アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

4月のグラン・アレグロねぇ…♪

2017-03-31 10:15:00 | Weblog
昨日は5週目の木曜日だったからクラスはお休み。
4月から練習する“今月のグラン・アレグロ”をどんな構成にしようかなぁ…とかんがえていた。
う~~~ん……。
あ~、改めて考えてみると…。
ずぅ~っとレッスンを続けてきているメンバーもいれば去年からクラスに参加しているメンバーもいる。
今年になって復帰したひともいるわね。
それぞれが習得しているパにはバラつきがあるわけで…。
グラン・ジュテ・アン・ナヴァン・エファセ。
グラン・ジュテ・アン・ナヴァン・クロワゼ。
グラン・ジュテ・アントルラセ。
アッサンブレ・アン・トゥールナン。
フェッテ・ソテ。
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ルルヴェ。
ピケ-デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド。
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド-シャセ・アン・トゥールナン。
ファイィ・エ・アッサンブレ。
シャセ・アン・トゥールナン。
アンボワテ。
グリッサード・アン・トゥールナン。
パ・ドゥ・バスク・アン・ナヴァン・アン・トゥールナン
シソンヌ・デヴロッペ・ウーヴェルト(先週教えたばかり…
…………。
う~~~ん……。
ここでちょっと立ち止まり、それぞれのパやテクニックをブラッシュ・アップするレッスン、てのも有りよね。
生徒それぞれが上手くいかないなぁとか、ちょっと苦手だなぁとかって思っているパもあるだろうし…。
もうちょっと集中的に練習すれば出来るようになりそうって思ってるパもあるでしょうよね…。
アタマでは分かってるんだけど上手く動ききれてないなぁってこともあるかもね…。
そうねぇ…、そうよねぇ…、ブラッシュ・アップは大事だもの
4月はブラッシュ・アップの月ということにしようかなぁ…。
どうでしょうか…?
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水曜日ですもの、アンシャンテ…♪

2017-03-30 10:00:00 | Weblog
アンシャンテ原宿バレエ&ダンスの水曜日クラス。
お、今週もヤスコさんノリさん
バットマン・デガージェのとき、ジュテした動作脚がフラフラ揺れてはダメですよ、とか…。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールのとき、ドゥミ・プリエでロン・ドゥするときは、軸脚のお膝がグラグラしないように気を付けましょう、とか…。
バットマン・フォンデュのとき、ドゥヴァンにフォンデュする動作脚のターン・アウトを守るには…、とか…。
ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールのとき、スタートのときと最後のときとで動作脚の高さが変わってはいけません、とか…。
いろいろアドヴァイスしたり修正したりして、きっちりバー・レッスン終了。
水分補給したらもう一度バーにどうぞ。
両手バーで1番ポジシオン。
1番タン・ルヴェ→右脚をク・ドゥ・ピエ・デリエールにして左脚で着地→左脚でタン・ルヴェ→右脚からジュテして左脚ク・ドゥ・ピエ・デリエール→右脚で着地→1番ポジシオン⇒1番タン・ルヴェ→左脚をク・ドゥ・ピエ・デリエールにして…………
ジュテ、正確にはプティ・ジュテの基本の≪基≫ですよ。
はい、音楽でどうぞ

う~~ん…。
ふたりとも、ク・ドゥ・ピエ・デリエールの脚をジュテして跳び上がったとき、もう一方の脚をきっちり伸ばす、ってのが弱いねぇ…
「1番のタン・ルヴェの幅くらいでいいから、ジュテして跳び上がったら両脚がピン と伸びているところを空中で見せるのよ」
なんとなぁくク・ドゥ・ピエ・デリエールからク・ドゥ・ピエ・デリエールに踏みかえるってのは、ジュテではありません。
「両脚を伸ばさないのは…ない…?」
「基本的にありえない
たぁだホイホイ脚を踏みかえるだけなんて、酔っぱらったお笑い芸人じゃないんだからさ
「…… ……」
はい、もう一度

