アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

クリスマスねぇ…♪

2015-11-30 09:50:16 | Weblog
明日から12月、今年も残すところ1ヶ月。
街中でも、ショッピング・モールでもクリスマスに向かっての雰囲気が盛り上がりつつありますね。
クリスマス、X’mas…。
週1回送られてくるフランス語会話スクールのメール・マガジンでもクリスマス・イヴェントを紹介していた。
12月1日から25日まで開催されるんですって…ほぉぉ…。
あら、外国のクリスマスの様子が紹介されるのね。
テーブル・コーディネートやお料理、お花、リースにキャンドル・コーディネート、イルミネーション…
講座もあるのかぁぁ。
きっとそれぞれのお国柄が窺える設えなんでしょうねぇ。
え…?
ウクライナのクリスマスって12月25日じゃないの
まぁぁ、1月7日が一番大事な日ですって…。
あ…、もしかしたらロシア正教に基づいたクリスマスなのかもね。
オーストリアの展示は…、あらまぁ…。
マリア・テレジアとマリー・アントワネット、それに皇妃エリザベートの部屋をイメージして、ですって
あらぁ、それはちょっと興味あるなぁぁ。
それにどこの国も、どんちゃん騒ぎって感じはなさそう。
ん~、ちょっと出かけてみようかな

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レッグウォーマー…♪

2015-11-29 10:44:15 | Weblog
例年ほどではないにしても大分冷えてきました。
身体を冷やさないように気を付けなくちゃ。
とくに3つの首を冷やさないようにするといいって聞きますよね。
首、手首、足首の三か所。
足首にはもちろんレッグウォーマー
秋口の頃から近所のお店で見かけていた品があって…。
地味なものから可愛いものまでいろいろと取り揃えてある。
そのなかに“裏起毛”と表示が付いた物がありましてね。
ふ~ん、今年はコレにしてみようかな…、と。

               

着けてみました。
肌触りも良くて暖かい
聞くところによると、ふくらはぎを温めると血流がよくなるので冷えを防ぐのに効果があるのだとか。
なるほどねぇぇ
これを着けたまま軽い軽い軽いストレッチをしていたら少し汗をかきそうになりました。
柄違いのをもう一足買って来よう
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視線は2階席…♪

2015-11-28 10:10:52 | Weblog
センター・レッスンの最後はグラン・アレグロ。
右脚アティチュード・ア・テールから。
右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→左にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→右エファセでピケ・アラベスク→上手奥に向かってシャセ→アッサンブレ・アン・トゥール・ナン→右エファセでピケ・アラベスク→上手奥に向かってシャセ→アッサンブレ・アン・トゥール・ナン→右脚からシャッセ→ピケ・アティチュード・アン・トゥールナン→右脚からシャッセ→ピケ・アティチュード・アン・トゥールナン→右脚からシャッセ→ピケ・アティチュード・アン・トゥールナン→左脚前5番シュス・スー
どぉ?順番、大丈夫かな?
では音楽でどうぞ

ふぅ~~ん、そぉかぁぁ…。
パ・ドゥ・シャのとき、アン・オーに引き上げるアームスが遅れないようにね。
シャセが走らないように気を付けて。しっかりプリエに収めてからピケに押し上げる。
アティチュード・アン・トゥールナンはアームスの動きも大切。アームスでピケに引き上げるイメージで。
ユキさん、アティチュード・アン・トゥールナンの終わりがどこかも考えないとね。
回転終りはエファセ・アティチュード‐プリエ、そのとき顔はエポールマンで…、そうね、2階席に視線を向けるイメージよ。
では左側を…

おっ…。
ユキさん、アティチュード・アン・トゥールナンをプリエに収めてから次のシャセへの切り替えが曖昧にならないように気を付けてね。
軽く跳び上がってアティチュードの脚を5番ポジシオンに引きつけることでもう一方の脚をポワン・タンジュ・ドゥヴァンに送り出すのよ。
同時にアームスも前側の脚と同じ方がアン・ナヴァン、もう一方をア・ラ・スゴンドに。
マユミさんはぁ…。
ピケ・アラベスクからアッサンブレ・アン・トゥールナンで斜めに下がるときにしっかり距離をとらないと、シャセ&アティチュード・アン・トゥールナンで進んでくるときに距離が足りなくなるでしょぉ。
「お稽古場だったらこうやって音響機材の載ったワゴンを移動してスペースを作ってあげられるけど、舞台だったら、袖幕をよけてあげるってわけにはいかないよ
「たははは……
はい、もう一度

ユキさん、お顔の向き…、視線をどこに上げるか…。
マユミさん、移動の距離…、お、いいんじゃない…。
ん、ふたりともまとまってきたわねぇ。
たとえレッスンのアンシェヌマンでも、踊りとしてまとめ上げていけるといいわね
最後にポール・ドゥ・ブラとレヴェランスをちょっとエレガントに。
んふっ、大人のクラスはこのくらいエレガントなほうが楽しいわね
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シンプルにアレグロ…♪

