アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

『陰陽師<水龍の巻>』…♪

2024-04-30 10:41:11 | Weblog
文庫本初版から毎年1冊ずつず~っと楽しみに読んできたのですが、去年はうっかりしちゃって…
今年は映画『陰陽師0』が公開されたことと相まってか文庫の棚に初版からもれなく並んでいたので、去年出たものを手にすることが出来ました。

     

『陰陽師 水龍の巻 夢枕獏著 文春文庫
第1話目の<麩枕>、清明の盟友である源博雅とその笛に纏わるお話ですが、遥かに時空を超えた美しいお話
清明の最大の理解者でもあり好敵手でもある蘆屋道満さまもおりおりに顔を出しますが、相変わらず洒脱で喰えないお方ですし、虫が大好きな露子姫も聡明な女性に成長しつつあるようです。
そして、第3話目の<いそざき>、第8話目の<蘇莫者>では人が心の内に秘める妄執の恐ろしさ浅ましさが語られています
シリーズ第1作からずっと怪異妖異に纏わる出来事が語られますが、それをただおどろおどろしいもの不快なもので終わらせないのは博雅さまの笛の音、それが通奏低音のように物語の根底で途切れないと想像しながら読んでいるからかもしれません…。
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先週のミニバラ、そして今朝…♪

2024-04-29 09:51:37 | Weblog
2月半ばに買ってきたときにはちょいと貧相で申し訳程度にイジケタ感じの花をつけていたミニバラが今では…。

     

蕾の右下に小~~~さな突起みたいなのが出てるでしょ、こんなの見ると“蕾のたまご”って感じがしませんか

     

スプレー咲きのように枝分かれした蕾ももうすぐほころびそうです。

     

日に日にお花が増えてきて、

     

今朝はこんな感じ
今週はどこまで咲くか楽しみです
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『大川契り』も読みました…♪

2024-04-28 10:59:44 | Weblog
     

『大川契り』<善人長屋> 西條奈加著 新潮文庫
シリーズ3作目、1話完結の6本と2話に跨るお話が1本。
お縫ちゃん曰く“育ちの悪い泥大根”のような男と茶問屋の先代内儀が色恋沙汰かと周りは気を揉むけどさにあらずってお話や、長屋の店子仲間安太郎さんの昔と関わりのある女の子が現れたり、同じく店子仲間唐吉さんに秘めたる恋人かと弟の文吉さんはヤキモキするけど実はってお話など…。
そしてお縫ちゃんの母お俊さんが自ら語る若かりし頃のこと…痛ましい出来事のあとに若き日の儀右衛門さんがお俊さんに向けた言葉、お俊さんは蓮の花のような女性だと、
…、根っこからどんなに泥水をすすろうと、花には染みひとつつかねぇ…
はぁぁぁ、儀右衛門さん、好い漢だねぇ
さぁて、お縫ちゃんと文吉さんの仲はどうなるかねぇってのが気懸りではあるんですけどね…、でも、文庫第1作目が出たのが2012年で2作目が2015年、そして本作が2018年とほぼ3年毎に出てたんだけど、今年2024年まで6年出てないってことは…、たぶん続きはないな…

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金曜日のアンシャンテ ― 振り付けの細かいパーツを…♪

2024-04-27 10:28:26 | Weblog
バーレッスンのバットマン・フォンデュのときに、
「動作脚の膝をインにしてプリエ、それからターン・アウトしながらフォンデュ・ア・ラ・スゴンドって何度かやったことあるでしょ…、あれを元にしてプティ・デヴロッペするのよね」
「おぉ…
ゆっくりやってみましょうね。
動作脚をインにしてプリエ→膝が向いてる方にプティ・デヴロッペ→ア・ラ・スゴンドまでロン・ドゥしながら軸脚の膝を伸ばす
ロン・ドゥするときはターン・アウトを忘れないように…、この動きの繰り返し。
いきますよぉ

