アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

編んでいます…♪

2019-05-31 11:54:13 | Weblog
ほぼ毎年、サマーニットを楽しんで編んでいます。
コットンヤーンのサマーセーターの耐用年数は2年ってところですかなぁ。
汗をかくのでこまめに洗うから、どうしても伸びてしまったり色が褪せたりします。
だから毎年順送りに処分しているんです。
そろそろ夏物を編んでおこうとテキストの中から気に入った1着を選び、糸の必要量をメモして手芸店へ。
オフホワイトやベージュといってもいろいろな明度や彩度の違いがある。
ラメ入りのものもあるし。
ん、夏だから少しだけラメ入りの糸にしよう。
キンキンギラギラだと逆に暑苦しいけど、あるかないかくらいのキラキラだったら軽やかなイメージになるでしょう。
というわけで、帰宅してスグに棒針を取り出して編み始めたわけです。
まだ20段目くらいですけど。
ノースリーヴで軽い透かし模様が入ったサマーニットが編み上がる予定です。
完成したら、ご披露します
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二の腕は…♪

2019-05-30 08:58:41 | Weblog
風薫る五月という言葉のとおり、少し気温は高いけどさらっとして気持ちがいいです。
いまは半袖がメインですけど、じきにノースリーヴの出番ですね。
そうなると気になるのは、いえ気にするべきは二の腕です。
火曜日のスタイルアップレッスンのときにそんな話になりました。
そういえば二の腕の理想のサイズを計算する式があったわよね、って。
アンシャンテ原宿バレエ&ダンスのスタッフMIOさんのブログを参考にして、記事にしたのはいつだっけねと。
確か一昨年のことだったよな…。
夏のちょっと前か夏に記事にしたはず…。
で、バックナンバーを遡ってみました。
ありましたよぉ、2017年7月01日の記事です。
タイトル=二の腕ぇ~…♪
身長にたいしてバランスのいい二の腕の太さというのがあって、その計算方法は
身長×0.145~0.16
だそうです。
私は身長162cmですから
162×0.145=23.49 四捨五入して23.5cm
162×0.16=25.92 四捨五入して26cm
つまり23.5cm~26cmの範囲に収まっていればいいわけですよね。
念のため測ってみました。
25cm
ボコッと醜く盛り上がってはいませんが、上腕二頭筋も三頭筋もキレイについています。
振袖にもなっていません。
今年も安心してノースリーヴやキャミソールを着られます
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加賀鳶…♪

2019-05-28 10:24:12 | Weblog
加賀鳶=かがとび、なんとなくその音が粋だなぁって思ったんです。
『大名火消し』を読んだからなんでしょうけど。
以前読んだ『慶応水滸伝』にも一か所だけ、加賀鳶が出てくるシーンがあってね。
を組の火消し中村金太郎(後の新門辰五郎)が火事を消し止め、その場で起きた揉め事をなんとか収めたとき、加賀鳶の頭が金太郎に言う。
お前なら、我ら加賀鳶も扱えよう
それを聞いた町の人たちが
すげぇ、加賀鳶に認めさせやがった
と大いに沸く。
火消しとして加賀鳶に認められるってことはスゴイことなんだなって、加賀鳶ってそれくらい抜きんでた集団だったんだなって思いました。
そのときも加賀鳶って…、と気になったんですよね。
今回ちょいと調べてみました。
もともとは加賀前田家の藩邸に出入りの鳶職人で組織した火消し集団。
採用基準は
身長六尺三寸以上、顔色たくましく、力量すぐれし者をえらびて鳶とす
だったんですって
前田家家臣の家の次男三男の中から体格が優れた美男を選んで鳶にしたって話もあるみたい。
六尺三寸ってほぼ190cm。
150cmが男性の平均身長だった江戸時代に190cmとは…。
そこはまぁ多少の色付けがされてるのかもしれないけどね。
雲に稲妻模様の華やかな長半纏を着て、髪は加賀鳶髷。
加賀鳶髷って、普通のちょんまげとは刷毛先の形が違うのね。
“まさかり”といって、武器の鉞(金太郎人形が担いでるアレ)に似せたカタチをしている。
粋な髪形と華やかな半纏、お顔も含めてハイレヴェルな男たち、となればそりゃぁもてるわよね
まぁ、前田家の威信を示すある種の広告塔でもあったんでしょうね。
江戸の三代もて男って与力・力士・火消しだったらしいけど、火消しって加賀鳶の事だったのかも
『盲長屋梅加賀鳶』って河竹黙阿弥作の歌舞伎にもなってます。
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大名火消し…♪