2015-11-27 08:50:42 | Weblog
センター・レッスン。
エシャッペのアンシェヌマン。
2番ポジシオンのエシャッペのあとに4番ポジシオンのエシャッペ、それは練習したよね。
じゃ、4番ポジシオンのところにアームスを合わせますよ
右脚前5番から。
右脚前4番ドゥミ・ポワント⇒左アームスがアン・ナヴァン、右がア・ラ・スゴンド
2番ドゥミ・ポワント⇒両腕でア・ラ・スゴンド
5番ドゥミ・プリエ⇒右アームスをアン・バに下げる。
左脚前4番ドゥミ・ポワント⇒右アームスがアン・ナヴァン
4番ドゥミ・ドゥミ・プリエからシュス・スー⇒両腕でアン・オー
腕の動きはこういう順番です。
軽くマーキングをして、はい、音楽でどうぞ

れ…?
マユミさん、まずアン・バに…。

れれ…?
ユ、ユキさん、落ち着いて、落ち着いて…。
「あのね、4番ドゥミ・ポワントのときは前側の脚とアームスはクロワゼの関係になるのよ」
それからもう一つ。
2番ドゥミ・ポワントのあと5番ドゥミ・プリエに下りるときに、アームスを下げるのが遅れないように。
はい、もう一度どうぞ

れれれ…?
ユキさぁん…。
「アタマでは分かってるんでしょ
「はい…
よし、分かってるんなら大丈夫、出来る。
ほれ、もう一度

よ~し、よろしいでしょう
ではアッサンブレのアンシェヌマンを練習しましょう。
右脚後ろ5番から。
右脚アッサンブレ→右前5番タン・ルヴェ→左脚アッサンブレ→左前5番タン・ルヴェ→右アッサンブレ→シソンヌ・アン・ナヴァン・フェルメ→左にパ・ドゥ・シャ→右前5番タン・ルヴェ⇒左脚アッサンブレ→左前5番タン・ルヴェ→…………
パ・ドゥ・シャは5番ポジシオンの後ろ側の脚からはじめます。
では音楽で

れれれ…?
「シソンヌ・アン・ナヴァンとパ・ドゥ・シャとでひとつの流れをつくるといいのよ。そこを切り分けないほうがいいの」
はい、もう一度

れれれ~…
「アタマではわかってるんでしょ
「はい…
よし、それなら大丈夫、ちゃんと出来るわよ
もう一度やって、ちゃんとクリアしたユキさんでした。
単調なパの繰り返しできちんと正確なテクニックを習得するのは大事なことだけど、構成の変化やリズムの変化もアレグロの面白味だから、それも楽しめるようになるといいわね


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飯盛り侍…♪

2015-11-26 09:56:46 | Weblog
『飯盛り侍 城攻めの猪』 井川香四郎著 講談社文庫
シリーズ3冊目です。
第二巻では海賊に襲われたり、不当な労役を強いられている島民を救ったり、そしてまた無理難題を見事に切り抜けた弥八
毛利家の台所奉行となって、主君毛利輝元から『飯盛(めしもり)の姓を賜り、ずいぶん出世してる。
第三巻は、石山本願寺に兵糧を届けるところからドラマがはじまる。
なんとか無事に兵糧を運びこんだあと、ここでも弥八は病から人を救う料理を作る。
弥八の料理って分子整合医学に基づいた栄養学を拠り所としているようで凄いよね。
新たな登場人物として雑賀孫一が加わる。
いわずとしれた鉄砲の名手、雑賀党の棟梁。
この男、実に気持ちのいい魅力のある人物である。
ふいに現れては弥八を助けてくれたりして頼もしい。
彼が山中から織田信長を狙撃するシーンなどワクワクする。
そして、なりゆきとはいえ、また不本意ではあれど織田信長に食事を供することになる。
そのとき、弥八が信長をどう評したか。
弥八の人を計る物差し、なるほど理に適っている。
この信長は史実のとおり本能寺において明智光秀に討たれるが、そのあとの秀吉の中国大返しにちょっとしたからくりがある。
このからくりがね、なるほどぉ、そういうことだったかぁと妙に納得できちゃうんだな。
それに絡んでいるのが玄蕃さんでさ…。
まさに馬鹿と鋏は使いようだよねぇぇ、玄蕃さん…
さらにもう一人、弥八と親交を深めた人物がいる。
それが山中鹿之助、彼もなかなかの好漢である。
史実のとおり尼子家再興のために奔走して、結果、毛利輝元に討たれてしまう。
お家再興を誓ったとき
「我に七難八苦を与え給え」
と天に祈った男は、彼なりの武士の一分を貫き通して果てた。
そんな男の悲恋が物語られるところにも弥八の心づくしの料理がある。
武士は武器をとって戦い、戦いは天下を狙う大名の手段である。
弥八は料理で人を動かし、守り、救っていく。
第一巻で
「おらぁ料理で戦ばしとっとよ」
といった通り、料理は平和な世の中を希求する弥八の唯一の武器であり手段である。
高松城開城を機に自ら毛利家を離れた弥八、これからどうなるかねぇ。
一度は料理を供した信長は果てた、光秀も。
天下は秀吉に向かって転がりはじめたが家康はまだ出てきていない。
おっ、千利休という大きな駒も関わってくるかもしれないなぁ…。
北条早雲とか、伊達政宗とかも…。
『弥八のいるところに勝戦あり』
といわれるような料理人になっていくんだって…。
ん~、先が楽しみだけど、さて、第4巻が出るのはいつだろう…。


