おやっ?さつまいも?!
と思わず二度見してしまったのは、応挙竹林の前の庭。京都、洛北の圓光寺にて。京の
紅葉狩りを楽しもうと、三連休の中日に訪れました。
静かな竹林を歩いたり、徳川家康のお墓を見に山上へとお参りしたり、縦横に巡る立体
的な境内の中を散策している途中、ふと、苔生した庭のある一点に視線が留まりました。
朝露に湿った苔の上を見ると、落葉した楓の葉の色付きがまさにさつまいもの色。
紅葉もさつまいもも、共に秋の色。その相性が悪いはずがありません。あまりにも自然に
馴染むこのシチュエーションに、場面が違うはずのこのシーン、なぜか気持ちはスッと
理解してしまったのです。何せ食欲の秋ですから。
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>>> 古都、京都の雪月花。