そうそう、その調子、いいですよぉ
振り付けではこの脚の動きをしながら歩くけど軸脚のプリエは無し、その代わり動作脚側の骨盤をデヴロッペと同時に少~し押し出すの。
「おぉ…
バーを仕舞って、今度はポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエでトルソーを左右に揺らすところを練習。
軸脚の方にトルソーを傾けながらア・ラ・スゴンドの脚側の骨盤を上に引き上げる
腰骨の並びが斜めになるわけよ
「普段は骨盤は真っ直ぐに!傾いちゃいけません、動いちゃいけません!って注意するけど、ここは遠慮なくガッツリどうぞ
「トルソーを軸脚の方に引き伸ばして…反対側の骨盤を“えいっ”…と…」
おぉ、そうそう、いいですよぉ、出来てる出来てる
でね、ピケ→ピケ→5番プリエ→5番ルルヴェ→2番プリエ→5番ルルヴェの動きにアームスを付けます
「え゛…っ
いやいやいや、そぉんな大したコトじゃないよ。
ピケ→ピケのところは手首を外に折ったブラ・バで、ピケの方向にトルソーを向ける
5番プリエは正面向きでアームスはブラ・バのまま
シソンヌ・アン・ナリエールと同時に両アームスを胸の高さに引き上げる、指は開く
5番プリエ→ルルヴェでブラ・バに戻す
2番プリエと同時に両アームスを片側に引き上げて高低を付ける
最初のピケを左から始めたときは2番プリエのアームスは右方向に
最初のピケを右から始めたときは2番プリエのアームスは右方向に
最後の5番ルルヴェでブラ・バに戻す
ってことです
「両アームスを片方にって……ん~…高さとか…
「普段のレッスンでやってるア・ドゥ・ブラの高低差を思い出してごらん…あの感じで真横に、下からゾン
「おぉ、それなら分かりやすい、奥が高くて手前を低くですね
そうそう
「5・6・7・8と9月の半分、4か月半しかない…、メイクレッスンして頂くだけの時間はとれないんじゃ…
いやいや、大丈夫でしょ
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水曜日のアンシャンテ ― アームスをいろいろと…♪

2024-04-26 10:08:33 | Weblog
最後の最後の“ザ・ポーズ”、二の腕や前腕・手先の角度が大事
客席に近い方のアームスを上げて肘を曲げる…前腕が床と並行になるくらいに肘を上げて…前腕の上側のラインで目元から下を隠すように…手先は耳の方に真っ直ぐ抜ける…、もう一方のアームスは手の平を正面にして耳の横に真っ直ぐ突き上げる…、ってことです。
角度をつける方のアームスをやり損なうと…例えば…、肘が下がって前腕が縦になり口元を手先で覆う…なぁんてコトになると…“あらごめんなさい”みたいなポーズになるからね、絶対に
舞台奥に向かって歩き始める前のカンブレ・アン・ナヴァンのところ
大きい4番クロワゼの前側の腿の上にトルソーを乗せて上体を脱力、両アームスを後ろに引いて床と垂直になるように突き上げること。
中途半端なところにアームスがあると、残念なバッタのように見えますよ
交互に掛け合いで動くところ
待っているときは片方のアームスを上げて肘と手首を曲げて指先を肩に付ける…二の腕と前腕・手先でを作るように…、もう一方のアームスは伸ばして肩の高さに上げて手首を折る。
肘を下げて垂らすと“あ~肩凝ってんなぁ”って感じになっちゃうから絶対に
「あ゛…手首を逆に折っちゃった…
「え゛ぇぇ~、そぉれは違うだろぉぉぉ
ふたりが交互にジャンプと回転で掛け合いをするところ
マリさんはアッサンブレ・アン・トゥールナンのときは両アームスを耳の横に付き上げて手首を外に折る、アッサンブレ・アン・ナヴァンで戻ってくるときは両アームスを前に真っ直ぐのばす、手の指は開く🖐
ヒメさんは回転するときに軸脚側のアームスを上げて手先を頭の後ろに…、前腕が床と並行になるくらいに上げて手先は頭の後ろに隠す、中途半端に肘が下がって手先も見えてると“なんですかぁ”って音を聞こうとしてるように見えるわよ
ふたりが前後の位置で左右に移動するところ
マリさんはアッサンブレ・アン・ナヴァンのときに両アームスを前に伸ばして高低を付ける…奥側を高く手前を低く、手の指は開く🖐
ヒメさんは肘を上げて両手先を頭の後ろに隠す…頭の後ろで両手を重ねてもいいですよ
「普段やったことないアームスのカタチって、様になってるのかどうかも分からない…
「まぁ慣れだ、こういうのは
お、そうだ、まだあった
序盤のアンシェヌマンでシソンヌ・ドゥ・コテして5番ルルヴェで4分の3回転したあと5番ルルヴェをしてたでしょ、ソコ変更。
5番ルルヴェで4分の3回転したら前側の脚をイン・パッセに→イン・パッセのままプリエ→ルルヴェ→
に変更します…、アームスはブラ・バより少し広くして手首を外に折る
ってことです。
狙いは…いや、目指すところは『イキにカッコよく、できれば大人のカワイ気も』…なのよなぁ…