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ハイヒールの話…♪

2015-11-25 11:11:08 | Weblog
「この前ね、高級なブランドのものだなって感じの9cmのハイヒールを履いてる人が前を歩いてたの」
「ほぉ…」
「でね、そのヒールがね、みごとな逆さハの字…\/…」
「あぁ、でもほとんどの人がそうでしょ」
「あれ、自分で気づかないのかねぇ…。靴を脱いで下駄箱に並べるときに傾いてるって気づきそうなものだけど…」
「気づくでしょ…、気付くけどそんなもんだと思ってるんですよ…」
「ん~、見苦しいとか恥ずかしいとか、なんで傾くのかなとか思わないのかなぁ…」
「思わないでしょうね…。大体、歩き方のせいで傾くなんて想像もしてないから…。私だってこのレッスン受けるまで気づかなかったもん」
「そうなの…?」
「そうですね。私がハイヒール履くようになったのは20歳からだけど、ヒールが逆さハの字になることには気付いてましたよ。いやだなぁと思ったし恥ずかしいなぁとは思ってたけど、なんでそうなるのかは分からなかった…、教えてくれる人もいなかったし…」
「ふぅん…」
「ヒールが逆さハの字になったから直してって靴屋さんにもっていったら、こんな風に傾いたものは直せないよって、それだけで…」
「そうかぁ…。そこで歩き方が悪いんだよって教えてもらえてれば…」
「そうです、そのとき教えてもらえてたら気を付けたし、ずっとハイヒール履いてたと思いますよ」
「なるほどねぇぇぇ…」
「かりに歩き方が悪いからヒールが傾くって分かっても、じゃぁ正しい歩き方ってどんな歩き方かってことは分からないわけだから、結局のところ変わらないんですよ」
「なるほどねぇぇぇ…」
「このレッスン受けるようになってからハイヒールを履いても腰が辛くならないし、キレイに歩けるんだってことが初めて分かりましたからね。このレッスンがなかったら、ヒールが傾くの恥ずかしいからずっとローヒール履いてたと思いますよ」
「そうかぁぁぁ…」
「オシャレのためにデザインで靴を選ぶんじゃなくてね、まずきちんと足に合う靴を選ぶ、そして正しく歩くってことが最優先だと思いますけど」
「うん、そうだね」
「私だって気を抜いてるとまだまだ重心が外落ちしますからね」
「そうねぇ…」
歩くこと、歩き方って本当に大事なことなのよね。
高級ブランドの高価な美しい靴を履けば美しく見えると考えるのは大間違い。
正しく歩くことが出来なければ、高級ブランドの高価な靴も道端で千円で売ってる靴も見え方では変わらない、というのが真実。
外落ちしてヒールが逆さハの字に傾いた高級ブランドのハイヒールより、形が崩れていない道端で千円のハイヒールの方が美しいってことだって大いにある。
裸足で正しく歩けないのなら、なに履いたっておんなじである、と思う。
ウォーキング・レッスン、地味だけど大事なレッスン。
ということで、来月も第4火曜日のレッスン後半にウォーキング・レッスンをします。
興味のある方は参加してみて下さいね
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特別にダンス・レッスン…♪