2019-05-27 09:35:23 | Weblog
これも以前から気になっていた一冊。
今年春前に公開された映画『サムライマラソン』の原作、『幕末まらそん侍』の著者の作品。

               

『大名火消し ケンカ十番勝負!』 土橋章宏箸 角川春樹事務所
享保五年、将軍徳川吉宗の時代。
信州から江戸に出てきた拓蔵くん、十九歳。
ものごころつく前に自分と母親を捨てた親父をぶん殴ってやる、というのがその目的。
偶然出会った徹次さんに一晩泊めてもらったところが加賀鳶の詰所。
ぶん殴ってやろうと考えていた父親は水神の辰と称えられた伝説の火消しだったことが分かる。
まわりの人間が語る親父の姿は
幼かった自分と母親を捨てた親父はろくなもんじゃねぇ
という拓蔵くんの思い込みとは大きく違っている。
水神の辰とは盟友であった加賀鳶の頭雷神の甚五郎に見込まれて、加賀鳶の一員となって活躍する。
でもまぁ、とにかく、いちいち、なにしろ、喧嘩っ早い。
火消しの仕事の合間に喧嘩してんのか、喧嘩の合間に火消しやってんのかってくらい、まめに喧嘩してる。
でも拓蔵くん、その性根に濁りや汚れがない、カラッと明るい。
敵対している町火消しとも大変な殴り合いの末に気心を通わせていき、しまいにはその町火消しの頭にも認められる。
鳶、大工としての腕もいい。
そして女を大事にする情の厚さもちゃんと持ち合わせている。
拓蔵くんの仲間もなかなか好い。
兄貴分ともいえる徹次さん、よく殴り合ってる政さん、石松さん、太助さん、虎一さん、そしてなんといっても頭の甚五郎さん
最後には、なぜ父親が自分たちから離れたのか、何故死んだのかが明らかになる。
そして…、正月、加賀鳶の出初式、梯子の一番高いところで逆立ちするのは
あれは水神の拓蔵さんです
父親の形見の半纏を纏ってね
加賀鳶って、加賀前田家が江戸藩邸に抱えていた大名火消なんですって。
体格のいい美男を揃えていて、叢雲に赤い稲妻柄の半纏で着飾らせていたんですってよ
で、火消しといえば“いろは四十七組”の町火消、旗本が親元の“定火消し”、そして大名家が抱える“大名火消し”があって、そのすべての頂点が加賀鳶だったんですって
殴り合いのシーンが多いけど、楽しい一冊でした。
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30度超え~…♪

2019-05-26 10:41:35 | Weblog
このところ連日30度を超える気温になってますよね。
気温の上昇に合わせるように体温も上がって、夜になってもなかなか下がらないような気もします。
とくにレッスンのあと、身体をしっかり動かしたあとは体温が下がるのが遅いような気も…。
こうなると、エアコンの稼働開始をいつにするか考えちゃいますよね。
テレビなんかで聞いたところによると、30度が目安だって話もあります。
室内にいながらにして熱中症なんてことにならないように、ってことらしいです。
日中、自宅にいるときは簾を吊った窓を開け、玄関ドアもドアストッパーで少し開けて空気の通り道を作ってますから、まぁ大人しくしているぶんにはそこそこ快適です。
でも、夜、就寝時に玄関を開けておくわけにはいかないよね。
寝る時だけはエアコン使おうかな…。
年々エアコンを稼働開始するタイミングが早くなっている気がします。
小学生のころ、日本は温帯性気候だって教わったんですけどね。
今の東京は亜熱帯…
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1曲通せたね…♪

