海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

本日(5/3)の朝市

2007-05-03 | 本日の朝市

【ミミイカ】
岡山では「チコベカ」と呼ばれます。
ベイカと混ざって獲れますが、希少です。

今日、写真を撮っていたらお客様(男性)から声をかけられました。
「先日買って帰ったらおいしかったんですよ~」と。
嬉しそうに、本日も買って帰られました。
どうもありがとうございます。


これは我が家の本日のおかず。
炊いてみました。(我が家では墨を出さないので煮汁が真っ黒~)
「チコベカ」は、やわらかくてとてもおいしいのですよ。
それと姿がとっても可愛い♪耳がまるでミッキーマウスのようです。
「チコベカ」のキャラクターグッズを作ったら面白いかも!


 
【桜鯛】
明石海峡や関門海峡の激流にもまれて瀬戸内に入ってきた「マダイ」は身が締まっていて格別。
桜の季節は特に「桜鯛」と呼ばれ一級品です。

天然のマダイは養殖と比べると色が全然違いますよね。
本当に美しい色と姿です。


【ネブト】
唐揚げにすると美味しい魚。
酒の肴やおやつにも最適!


【地アサリ】
今の時期、身が貝殻いっぱいに詰まっています。
味噌汁、酒蒸し、ぬた、スパゲティ等など、和・洋・中なんでもござれ。

近年、漁獲量が減少傾向にあります。


【マテ貝】
茹でて酢味噌で頂くか、甘辛く炊くのも良し。


【ハリセンボン】
島根の直送便のお兄さんが“おまけ”?で持ってきてくれました。
島根では大量発生しているハリセンボンに漁民は大迷惑をしているそうです。
他の魚を傷つけたり、仕分け作業に手間取って翌日のセリに回されて価格が下がるのです。

このハリセンボン、沖縄では日常的に食べられているそうです。
くせのない白身魚で、皮を剥いで味噌汁にして食べるのだとか。
(「ふく提灯」と同じように「ハリセンボン提灯」というものもあるらしい。)



カメラを手に売り場を歩いていると、お客様からいろいろな声が聞けてとても楽しいし勉強になります。
「本日の朝市より」、次号があるかも?!

念願かなって

2007-05-03 | 食べること
長い方では9連休というGW真っ只中。
仕事終わりに幼馴染と二人で待ち合わせ、「おいしいものを食べに行こう!」と出かけてきました。
予てより「行ってみたいなぁ」と思っていた「天婦羅たかはし」さん。

この日(5/2)実感したのは、本当に美味しいものを頂くと「おいしい」という言葉しか出てこないということ。
元々語彙は少ないですが、それ以上の言葉が浮かんでこないのです。
幼馴染Yちゃんと「おいしいね~。幸せだね~。」ばかり言っていた私たち。
「天婦羅たかはし」さん。素敵な時間をどうもありがとうございました。


ちなみにこの日私たちが頂いた天婦羅は次のとおりでした。
まずは付き出しに「ダイコンと人参のナマス」

「活き車海老」
活きてはねております。頭から尾まで美味。

「コシアブラ」
山菜。一年のうち三週間しか味わえないという贅沢な一品。
口の中に入れた瞬間、香りがふわ~っと広がってまるで森林浴をしいているかのようでした。
  
「アオリイカ」
何とこの日のアオリイカは3キロあったそうです。
身の厚みが1cmはありました。もちもちした食感でとても甘かったです。

「高麗人参」
漢方の高麗人参は食べたことがありましたが、天婦羅で頂くのは初めて。
(生の状態を見たのも初めてでした。)
お肌にとてもいいそうで―。効き目はあったかな~。

「アスパラガス」
出てきたときにビックリ致しました。
直径2cmはあろうか?という程のアスパラガス。長さも25cmくらい。
この大きさだと皆さん“かたい”と思われるでしょう?
それが全然そんなことはないのです。
先だけ揚げてあったのですが、生の部分も全て完食しました。

「そらまめ」
口に入れた瞬間、「そらまめ」でした。
香りと味がしっかりとします。
Yちゃんの、本日一番のお気に入りの品!

「タケノコ・フキ」
タケノコの天婦羅が大好きな私。
し~っかり春の味を満喫。フキも美味しかったです。

「地あなご、アオリの下足(生姜風味)、小梅」
天婦羅にあなごは欠かせませんね。
そしてアオリの下足。生姜が効いていてさわやかな味でした。
小梅はすっぱいかな?と思ったら意外に甘かったですね。


ご飯ものにエビがのった天茶と香の物、デザートは苺のシャーベットでした。
それから忘れてはならないお酒!
青森の「田酒」という特別純米酒と、山形の「十四代」という純米吟醸酒。
きき酒師の店主さんが選んでくださったお酒は、とてもとても美味しく―。
気持ちよく飲ませて頂きました。
(以前にも書いたことがありますが、家では一切アルコールは飲みません。
Yちゃんも同じく、です。)

大切な友人と美味しいものを食べながら語り合う。
素敵な一日となりました。
「天婦羅たかはし」さん、Yちゃんどうもありがとう。
 

* 写真は一枚も撮っていません。
  只々、食べる幸せに浸っていましたから。温かいうちに頂かないとね!