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水曜日のアンシャンテ ― 3分06秒をやぁ~~~っと…♪

2024-04-25 10:07:02 | Weblog
3月から少しずつパーツの試作をしたり構成を試したりしながら進めてきたアンサンブル作品の振り付けが、昨日のクラスでやっとやっとやぁ~~~っと終わりました……
ふたりで踊る作品だからふたり揃わなければ先に進めることはできないしね、残りの30秒弱をよ~うやく振り付けることが出来ました。
…………→大きい4番クロワゼでカンブレ・アン・ナヴァン→上体を起こす→後ろ側の足に重心移動してクロワゼ・ドゥヴァン・ポワン・タンジュ→ドゥヴァンの足に重心移動と同時に動作脚をインで引き付け、アン・ドゥオールに方向転換しながら動作脚をエファセの方向にプティ・デヴロッペ・アン・ナヴァン→ポワン・タンジュ・ドゥヴァンの足に重心移動と同時に動作脚をインで引き付けプティ・デヴロッペ・アン・ナヴァン→ポワン・タンジュ・ドゥヴァンの足に重心移動と同時に動作脚をインで引き付けプティ・デヴロッペ・アン・ナヴァン→ポワン・タンジュ・ドゥヴァンの足に重心移動と同時に動作脚をインで引き付けプティ・デヴロッペ・アン・ナヴァン→ドゥヴァンの足でピケ-イン・パッセを交互に4回しながらセンターへ→向き合って両膝を曲げて揃え奥↷正面↶奥➡正面↶奥↷正面➡奥↷正面↶奥➡正面↶奥↷正面➡とツイスト→センター向きで脱力するようにカンブレ・アン・ナヴァン→お互いに視線を合わせて上体を起こし→最後のポゼ
ってことです…
まぁぁ大変です…
ポワン・タンジュ・ドゥヴァンの足に重心移動しながら動作脚をインで引き付け、そこからのプティ・デヴロッペ・アン・ナヴァンはターン・アウトしながら…なんだけど……な、なんで“ぺっ”て蹴り出すんだ
イン・パッセとか重心移動のときにはちょっと上体とか腰を使って少~し曲線を…。
「あのさぁバーでもセンターでも、トルソーが歪んじゃいけません・骨盤を傾けてはいけません・肋骨が開いちゃいけませんとかいろいろいっくら注意しても大抵グラグラガクガクしてるくせに、“動かしなさい”って言うとなぁんで動かせないんだよ
「… …」
「コントラクション風にがっつり動かさなくていいんだから、ちょっとこうイキな感じにさぁ…」
「うぅぅぅ~…、何かが違ぁう…
ま、まぁ…、幸いなことにまだ5か月弱あると言おうか、残念ながら5か月しかないと言うべきか…、まぁいろいろあっちこっちあれこれと手を入れていくから大丈夫なんじゃない…かな…
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読もうか、どうしようか…♪

