アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

乾燥する季節に…♪

2023-10-31 10:41:48 | Weblog
朝食の後片付けをして少し時間が経ったころ、手の甲に小さな小さな小さなピキっ という痛みとも痒みともつかない刺激を感じて、
そうかぁ、もう乾燥の季節に突入したんだな…
と気が付いてハンドクリームを塗りました。
残暑の頃ほど汗をかかなくなってるし、たしかに空気が乾いていますよね、気を付けなくちゃ
夏の暑~い時期はお風呂のあと何にもしませんが、そろそろ保湿のためのケアが必要。
とくにデコルテと腕・背中はしっかりと保湿しておかなくちゃ。
レッスンのときは1年中キャミソール型レオタードの上に、冬場でも襟開きの大きい半袖Tシャツを着てますからデコルテ部分と腕は隠せないし、必要に応じてTシャツを脱いで背中の動きを見せたりもしますから隠し通せない。
Tシャツを脱いで背中を向けたら乾燥による無数の縮緬ジワミミミミミ…ってことには何としてもなりたくない…、もちろん背中は自分には見えないけどそんな様を生徒のみなさんに見られたくない…っ
というわけで保湿 保湿
ボディローション、ボディミルク、ボディオイルと種々様々、安価なものから高価なものまで多種多様に出回ってますけど、私は主にアルガンオイル一択です。
それも香料や美容成分などが無添加の、アロマセラピーマッサージで精油の希釈に使うキャリアオイルとしての純粋なアルガンオイル。
サラっとして伸びが良く肌馴染みもいいしベタつきもなしです
あ、そうだハンドクリームが残り少なくなってるから買いに行かなくちゃ、です。
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フィギュアスケート・グランプリシリーズ、始まってました…♪

2023-10-30 09:44:51 | Weblog
思い返せば去年の今頃はとっくにフィギュアスケートのグランプリシリーズに関心を向けていて、かなだい組はどこの試合に出場するんだろうとかその成績・試合結果などを追ったりしたものですけど、今年はすっかり失念していましたと言ってもいいくらい
かなだい組が引退したことで私のなかのマイブームが沈静化したみたいです…、もともと美しいものが好き・優れたものが好きというだけで、熱狂的でも狂信的でもないからかもしれませんけど…。
で、昨日の昼下がり、グランプリシリーズ第2戦カナダ大会、男女シングルのフリープログラムをダイジェストで放送してまして、女子は優勝:坂本香織、2位:韓国の新星、3位:松生理乃、男子は優勝:山本草太、2位:三浦佳生、3位:マッテオ・リッツォ、友野一希選手は惜しくも4位という結果でした。
山本草太選手、なんだか去年までの彼とは違うみたい…、ずっと彼を覆っていた目には見えない靄のようなものが晴れたみたいな印象で演技後の笑顔が素敵でした、もともと若武者のような凛とした雰囲気のお顔だちですもんね。
そして男子の試合の解説がマッチー=町田樹氏だったこと、感情の起伏を抑えた論理的で丁寧、視聴の邪魔をしない解説だったと思います。
山本選手が前半の4回転ジャンプをすべて見事に着氷したその3回目、
わんだほーですねぇ
って言ったの…、つい口にでちゃったのか、狙って言ったのか…
今季はマッチーの解説が聞けるのかなぁ…。
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今年は編み物よりも…♪

