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ポパイブログ2-スタッフ版

お料理、季節のお野菜、私の焼く手作パンのことなどを、書き綴ってまいります(ポパイは花巻市にある白金豚のアンテナ店です)

焼きびたしにして

2008-07-06 | お野菜と果物
テイスティングセットの試食レポート第2弾。
残りのお野菜は、夏メニューの試食も兼ねて、焼きびたしにしてみました。
スイートチリソースをベースとした浸し汁にお野菜を焼いて浸しました。
・コリンキーかぼちゃ
生食もできるので、表面に焼き色をつけてさっと加熱。シャキシャキ感が残っていて、ちょっぴりかぼちゃの甘みも。
とにかくこのお野菜には、独特の食感があります。かぼちゃと思って食べると?名ので、どちらかといったら、瓜のような食感を思い浮かべていただいたほうが。
・福耳唐辛子、万願寺唐辛子
唐辛子という名はついているけど、ぜんぜん辛くない。それに、ピーマンのような苦味もない。かといって、パプリカのような果肉の甘みもない。いえいえ、ほんのり、苦味はあります。でも、ピーマンのような苦味とはなんか違っていて。初めて食べたこの類の唐辛子。そうそう、大きいしし唐と思っていただいてもいいですね、お味も形も。ppy2は好きですね、このしっかりとした食感。
・黄ズッキーニ
とっても大きい、立派な黄色のズッキーニ。緑色のものよりも表面の皮が柔らかい。こちらも果肉の食感がしゃっきりしていて。とにかく、夏はズッキーニが美味しい。火を通しすぎないのがポイントですね。
・水ナス
こちらは焼きナスにしてみました。やっぱり色が悪くなってしまった。ううう。
そして、焼きナスは長ナスのほうが適しているように思います。水ナスは表面の皮が薄く、水分量が多いのでそれを生かしたい。でも、半生くらいでもえぐみがないので、さっとゆでてみるのもいいかなあと思います。

今回はスイートチリソースをベースにしたおだしに漬けて、アジアンな冷菜にしてみました。夏にはこんな一品もいいかなあ、と。
あとは色をどう、きれいに残すか。課題です。
とにかく、今回も新しいお野菜との出会いに感謝です。

コリンキーときゅうり

2008-07-05 | お野菜と果物
今月もV&F協会から旬の野菜のテイスティングセットが届きました。
さて、今回はどんな風にして食べてみようかしらん。
まずは…
・コリンキーかぼちゃ
生食もできるようにと開発されたこちらのかぼちゃ。新顔野菜です。
半分は生で、ピーラーでスライスしてみました。
さくさくとこりこりの、中間の食感。生食するなら、薄切りではないと、ちょっぴりえぐみを感じるかもしれません。
・きゅうり
こちらのきゅうりは、皮が薄くて、水分量がたっぷり。
通常のきゅうりは、お漬物にしたとき、スティックで食べるとき、ちょっぴり皮の部分の青臭さが気になる。それがほとんど感じられなくて、みずみずしい甘みがあります。
・青バナナ
加熱調理用のバナナ。フィリピン産です。
天ぷらにしてみました。なんか、臭みがあるというひともいたけれど、ppy2はホクホク感を強く感じました。これといって味があるわけではないので、塩をかけて。
ちょっとした珍味ですね。バターソテーにしてみても良かったかなあ、と思います。

なかなかこのあたりでは手に入らない珍しい野菜と果物。
それにしても、このような食材をどうしたら美味しくいただけるのか、難しいものです。

トマトジャム

2008-07-02 | お野菜と果物
トマトの美味しい季節になりました。
皆さんはトマトジャムをご存知?
ええー!トマトのジャム!?と思われるかもしれないけど、美味しいんです、これが。
ppy2は幼い頃、生のトマトに上白糖をかけておやつに食べてした。
もちろん採れたての完熟トマト。それを思い出します。
チーズタルトの添えてお出ししています。
ブログをみて、もしちょっと食べてみたいなあ、と思ったらぜひお声をかけてみてくださいね。トーストに塗って食べるのもお勧め!
トマトの美味しさがなくならないように、お砂糖は控えめに仕上げてます。

水菜が美味しくて

2008-06-23 | お野菜と果物
水菜の美味しさを発見したこの頃。
あのシャキシャキ感と、ほろ苦さは他の素材とあわせた時にお互いをうまく生かしあっていて。意外と加熱しても、食感が残っています。
「水菜のキッシュ」
新玉ねぎに変わって登場したこちらのキッシュ。生のまま加えています。
暑い日が続いてなかなかオーダーが入らないのですが。
先日賄いでいただいたところ、改めて美味しさを実感。
生クリームたっぷりの卵生地はしっかり塩味が利いていて。
あつあつはチーズがとろーりととろけます。
小腹がすいたときに、サラダと一緒にキッシュプレートはお勧め。
一切れは結構大きいので、ハンバーグセットのほかに二人でシェアしても○。
「水菜のフォカッチャ」
こちらも水菜を生のまま練りこんでいます。
緑色が鮮やかなたっぷりの水菜。
フォカッチャに練りこむ具材は以前よりも増量して、その具材の味をちょっぴり主張。でも。お料理やハンバーグの味を生かすように、基本的にはシンプルに仕上げてあるのがppy2のフォカッチャ。
週に一度、お持ち帰りようもご用意しています。
お食事されるお客様でも、持ち帰りたいというオーダーがあります。
そのときは、お店で温めたものを提供しています。
ご自宅でもぜひお召し上がりくださいね。