2019-05-25 09:33:01 | Weblog
で、振りを変えたところを先に固めましょう。
その前のところ、右後5番で終わってるね。
左にタン・ドゥ・キュイス→クぺ-ルルヴェ→右にタン・ドゥ・キュイス→クぺ-ルルヴェ→左にタン・ドゥ・キュイス→シソンヌ・ドゥ・コテ→シソンヌ・ウーヴェルト→シソンヌ・アン・ナリエール→パ・ドゥ・ブーレ
タン・ドゥ・キュイスのアームスは低い3番
それでね、タン・ドゥ・キュイスは普通はトルソーは真っ直ぐのままなんだけど、今回はね
最初のクぺ-パセのときにトルソーをパセする脚の方にグッと傾ける
そうして顔はエポールマンに。
それから、タン・ドゥ・キュイスのリズムは
タン クぺ→タン 5番ドゥミ・プリエ→タン シソンヌ・ドゥ・コテ→タン 5番ドゥミ・プリエ
っていう平板なリズムじゃなくて
タン クぺ→タ 5番ドゥミ・プリエ→タン シソンヌ・ドゥ・コテ→タ 5番ドゥミ・プリエ
だからね。
クぺ-パッセをしっかり見せて、5番ドゥミ・プリエに足をおろすのと同時に跳ぶ
はい、どうぞ

ん~、そうだねぇぇぇ…。
タン・ドゥ・キュイスは上というより横移動を大きくね。
それからタン・ドゥ・キュイスのあとのクぺ-ルルヴェではアームスを軸脚のほうに流すように。
シソンヌ・ウーヴェルトは1番アラベスク
シソンヌ・アン・ナリエールはエファセ・ドゥヴァンのウーヴェルト
どちらも中途半端な方を向かないように。
はい、もう一度

ん~、タン・ドゥ・キュイスのリズムを掴みきれてないねぇ。
「たはははは…
よぉし、アタマからどうぞ

「ま、まにあわな…かった…
「そういうときは最後のパ・ドゥ・パピヨン、2つ続けるところを1つにして帳尻を合わせるんだよ
「ふへぇぇぇぇ…
ん~、ちょいとよくない癖があっちこっちに出てるな…。
「あのね、右や左に安直に首を傾げるのは よ。首を傾げるのは子供っぽいし美しいラインが出ない。エポールマンを大切に
パ・ドゥ・シャからクぺするところ、カウントに遅れないように気を付けて
シソンヌ・シャンジェはアティチュード、しっかり膝を曲げること、アームスはクロワゼの3番を守ること
ソー・ドゥ・バスクのとき、アン・オーに引き上げるアームスの動きが遅れないように
アティチュード・ア・テールのポゼはエファセ、首を傾げないこと
タン・ドゥ・パピヨンからピケ・アン・ドゥダーンに移るとき、アームスを下すのが遅れてる
「あのね、ちゃんと出来るようになるから、動けるようになるから心配しないの。まずは何をしなければいけないか、何をしてはいけないかをきっちりアタマで理解すればいいのよ。そうすれば身体はついて来る
はい、泣きの1回だ、アタマからどうぞ

「ま…まにあったぁぁぁ…
だね、もう大丈夫だ
「ポゼの顔の向きは…?」
「2階にプレゼントを贈りたい人がいて、その人に向かってゾン と…」
「ん~、何が違うのかな…、背中の反り…?」
まずは鎖骨を結ぶ横線と身体の中心軸が作る十文字を守って、それを引き伸ばすように肩甲骨のところから反る。
「ん~、もっともっと身体が使えるようにならなくちゃぁ…
大丈夫よ、身体は進化する
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おかずの小鉢物…♪