2023-10-29 11:32:39 | Weblog
今年はいまだに編み物をする気が起きません…、やっぱりまだニットを着たいという気分にならないからでしょうか、朝晩はそれなりに気温が低くなってきてますけど日中は軽い羽織ものがあるだけで大丈夫ですものね。
それに去年一昨年に編んだしっかりニットがあるし、新しいのが欲しいって感じでもないし。
まぁ今はね、お披露目会用の髪飾りやレッスン用のボンを作るっていうお楽しみがありますから
ボンの方は提供して頂いたチュールスカートの裏地を外してほつれ止めをしたところです…、これからチュールをスカート丈にカットして縫い合わせてからギュッと絞ってベルト部分に縫い付ければ
髪飾りとブローチはビーズで作るなら材料は揃ったのですが、小さな造花を組み合わせるって考えも捨てがたくて、ちょっと迷っています…、舞台ではなくスタジオで地明かりメイクなしですから、あまり仰々しくならないようにしたいし
気持ちがそちらのほうにグッと向いているから、編み物の方にいかないのかもしれません。
あくまでもレッスン用のボンだけど、お披露目会本番では▽▽を付けて飾っちゃおうかなぁなんて思いついたり、胸飾りはブローチよりもキラキラを散らした方がいいかなぁなんてイメージが浮かんだり、髪飾りは○○がいいかなぁ□□がいいかなぁとアタマの中で絵を描いてみたり、作業を始める前のワクワクを楽しんでます。
作業を始めてしまえば小~さなビーズが弾けたり転がって“うぇぇぇ~”ってことがあったり、先を尖らせた細~いワイヤーが指に刺さって“痛ぁぁぁ”ってことになったり、夢中になってご飯の時間を忘れたりとひとりで結構騒々しいんですけどね…
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鬼さんがマジで笑うなぁ…♪

2023-10-28 09:32:21 | Weblog
先日もちょっとお話しましたけど、来年の発表会に向けたネオ・クラシックのこと。
今のところ振り付けたいなと考えている曲のことはマリさんヒメさんには話してありますし、構想とまではいえないけどちょっとした動きのイメージなどが浮かぶと、こんな感じ、こんなイメージと伝えてもいます。
今週の水曜日にもちょっとしたイメージが浮かんで、
「上手と下手からそれぞれ出てくるんだけど、……と歩いて……と〇〇して……と向きが変わって…」
と軽く動きながら説明しました。
「あ、いいですねぇ」
「で、まず上手側は……で下手側が……、〇〇のあと今度は上手側が……で下手側が……って…」
「おぉ、いいです…やりたぁい…
「曲のタイトルのイメージですもんね
そこから衣装や髪型にまでイメージが広がりました。
「あぁ、それはカッコいいですねぇ」
「…ってことはシニヨンを結うときにキチキチに固めない方がいいってことですよね」
うん、だねぇ
と、こんな風に盛り上がったワケです。
ホントに鬼さん が爆笑してるかもしれない…
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木曜日のアンシャンテ ― 動線にも気を付けて…♪

2023-10-27 11:19:41 | Weblog
昨日はヒメさんとレッスン
一緒にバーをやったあと、ヴァリエーションの細かい部分の抜き稽古。
登場のタイミングから5番のシュル・レ・ポワントに立つところまでが気になるというので、そこを丁寧に…、ゆっくり歩いてくる→小走り→ピケ-シュル・レ・ポワント…とカウントに合わせて動いたり曲を流して確認したり。
「…あっ…今のは1歩足りなかった…
なんてことがあったりもしたけど、次第に動きが整っていく感じです。
そうなると指導するほうもちょっと欲が出て来たりするのよね
ピケ-シュル・レ・ポワントのところは“はい、立ちました”って実感のある動き方じゃなくて、“いつ立ったかわからない”って感じの“ふわん”とした動きがほしい。
「しっかり“のしっ”と立つ下向きのベクトルじゃなくて、“お、浮いた”って感じ…、ん~、雲の上とか霧の上を歩くイメージだねぇ」
「ほほぉぉぉ…
それから視線の高さを確認したりもしました。
「自分の目の高さを基準にして、下を見るときは遠くに視線を向けるといいわね」
足元にあるものを探す動きじゃなくて、空間にある気配を追う、感じる動きだから。
ピケ-デヴロッペ・ドゥヴァンのときも脚の高さは低くても視線は高く…、デヴロッペすることで低い所にあった霧が舞い上がる、その舞い上がったものを追う視線ってこと。
そして全体の動線を確認。
登場してから最初のシュル・レ・ポワントする位置は…そこから次のシュル・レ・ポワントの位置は…センター奥からセンターへ…次のフレーズでは斜めの角度を浅く……。
「あ~、ソコですよね、その斜めの角度を気を付けないと…、いつもソコで前に出すぎて詰まっちゃうから…
最後に1回通してみましたが、
「あ~…、斜めの角度がいつもの癖で…やっちゃいました…
うん、でもそれはすぐに修正できそう。
踊りもレヴェランスもかなりよくなってきてるわよ
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水曜日のアンシャンテ ― ヴァリエーション講習会5回目…♪