2024-04-23 10:34:39 | Weblog
NHKの大河ドラマ、数十年来観ていなかったけど一昨年の『鎌倉殿の十三人』はある程度は観ました、なぜなら小栗旬さん主演だったから
去年の『どうする家康』は初回から観たけど2か月で脱落した…、時代考証を全無視したようなCGによる背景とか諸々を許容できなかったから
今年の『光る君へ』は1度も観ていない…、紫式部に興味がないわけではなく…う~ん…
来年は『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺』だそうです。
主人公は江戸のメディア王とでも言えそうな出版業界の雄蔦屋重三郎、時代は江戸後期の田沼意次が権勢を振るった時代から松平定信の寛政の改革の頃、正直にいうと好きな時代です、この頃から文化文政期にかけて…時代劇好きがイメージする江戸時代らしい江戸なんじゃないかと思いますし、久々に質のいい時代劇を観られるかもと期待する気持ちもあります。
んで、書店で蔦重(=蔦屋重三郎)を主人公にした文庫本を目にして、ぐぐっと興味を惹かれてるんですが、ピッチリとビニールのカバーが付いているので立ち読みが出来ない…
だから手を出そうか出すまいかこの1か月余りず~っと迷っています。
読んでしまってアタマの中に一つの世界観を作り上げてしまったら、来年ドラマが始まったときに違和感を覚えるかもしれないと小さな危惧があるから、文庫本コーナーを巡るたびに手に取っては戻し取っては戻しを繰り返しています


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6番目が咲きかけています…♪

2024-04-22 09:13:16 | Weblog
3番目が花開き4番目が続き、いまは5番目が

    

バラらしい花の形ですよね
鉢の中央寄りから伸びていた2本の枝も蕾のたまご(妙な言い方ですけど…)を抱いて、それが2日たつと

     

しっかり蕾と分かるカタチに

今朝、6番目がほころびはじめました

     

全体を見るとこんな感じ、16個の蕾が順番を待っています

     

そしてまだまだ蕾のたまごの気配もあって、毎日様子を見るのが楽しみです。
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『閻魔の世直し』を読みました…♪

2024-04-21 12:05:11 | Weblog
千七長屋には善人長屋というふたつ名があって、質屋を営む差配の儀右衛門さんや表は髪結い床を営む半造さんはじめ店子はみんな裏稼業持ち。
そんな中にあって加助さんだけが裏も表もないすっ堅気の錠前職人で店子仲間に裏の顔があることなど全く知らず、ただただ善意だけで人助けに手を出しては店子仲間を巻き込んでしまう、ある意味厄介なヤツです。
ま、それは置いといて…。

     

『閻魔の世直し』<善人長屋> 西條奈火加著 新潮文庫
裏社会では名の知れた大盗人の頭が襲われたり香具師の元締めが殺されたりと不穏な事件が頻発し、それには“閻魔組”を名乗る剣術遣いたちが暗躍している様子。
長屋のみんなは裏稼業の腕を発揮して情報収集にあたり策を立て、閻魔組を何とかしなければと奔走します。
閻魔組を裏で操っているのは第1作目の9話で江戸を追われた凶賊、そして閻魔組の一人は…ここにどんでん返しが…
清濁併せ呑むのが人の世だし、それをまさしく体現してるのが千七長屋(=善人長屋)だけど、清しか飲まない清しか認めようとしない若さというもの、それこそが隙になるってことかな…


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『善人長屋』を読んでみた…♪

2024-04-20 11:39:45 | Weblog
質屋の千鳥屋が差配する千七長屋には善人ばかりが住んでいると町では評判で、そこから“善人長屋”とふたつ名で呼ばれるようになったんだそうですが…、実は…差配も店子もみぃんな裏稼業持ちの小悪党
表稼業は髪結いだったり、下駄売りだったり、季節もの売りだったり、それぞれにまっとうに稼いでますが、じつは凄腕の…。

     

『善人長屋』 西條奈加著 新潮文庫
長屋の空き間に新たに入った男は裏も表もないただただただ掛け値なしに善人の錠前職人で名は加助。
加助が無頓着に手を出す人助けに長屋のみんなが巻き込まれて、裏稼業の腕に物を言わせて事を納めるという1話完結のお話が9本。
差配の千鳥屋儀右衛門と妻お俊に娘のお縫、髪結い床の半造&おかる夫婦、唐吉&文吉兄弟、菊松&お竹夫婦、下駄売りの庄治&おせき夫婦に息子の耕治、小間物屋の安太郎、浪人の梶新九郎となかなかの役者揃いです。
9話目の“野州屋の蔵”で極悪非道の盗人を江戸から追い払う事に成功しますが、その江戸を追われた盗人がシリーズ2作目の鍵となるようですよ。
文庫本に掛けてある帯で知ったんですけど、NHKでドラマ化されたみたいです