2015-11-24 09:43:08 | Weblog
一昨日、日曜日のアンチエイジング・レッスンは1回だけの特別レッスンに早変わり。
メンバーのハルさんが会社の忘年会だかで同僚数人と某有名ポップスを踊ることになった、と聞いたのは先週のレッスン後。
へぇぇぇ~、面白そうだね~。
そうしたらハルさんの奥さんであるマユミさん
「ねぇ、センセイに教えてもらえば?見てもらえば?」
と…。
なんでも毎晩ビデオを見ながら動いているらしい。
ふぅぅん、いいよぉ、協力するよ
てなわけで、YOU TUBEで某有名ポップスのミュージック・ビデオを見てみた。
あ、なるほどねぇ…、こういう振り付けになってるのかぁぁ…、うん…、うん…、よし
そして一昨日。
ビデオで覚えた振り付けで動いて見せて、ハルさんが踊る予定の振り付けを確認。
おお、けっこうシンプルにまとめてあるのね、よし。
んじゃ、まずパーツに分けてちょっとずつやってみよう。
→8 →1 →2 →3
あ゛~、リズムに合わせて動くってことを経験したことがないんだね、まだ…。
ならちょっとリズムに合わせて歩く練習をしよう、その方が早道だわ。
→&→2 →&→3 →&→4 →&→5 →&→6 →&→7 →&→8 →…→…→…→…
「わ、一緒にやろう、おもしろそう
カヨさんが参加。
マユミさんもやろうよ
「いえいえ、ワタクシは今回はコーチとして踊りの出来を見守ることに…
ほぉぉぉん…。
カウントを取りやすい古いジャズの曲を流してあげた。
「歩くだけでも結構難しいよね
そうだね、はじめのうちはね。
でも、すぐに上手になるわよ
では、振り付けをアタマから。
7→&→8→&聞いてからで…、で…とちょっとずつ進めていく。
あ、あれ?
カヨさん、手の形がにゃんってカワイクなってるけどぉ…、そうじゃなくって、真上に向かってズン と…。
で、一応最後まで振り移し?完了。
通して動いてみよう

ほぉぉぉ、いいんじゃなぁぁい
そりゃ細かいことをいえばキリがない。
でもさ、もともとダンス自体をやったことのない人がちゃんと順番を覚えて身体を動かせるようになったんだもんね。
本番を見られないのが残念だわぁ、ご成功をお祈りしておりますわよ
こういうちょっとしたダンスレッスンなんかもね、アルツハイマーや認知症の予防に効果があるの。
身体を動かす、リズムに合わせる、動きを覚える、等々、脳のいろんな部分を使うからね
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早いなぁ…♪

2015-11-23 09:16:25 | Weblog
センター・レッスン
エシャッペのアンシェヌマン。
「4番でも練習したっけ?」
「あ、1回やりました」
そうか。
んじゃ、アームスを合わせてみましょうね。
右脚前5番から。
エシャッペ→右脚前4番ドゥミ・ポワントのときは左腕がアン・ナヴァン、右がア・ラ・スゴンド。
エシャッペ→2番ドゥミ・ポワントのときはア・ラ・スゴンド。
エシャッペ→右後4番ドゥミ・ポワントのときは右腕がアン・オー、左がア・ラ・スゴンド。
4番ドゥミ・プリエのときに右をアン・ナヴァンに下げて。
左脚前シュス・スーのときに両腕でアン・オー。
左側も同様に前側になる脚と反対側の腕がアン・ナヴァンまたはアン・オーです。
まずカウントで練習してみようね。
→8 アン・バ→1 右アン・ナヴァン、左ア・ラ・スゴンド→2 →3 右もア・ラ・スゴンド→4 両腕でアン・バ→5 右アン・オー、左ア・ラ・スゴンド→6 右アン・ナヴァン→7 両腕でアン・オー→8 両腕アン・バ⇒…………
ん、なかなかいいわよ
では2番のエシャッペから通してどうぞ

4番からのアームスがちょっとだけ惜しかったけど。
「でもほんとに覚えるのが早いよねぇ。1回でよくそこまで出来るようになるわねぇ
「いや、覚えようと意識してるんです。覚えようと思わなかったら覚えられないですよ
「まぁ、それはそうなんだけど、でも早いよぉ」
「そうですかねぇぇ」
そうなのよぉぉ
さて…。
『題名のない音楽会』の収録で五島龍さんが最後に演奏した曲。
あの曲のCDを持ってきたから、ワルツにはそれを使いましょう。
センターで右脚アティチュード・ア・テール。
右にアラベスク・ソテ→左にパ・バランセ→右にストゥーニュ・アン・ドゥダーン→右にアラベスク・ソテ→左にパ・バランセ→右にストゥーニュ・アン・ドゥダーン→左にアラベスク・ソテ→右にパ・バランセ→左にストゥーニュ・アン・ドゥダーン→左にアラベスク・ソテ→右にパ・バランセ→左にストゥーニュ・アン・ドゥダーン

まずはそこまでね。
アラベスク・ソテは1番アラベスク。
パ・バランセはリズムをしっかり。
はい、音楽でどうぞ

うん、なかなかいいわよ。
でもちょっと慌ててる感じがあるわね、落ち着いて落ち着いて。
ソテは軽く。
はい、もう一度。

よぉし、良く出来ました
まぁたびたび思うことだけど、メグちゃんてほんとに覚えるのが早い。
覚えるのが早ければその分、動きを磨くことに時間をかけられる。
これって彼女の強みだわね
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『百寺巡礼』を終えて…♪