水菜は、なべのイメージが大きいけど、いまはサラダが美味しい。
お気に入りのゴマドレッシングで食べるのが好きです。

案山子ミーティング6月

2008-06-19 | お野菜と果物
今日は案山子ミーティング。
久々にフルメンバーでの参加です。
そろそろ案山子さんのお野菜のコンテナも一杯になってきて、品揃えが豊富に。
前回とは比べ物にならないほどたくさんの種類のお野菜たちが並んでいました。
案山子の阿部さんの話題も、野菜に始まり、深刻な原油だか、それに価格を反映させることができないことへの大変さ…。と、まじめな話で終わるかと思いきや、ユーモアたっぷり、冗談の大好きな方なので、脱線することもしばしば(笑)。
今回はラッキョウのお話が印象的。
ラッキョウは小さいほど物がよいらしく、価格も高いとのこと。
1年目は大きく、それを小ぶりにするために、2~3年、土に植えたままにしておくのだとか。そうすると分結して、小ぶりのラッキョウが採れるのです。
確かに、スーパーで売られているラッキョウ付けのラッキョウはみんな小さいですね。
ラッキョウは、水仙と同じ仲間で、この種類の植物は、このようにして増えていくのだそうです。
ppy2は大のラッキョウ好き。実家に帰ると、必ずラッキョウ漬けがあって、いつも拝借してきます。相変わらず、毎年実家ではラッキョウ漬けを手作りしています。
カレーには福神漬けよりも、ラッキョウが合う、と思い込んでいるのも、きっとppy2くらいかなあ。先日友人とご飯を食べに行って、そんな話題で盛り上がったのを思い出しました。

そうそう、水仙といえば、こんなエピソードが。
母が、にらと間違えて、水仙の葉をゆでて父に食べさせてしまったのです!
にら好きの父は何とも思わずにぱくり。!!!!
激痛に死ぬ思いをしたと。そうです、水仙は猛毒があって、花壇の周りに水仙を植えるのは、ねずみやモグラを寄せ付けないため。それくらい強烈なのに、なんと母は…。今となっては笑い話だけど、死ぬ思いをした本人は、今でも、苦い思い出ですね。まあ、間違える人って、うちの母くらいでしょうけど。

これからどんどん豊富になる案山子のお野菜。
どんな風にしてポパイに登場させようか、考えるのも楽しみです。

ゴーヤの美味しい食べ方

2008-06-18 | お野菜と果物
先日、ちょっとしたお食事会があって。
総勢13人、テーブルを囲んで、持ち寄りと手作りのお料理に舌鼓。
お酒も加わって、楽しいおしゃべりに、あっという間のひと時でした。
焼きそば、だし巻き玉子、お漬物、夏野菜の揚げ浸し、そしてメインは手巻き寿司。中でもppy2一番のお気に入りはゴーヤのサラダでした。
ほんのりと苦味を残して下処理されたゴーヤは、シャキシャキ感も抜群。

ここで下処理の仕方をご紹介。
1、ゴーヤはわたをしっかりくりぬいてスライスする。
2、塩をまぶして、水が出るまでしばらく放置する。この時決してもみ込まないこと。シャキシャキ感が失われます。
3、水で洗い流して、熱湯でさっとゆでる。
4、水に取り、ざるにあげる。
5、チャンプルーにするときは、3の時点で、ゆでずに使います。

ゴーヤは苦いから嫌いという人も多いけど、これくらいの苦味なら、ぜんぜん、気にならない。でも、ちゃんと、あの美味しいほろ苦さも残っていて。その仕上がりのよさ、バランスは絶妙です。芽ひじき、赤パプリカ、ミニトマト、ツナとマヨネーズ、塩コショウ、イタリアンドレッシングで合えたこのサラダ。大好きな味です。
とってもお料理上手な方がいて、その方が作ったこのサラダ。
しっかり、ゴーヤの下処理の仕方も教わりました。
案山子さんでもゴーヤが出るそう。使ってみたいと思いました。

こんな風に誰かが作ったお料理をいただくのは本当に刺激的。
レストランはなおのこと。そうではなくても、身近に、直接聞ける時は本当にいいチャンス!その方法を聞いて、絶対に試してみたい!と思います。
こんかいこのサラダを作った方もそう。味だけではなくて、彩りや盛り付け方、食材の組み合わせ…お話を聞くだけで楽しくなります。
マダマダ半人前のppy2。
今回も楽しく、色々なことに出会えたなあと思います。