2023-10-26 10:11:11 | Weblog
バーレッスンのあとバーを仕舞う前に振り付けの中から小さな抜き稽古を
マリさんはピケ-アン・ドゥオールの軸脚の踏み替えのタイミングと回転するときの顔の残し方の練習、ヒメさんは1歩踏み出して次の1歩でピケ-デヴロッペ・アン・ナヴァンの練習。
ふたりともかなりコントロールが良くなってきてるね
センターレッスンでバットマン・タンジュのアンシェヌマンやグリッサード・ジュテ-アン・ナヴァンの練習などしてから、ポワントに履き替えて足馴らし、そしてまたまた抜き稽古。
そうだ大事なこと…、ふたりとも、黒目が丸ッ と見えるようにきちんと目を開けてね。
エポールマンて簡単なようでいて実は難しいの、可笑しな角度になったり不自然な見え方になったりするくらいなら、何もしないで真っ直ぐのまましっかり目を開けてるほうがキレイよ。
「無駄にかっくんとアゴを上げて伏し目のままニタぁ…っと笑ってみろ…」
「いやぁぁぁ…やだぁ…こぉわぁい…
「うぅわぁぁぁ…にたぁってのがやだぁぁぁ…
「ホラーでしょ
やってる本人は“ニッコリ”とか“うっとり”のつもりでも、客席からはそう見えちゃうんだよ
と、まぁソレは置いといて…、ひとりずつ自分のヴァリエーションを
マリさんは一つ一つのパを動き急がないこと、きちんとポジシオンに収めてから次を動くようにね。
「あ、確認させてください、ピケ-アティチュードでエファセのときはトルソーは進行方向に向けてますけど、クロワゼのときは?」
クロワゼのときは胸を少し反らしてエポールマン
そしてエファセのときにはア・ラ・スゴンドのアームスを、クロワゼではア・ラ・スゴンドのアロンジェにするタイミングなども練習。
マリさんはもともと跳躍力を備えてる身体だから、グラン・ジュテは無理に跳ぼうとしなくても大丈夫、それよりもバットマンする脚の膝と足首を素早くきっちり伸ばして引き戻さないってことに意識を向けるといいわよ
ヒメさんは片手を耳に当てるようにポゼするところで、ア・ラ・スゴンドのアームスをドゥミ・スゴンドに下げるように。
「そのほうが縦のラインをキレイに見せられるからね
「…… あ…ホントだ…
先週金曜日にアドヴァイスするのを忘れてた視線のことも説明したら、踊りに空間的な広がりが見えるようになりました
「あの、金曜日にお訊きしようと思って忘れちゃったこと、踊ってるうちに思い出すかなと思ってたんですけど、気になるところがありませんでした…
あぁ、それは問題点だと気になったところがもうクリア出来たってことだわね…、いま見せてもらったけど修正が必要なところはなかったわよ
ふたりとも自分の踊りを大事にしていて着実に進化してます


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季節感のこと…♪

2023-10-24 13:10:07 | Weblog
朝の情報番組で今年はスーパーエルニーニョが発生するかもしれない、そうなると暖冬ではあっても大雪や大雨になったりすることもあり要注意だといってました。
日本の豊かな四季、春夏秋冬ごとの風情などというものが遠のきつつあるような気がします。
これまで季節は4か月ずつでしたよね、3~5月が春、6~8月が夏、9~11月が秋で12~2月が冬という風に区切ってましたけど、これからは春と秋が短くなって夏が長~く冬もちょっと長くなるなんてことも聞きました…、四季の豊かさが損なわれる、失われるのは寂しいなと思います。
季節の移ろいを一番よく表しているのが着物じゃないかな。
綿入れ→袷→単衣→呂や紗などの薄物→単衣→袷→綿入れ、とちゃんと着るべき物と時期が決まってました、だから衣更えなんて風習もあるわけで…。
10月下旬なら当然のこと袷の時期ですが、まだ単衣でもいいくらいだって話も耳にしました、そして単衣のような袷だか袷に見える単衣だかも近頃は出回っているそうです。
銀杏黄葉が散り始めて風が冷たくなるとコートを纏い、春が近づくにつれてコートも軽くなってカーディガンなどが活躍し、やがてノースリーヴやキャミソールで健康な汗をかき、そしてまたカーディガンや軽いニットが活躍する、そんな季節の移ろいを楽しみたいですけどね。
むかしなら晩秋といわれる時期にさしかかっている今、元々の季節感を大事にした服装をって考えるんですけど、ただそうした結果おでこから汗がタラ~っとてのもちょっとなぁって思う…
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私見…お披露目会に向けて思うこと…♪