2015-11-22 11:32:29 | Weblog
『百寺巡礼』を第10巻まで読み終わりました。
1ヶ月と1週間あまり、ゆったりとした時間でした。
穏やかな著者の語りに耳を傾け、ユーモアに笑い、考えるきっかけを与えてもらった1ヶ月余でもありました。
第一巻第一番の室生寺から始まって第十巻第百番の羅漢寺まで、どのお寺にも歴史があり伝承があり伝説がある。
そのお寺の周辺の土地にもまた歴史というドラマがある。
一つとして同じものはなく、模倣も似非もない。
ただ、人の真摯な思いだけは、いつの時代であってもどこの土地であっても違いはない。
私たちが時代小説や歴史物語を読んで知るよりはるかに多くの、膨大な物語がそこここにある。
数多の悲劇、史劇、伝奇、民話。
建築のこと、絵画のこと、工芸のこと、無名の工人の傑作のこと。
著者に導かれて百寺を巡ることは歴史という時間を旅することでもあったように思う。
日本人を両親にもち、日本国に生まれ、日本で教育を受けて日本で生きていながら、日本という国土についてもその歴史についても、また文化や宗教についても、本当に知らないことばかりだなと忸怩たる思いを強くした。
その一方で、著者自身の姿を垣間見ることができるのは楽しかった。
“石段評論家”“石段マニア”だと自称する著者が石段を登っている姿を想像してみる。
きっと、呼吸を調えながら落ち着いた足取りで顔色も変えずに淡々と登っていかれたことだろう。
ときには、甘いものが好物だと言って門前の茶屋などでお団子やもなかなどを召し上がる。
由緒ある鐘を見れば撞いてみたくなり、つい余分に撞いてしまったり。
天井に描かれた龍をみれば、どんな声で鳴くのかと手を叩いてみたり。
お寺で出された地元の甘味に箸をのばすうち止まらなくなったり。
一人の大人の飾らない姿が素敵だと思った。
こうして『百寺巡礼』の旅は終わった。
でも幸せなことは、この10冊の文庫本がある限り、何度でもこの巡礼は出来るということだ。
一つのお寺だけでもいいし、一つの地域を巡ってみるのもいい。
四国遍路の言葉だそうだが、“逆打ち”してもいいだろう。
遍路の旅は“同行二人”つまり御大師様と二人連れだが、『百寺巡礼』は著者との同行二人だ。
しばらくは江戸時代へ出かけたり戦国時代に出かけたり、ヨーロッパに出かけたりする予定だが、そのあとにまた『百寺巡礼』に出かけよう。


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収録観覧…♪

2015-11-21 09:50:17 | Weblog
昨夕、『題名のない音楽会』の収録の観覧に行って来ました。
会場は東京オペラシティ・コンサートホール。
平土間をコの字型の2・3階席が囲っているホールは、ニューイヤー・コンサートの中継で見たことがあるウィーン楽友協会ホールを連想させますね。
正面にパイプオルガンがあって、舞台の天井には四角錐のモダンなデザインの反響板が吊られていました。
内装はすべて木で、居心地のいいホールです。
収録は第1部と第2部に分かれていて、テレビ番組にすれば2本録り。
オンエア前なので詳しい内容はお話出来ませんけど…。
第1部はヴァイオリン、マリンバ、トロンボーンのソリストが交互に登場してメドレーを演奏。
フル・オケではないけれど、オーケストラっていいよね、と思います。
マリンバの音色が心地よく響いて、素敵でした。
演奏の間のトークは…。
司会の五島龍さん、まだ慣れていなくてちょっとぎこちないけど、それだけに彼の一生懸命さが感じられる。
最後は龍さんの演奏。
バレリーナなら、バレエを踊る人なら、みんな な曲でしたよ
20分の休憩をはさんで第2部。
ゲストがヴァイオリニストの葉加瀬太郎さん
龍さんが子供の頃からの親しい関係なんですって。
トークが弾みました
そして葉加瀬さんのオリジナル楽曲のメドレー。
はぁぁ、説明はいらない…いや、言葉はいらない…、そんな感じでした。
光と影、風や雲の動き、水の流れ、音、匂い、気配、季節、生命、色彩、そういったものが目に見えるような音楽。
会場にいるひとりひとりがみんな、音楽に導かれるままに自分なりの風景を追っていたのかもしれない。
演奏が終わって、また楽しいトークがあって。
最後は龍さんと葉加瀬さんのヴァイオリン2丁であの有名な曲を…
2丁のヴァイオリンの音がピタリと合ったり、競うような掛け合いがあったり、どんどん盛り上がっていって、ふたりの高揚感が会場をも巻き込んで、圧巻の演奏でした
本当に幸せなひと時、帰宅してもまだ興奮が冷めない状態でした。
そりゃぁそうよねぇぇ。
フルでないとはいえオーケストラとヴァイオリン2丁の、濃密な質量のあるエネルギーをじかに受けたんですものねぇ。
私はやっぱり電気的な音楽よりもアコースティックな音楽の方が好きだな、と改めて思ったひと時でもありました。