    
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水曜日のアンシャンテ ― ポワントも…♪

2024-04-19 10:10:19 | Weblog
アンサンブル作品の振り付けをある程度進めましたけど、やっぱりふたり揃っていないと位置関係や掛け合いのタイミングなど全体の絵が見えにくい、だから最後の決めポーズまでの40秒ほどを残して一旦ストップ。
それからポワントに履き替えて…。
それぞれが踊るソロ・ヴァリエーションはポワントで踊りますから、ポワントのレッスンも疎かにはできません
軽く足馴らしをしたあと1歩1歩きちんとポワントに乗る練習、それからピケ-ルティレをアン・ナヴァンで…。

ん~、おろして間がないポワントだからかな…、トウ先にしっかり乗れていないよ。
でも乗ろうとしてお膝を緩めるのはもってのほかです
左側をどうぞ

ん~、毎度のことだけど相変わらず左のウエストを縮めてるねぇ。
ピケ-ルティレを立ってから“あ、曲がっちゃってる”って気づくのは遅いんだよ…、ピケをする前に片側のウエストを縮めないようにコントロールしないと…。
そのあとヴァリエーションの冒頭のアンシェヌマン、
グリッサード・ドゥス→ピケ-アティチュード・デリエール・エファセ→グリッサード・ドゥシュ→ピケ-アティチュード・デリエール・クロワゼ
の練習を。

う~ん…。
ピケ-アティチュード・エファセのときアームスは手の平を上に向けたア・ラ・スゴンドだけど、両手の親指を立てるのは絶対にダメ、それだけで要りもしない表現を想像させる
グリッサードは、エファセのときはドゥス、クロワゼのときはドゥシュと決まっている…、ドゥスの指定があるのにドゥシュをするのは間違い
左脚ピケのアティチュード・デリエールのとき左のウエストを縮めないこと
まずは振り付けられた通り正確に、丁寧に。
“似て非なるもの”という言葉があるけど、“似て非なるもの”すなわちです


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水曜日のアンシャンテ ― 一応上手くいった…のよね…♪

2024-04-18 10:09:46 | Weblog
バーレッスンはマリさんと一緒にやりました
バーの最後に、振り付けに組み入れているエシャッペのアンシェヌマンを練習してもらったんですけど、大事なのは、
→2 →3 →4 →5 →6 →7→&→8→ &→1 →2 →3 →4 →5 →6 →7→&→8→&→…………
という風に、“お豆腐を均等に角を立てて切った”ようにリズムを刻んで動くこと。
とはいえ毎週練習してるおかげで随分と動きにキレが出てきてはいるわね
バーレッスンを終えて…さぁて、いきますよぉ…
終盤にかかるところのヒメさんとシンメで動くことになるパート。
先週練習した切り返しと方向転換の動きを、マリさんは左脚前5番クロワゼからスタートしてね。
左前5番クロワゼ→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→左前大きい4番→アン・ドゥオールにフェッテから4分の3回転→上手前向きで右ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→右前5番クロワゼ→右ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右前大きい4番→アン・ドゥダーンにロン・ドゥで4分の3回転→上手奥向きで左ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→左前5番→左ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→左前大きい4番→アン・ドゥダーンにロン・ドゥで4分の3回転→上手前向きでポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→右脚ピケで下手前に奉公転換しながらプリエ、左脚イン・パッセ→左脚デヴロッペ・ドゥヴァン→左脚からシャセ・アン・ナヴァン→左前5番→シャンジュマンしながら上手に方向転換→右前5番クロワゼ➡…………
イン・パッセからのデヴロッペ・ドゥヴァンはトルソーをしっかり後ろに倒すこと
トルソーを倒すことでイン・パッセの膝を引き上げてデヴロッペに繋ぐ、そして軸脚のプリエはア・テール…決してカカトを上げないこと。
ではどうぞ

お…、4分の3回転を止める方向に迷いがないねぇ、いいねぇ…
あとはふたり揃ってから、一気にラストの決めポーズまで進めましょう
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『鯖猫長屋ふしぎ草紙<11>』…♪

2024-04-16 10:02:48 | Weblog
ようやっと待ちに待った新刊が出ました

     