2019-05-24 09:37:08 | Weblog
『鯖猫長屋ふしぎ草紙』の何巻だったか、その何話だったかはっきりしないけど、夕飯の支度をしなくちゃと思ったとき、ふっと頭に浮かんだ。
さっき貰った人参、あとでこんにゃくと白和えにしてもってくから。
鯖猫長屋のまとめ役おてるさんが、店子仲間の蓑吉さんにそんな風に声をかける。
あ、白和えかぁ、いいなぁ…。
ほうれん草も人参も冷凍庫で出番を待ってるしな。
お豆腐もある。
よぉし、一品は白和えに決定
本来ならばあたり鉢で胡麻を丁寧に擦り…ってところから始めるものだけど、手軽に手軽に。
絹ごし豆腐を潰し、練胡麻と混ぜ合わせ、お味噌で味付け。
あとは解凍しておいた人参とほうれん草を和えるだけ。
小鉢ものは手軽に作れるものがいい。
鯖猫長屋の店子には独身の男もいる。
拾楽さんもそうだし、野菜の振り売りの蓑吉さんもそう、団扇売りの涼太さんも独身。
魚の振り売りの貫八さんは独身だけど妹のおはまちゃんがいる。
蓑吉さんも貫八さんも売れ残った商売物は長屋のおかみさん連中に分けたり、安く買い取ってもらったりしてる。
おてるさんをはじめ女房連中はそうして引き取った野菜や魚でおかずを作り、独身男たちに分ける。
おはまちゃんも拾楽さんにおかずの差し入れをしてるしね。
あ、そうだ、おはまちゃんが差し入れしたものには青菜の胡麻和えやきのこの白和えがあったな。
おてるさんがきんぴらを分けていたこともあったっけ。
おみつさんが作ったのは魚のすり身団子だった…、利助さん直伝の作り方も書いてあったな。
あは、ちょっとした小鉢物は鯖猫長屋に習うことにしよう
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簾…♪

2019-05-23 10:31:29 | Weblog
日に日に陽射しが強くなってますね。
外出時はサングラスと日傘が必需品。
自宅では…。
玄関が真東、大きな窓が真西を向いているマンションなので、もう…。
太陽が東寄りにある午前中は何の問題もないのですが、夕方に近づくにつれて大変です。
太陽と正対しているような状態になる
太陽が
どうだぁ、暑いだろぉ、まぶしいだろぉ…
と笑っているような気がします。
そこで



簾を吊りました
今は午前中、太陽は東寄りにあるので、簾に遮られて室内はほの暗い感じです。
そのほの暗さのせいか、涼しいような気もします。
外からの視線を遮る効果も期待できますしね。
実は葭簀に憧れているんですけど。
葭簀、歌舞伎で門前の茶屋などの道具立てのとき、周りを囲っているアレです。
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傘…♪

2019-05-21 08:38:19 | Weblog
雨風が強い。
外出するのがちょっとコワい。
雨で強風のときの傘は…。
ビニール傘だとオチョコになってそのあと役に立たなくなる可能性がある。
だから、カーボンファイバーの24本骨の丈夫な傘を持ってはいるのですが、これはこれで…。
丈夫だからオチョコになることはないけど、そのまま風に吹き上げられて、傘の下にぶら下がったまま運ばれてしまうことがある…
1歩踏み出した姿勢のまま、傘の下にぶら下がってブン と運ばれるあの感じはイヤぁ~なものです。
恐怖とかじゃないけど、不安で心もとない。
え~っと、どうすればいいのかな…とほんの一瞬のことなんだけど思考停止したみたいになる。
2メートルほど運ばれて、1歩踏み出したそのままの姿勢で着地するんだけどね。
おそらく地面からそれほど高く上がってるわけでもないと思う。
でも、コワイ
向かい風を受けた場合は1歩も前に進めない…
追い風だったら自分の意志に関わりなく走らされる…
もしも飛んで行った傘が人様にご迷惑をかけてはいけないと思うと、傘から手を離すことも出来ない。
丈夫な傘ってのも考え物ですよね。
う~ん…。
丈夫な傘で、風に運ばれてしまうこともあると腹をくくるか。
ビニール傘で、万一オチョコになったらそのあとは濡れる覚悟をするか。
悩ましいところよね。
いっそのことフードつきレインコートを着込んで傘をささない、という選択肢も…。
う~ん。
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夢のまた夢…♪