さて、次回収録の観覧募集に応募しなくっちゃぁ
往復はがきは買ってあるのよね
また当たるといいなぁぁぁ。
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Riequeです ―11―和のバッグ…♪

2015-11-20 09:39:25 | Weblog
がま口作りのことで私の背中を押して下さった方からヒントを頂いて、大きめのハンドバックを仕上げたのは先月の事。
その布製ハンドバッグをもとにいろいろなアドヴァイスやご希望を伺いました。
そしてなんと、素敵な銘仙の古布を預からせて頂けたのです
いろいろ考えを巡らすこと数日。
布を延べて本物の絹の手触りを楽しむこと数日。
よし、これでいこう、とやっと決まって作業に取り掛かり…。

               

完成しました。
銘仙の古布をつかった和装向けのハンドバッグ。
24cmの口金を使って、横24cm×高さ21cm×マチ幅9cmの、Rieque定番のボックス型、口金は金がくすんだような真鍮です。

               

持ち手には帯締めを使いました
そしてもう一つ。
大き目バッグの中で小物をまとめるのにいいかな、と思って

               

クラッチバッグ。
20.5cmの口金で横20.5cm×高さ15cm×マチ幅4cm。
ちょっと変わり形の横ひねりの口金です。
同じ一反の生地でも型紙を置く位置を変えれば柄の出方が違って素敵でしょ
ふたつとも内側には羽裏(羽織の裏地)を使っています。

               

シルバーグレーの光沢を帯びた銘仙と柿色の羽裏の取り合わせ、決まったなぁと一人悦んでいます。
ところで、一番初めにどこに型紙を置こうかと生地を眺めていたとき、気付いたことがあるんです。
あちらこちらに横糸の密度が違うところがあったり、生地の厚みが違うところがあったり…。
あぁ、ここが膝前だったんだな…とか、ここに腰ひもを締めていたんだろうな…とか、帯の下前がこの辺に当たってたのかも…とか、この生地が一枚の長着だったときのことを想像しちゃいました。
織り上がったときには一筋一点の乱れもなく鏡面のように美しかった反物が、長着に仕立てられて人が身に纏い、長い時を経てまた一反の生地に戻ったもの。
それは、新品のときにはなかった陰影を伴って新たな艶を含んでいる。
絹織物って生き物だなと感じました。
薄いのに張りのある絹の手触り、スッと針が通る時の心地よい感触、楽しい楽しい製作期間でした
型紙の置き方を変えれば、あと2パターンは確実に違う柄出しが出来るのよね。
んふふふふ…
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薔薇の夢…♪

2015-11-19 09:30:14 | Weblog
夢を見た
玄関のドアをあけて外に出たら、足元が床下収納のようになっていて、大輪の赤い薔薇の花冠が並んでいた。
「まぁぁ、きれい、素敵ねぇぇ
こんなに素敵な薔薇を持てるなんていいなぁ…。
あ、そういえば、私にも鉢植えにして分けて下さったんだっけ
そうだわ、そうだわ。
その中の一鉢は、花冠を見せながら茎や葉の部分を菰がけのように覆ってある。
見れば藁の隙間から新しい薄桃色の芽がポツポツと出ている。
「まぁぁ、そろそろ手入れをしなくちゃねぇ」
そう思って菰を開いてみると…。
茎や葉に守られるようにして“薔薇の子供”が満ち足りた様子で眠っていた
「まぁぁ、カワイイ…
薔薇の蕾ではない。
姿形は茎や葉もある薔薇そのままで、まさに子供ってかんじなの。
咲き誇る時を待って、ゆったりと眠っているように見える…………
さて、そのあとはどうなったやら…。
覚えていない。
夢というのは、眠っている間に脳がいろいろな作業を進めている過程だという。
目覚めている間の記憶や思考、感情など諸々の事を整理しているのだとも。
また普段は奥深いところに納まっている深層心理が浮上してくるのだとも。
深層心理ねぇぇ…
大輪の麗しい紅薔薇とその“子供”…。
ねぇ、アナタ、何考えてんの?
って、脳ミソさまに訊いてみたいねぇぇ
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やった者勝ち…♪

