらいの本の少しの水を入れてふたをし、弱火で蒸し煮します。竹串がすっと通ったら火を止めます。かぼちゃの上に小豆缶の小豆をのせて冷蔵庫で冷して。
お砂糖を入れなくてもしっかりした甘さがあって、ええ!砂糖入っていないの?!と驚かれたほど。ホクホク感は少なく、しっとりとした食感が、小豆餡とまたよくあうかぼちゃでした。

とっても簡単なので一度試してみてね!

テイスティング9月

2008-09-28 | お野菜と果物
毎月のお楽しみ、旬菜便。今月はかぼちゃ、2種でした。
先日の案山子ミーティングでも話題に登ったかぼちゃ。
日持ちのするお野菜として、冬も楽しめるかぼちゃ。実は本当にホクホク感を楽しめるのは冬至までだとか。今のうちにたっぷりと楽しみたい食材です。

・そうめんかぼちゃ
昨年、このかぼちゃを知ってすっかり気に入ったかぼちゃ。
ゆでると糸のようにほぐれる、この作業が楽しくて、今回も、没頭(笑)。
種の周りに、もやしとよく似たものがついていました。
これって、わたの一部かしらん???
ぺぽかぼちゃの一つで、ズッキーニの仲間だとか。
確かに食感は、おなじみのかぼちゃとはまったく異なります。
・すくなかぼちゃ
こちらはカットして送られてきました。何でも大きなものになると1kgを超えるとか。きっと外見は夕顔のようなのかもしれません。
表面の皮は白いので、これから出る白皮のかぼちゃと近い品種なのかなあ。

次回は、こんな風にして食べたよー、の報告を致します。

うちのプルーン

2008-09-20 | お野菜と果物
今年はプルーンが大豊作のPPY2の実家。
プルーンってフレッシュのものはちゃーんと熟すと、お尻がちょっぴりしわしわになります。しわしわになってから採ると甘いけど、表面がまだぷっくりと張りがあるうちにとっちゃうと、酸っぱい。
はじめはこのしわしわが、熟しすぎてきていると思っていて。
果物って、その美味しい時期が本当にそれぞれで、これを知っていないととっても損だなあ、と。
収穫時期のときは一気に大量のプルーンが採れたので、冷蔵庫に入れても食べきれないほど。そんなときは冷凍すると、また美味しさがアップします。
熟したプルーンは、実からの種が離れやすいので、半分に割って種を取って冷凍しておきます。
ppy2はこれを冷凍庫で30分~解答してから食べるのがお気に入り。
皮まで美味しくいただけるし、実がとろりんとした食感はgoodです。
なんだか、実家の母と祖母の間で、実のなる木がマイブームのようです。
感謝感謝。手間のかかる果物作りに脱帽です。

とうもろこしと枝豆の処理~ppy2オリジナル?

2008-08-28 | お野菜と果物
前回のテイスティングのもう一つのポイントは、実はそのゆで方にもあります。
せっかくなので、とうもろこしと枝豆のゆで方をご紹介しようかなあ。
あしからず、これはppy2の自己流なので。もしかしてプロの方からみたら、駄目だし出されるかも?でも、そのお味は保証つきです。ぜひ一度お試し下さい。
・とうもろこし
たっぷりのお湯に塩を多めに入れます。とうもろこしを入れて沸騰後3分。これが結構ちょうどよい湯で上がり。水に入れて、すぐにざるにとります。とうもろこしのしわしわを防ぐためです。水には決してつけたままにしないこと。熱いうちに濃い目の食塩水を全体に刷毛でぬります。たっぷり、食塩水がなくなるまで。食塩水は海水くらい塩辛くてもいいかも。こうするととうもろこしにしっかりと味がつきます。
ppy2はあら熱が取れたらすぐに芯からはずして、フォカッチャの練りこみように計量して冷凍してしまいます。冷蔵庫にずっと入れておくと、どんどん奄美が減ってしまうので、すぐに食べきれないときは冷凍が一番です。芯からはずしておくと使いやすいしね。

・枝豆
枝豆をこすり洗いして、表面の産毛を取ったら、塩を入れたたっぷりのお湯でゆでます。沸騰後5分したらざるに上げて、なべに戻し多めの塩を全体にまぶしてふたをして蒸らします。あら熱が取れるまで、いえいえ、我慢して(笑)冷めるまで何度か鍋をふって全体に塩をゆきわたらせます。こうすると豆にもしっかり塩分がついて、美味しい枝豆になります。ゆでたてって、まだ味がなじんでなくて、意外と美味しくなかったりします。
とうもろこし同様、鞘から出して冷凍してしまいます。鞘の色は鮮やかには仕上がらないけど、中の豆はきれいな黄緑色だし。お味も抜群!

