紅葉を探しに鎌倉へ。
北鎌倉の円覚寺は初めて。さっそく境内へと向かい、その広さに少々驚きました。
様々に色づいた楓や銀杏を目でながら、奥へ奥へと歩みを進めるうちに最も奥にある円覚寺の塔頭(たっちゅう)、黄梅院へとたどり着きました。
山門をくぐり、聖観音堂をお参りしたあと、参道を戻る途中に木彫仏が二体置いてあります。
そのうちの一体の仏様の手の上に、センリョウの実がふた房。
思わず寄ってシャッターを切りましたが、見れば見るほどこの木彫仏、なかなか素敵な笑顔。
この穏やかなほほえみと癒しの雰囲気はまるで円空仏のよう。
木の中から小さな命が掘り出されてきたかのようです。