2015-11-18 09:09:09 | Weblog
火曜日の昨日はスタイル・メイク エクササイズのレッスン。
メニューはいつもほぼ同じ。
丁寧なストレッチと下半身、つまり脚と体幹の筋力アップ。
そのあと首や肩周り、腕のストレッチ。
デスクワーク中心のオフィス・ワーカーの場合はとくに、背中や肩・首、腰回りから脚にかけての血流をよくしておかないとね。
それに、だんだん寒くなるから、自分の筋肉でしっかり発熱して身体を冷やさないでいられるようにすることも大事。
そして、大胸筋が縮まないようにストレッチしたり軽い筋トレしたりもする。
すっきりキレイな立ち姿や姿勢でいるためには大胸筋も大事なの。
「いくつになっても張りのあるキレイなデコルテを維持したいじゃないのさ
「はい、そうです
「もちろんですよ。ストラップの付け位置が内側に内側にはいったキャミソールなんかみっともないですもん
ね~、そうよね
では、肩甲骨周りのストレッチを
まずは先週やったメニュー。
左右の腕を後頭部のところと背中に置いて左右に押し出す。
ゆっくり8カウント*2セット。
右上が終わったら左上で同じく8カウント*2セット。
「やっぱり肩甲骨をスムーズに動かせるって大事なんですよね
そうよぉ。
肩凝り・首凝りの予防になるし、キレイな姿勢をキープするのにも大事なポイントよ。
日常の作業って全部前傾姿勢だからね。
そのまま筋肉が硬くなってしまうと、背骨のうちの胸椎の部分のカーブが深くなって背中が丸くなる。
さらにそのまま放置しておくとますます筋肉は硬くなり、カーブは深くなり、やがては圧迫骨折のリスクも…ってことになる。
近頃ではストレート・ネックが問題になってるしね。
頸椎のカーブが変形して、そのまま固着してしまうと、血流を阻害するとか神経を圧迫するとか、いろいろ良くないことに繋がる。
だから、前傾姿勢で作業をしても、スグに正しいポジシオンに姿勢を戻せるだけの柔軟性と筋力が不可欠だと思うのよ。
「つまり、肩甲骨周りのエクササイズは、“やった者勝ち”ってことですね
そうです、そのとおりです
それに、腹筋だってそうよ、前にも話したけどさ。
骨盤底筋群が弱る、腹斜筋が活性化してない、なんてことが理由でいろいろ残念な症状が現れる。
たとえば内臓が圧迫されて血流が悪くなり婦人科系の病気を発症しやすくなるとか、出産経験がないのに若いうちからオシメが必要になるとか、男性の場合は鼠蹊ヘルニア(=脱腸)のリスクが高くなるとか…。
「うっへぇぇぇ…
だからね、イメージでいうならば、骨盤底筋群は反発した状態のトランポリン、それで内臓を押し上げておく。
さらに腹斜筋で内臓膜をググッ と吊り上げておく。
そうやって内臓の健康を守るの。
だから筋力って必要だし、大事。
「つまりそれも、“やった者勝ち”ってことですよね
そう、そのとおりです。
やった者勝ち、つまりやれば勝てる、ってのがこういう地道なエクササイズの良いところなのよね
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音楽が大事、よく聞きましょう…♪

2015-11-17 08:40:35 | Weblog
ではグラン・ワルツ
アンシェヌマンは先週までのと同じだけど、アッサンブレをパ・ドゥ・シャに替えましょう。
右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→左にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→右に1番アラベスク・ピケ→シャセ→アッサンブレ・フェッテ→右に1番アラベスク・ピケ→シャセ→アッサンブレ・フェッテ→パ・ドゥ・ブーレ→4番→ピルエット・アン・ドゥオール→パ・ドゥ・ブーレ→4番→ピルエット・アン・ドゥオール→パ・ドゥ・ブーレ→4番→ピルエット・アン・ドゥオール
パ・ドゥ・シャのときアームスはアン・バからアン・オーに。
ピケ・アラベスクからシャセ、アッサンブレ・フェッテの動線を正確に。
アッサンブレ・フェッテは、ドゥヴァンにバットマンをしながら跳び上がり、空中で向きを変えることで脚のポジシオンがア・ラ・スゴンドになる動きです。回転するパではありませんから気を付けましょう。
では音楽でどうぞ

はれぇぇ~~
「あのねぇ、フサさん、音楽を良く聞いて 自分勝手に動いちゃダメ。全部カウントからハズレてるよ
ん?おぉっっっとぉぉ…
「あのなぁ、メグちゃん、パゥ・ド・シャのときなんで足首がぶら下がってるかな…
ふたりとも、もっと音楽を聞いて。
フレーズごとにちゃんとメリハリがあって、それが跳ぶタイミングを教えてくれてるんだから。
パ・ドゥ・シャして着地したときはアン・オーのアームスでしっかりトルソーを引き上げて、ポゼを見せること。
パ・ドゥ・シャは空中で両足の爪先が触れ合うイメージで。
はい、もう一度

ふたりとも、もっともっと音楽を大切に。
4分の3拍子がカウント出来ないんじゃ、8分の6拍子なんて夢のまた夢よぉ。
さて、最後にプティ・シャンジュマンとルティレ‐ルルヴェを。
右脚前5番からシャンジュマン→シャンジュマン→シャンジュマン→タン・ルヴェ→4番プレパラシオン→右ルティレ・ルルヴェ→右後5番⇒シャンジュマン→シャンジュマン→シャンジュマン→タン・ルヴェ→4番プレパラシオン→左ルティレ・ルルヴェ→左後5番⇒…………
はい、音楽でどうぞ