2023-10-23 11:04:45 | Weblog
アンシャンテ大人バレエクラスのお披露目会まで2か月を切りましたが、水曜日クラスの二人も丁寧にそれぞれの踊りに磨きをかけています
当日に何を着るかってことも楽しい話題で、基本的にはレオタード&スカート、お互い手持ちの物を貸し借りしたり人によってはこの機に新調したり…、あくまでも作品の役柄や性質に応じてそのニュアンスを損なうことなく、ですけどね。
水曜日クラスでは本番での黒タイツは です、演出上の必然性に基づく指定があれば別ですけど黒タイツというのは稽古着ですからね、いかに内々でのお披露目会で無観客とはいえ本番と稽古とでは意味が違います、出番前や出番後にはお互いが観客となって観るわけですから、センターレッスンでアンシェヌマンを一人ずつ見せるのとはワケが違います。
念のため先々週かな、水曜日クラスのレッスン開始前に
「あのね、当日のタイツはピンク厳守ね…、場当りとゲネで汚さないようにカバー用の黒タイツはちゃんと持ってきたけど肝心のピンクタイツを忘れましたぁって場合はさ……ナマアシな…
けぇぇ… いやだぁぁ…
だからピンクタイツ忘れないでね。
会場がスタジオで素舞台地明かりメイク無しであっても本番は本番。
観客が顔見知りの他クラスの生徒さんとその先生方だけであっても、観て下さる人がいる限りはそこに対する礼儀を大切にしてほしい…、観客の多寡や会場の大小にかかわらず、それはアマチュアでもプロでも同じだと考えてます。
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バランシンの『セレナーデ』…♪

2023-10-22 12:24:50 | Weblog
先週日曜15日の深夜から16日未明にかけてNHKーBSプレミアムで放送されたバレエを、マリさんに録画してもらってDVDで観ました。
第1部 ニューヨーク・シティ・バレエのマドリード公演
セレナーデ
スクエア・ダンス
ザ・タイムズ・アー・レーシング
第2部 チューリッヒ・バレエ団
冬の旅
第3部 ハンブルク・バレエ団
ゴースト・ライト

ニューヨーク・シティの『セレナーデ』は言わずと知れたバランシンの作品で、私にとっては見果てぬ夢であり永遠の憧れです
バレエって美しいなぁ…
ただただそう思いながら観てしまう…、浸ってしまう…、そんな感じです。
この作品が誕生した経緯などは明らかにされてますから、あ、ココがそうか…これがソレか…と気づくシーンもあるのですが、それよりも音楽の豊かさと融合したダンサーたちの動きの美しさやフォーメーションの美しさに引き込まれます。
『スクエア・ダンス』も楽しくて観ているとワクワクしてくる作品ですよね。
どちらも旧来のバレエの様式にとらわれないシンフォニック・バレエですけど、もうすでに古典といっていいと思います。
そして『ザ・タイムズ・アー・レーシング』、こちらはコンテンポラリーで、カッコイイ
男性も女性もジャズ・スニーカーで、Tシャツやタンクトップやスウェットにショートパンツ、人々の様々な葛藤や思いが交錯するシーンは圧巻でした…ん~20年若かったらあんな風に踊りたかったな…
チューリッヒ・バレエ団の『冬の旅』はシューベルトの歌曲をバレエにしたもので、これもコンテンポラリーですね。
舞台の一部が沈下してそこからダンサーが出て来くるのが場面転換になっていたり、独創的な被り物をしたり、面白いカタチの装着物があったりして斬新な作品でした
最後のハンブルク・バレエ団の『ゴースト・ライト』も見ごたえのある作品。
コロナ禍で劇場もダンサーたちも様々な苦悩や葛藤と闘う中で、舞台芸術の灯りを絶やしてはいけないというノイマイヤーの思いが作品になっているようです。
椿姫(…だと思う…)やラ・シルフィードや胡桃割り人形とクララなど分かりやすいキャラクターも登場してましたけど、そのほかにも過去から現代までのいろんなダンサーの姿が描かれているみたいで、深い作品でした。
タイトルに添えられたノイマイヤーの献辞『for my dancers』にも感動しました。
『セレナーデ』から最後の『ゴースト・ライト』まで観て、観ながら思ったんですけどね…、バランシンのシンフォニック・バレエ(ネオ・クラシックって言ってもいいかな)にしろコンテンポラリーにしろ、“この人とこの人がこうで、こうなって、こんなこともあって、こうなりましたとさ…”みたいな分かりやすいおとぎ話的なストーリーはないけど、観る側の心の中頭の中にある思いや感情によっていかようにも観ることが出来るんじゃないかな。
だから、やはり思います、バレエって美しい
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金曜日のアンシャンテ ― 視線、伏し目にならないように…♪