何度か、フォカッチャ下準備で、これらを仕込む際に紆余曲折して。自分のやり方、のようなもの、レシピ化してみました。ご参考までに。

8月のテイスティング

2008-08-27 | お野菜と果物
8月のテイスティングセットはとうもろこし3種類とだだちゃ豆。
ポパイでのフォカッチャにも使っている素材だったので、とっても興味があって。
今回も楽しいテイスティングとなりました。
とうもろこしはどれも、届いたその日は生食もOKとのことだったので、何粒か食べてみました。おお!甘いではありませんか。
ゆでていないので、ぷちぷちとした食感がありつつ、噛むと甘さがはじけて。
へええ、とうもろこしって生でも食べられるんですねえ。
でもそれはやっぱり鮮度が命。
スタッフ用の試食は翌日だったので、すぐ塩茹でしました。
・嶽きみ→なんて読むのかしらん??大粒とはあったけど、3種の中で一番粒が小さかった。甘さもほんのり、生食のほうが甘みを強く感じました。
・ウッディーコーン→白、黄色、茶色…まだら模様のとうもろこし。虫喰っているの?とまちがえてしまいそう(笑)。3種類の中ではこれが一番お気に入り。粒の歯ごたえもしっかりしているし、大粒で甘みも強い。来年はこれをうちでも植えてね、とリクエストしてしまいました。
・ピュアホワイト→名前のとおり、真っ白な姿。こちらも生食はとても甘みが強く、皮も柔らかいので、このままぽりぽりと食べてしまいそうなほど。ゆでるとすこしくすむけれど、やはり他のものに比べて白さは残りました。
・山形産だだちゃ豆→あの、有名なだだちゃ豆。こうして塩ゆでしてまともに食べたのは初めてでした。そして、軽くカルチャーショック。枝豆、の類に入れてはいけないような、力強い豆の味と、他の枝豆にはないほっくり感。産直案山子の湯上り娘も美味しいと思ったけど、だだちゃ豆の美味しさはまた別物でした。

本当に毎回、なかなか手に入らないような食材が届くこの旬菜便。
実際に手にとって口に入れて、野菜と触れ合う、とてもよい機会をいただいています。このテイスティングを今後のポパイのメニュー開発や、ppy2自身のパンやお菓子への取り組みに生かしていきたいと思います。

案山子ミーティング8月

2008-08-22 | お野菜と果物
恒例の案山子ミーティング。
今は本当にお野菜が充実しています。コンテナの中にはたくさんの、様々なお野菜が並んでいて、これはどんな味なんだろう?どんな風に使ったら面白いだろう?と、またまた、野菜への関心と想像力が高まりました。
花巻は、枝豆の生産量が多いのは、いつかのブログでお話したことがあったかしらん。案山子にも、枝豆がたくさんでていました。
今週のフォカッチャは、この案山子の枝豆「湯上り娘」を練りこんであります。
味見をしてみてびっくり!とっても美味しい!
枝豆の香り、味、食感、どれをとっても抜群で、パンの生地にもしっかりと移っていて、とても美味しいものに仕上がりました。
お話を聞くと、この湯上り娘も、もうそろそろ終了とのこと。
これは急がねば!来週もまた、仕入れて美味しいうちにたっぷり堪能しようと思います。
枝豆をゆでると、ついついつまみ食いをしてしまうのが難点(笑)。
そのくらい美味しいのです。
湯上り娘の後はまたちょっとおいて、晩生の品種が出るとのこと。
こちらも楽しみ。

野菜の日

2008-08-16 | お野菜と果物
8月31日は野菜の日です。今回はその日に行われるイベントの告知。
ppy2はこれでも一応、野菜ソムリエなるものをもっていまして。
とはいえ、マダマダ半人前。教わることがたくさんです。
8月31日(日)に、奥州市水沢区のコープアテルイで、野菜の日に因んだ、ちょっとしたイベントを行います。ベジフルコミュニティー岩手、県南地区による催し。
じゃんけん大会やミニトマトすくいなど、お野菜を通じて、イベントを楽しもう、という企画。11時と15時半には野菜を使ったサンドイッチ、お料理の無料試食も。

ppy2はサンドイッチを担当です。もちろん、自慢の食パンで。
内容は食べてのお楽しみ。
今月はポパイも、たくさんのお客様に恵まれて、忙しく。
私自身も色々とイベントがあって、なかなか毎日があっという間です。
夏バテをする暇もない!?
野菜の日イベント。ぜひ足を運んでみてね。

7月のテイスティング

2008-08-10 | お野菜と果物
毎月楽しみにしているベジタブル&フルーツ協会からの旬菜便。
7月はピーマン類でした。
今回は素材の味を、ということで、さっと塩ゆでして氷水にとりました。
・かぐらからし
新潟で作られている地野菜で、形はピーマンと似ています。
果肉はピーマンよりも厚くて、苦味もあり食べ応えのあるピーマン、という印象。
・福耳とうがらし
甘長唐辛子の新品種。
味わいも形もしし唐によく似ていて、ピリッとした辛味が感じられます。
先日の案山子ミーティングで、紹介されたお野菜でした。
案山子の生産者にも、これを作っている方がいるようです。
・肉厚パプリカ
一般的なパプリカで、赤と黄色の色鮮やかなものが届きました。
パプリカは甘みがあって、食べ応えもある。
そのまま、色々なお料理に多用したいところだけど、価格の面で、なかなか難しい。パプリカは育つのにとても時間がかかるので、生産するほうも、大変だとか。

パプリカ、ピーマンを食べて思うこと。
お野菜も果物も、完熟したものは甘みを増して、やさしい、食べやすい味になります。反面、未熟なものを食べると、色は緑色で、苦味や辛味が強い。
ピーマンも、完熟すると赤くなって、苦味が感じられなくなります。
ppy2も完熟しているお野菜が、最近は好きです。
たとえばトマトも、以前はちょっぴり青いくらいが好みだったけど、今は、完熟した模擬縦をがぶっとするのが、一番だと思います。
人間的にも?!完熟を目指したいものです。