はへぇぇぇ~~
「あのよぉ…、ふたりとも、なぜ足首をのばさないの?足首が緩んだまま前後ろ前後ろって足を踏みかえてるだけじゃシャンジュマンとはいえんないよぉ」
「ぬぅぅぅぅん…
高く跳べないから足首を伸してる余裕がないなんて考えは大間違いよ
しっかり足首を伸ばして足を使うから高く跳べるの。
バーで練習したように足指まで動かす感覚を大事にしましょうね。
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バレエそしてアンチエイジング…♪

2015-11-16 09:27:03 | Weblog
両手バーで1番ポジシオン。
音楽のテンポの4分の1のスピードで、ゆ~~っくりデガージェ・ア・ラ・スゴンド。
足の裏でしっかり床を押して脚を擦りだす。
カカトが浮き始めたら足指の関節をひとつずつ床から離していくイメージで足首を伸ばす。
爪先をさらに遠くに指し伸ばすイメージでデガージェ。
足指の先端から、関節一つずつを床に付けていくイメージで足を1番ポジシオンに引きつける。
デガージェ(=ジュテ)をするのに、必ずポワン・タンジュを通過するというのはこういうことです。
この中でとくに のプロセスを無視して安直に足首の力を抜くと、
べったん べったん
と足で床を叩くようなデガージェ・ア・ラ・スゴンドになる
もう一つ、足の練習しましょう。
同じく両手バーで1番ポジシオン。まず右足。
高くカカトを上げてドゥミ・ポワント
足指を中に弾くように指先をのばす。(これでポワントの状態)
足指を床に付けてドゥミ・ポワント。
カカトを下ろしてア・テール。
この のところで足首の力を抜かないことが大事です。
足指をポワントしたその先に跳躍があるわけですから、安定した跳躍のためにもしっかり足指を使うことが必要です。
センター・レッスン。
バットマン・タンジュやエシャッペを練習したあとアッサンブレのシンプルなアンシェヌマン。
右脚後ろ5番から→右アッサンブレ→タン・ルヴェ→左アッサンブレ→タン・ルヴェ→右アッサンブレ→右シソンヌ・フェルメ・アン・ナヴァン→シャンジュマン→シャンジュマン⇒左アッサンブレ→…………
音楽に合わせて軽くマーキングして、はい、ふたり一緒にどうぞ
……
ちょぉっっと待てっ
「ふたりとも、なぜ跳ばないの?なぜ足首を伸ばさないの?」
マーキングはもう済んだでしょ
アッサンブレは空中で両脚を集めるの。
はい、はじめからどうぞ

ふたりともぉぉぉ…
着地後のプリエは次の跳躍までの間しっかり床をおして“バネ”を貯めるの。
安直に伸び縮みしちゃダメよ。
はい、ひとりずつ。

あ、あのねぇぇぇ…
「爪先が1mmでも床を離れたら、足首は最大限伸ばすのよぉ」
「あ゛… バーでやった足の練習が全部ここに繋がってくるわけだ…」
そうだよ
特殊な指定がない限り、足首がフランフランでいいなんてことは、クラシック・バレエには無い。
さて、アンチエイジング・レッスン
仰向けに寝てストレッチやボールを使った軽い筋トレをしたり。
「わお、マユミさん、面白いソックス履いてるね」
「ぬふっ…ヒヨコちゃん…
赤いヒヨコだ。
ん?ずいぶん気合の入った顔してるヒヨコだね
バーを使ったエクササイズ。
プリエの終盤では両手をバーに置いて肩を入れ、背中や腰を伸ばしていく。
ん、ハルさん、随分背中が伸びてきたじゃない
じゃ、ちょこっとコツを教えましょう。
両腕を大きく後ろから前に回してから両手をバーに置く。
まず少しお尻を引いてお尻から後ろ腿にかけてをストレッチしていく。
背骨を1個ずつ下げるつもりで上体を倒していく。このとき顔はまだ上げたまま。
最後にすぅっと力を抜いて顔を下げる。
おぉぉ、ほら、背中が平らになったじゃない
以前は肩甲骨の間のところが丸くなって固まってたのに、キレイに伸びてきたわ。
「ん~、そぉねぇ…」
あ、なんだ?その上から目線は…。
以前との違いを比べられるように写真とろう
立位体前屈でも以前とは上体を倒す角度が違ってきてるからね、いい感じに進化してるよぉ
それにしてもハルさん、男性にしては珍しく、ピシッと足首を伸ばせるのよね。
もったいないなぁぁ、バレエやらないかなぁぁ、背も高いし、スレンダーだし、見込がありそうなんだけどなぁぁ
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