アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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ピケ・アン・ドゥダーンの注意点…♪

2018-08-18 09:23:33 | Weblog
第3金曜日はポワント・レッスンも
両手バーでルルヴェやロールアップ、ピケの練習で丁寧に足慣らし。
「あのね、ふたりとも、足だけで立とうとしちゃぁだめですよ、ちゃんとトルソーから引き上げて立つ」
そうねぇ、イメージでいうとね…。
お腹の両脇に縦方向の筋肉がある。
その筋肉を肋骨に向かって巻き上げる感じ。
そうねぇ…、肋骨の内側にフックがあって、そのフックに巻きあげた筋肉を引っ掛けておくって感じかねぇ
その意識がないまま足だけで立とうとすると、爪先を押し込んじゃうような立ち方になって負担が大きすぎるからね。
もう一度、ルルヴェとロールアップをどうぞ

うん、そうそう…。
さっきと立ち方が変わったね。
軽くなったし、シャープになった、いいわよ
バーでの足慣らしのあとはセンターで
バットマン・タンジュの後半部分。
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド×4回→4回目は2番ドゥミ・プリエ→ルルヴェ→2番ドゥミ・プリエ→ルルヴェ→2番ドゥミ・プリエ→ルルヴェ→2番ドゥミ・プリエ→5番シュル・レ・ポワント
いつもやってるのと同じ順番ね。
ではどうぞ

ん~、もうちょっとだねぇぇ…。
あのね、ふたりとも…。
いつもプリエに下りたときに脱力しちゃいけませんって注意してるから、それを意識してるのは分かるわよ。
でもそれを気にし過ぎて、プリエをしっかり押せてない。
さっき言ったように、プリエにおりるときにも、お腹の筋肉を肋骨の方に巻き上げる意識を忘れないで。
もう一度どうぞ

うん、いいわよ、キレイです
パ・ドゥ・ブーレやピケ-ルティレなど基本の≪基≫もいくつか練習。
最後にアイさんはピケ-アン・ドゥダーンを、ユリさんはピケ-ルティレをア・ラ・スゴンドで。
一人ずつどうぞ

ふ~ん…、そこか…。
アイさん、1回転してルティレの脚のドゥミ・プリエにおろして軸脚をポワン・タンジュ。
そのポワン・タンジュに出す脚がロン・ドゥしてるから上体が振られたり、次の回転の方向が定まらなかったりするのよ。
ちょっとバーに掴まって感覚を掴んでごらんなさい。
バーを伝ってゆっくりピケ・アン・ドゥダーンを回る彼女の脚の動きをサポートしてあげる。
「軸足の真後ろにピケの脚をおろして、その脚に押し出されるように軸脚をポワン・タンジュに、よ」
「あぁぁ…、こうかぁぁ…、私の動きは振り回してるんだぁぁ…

それが修正されれば、もっとテンポアップしても安定した回転ができるよ。
ではポワントを脱いで、作品の練習しましょう
「はわわわわぁ…、脚が軽ぅいぃ…
コメント
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