うん、意識的に伸ばせるようになったね
センター・レッスンでは…。
プロムナードの基本、バットマン・タンジュ、ピルエットの基本の≪基≫を練習。
最後に、グラン・ジャンプに繋がる助走のパ、もっともシンプルなパ・ドゥ・ブーレ→グリッサードの練習。
この練習がなぜ必要かといいますとね…、
パ・ドゥ・ブーレに続くグリッサードがジュテ・アン・ナヴァンと区別がつかないような中途半端な動きになっている人が多いから
ジュテ・アン・ナヴァンとグリッサードは全くの別物ですから、初級のうちに正しい動き方を身に付けておきましょう。
というわけで…。
上手奥で右脚アティチュード・ア・テール→右脚からパ・ドゥ・ブーレ→左脚前クロワゼ4番ドゥミ・プリエ→右脚からグリッサード・ドゥシュ→左脚前クロワゼ4番ドゥミ・プリエ
動きを分解して、少し大げさに説明するとこうなるわね。
パ・ドゥ・ブーレの終わりできちんと4番ドゥミ・プリエをする。このときの4番はバーでプリエの練習をするときよりも足の間隔が多少広くなっても
グリッサードをしたら先行する脚にすぐに重心を移して、後からの脚を素早く引きつける
パ・ドゥ・ブーレは2拍で動き、グリッサードは1拍で動く
ではどうぞ

おりょ…

あらぁ…
あのね、ひとりずつ、私の動きに合わせて一緒にやってごらんなさい。

ね、グリッサードのあとから引きつける脚の動きが遅いことに気が付いた?
私の動きよりもふたりの脚の動きは遅いでしょ。
「プリエまでを早く…?」
そう。
きちんとプリエをすることで、続くグラン・ジャンプのための“バネ”を貯めることが出来るの。
パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→グラン・ジュテ・アン・ナヴァン
でなくちゃ
パ・ドゥ・ブーレ→グリッサードもどきグラン・ジュテ・アン・ナヴァン
なんてことになっちゃったら目もあてられないわよぉ
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第4火曜はウォーキングを…♪

2017-03-29 09:42:36 | Weblog
第4火曜日は、スタイル・メイク エクササイズの終盤にウォーキング・レッスン
腰やお尻周り、腿のストレッチ、腹筋のトレーニングはいつものように仰向けで。
横向きの体勢での股関節回りのエクササイズや体幹強化のメニューもいつもと同じ。
そのあとハイヒールに履き替えて…。
まずはゆっくりナチュラル・ウォーキング。
脚と足の向き、膝、重心移動などに気を付けながら一歩一歩きちんと歩きます。
うん。
メグちゃんトモコさんも毎月1回、長年レッスンを続けてるだけあって安定したキレイな歩き方が出来る
では、エレガントな雰囲気が強くなるクロス・ウォーキングを。
この歩き方は、膝下が少しクロスすることでO脚を目立たなくしたり、脚がキレイに見える効果がある。
はい、ひとりずつどうぞ

うん。
メグちゃんは左足に重心を載せたときに、左の背中がほんの少しだけ縮む癖があるからきをつけようね。
トモコさんは膝を引き寄せるときにちょっと上げ過ぎかな…、もう少し抑えるといいわね。
それじゃぁね、両肩にそれぞれ指先を置いて、肘を肩と水平に。
そして踏み出した足と反対側の肘を爪先の上に載せるようにツイストしながら歩いてみましょう。
この歩き方、体幹の強化にもなるからね。
はい、ひとりずつどうぞ

ふぅん…。
メグちゃんはね、左肘を前に出す時、ちょっと下がった肘を掬い上げるような動きをしてるから、ときどきバランスがアヤしくなるんだね。
トモコさんは、肘を動かすのは肩甲骨から動かしていく、とイメージしてね。
ふたりとも、キレイな歩き方が出来るようになってるわよ、素敵です
「ん~…、後ろに残した脚の膝を引き寄せるタイミングが少し遅いみたい…。もうちょっと早く引き寄せればスマートな歩き方が出来そう…」
じゃぁソレを来月の課題にしましょうね
とはいえ、メグちゃんがどれほどキレイな歩き方をしているか見て頂きたいところですが、動画でないと伝わらないのでお見せできないのが残念ですわ
そろそろ重いコートを脱いで、ブーツがパンプスに変わる時期。
ふんぞり返ったまま2本線をまたいだように脚を開いて、フンガ フンガ と膝を緩めて歩いていませんか?
背中を丸めて顔を前に付きだして歩いていませんか?
憧れのモデルさんのようにキレイになりたいと思うなら、お化粧やダイエットを考える前に、まず自分の歩き方に意識を向けてみましょう
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ゆとり…♪

