Canon EOS 6Dが誇る最新のフルサイズセンサーによる高感度性能はどうか。
キヤノンの一眼レフでは最も新しいセンサーですから、当然その期待も高まります。
十間橋から望む東京スカイツリー、17時まで待っていたらこの日のライトアップは冬季限定の“冬雅”。
向かって左側面は白銀、右側面は江戸紫というコンビ色。
6Dを三脚にセットし、ライブビューモニターを見ながらアングルを定めていると、だんだん気温が下がっていくのを感じます。
絞りをf11、シャッタースピード10秒で露出を決め、シャッターを切ったのがこの写真。
澄み切った夕暮れのブルーグラデーションは非常になめらかで、40Dの時に苦労したバンディングも見られません。
また、鉄塔の一本一本がクリアで解像力も抜群。JPGでこの大きさに圧縮しても、その差は歴然です。
この階調の深さが、フルサイズセンサーの持つ懐の深さなのでしょう。
実感です。