2019-05-20 09:58:41 | Weblog
先週のレッスンのおり、タカエさん
「お茶を習い始めたんです
と話してくれた。
わぁぁぁ、いいなぁ。
茶道は、私にとって憧れの一つ、見果てぬ夢の一つ。
「いまは歩く練習してます」
「あ、それ、聞いたことあるわぁ…。畳の長い辺を何歩で歩きなさいとか、決まりがあるんでしょ?」
「そうです。曲がるときにはどっちの足から出しなさいとか、いろいろ」
へぇぇぇ…。
「1回のお稽古が3時間なんですよ
「ひょぉぉぉ…、3時間も正座してられる
「いやぁ、無理ですね…、もう足の指立てたり腰を浮かしたりいろいろ…
あぁ、そうなのねぇ…。
お茶をきちんとなさってる方の佇まいっていいな、とずっと思っています。
一つの型が身に付いていて、その中で自在に御所作が出来ている。
いいなぁ、素敵だなぁと思うんです。
そう思うんなら習えばいいじゃないかといわれそうですが、ここに大きな問題がある…。
正座が出来ない…
いや、もちろん20分くらいなら出来なくはないんですよ。
ただねぇ…。
私が正座をすると、左右の膝下から爪先までがほぼ真っ直ぐに揃ってしまう
正座慣れしている方の話を聞くと、足首のところから足を内輪にして、その輪のところにお尻を落し込めばいい、ということなんだけど…、ソレが出来ないの
きちんと正座が出来ない限り、茶道は夢のまた夢
以前、立礼というお点前の作法もあるから大丈夫ですよ、とお声をかけてくださった方もあったんだけどね。
茶道といえば茶室、畳、床の間、正座というのが美しい、という思い込みがあってね。
洋間でテーブルの前に立って…、てのはどうもしっくりとイメージを結べない。
それって、私にとっては金屏風のお座敷で瀕死の白鳥を踊れってことと同じって気がしちゃうんですよね
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犬の話も…♪

2019-05-19 13:10:13 | Weblog
『鯖猫長屋ふしぎ草紙(一~六)』には、各巻一話ずつ犬が関わるものがあります。
(一)では、大道芸の手伝いをしながら仇を探している犬の話。
長屋での呼び名はアジ、サバの子分だからって。
(二)の犬は、翠色の護り玉を探しているというお玉ちゃんという女の子が連れている子犬。
この一人と一匹は少しのあいだ拾楽さんのところに居候するので、そのあいだ、子犬の呼び名はアジに。
この子犬、実はちょっとした曰くがあるんだなぁ…、心が温まるお話です
(三)では、まずおはまちゃんがある犬と関わっています。
人に痛めつけられ、人を憎むようになっていた犬を少しずつ癒していくんです。
おはまちゃんはアジと呼んでいますが、お寺のお坊様はと名付けている。最後には拾楽さんの活躍もあり、もとの優しさを取り戻します。
(四)に出てくるのは、一途にお殿様を思い続けている牛若という賢い犬です。
大名家の中屋敷で飼われているのですが、ある夜、鯖猫長屋店子仲間の簑吉さんのところに逃げてくる。
そして大活躍
牛若の切ない思いは消えないものの、中屋敷に帰っていきます。
(五)の犬はまるという名で、植木屋で飼われている。
この子、蝶々を追いかけているうちに迷子になってしまうんだけど、怪我の巧妙というのか、四年前に誘拐かされた植木屋さんの息子を見つけ出すんです
(六)に出てくるのは、おたきちゃんという女の子と一緒にいる犬で、おたきちゃんはおっかあと呼んでいます。
とても賢い犬だけど、人嫌い、人に飼われては生きられない犬なんです。
別れの時期を悟っていたのでしょう、そっと姿を消します。
その後、おたきちゃんの記憶力が事件解決の大きな転機になるんですよ。
猫が主役のお話だけど、犬にも見せ場を作っているから、作者は犬好きなのかもね
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一部手直し…♪