お豆の食べ比べ

2008-06-03 | お野菜と果物
V&F協会から、色々なお豆の食べ比べセットが届きました。
今回は食べ比べの会は催しませんでした。
そのかわり。賄いにで各自食べてもらおうと思い、塩ゆでしてタッパーへ。
あつあつのところに石垣島のお塩を一振りして。
ppy2も試食しました。

・朝採りスナックエンドウ→普段案山子さんから仕入れているものよりも、鞘が厚く、中のお豆も大きい。思っていたほど鞘は硬くなくて。グリーンピースと、サヤが一度に味わえて、何だかお得な感じ。スナックエンドウ好きのppy2は、これが一番のお気に入りでした。
・そら豆→グリルで皮が黒くなるくらい焼きました。取り出した実はホクホク。
本当は熱いうちが美味しいのだけど、冷めると本来の味が。普段、あまり食すことがないので、美味しさの加減はよくわからないけど、このホクホクとした食感は、山形のふうき豆を思い出します。
・モロッコインゲン→こちらは、まさしく”インゲンらしい”味。インゲンよりも太くて食感に存在感があるから、苦手な人もいるかも。幼い頃は、さやえんどうは食べられたけれど、サヤインゲンは嫌いでした。今は大スキだけど。食感も味もしっかりしているので、ラタテュイユの様な煮込みにむいているかもしれません。
・シカクマメ→とっても珍しい形。初めてお目にかかる野菜でした。断面はお星さま。茹で上がりはとても柔らかく、表面がつるりとしています。他のマメに比べて甘みが感じられます。とかく、地味になりがちなこの類のマメたちの中で、華を添えられそうな食材だと思います。食感もちょっぴり異なっているのも特徴かな。

こんな風に、一度に色々な、珍しい食材を試せるのは、楽しいことです。
今度、実家に帰ったら、畑のお野菜のご機嫌伺いをしようと思ったのでした。

案山子ミーティング

2008-05-22 | お野菜と果物
月に一度の案山子ミーティング。
本当はもっと頻繁に足を運びたいところだけれど。
久々にお会いして、色々と今月のお野菜についてなど、お話をお伺いしました。
今回、なるほどーと思ったことは「レタス」。
野菜サラダと言えば、何がなくてもレタスが使われますね。
ところが近年、傾向が変わっているようです。
たとえばホテルのバイキング。
生野菜のサラダに、水菜が登場するようになっているとか。
というのも、特に今の時期の水菜は、暖かさもあって成長が早く、とっても柔らかいのだとか。水菜といえばなべを思い浮かべるけど、どうやらそのしゃっきり感を生で味わうことが好まれるようです。
逆に、レタスはかたく、バリバリとしている品種が主流になってきているようです。小玉の結球品種は、箱詰めなどの都合上も利便。
この手のレタスは生、というよりもむしろ、ベーコンと炒めたり、漬物にすると、美味しいそうです。

今度どこかでバイキングをいただくことがあったら、気をつけてみようかな。
こんな風にお話をしてくださる案山子の方々とのミーティングは、いつも勉強になることばかり。
色々な形で野菜と向き合い、学べる場です。

ベジフルミーティング

2008-05-11 | お野菜と果物
今日はベジフルミーティングに参加。
今後の活動についてや役割分担など、地区別の、初めてのミーティングでした。
花巻市から参加された方、何だかどこかでは意見したことがあるなあ、と思っていたら、よくポパイにお食事に見える方でした。
本当、世の中狭いものです。
野菜ソムリエ、とはいっても職業も年代も様々。
実際にソムリエを仕事に生かしている人はほんの一握りのようです。
だからこそ、こんなミーティングやイベントを通じたソムリエの交流と認知度のアップが、このコミュニティーの目的の一つなのかもしれません。

ミーティングの後は、会場となったきくすいで、お昼ご飯。
プラザイン水沢にある和食処です。個人的にも何度か利用したことがあります。
ここの料理長さんは食材にこだわる方のようで。
使われている食材の履歴が紹介されていました。
いただいたのは「白百合ポークのトマト丼」。
ご飯の上に、豚のしゃぶしゃぶと、トマトのレモン煮、レタス、暮坪かぶのおろしをのせて、スティック野菜が添えられていました。
お漬物と、温かいおそばと。
以前から興味のあった暮坪かぶ。もっと辛いのかなあと思ったけれど、それほどでもなくて。程よい辛味。トマトやお肉と一緒に食べても、その味を殺さない、絶妙な辛さです。
おなかが苦しくて残してしまったけど、とても美味しい一品でした。

来月は、盛岡でベジフルパーティーが開催されます。
こちらもまた楽しみ。
ごちそうさま。