2023-10-21 09:44:06 | Weblog
バーレッスンはいつものように一緒にやりました…
それからまずはバーを使ってヴァリエーションの小さなパーツの練習を
……→ストゥーニュ・アン・ドゥオール→5番プリエ→1歩前に→ピケ-デヴロッペ・ドゥヴァン→……
のところ、水曜日にはアームスの動きを主に練習したけど、昨日は…→1歩前に→ピケ-デヴロッペ・ドゥヴァン→のところで、1歩先に踏み出した足のカカトが床に落ちるのが早いから、それを修正する練習。
右脚ピケ→素早く左脚をク・ドゥ・ピエに引き付ける→左脚はプティ・デヴロッペをしながら右脚はア・テールに向かって下りてプリエ→左脚ピケ、右脚デヴロッペ・ドゥヴァン
の順番で。
ク・ドゥ・ピエはあくまでも通過点だからソコで脚の動きが一旦停止しないように
ク・ドゥ・ピエは軸脚の足首スレスレを通る、膝を上げ過ぎないように
バーのアダージョの曲に合わせて

うん、重心移動のタイミングと位置がよくなってきたね。
それじゃ、デヴロッペのあとそのままトンベで大きい4番に下りて見ましょう

おぉ、そうそう
そうやってデヴロッペ→トンベがきちんと出来ていれば、次のパ・ドゥ・シャを跳びやすいのよ
バーを仕舞って、さらにその部分を左方向→右方向→左方向って振り付け通りに繰り返し練習、ときどきタイミングがズレたりしないように一緒にやったりも…。
「あ、ヒメさんはついついク・ドゥ・ピエが本来のポジシオンよりも高くなっちゃう癖があるからね…、ロマンティック・チュチュの裾から足先が見えてるようにってことを忘れないで。チュチュの裾線をなぞってデヴロッペするイメージ
そのあとアームスの動かし方もちょっと練習。
最後に音で1回通したのですが、ふふ…、いいねぇ、よくなったねぇ…
「あ…れ…、踊ってる途中で気になった事があって、お訊きしなきゃって思ったんですけど……忘れちゃいました…
あら…、ま、思い出したらいつでも訊いてね。
実は私からも注意しておかなくちゃと思ったことがあったんだけど忘れちゃって…。
で、いま思い出しました
それは視線です…、序盤で奥のシルフィードたちに向かったあと振りむいて左→右とピケ-アンボアテ、そして左ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエのところで視線を向ける先が近すぎるのよ…、そのせいで伏し目になってるように見えちゃう。
視線はもっと遠くに、です
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ポール・ドゥ・ブラ集中レッスンの予定…♪

2023-10-20 10:29:45 | Weblog
再来週の金曜日11月3日は祝日、アンシャンテでは特別レッスンを開講します
11:00~12:20 バー&センターレッスン
12:20~13:00 ポール・ドゥ・ブラ集中レッスン

