GOOなMONOたち

ケータイ、音楽、PC、デジカメ。僕らの毎日を楽しく彩るGOOなMONOたちをご紹介!

SONY New VAIO P

2010年05月10日 22時43分02秒 | パソコン

あの印象的な縦長渦巻きは、予想通りNew VAIO Pでした。

交互に折り畳んだ手帳のようにも見える記号的なフォルムは、現行VAIO Pのプレーンなスタイルから一新。

目に鮮やかなエレクトリカル・カラーの採用と相まって、よりカジュアルでファッショナブルな存在へと生まれ変わりました。

まるでアーバン・スポーツウェアのような発色のノートは、これまでにないイキのいいカラーセレクション。

全く性格の異なるデバイスではあるものの、28日間で100万台を突破したという、日本上陸間近のiPadに、ウルトラモバイルの座布団を奪われないためには、これくらいの切れ味がないといけません。

モバイル端末に出せるお財布はひとつだけ。

さて今月末、勝負の行方は。

CONTAX(コンタックス) T2 : Photo 11

2010年05月09日 18時32分56秒 | CONTAX T2

晩秋の飛火野。

昨年11月に撮った、ナンキンハゼと鹿のショット。

CONTAX(コンタックス) T2では、T2オーナーの皆さんがよく試みているように、僕自身も少しアンダーめで撮ることが多いのです。

銀塩フィルムで写し撮られた写真には、デジタルでは描けないような、その場の空気と時間が取り込まれます。

全ての葉が落葉したナンキンハゼの孤独。

遠くを見つめる雌鹿の思案の行方。

そういった、今この瞬間を支配する空気そのものが、感光という物理現象を通してフィルムに定着される。
アンダー気味の世界感が、そんな気配を更に濃厚にしてくれるのです。

そして、奈良にはそうした被写体に事欠かない奥深い風景が、あちこちに存在しているのです。

CONTAX(コンタックス) T2 Vol.7

2010年05月08日 17時38分51秒 | CONTAX T2

久しぶりのCONTAX(コンタックス) T2。

デジタルの即応性に慣れてしまうと、なかなかフィルムの味を楽しもうという気持ちになれないのが本音のところ。

しかし、滑らかな冷たい感触のチタンボディに触れると、改めて「今日はフィルムでいこう。」と、その気にさせられるのです。

僕の場合はデジタル一眼レフのサブとして持ち歩くので、やはりボディがコンパクトなのは大切。
なおかつ、想像以上の仕上がりと、フィルムならではの世界を表現してくれるコンパクト・カメラを数えてみると、今の世の中、そう多くはありません。

ひとつ挙げてみるとするならば、やはりMINOLTA TC-1でしょうか。

下記ブログ「THROUGH THE FINDER」さんのフォトなどを見ていると、その素晴らしい描写力と写真の腕に打たれます。
    ↓
THROUGH THE FINDER: MINOLTA TC-1

平城遷都1300年祭 - 1300人の天平行列 - Vol.5

2010年05月07日 22時40分49秒 | トラベルフォト

1300人の天平行列のオフショット第二段。

出演三十分前、東院庭園前でくつろいでいたお二人に声をかけて、撮影させていただきました。

衣装は天平の踊り子。

一見、巫女さんのようにも見える真っ白な合わせが印象的で、特に興味深かったのが額のお化粧。

官女や皇族の女性などに見られる“花細”という名の赤や緑の4つ星ではなく、一見梵字のようにも見える花の模様が額の中央に。

不思議な雰囲気を持つ、薄紅色の印に見入ってしまい、うっかりその意味を聞きそびれてしまいました。

しかし、ミス奈良のお三人をはじめとして、奈良には美しい女性が多くないですか?

と僕は、強くそう思うのです。

平城遷都1300年祭 - 1300人の天平行列 - Vol.4

2010年05月06日 22時37分32秒 | トラベルフォト

1300人の天平行列のオフショット。

凛々しく構える天平兵士。
頭の上に結んだ二つのお団子が、まるでリボンのように可愛らしい女官のお二人。

抜けるような青空と、 初夏を思わせる光に映える新緑を背景に、 鮮やかな天平衣装が見事に決まった素敵な写真になりました。

イベント開始前、美しい衣装やイベントで使われる道具の事などについて、色々とお話を伺わせていただき、せっかくこんなに素敵な衣装をお召しになっているのだからと、撮影させていただきました。

皆さんポーズも決まって、本当によくお似合いです。

ブラボー!!

