ポパイブログ2-スタッフ版

お料理、季節のお野菜、私の焼く手作パンのことなどを、書き綴ってまいります(ポパイは花巻市にある白金豚のアンテナ店です)

さつまいも、こんな食べ方

2008-10-30 | お野菜と果物
旬菜便のさつまいもは、シンプルに焼き芋にしました。
さつまいもはじっくり、ゆっくり過熱すると、甘味が充分に引き出されるといいます。だからレンジで短時間加熱は向いていません。
ガスオーブンで30分~1時間くらいで、中までホクホクと焼き上げた焼き芋は、確かに凝縮した甘味があって、どれを食べてもホクホク。ポイントはアルミホイルに包まないこと。以前、祖母に頼まれて焼き芋を作ったことがあって。このときはアルミホイルに包みました。そうすると、ホイルと皮の間に水分がついて、水っぽくなってしまうとか。べチャットなってるのが…とのことでした。
今回はそのまま、ごろんっとオーブンのなかに放置して。できたものは皮と身の間に隙間ができて、水分が程よく飛んでいる証拠?ほくほく、ほくほく。
食べるときはもちろん、そのままでもいいけど。
甘さに飽きてきたら、ぜひ、黒胡椒をがりがり、挽いてみてください。
この、甘+ピリ辛が、絶妙。大人の味です。
私はのんべいではないからだけど、もしかしたら、お酒のおつまみにもなるんじゃないかな。黒胡椒がりがり、オススメです。

黒胡椒、大好きなppy2はとりあえず、物足りないなあ、味に変化つけたいなあ、って時は、黒胡椒がりがりです。特に、甘いものにスパイスの組み合わせは、最近のお気に入り。さつまいも本来の甘さが、スパイスでまた引き出されるように思います。
焼き芋の断面、こうしてみると色とりどりで、それぞれの顔があります。
これも旬菜便のおかげ。いつも、ありがとうございます。

10月の旬菜便~さつまいも

2008-10-29 | お野菜と果物
毎月楽しみにしている旬菜便。10月はさつまいも5種でした。
名前は聞いたことがあるけれど、このあたりで売っていないものばかりで、とても楽しくいただきました。

・安納芋(赤皮/身は栗色)食感はねっとりとしていて甘さがしっかり。そのままで充分おいしい、おやつにぴったり。
・種子島ゴールド(白皮/身は紫)カットすると鮮やかな紫芋。あっさりとした甘み。デザートで紫いもの○○とあるのは、この色の特徴と、後味があっさりしているという特徴が生かされているのかなあ、と思います。
・五郎島金時
スタッフにも好評だった品種。見た目、普通だけど、ホクホク感と上品な甘さが、他のものと比べても違いがわかるくらい。とにかく、一番印象的な美味しさでした。
・なると金時
こちらもホクホク感があり、甘さもしっかりしている品種。
・こがねさんがん(白皮/身も白)見た目も甘さも控えめ。素朴な味。芋焼酎の原料にもなる品種。他の品種に比べると印象が薄いが、これを生かしてお料理に使えそう。

同じさつまいもといっても色も形もこんなに異なるさつまいも。
今回も楽しいテイスティングになりました。

いちぢくのフィナンシェ

2008-10-25 | お菓子
フィナンシェが登場しています。
おうちで大量に採れたいちじくを甘煮にして、フィナンシェにトッピングしました。生のイチジクも美味しいけれど、お砂糖で煮詰めたこちらも、独特の風味が出てまたいいものです。
フィナンシェは、バター、アーモンドプードル、はちみつ、卵で作ったしっかりとした味わいの焼き菓子。小さいけれど、一つで満足感の得られるフランス菓子です。このいちぢくを使って、ケーキを作ろうかな…と。どんなケーキになるかは、来月?のお楽しみ。まずはこのフィナンシェで。レジ前にあります。お帰りの際はぜひ!

紫のじゃがいも!?

2008-10-20 | お野菜と果物
恒例の案山子ミーティング。
今回も色々と食材をチェック。産直には珍しいお野菜が。
今回は紫色のじゃがいも「キタムラサキ」が出ていました。
ちょうど、今回のミーティングで阿部さんのかわりに出席した生産者さんが、初めて作ったというこのじゃがいも。皮の下の紫色が結構、色が濃くて。
加熱すると、この紫色が少し薄くなります。紫というと、アントシアニン。このじゃがいもにもその成分が含まれているので、栄養価の面でも○。
興味があったので、試食してみることにしました。
食感は男爵に近く、ホクホク。甘みもそれほど強いわけではないので、粉ふき芋にしたり、アルミホイルに包んでじゃがバターにしたり、そのホクホク感を生かした食べ方がいいかも。
紫って、今ひとつ食欲を促さないかもしれないけれど、ソテーしたり、粉ふき芋にしたりして、メインの付け合せにちょっぴりつけてみたら、面白いかもなあ、と思いました。

追加情報10-2

2008-10-19 | 新メニュー
10月も後半に入りました。
最近はさわやかな秋晴れも続いて、お出かけ日和。
ポパイの追加情報が更新しています。
また新しいメニューが登場しているので、ぜひお立ち寄りくださいね。