★経験者・希望者はセンターレッスンでポワントを履かれてもです。
ポール・ドゥ・ブラには基本の≪基≫があって、それはレッスンをするうえでも作品を踊るうえでもとても大切なものですが、作品を踊る場合のポール・ドゥ・ブラというのは、作品の背景や役柄に寄って様々に変化します。
基本の≪基≫がある程度身に付いていても、ヴァリエーションを踊るとなると途端にアームスのポジシオンやラインが可笑しなことになっちゃうのはよくあること、本人はエレガントなあるいは可憐なポゼを決めているつもりでも、実際ソコに見えてるものは“アイ~ン”だったり“うっふん”だったり“何ですかぁ…”だったりすることも多々あります
なぜそうなっちゃうかというと、普段やりなれていないから、ですね。
普段のレッスンで基本の≪基≫については注意を受けたり修正してもらったりしていても、基本の≪基≫のその先にある動かし方やラインについてはなかなかね…、それで振り付けを受けて踊る段になって初めて“あららぁ…”“おぉっとぉぉ…”ってことになっちゃうわけです。
毎年、ヴァリエーション講習会や発表会に向けての振り付けを始めたりそのレッスンをするたびに
おりょりょぉ…
って思っちゃう…
そんなわけで再来週の祝日、ポール・ドゥ・ブラの集中レッスンを開講することにしました。
腕の動かし方、ラインの作り方、肘や手首の使い方、外旋か内旋かなど、基本の≪基≫のその先についてレッスンしようと考えています
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水曜日のアンシャンテ ― 細かい部分のパーツ稽古…♪

2023-10-19 10:43:52 | Weblog
昨日はエカルテ・ドゥヴァン-アロンジェにするアームスの練習を。
このアームスのポジシオン、マリさんが踊るペザントのヴァリエーションでシソンヌのアームスなんだけど、見るたびに、毎回、
う~~~ん…
なものだから、この部分だけ抜き出して練習することに。
右脚前5番→右脚からエファセにタン・リエしてアラベスク・ア・テール-プリエ=アームスは左が高いエカルテ・ドゥヴァン-アロンジェ→左前5番アン・ファス→左脚からエファセにタン・リエしてアラベスク・ア・テール-プリエ=アームスは右が高いエカルテ・ドゥヴァン-アロンジェ→右前5番アン・ファス→……
右左交互に繰り返し
アラベスク・ア・テールはトルソーも脚の位置もエファセの方向をきちんと守りましょう
上げた手先に対して顔を向けるその角度が難しいね。
首の後ろを縮めない、アゴを上げない、右や左に首を傾げない
「うえぇぇぇ…
トルソーとアームスと頭部のエポールマンの関連なんて、小さい頃からバレエを続けている人なら考えるまでもなく“そうなる”わけよ…、でも大人からバレエを始めた場合はなかなかね…、だからそんな大人を促成栽培()で美しくするには…のパーツ練習です
つぎ、ヒメさん
……→スートゥーニュ・アン・トゥールナン・アン・ドゥオールのあと5番プリエに下りる→1歩前に→次の1歩のピケでデヴロッペ・ドゥヴァン→……
のところのデヴロッペするときのアームス、クロワゼの高い3番までの動線がちょいと だよ。
低めのアン・ナヴァンからストレートにファン と開く
「あ゛、それからね、1歩前に踏み出した足のカカトが地面に落ちるのが早すぎ」
「うぇぇぇ~…
コウだよと見本を見せて、何度も一緒にやって…、ようやく に近い感じになってきた。
「あのぉ、右方向もあるんですけど…
左も右も一緒だよ
次にポワントに履き替えてまたまたパーツの練習。
右→左と前に歩いて3歩目の右脚ピケ-ク・ドゥ・ピエ・デリエールで短いポゼ⇒左→右と前に…………
このポゼのときのアームスが…、下手すりゃ“アイ~ン”だし“うっふん”なんて下品になっちゃう危険性もあるし…
肘はココ、手首はこう、手の指をこうして、etc.etc. と事細かに形を作っていく。
「あのね、“こんなにたくさん見事なブドウが採れましたよぉ”と村中に呼びかけるイメージをもってごらん
「あ、そうか…そうですねぇ…
ま、しばらくはこんな風に丁寧にパーツごとの練習を積み重ねていくつもりです。
んふっ、促成栽培、促成栽培…
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来年のこと…鬼が笑うかなぁ…♪

