電話ボックスの中の正体は……、 そう、金魚です!
うわっ、金魚? ドアを開けたらどうなっちゃうの!? というか、何で金魚?
またもや疑問符のオンパレード。
まずは金魚。
大和郡山市は金魚のまち。金魚の生産量が全国トップクラスな上、毎年開催している全国金魚すくい選手権大会でも有名です。
では、電話ボックスはというと、これはもともと大学生のアート作品。
透明部分はアクリルで、中からきちんと目止めされているので、水は漏れ出しませんし、もちろん扉は開けられません。
この楽しい仕掛けが大きな話題を呼び、電話ボックス金魚を見に次々と人が集まってきます。
また、TVや新聞、雑誌など、あちこちに取り上げられているという、HOTなカフェ。
特に子供が来ると、皆大喜び。
でかい水槽に入った沢山の金魚達をずっと目で追っています。
その様子を見てふと気づきました。
イマドキの子供達って、電話ボックスの存在そのものを知らないんだよなぁ…。
この不思議な取り合わせに面白さを感じている大人とは、基本的な見え方が違うんだ、と。