2019-05-18 09:29:53 | Weblog
発表会に向けた作品の振り付けを考え、振り移しを終え、リハーサルに入ると、見えてくる。
これだ、と考えたアンシェヌマンが、あれ、そうでもない、とか。
佳いと考えたアンシェヌマンがちょぉっと違うな、とか。
このくらいイケるだろ、と思ってたアンシェヌマンでも、実際には動ききれないんだな、とか。
そういうのが見えるたびにちょいちょいと手直しをする。
今回は、グリッサードの切り返しのところを変えた。
グリッサード・ドゥシュとドゥス、アン・ナヴァンとアン・ナリエールの切り返し、その動線が面白いと思ってたんだけど、実際に生徒が動いているところを見ると、
観客の目に、そうは映らないだろうな
ということが分かる。
じゃ、どうするか。
4×4小節。
4カウントを倍の8カウントで振りを付けてたんだけど…。
普通に4カウントでいくか…。
そのほうが動きやすいだろうし、見てる方も肩に力が入らないだろうな
よしよし、では…。
弾ける感じは残したいし、軽やかさはなくしたくないしね。
お、そうだ…
タン・ドゥ・キュイス→…→タン・ドゥ・キュイス→…→タン・ドゥ・キュイス→シソンヌ・ドゥ・コテ→シソンヌ・ドゥ・コテ→…………
に変更しましょう。
トルソーの使い方で変化をつけられるし、面白くもなるしね
つぎのフレーズにも繋ぎやすい
よし、これでいきましょう
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シリーズ6巻目…♪

2019-05-17 09:28:14 | Weblog
               

『鯖猫長屋ふしぎ草紙(六)』
今回はね、掛井の旦那と平八親分が窮地に立たされます。
平八親分がお縄にした辻斬りが、親分の勘違いだったってことにされちゃって…。
掛井の旦那は親分を信じている、だからなんとか事の真相を見極めようとするんです。
今回は拾楽さん、わりと積極的に手伝います。
拾楽さんの側にちょっとした事情もあって、おはまちゃんも手伝ってくれてね。
白い犬と行動を共にしているちょっと風変わりな女の子が一つの鍵だったり、みかけによらず本物っぽい山伏が拾楽さんに上手く乗せられてちょいと活躍したり。
この山伏、サバにかなわないんだなぁ
辻斬りの一件には年若い寺社奉行の内証が絡んでいて、やはり平八親分は正しかったってことで落着します。
辻斬りの真相究明と並行して長屋にもちょっとした怪異が起きています。
家鳴りがするわけ。
なぜ家鳴りがするのか、拾楽さんは知っているし、もちろんサバも。
家鳴りを起こしているのは、亡くなった拾楽さんの弟分なのよ。
ただ、何故出てきちゃったのかが拾楽さんには分からない。
その理由を、第二話の話頭で弟分がサバに語りかけ、頼んでいるんです。
結局拾楽さんは弟分が出て来ちゃった理由には気付けないままだったけど、弟分の心配は何も知らないおはまちゃんの一言で解消されました。
店子仲間の涼太さんが言います、家鳴りの
気がかりがなくなったんじゃねぇかな
ってね。
今回二キの御隠居の出番はありませんでした、臍を曲げておられるようです
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パ・ドゥ・バスクを練習…♪