2023-10-17 11:37:56 | Weblog
今はヴァリエーション講習会を進めているところで、そのお披露目会はまだ2か月先なんですけど、さらにその先、来年のホール発表会の会場も日程も決まってます。
水曜日クラスのレッスンをしながらもつい
「来年の作品はどうしようかねぇ」
なんてマリさんヒメさんに訊いちゃいます
「ソロと…シンフォニックも…ですよね
うん、そのつもり。
どんな曲を使うかどんな作品にするか日々何となくではあってもアンテナを張っているつもり、それで“コレいいなぁ”と感じる曲が1曲はアタマの中で鳴っています。
あとはそれぞれのソロを何にするかよねぇ。
「あらためて考えたら来年の発表会まで1年切ってるんですよね…、わぁ、しっかりしなくちゃぁ…
「あぁ、ホントだぁ…
なんてふたりが言うのを聞くと嬉しく思う反面、私こそしっかりしなくちゃと思いますけど…
シンフォニックとそれぞれのソロを振り付けるまでに新たに習得してほしい、クオリティを高めたいパも数々あるし、ヴァリエーション特有のパがあればそれをきちんと抜き稽古する必要もあるし…。
いやいや、まだ今年のお披露目会に向けてが先だ、それを飛び越して来年どうするかを考えているんでは鬼 が笑うよねぇ…
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冠雪した富士山…♪

2023-10-16 09:41:48 | Weblog
今朝カーテンを開けて窓を開けベランダから空を見上げたとき、冠雪した富士山 が鮮やかに浮かび上がってました
なんだかとても運がいいような、シアワセな気分…、文句なく理屈抜きで美しいものって陽のパワーをくれるような気がします。
雪がない季節には青い山容が空の青に溶けてなかなか見分けにくいのですが、冠雪すると一目瞭然です。
美しい富士山を眺められる季節になりました…と毎年同じことを思いますが、予期せず視覚が捉えたものの印象はそのくらい鮮やかなんです。
いやぁ、佳いものを観たなぁ…
この記事を書きながらもそんな風にウフフ…と笑顔になっちゃいますが、窓からちょいと遠くを見れば変わらずそこにあり、明日からも毎朝(雨天曇天を除く)眺められるんですけどね。

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レヴェランス…難しいね…♪

2023-10-15 13:09:18 | Weblog
12月のお披露目会に向かってヴァリエーション講習会が進行中。
あくまでも私の進め方ですけど、作品の振り付けだけでなくたいていの場合レヴェランスも振り付けしちゃってます。
レヴェランス:Révérence お辞儀、(格式ばった)挨拶最敬礼という意味のフランス語。
子供の頃からバレエを習っている人ならそれなりに経験してもいますし、お姉さんたちや先輩がたの所作を見てきてある程度は知識もあるでしょう、でも大人となるとね…、分かってはいても日常でそんな大げさなお辞儀をする機会なんてほぼないわけですから。
それに役柄によってもレヴェランスの仕方は様々ありますし。
今回の水曜日クラスではマリさんが村娘、ヒメさんがシルフィードという“人ならぬもの”を踊りますから、レヴェランスもスタイルが違います。
アームスの使い方、膝を曲げる深さ、上体の倒し方、視線、etc.etc.…ヴァリエーションと同じくらい練習しないとね。
マリさんヒメさんもまだ講習会3 回目が終わったばかりとはいえ、踊りの方は悪くないのよ、ホント仕上がりが楽しみなの。
それなのに…、最後のポゼを決めてからレヴェランスをする段になると、途端に素の彼女たちになっちゃうのよね~…
常々言ってるように袖に消えるまでが作品ですからね、踊ってレヴェランスをして袖に入るところまで毎回練習してます。
マリさんヒメさんがそれぞれのヴァリエーションを踊ってポゼを決める…、
「おぉ、良いねぇ…、よろしいでしょう…
ポゼを解きセンターに歩いてきてレヴェランスをする…、
「下手くしょぉぉぉ…
いまのところその繰り返しです
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