平城遷都1300年祭 - 1300人の天平行列 - Vol.3

2010年05月05日 18時51分09秒 | トラベルフォト
1300人の天平行列では、様々な位の人々がそれぞれの衣装に身を包み、大極殿まで練り歩きます。

元明天皇を筆頭に、男女の貴族や役人、踊り子、雅楽隊、兵士、職人、そして農民まで。
皇族から民衆まで、あらゆる身分の鮮やかな衣装が色とりどり。

そんな中、純白の衣装が逆に目を引いたのが、この「白丁(はくてい)」。

白丁とは、旗を掲げたり、神輿を担いだりする白装束の良民男子のこと。
そんな皆さんが、華やかな花の神輿を肩に、楽しそうに運んでいたのがとても印象的でした。

しかし“良民男子”のはずの白丁なのに、何故か皆さん女性の方ばかり!?

それは、天平行列に参加された方の多くが女性だったため、配役にもシャッフルがあったため。

でも、イベントが楽しくなるのであれば、それは全然問題ナシ!

平城遷都1300年祭 - 1300人の天平行列 - Vol.2

2010年05月04日 10時46分51秒 | トラベルフォト

第21代 ミス奈良のお三人が勢ぞろい。

絢爛豪華な天平衣装の頂点でもある、女帝 元明天皇と皇族二人の衣装は、快晴の光の下でとても眩しく映りました。

日本の文化といえば、「侘び」「寂び」というキーワードがまず頭に浮かびますが、この艶(あで)やかな色彩を見れば、その考えも少々改めざるをえません。

律令国家の礎が築かれ、唐の長安に学ぼうと、朝鮮半島や中国大陸と国交盛んだった奈良・天平の時代。

飢饉や天変地異に見舞われながらも、実は想像以上に国際色豊かな時代だったのかもしれません。

三人の素敵な笑顔が、1300年の遥か彼方の華やかな空気を、今に蘇らせてくれました。

平城遷都1300年祭 - 1300人の天平行列 -

2010年05月03日 20時43分37秒 | トラベルフォト

本日5月3日、快晴。

平城遷都1300年祭のメイン会場、奈良の平城宮跡では、壮麗豪華な「1300人の天平行列」が行われました。

元明天皇の御一行が、藤原京から平城京に移りゆく様子を、様々な天平衣装に身を包んだ1300人の行列で再現する試み。

中でも、御輿(おこし)に乗ったお妃は一番の花。

艶やかな色彩と、凝った文様を組み合わせた華麗な衣装は、一目見ただけで位の高い人物であることが分かります。

そして、その薄緑色の翳(さしは)を手にした貴人の見目麗しい微笑みに、観客は皆笑顔。

それもそのはず、ミス奈良の素敵なスマイルですから。

氷室神社 献氷祭(ひむろじんじゃ けんぴょうさい)

2010年05月02日 20時57分38秒 | トラベルフォト

氷室(ひむろ)とは、古代の冷凍庫のこと。

暑い夏の盛りに朝廷や将軍家へ氷を献上するため、冬にできた天然氷を、山裾に設けた穴などに保管しておいたという、その貯蔵所を氷室と呼んでいたそうです。

ここ奈良 春日野の地でも氷を貯蔵保管していたという、その氷室にちなむこの神社で、毎年5月1日に行われるのが「献氷祭(けんぴょうさい)」。

全国の製氷業者が参列してとり行われるこの祭りでは、境内各所に造花を氷に閉じ込めた“花氷”。そして本殿前には、鯛と鯉の氷柱が供えられます。

縦並びで三匹づつ、まるでお見合いをするように立てられた二本の氷柱は、海と川を代表するハレの魚。

神に捧げるのに相応しく、まるでアートのように美しいこの氷柱は、現代の冷凍技術をもってしても、大変困難な手法を駆使して作られたもの。

製造したのは聞いて納得、Made by ニチレイです。

Sony Ericsson Xperia(エクスぺリア) -Vignette- Vol.3

2010年05月01日 20時46分05秒 | デジタルガジェット

Android(アンドロイド)ケータイ用カメラのアートフィルターアプリ「Vignette(ヴィネット)」第三弾。

今回の写真効果は、Lens effects >> Tobacco filter(タバコ・フィルター)。

壁面に長年放置し続けて、煙草のヤニですっかり黄ばんでしまったかのような深い味わい。

ディープオレンジのカラーフィルターで覆い込んで仕上げる絵は、どう撮っても、その被写体の刻んできた長い歴史を感じさせてくれる、なんともいい雰囲気の写真へと変えてくれるのです。

木の根を写しただけなのに、「あぁ、ここまでくるのに、色々とあったんだなぁ…」などと、勝手に想像が先走ってしまう、魔法のフィルター。

“Tobacco filter”とはうまい命名をしたものです。