2019-05-16 09:51:42 | Weblog
センター・レッスン。
バットマン・タンジュのアンシェヌマン、そのあとエシャッペのシンプルなアンシェヌマンを。
右脚前5番→エシャッペ→右後5番→エシャッペ→右前5番→エシャッペ→2番ドゥミ・プリエ→左脚前5番ルルヴェ⇒…………
アームスは
エシャッペはア・ラ・スゴンドで
2番ドゥミ・プリエのときにアン・バ
5番ルルヴェはアン・オーに
順番は大丈夫よね。
ではいきましょう

あのね、2番ドゥミ・プリエのときにはアームスをアン・バに。
そのタイミングが遅れてる。
それから5番ルルヴェをするときにアームスはアン・オー。
そのタイミングも遅れてるよ。
でね、これはあくまでもイメージなんだけど
「アームのついたワイン・オープナーあるでしょ。コルクにスクリューを捻じ込んでいくとアームが上がって、そのアームをグッと下げるとコルクが抜き出されてくる。そのコルクがトルソーってこと。ア・ラ・スゴンドのアームスを下げると逆にトルソーは引きあがる、そんな風にイメージすると、2番ドゥミ・プリエに下りたときにトルソーが沈まない
「あぁ……、うん……
ではもう一度、どうぞ

おぉ、いいんじゃなぁい。
2番ドゥミ・プリエから5番ルルヴェへの動きがシャープになった
じゃぁね、先週ちょっとやったパ・ドゥ・バスクを練習しましょう。
右脚前5番クロワゼから。
ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右脚をロン・ドゥしながらアン・ファスに→右脚に重心移動して左脚ク・ドゥ・ピエ・ア・ラ・スゴンド→左脚前5番を通過してタン・リエ→3番アラベスク・ア・テール→左前5番⇒…………
アームスは
ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼのときはエファセの低い3番、つまり動作脚側がアン・ナヴァン
動作脚をロン・ドゥしてアン・ファスを向いたところでア・ラ・スゴンド
重心移動してク・ドゥ・ピエしたところでは軸脚側がアン・バ
いいですか?
いきますよぉ

左側のとき、アン・バに下げるアームスを間違えないように気を付けてね。
今回はク・ドゥ・ピエ・ア・ラ・スゴンドから5番ポジシオンを通過してタン・リエっていう動き方を練習したけど、ロン・ドゥして重心移動のあと1番ポジシオンに引きつけて、そこからタン・リエっていう動き方もあります。
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アタマの中のイメージは…♪

2019-05-14 11:37:26 | Weblog
今日は雨天で涼しいけど、昨日まではちょっと汗ばむほどの陽気でした。
晩春というよりすでに初夏といってもいいような、ね。
そうなるとⅤネックなど襟元の開いた服を着るようになる。
開いた襟元には何かちょっとしたアクセントがないと間延びした印象になっちゃいますよね。
手持ちのネックレスを付けるようにはしてるけど、それでも…。
新しいのが欲しいな、と思った。
そうねぇ、久しぶりに作ってみるか…。
道具箱からビーズのセットを取り出して、何があるか確認。
あ、これは使える…、これも使えるねぇ…、なるほど、なるほど…。
足りないものは…、ん~、ツブシダマとカニカンか…、よし。
まずペンダント・ヘッドを作ってみた。
お、いいんじゃない
そのあとチェーンの代わりになる部分を…。
7mmの金の竹カンビーズをああかな、こうかな、とテグスに通してみたものの、どうもしっくりこない。
それじゃぁ丸大ビーズを組み合わせてみよう、とまたテグスに通してみたけど、ん~そうじゃないんだよねぇ…。
ここはやっぱり極小丸ビーズが必要だな。
アタマの中にあるイメージに近いものにするにはさ。
ギラリと輝くものじゃなくて、チラチラと光るものがいいなと思ってるんですけどね
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