その発表は唐突にやってきました。SIGMAから全く新しいSDシリーズ、
sd Quattro /sd Quattro Hの登場です。従来のカメラ・デザインのセオリーから
大きく逸脱した、挑戦的なフォルム。グリップの上端/下端ラインから突如大きく
なるレンズマウント周辺のステップ造形。これまで見たことのない外観のシルエット
は、正に”異形”としか言いようがありません。
新SDのラインナップは2種類。違いは撮像センサーの大きさ。スタンダードモデル
のsd QuattroはAPS-C。上位機種のsd Quattro HはなんとAPS-H!APS-Cと
フルサイズセンサーのほぼ中間の大きさに位置するAPS-H。かつてのキヤノン
EOS-1D Mark III以来の採用機種になります。APS-Cよりも画質が良く、フル
サイズ用レンズの中央寄りの美味しいエリアを使えることから、今でもファンが
多いというこのH。シグマから復活です。
その場の生々しい空気感を表現することができるFoveon X3 ダイレクト
イメージセンサー。このセンサーで写真を撮るためには、単焦点レンズ一体型の
dp Quattroシリーズを購入するしか方法がありませんでしたが、今回は
ミラーレス構造のレンズ交換式。シグマの豊富なレンズラインナップから、
好みのレンズがつけ変え可能。シグマの本気が伝わってきます。
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