気まぐれハンバーグトッピング「里芋のツナマヨサラダ」 +¥120
里芋の美味しい季節。ポテトサラダのようにマヨネーズとツナであえたら、また新しい食感のサラダになります。ハンバーグにのせてちょっぴりあったかいサラダもまた、美味しいものです。

季節野菜の気まぐれディッシュ「熱々!オニオングラタンスープ」 ¥390
熱々オーブンお料理が美味しいこの頃。おなじみのオニオングラタンスープが登場です。自家製のバゲットをかりっと焼いて、その上にはとろーりチーズ。
じっくり炒めた玉ねぎと、白金豚のベーコンがいいおだしになっています。
ボリューム満点の一品。軽食にもお勧めです。

食欲の秋到来!ポパイで楽しいお食事を。

ショコラ・シフォン

2008-10-10 | お菓子
新作デザート第2弾は、チョコレートのシフォンケーキです。
すっかり、シフォンケーキのしっとり・ふんわり食感がお気に入りのppy2。
ちょっと肌寒くなってきたこの頃、チョコレートが欲しくなります。
チョコレートのこくとココアの風味で、シンプルな味わいに仕上がりました。
柔らかい生クリームをつけながら召し上がれ。

チョコレートというと思い出すのが、大学の頃の友人。今は小笠原に住む彼女はチョコホリックといってもいいくらいのチョコ好きで。スーパーに売っていうお徳用の袋チョコを1袋、一度に食べてしまうという大物。なかなか本土のように食材が何でも揃うわけではないという小笠原での生活も、彼女なりに楽しんでいるようです。特にパンは週一度の船便が届くと争奪戦だとか。

シフォンケーキの新しいフレーバーを試作するときも、今ではそれほど大きな失敗はしなくなりました。お菓子作りも、理系の世界だな、と。ここで油分が入るから、いつものオイルの量は…なんて頭の中で組み立てて。でも、後は作る人の感性とか、感覚とかがその独自性となるのだけれど。ppy2にはマダマダ、どちらも足りないので、悪戦苦闘の日々です。

アップルクランブル

2008-10-09 | お菓子
前回はおうち用、りんごレシピをご紹介しました。
今回は、ポパイの新作スイーツ第1弾です。
今年のりんごのお菓子は「アップルクランブル」。
イギリス留学時代の懐かしい家庭のおやつ。ホストマザーがよく作ってくれたこのおやつは、思い出の味です。
夜ご飯、たっぷり食べたにもかかわらず、このデザートがあると、おかわりして食べていた若かりし頃。今も?だけど、食欲は勝てなかった…写真を見るとぷっくりしたお顔が伺えます(笑)。そのくらい美味しいってことです!
ポパイでは表面を軽く焼いて、バニラアイスを添えています。
登場するのは来週末かな。ppy2バージョンで、相性のいいさつまいももたっぷり入っているから、満足感も味もさらにアップ。
登場が楽しみです。

りんごヨーグルト

2008-10-08 | プライベート
りんごの美味しい季節になってきました。ppy2の親戚に江刺りんごを作っている農家がいます。先日実家に帰ると、早速たくさんのりんごが。今年初めて口にするジョナの新品種をいただきました。(名前、忘れてしまいました…)
朝のppy2の定番、りんごヨーグルト。春になるまで、もう、こればっかりです。へたすると、夜も食べたりして。とにかく大好きな組み合わせ。
プレーンヨーグルトの消費量が激しくなります(笑)。
そして、最近は木のスプーンで。口当たりが柔らかくて、いつもよりも美味しく感じます。木って、いいねえ、と。しゃきしゃきなりんごの食感ははずせない要素!
美味しい時期に思いっきり楽しみたい、食材のりんごでした。

モンブランパフェ

2008-10-07 | 新メニュー
今月は秋メニューが始まります。
毎シーズン変わる季節のパフェ、今回は「モンブランパフェ」です。
抹茶のジェノワーズ、おなじみシュガーラスク、紅茶のゼリー、そしてモンブランクリームはすべて自家製。マロンのジェラート、チョコアイスも入った、食べ応えのあるパフェです。
モンブランっていうとやっぱりこの形でしょう!
こだわりはモンブランクリーム。市販のマロン風味の生クリームはやっぱり…ということで、より本格的なクリームに仕上げました。
芋、栗、かぼちゃのこの季節。ポパイではこの3つをデザートに取り入れています。かぼちゃのやきプリン、りんごとさつまいものクランブル、そしてこちらのパフェ。どれを食べてもはずれなし!

うちのイチジク

2008-10-02 | お野菜と果物
今年は実家でイチジクが実をつけました。
ちょっと小ぶりだけれど、とってもあまーくてジューシー。
お尻が割れたら収穫、ってどこかで聞いたような気がしたけど、それまで待っているとぼとって落下して食べられなくなってしまう…。ってな訳で、おばあちゃんはちょくちょく木をまがって見ては、色づいてきたイチジクを採って来ます。
表面の皮が硬かったり、軸が少し青いときは常温で1日くらい置いておくと柔らかくて、甘みも増してまさに食べごろ。
ヨーグルト好きのppy2の朝ごはんにこのイチジクが加わりました。
イチジクというと今までドライフィグし方べたことなくて。
白い地軸のドライタイプとか、美味しいし、干したものはまた、ケーキやパンに入れると美味しいのだけど、やっぱりフレッシュの美味しさは違う。
手に入ることがあったらぜひそのままで。