『鯖猫長屋ふしぎ草紙<11>』 田牧大和著 PHP文芸文庫
前作を読んだのが2022年の8月上旬でしたから、およそ1年8か月振りです。
前作で拾楽さんにかなりの興味と執着を見せていた大盗鯰の甚右衛門、いまは鯰を眠らせて善良なる蘭方医杉野英徳になりおおせていますが、もちろん拾楽さんも同心の掛井の旦那もニキのご隠居もそのことは承知の上で、絶妙な間合いを取りつつ関わり合っています。
物語は拾楽さんの長屋仲間魚屋の貫八さんが、自分の得意先の女将さんが面妖な水を売りつけようとしている、何かに取り憑かれているような目をしていると拾楽さんに相談事を持ち掛け力添えを依頼したことから始まります。
同心掛井の旦那たちも同じところに目をつけていて、さぁそれは巡り巡ってどこへ向かうのか…って。
杉野英徳=鯰の甚右衛門、敵に回せば敵いそうもないが味方に付ければこれほど頼もしい漢もいないって感じですし、掛井の旦那も相変わらずの好漢ですが、やはり、このお話はサバの大将の活躍があればこそですし、サバの妹分さくらもその力量を発揮しています
で、ちょびっとだけバラしちゃうと、本作の物語はシリーズ第3作目でおはまちゃん(貫八さんの妹)が狙われた事件に端を発してるのよね


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ミニバラの成長…♪

2024-04-15 09:42:56 | Weblog
先週月曜日に1番の花が咲いたミニバラは水曜日に2番目が咲き、金曜日に3番目が咲いて、今朝は4番目の蕾がほころんでいます
ミニバラの花はけっこう日保ちがするそうですから儚くなるまでそのままにしておいてもいいんでしょうけど、それだと次々に出てくる新しい芽に栄養がいかないだろうなと考えて、初めの2つは先週金曜日に切り花にして小~さな花瓶に活けました。

     

買ってきたときとは比べ物にならないくらい元気に育っています

     

先週月曜日5番目の蕾のキワにもう一つ蕾がと驚いていたら、なぁんと一つではなく二つ出ていて、真ん中が5番目ですが、両脇の二つも小さいながらにちゃんと育っているようです

     

そして、元々の株よりも丈夫なんじゃないかと思うほど逞しく伸びてきた6番目も三つの蕾を従がえています
このほかにも六つの蕾が出来ています、今朝のところは…。
買ってきたときにはうら寂しい姿をしいていましたが、きっと元々の素質が良かったんだろうなと思ってます。
まだまだ花開きますから楽しみです
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金曜日のアンシャンテ ― ポワントでもパーツを練習…♪

2024-04-14 10:37:19 | Weblog
ポワントに履き替えて軽く足馴らしをして…。
ソロ・ヴァリエーションにはいっているデヴロッペ・アン・ナヴァン-ピケを練習しましょう。
右脚アティチュード・ア・テール→右→左→右ピケ、左脚デヴロッペ・アン・ナヴァン→左→右→左ピケ、右脚デヴロッペ・アン・ナヴァン→…………
と交互にどうぞ

ん~、そうか…ソコね
デヴロッペする方の脚の動きがちょっと遅い…、少し大げさな言い方をするなら、
軸脚のピケと同時に動作脚はルティレに引き上げられていること
が大事…、そのルティレからさらに膝を引き上げながら膝下を伸ばすの。
はい、もう一度どうぞ

おっと、惜しい…。
「デヴロッペ・アン・ナヴァンからアン・ナヴァンにトンベするわけだから、動作脚が床につくより先に軸脚がア・テールに落ちるのは よ」
「あ…
そのトンベを助走として次のパ・ドゥ・シャに繋がる流れだから、先に軸脚が落ちたら流れが切れちゃうでしょ。
そのあと
アッサンブレ→5番プリエ→方向転換してピケ→スィヴィ
の部分を練習。
「方向転換してピケが…、ナニっていう問題があるわけじゃないんですけどコワイっていうか……、練習を重ねれば平気になると思うんですけど…
そうなのねぇ…。
まぁ、どうしてもっていうときには色々と方法はあるから
スィヴィを右方向にってのは変えられないけど、たとえば左脚前の5番つまりクロワゼでやるとか…、こんな風に、と見本を見せる。
「ソレは無理です
いや、たとえばの話、こんなのもありだよって話だから
とにかく小さな部分でも丁寧に磨いていきましょう
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