2017-03-28 11:45:16 | Weblog
ふと思い出したことがあってね
昔、といっても私が20代の頃のことだけど…。
テレビの演芸番組かなにかで、落語家がさる大師匠にまつわる逸話を語っていた。
語っていたのが誰で、大師匠が誰だか、名前は忘れてしまった…
曰く…。
大師匠が高座に上がり、座布団に座ると客に向かってお辞儀をしたまま顔を上げない。
なんとお辞儀をした姿勢のまま寝ている。
袖で様子をみていた弟子だか前座だかがみかねて起こしに近づいてきた。
すると客席から声がかかった。
「寝かしといてやれぇ
以下どう展開したか覚えていない…
ただ、その瞬間思ったんだよねぇ、
あらぁ、粋だねぇ…
って。
いまだったらそうはいかないよね。
落語家が高座で寝るとは何事かとか、プロとしてなってないとか、お叱りというより非難轟々でしょう。
客だって木戸銭返せって騒ぐだろうし。
結果、その落語家さんは謹慎とか干されるとか…。
やれやれ…
でも、その時代の人は違ったんだね。
「寝かしといてやれ」
だもの。
考えてみればさ、高座に座った途端に寝ちまった大師匠の姿なんて滅多に見られるもんじゃない。
上手い噺を聞くよりも語り草になる、その場に居合わせたんだぜ…って。
もしも寝言でも聞けたなら儲けもの。
目ぇ覚ましたときの顔が見てぇ…、なんてワクワクしながら眺めていたかもしれない。
なんだかそういうのって、心にゆとりがあるかどうかの違いよね。
木戸銭払って噺を聞きにきてんだから木戸銭の分きっちり聞かせてくれりゃそれでいいっていう損得勘定と、木戸銭はともかくその時その場の状況を楽しんじまうっていう感性。
…とここまで書いていて、つくづく「寝かしといてやれ」のゆとりをなくしちゃいけないな、と思う。
他人に対しても、もちろん自分に対してもね
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LEADERS 2…♪

2017-03-27 12:38:31 | Weblog
今月にはいってからテレビで予告していたから観ようと思っていた。
佐藤浩一が主演だし
LEADERSの放送は2~3年前だったと思う。
実在のトヨタ自動車をモデルに、その黎明期から戦後の復興期までを描いていた。
自分たちの手で国産自動車を作って走らせたい、という男たちの夢と挫折と闘いと苦悩と…。
今回の2は1と同じ時空を別の側面から描いたもの。
ま、2時間でよくもこれだけのものを…、と、いいものを観たと思う
国産乗用車なんて当たり前どころか海外でも日本車が走っている現代。
そんな現代の若者や子供たちにとっては、これはもう時代劇なのかもしれないけれど。
2017年から遡ることおよそ90年~50年のその時代。
一人の男が抱いた夢が多くの男たちの夢となり希望となり悲願となる。
寸暇を惜しまず油にまみれ挑戦して挑戦して挑戦して、なお諦めず…。
ドラマではアイチ自動車だが、その第1号販売店の店主である山崎がいう。
「エラーしたら取り戻せばいいんです」
そうなんですよね…。
失敗したら何度でもやり直せばいい。
転んだら立ち上がればいい。
そう思って挫けなかった男たちが壁を乗り越え、歩みを進めることができた。
だから現代があるんですね。
それにしても、えなりかずきクン、このドラマの時代にピッタリな容貌だよねぇ
丁稚姿が良く似合ってた…、これほど似合う人はほかにいないだろうな。
部品製造で協働することになる大島を演じた山崎務の重厚な存在感。
台詞のない無言の立ち姿のなんと雄弁なこと
他の出演者もね、内野聖陽にしろ大泉洋にしろ、それぞれに良かったと思う。
ただ残念だったのはさ…。
はえ はえ
と郷ひろみ登場。
なんでだよっ
恥知らずの変節漢て役どころだけど、ほかにいなかったのか…
あ、ま、それはさておき…。
1と2と続けてゆっくり、もう一度観たいな、と思いました。
こんなドラマ、滅多にないよねぇ…
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夏物を…♪

2017-03-26 12:24:32 | Weblog
2016年秋から2017年冬は、大物を編む気にならなかった。
キャップやレッグウォーマーをちょこちょこと編んだくらい。
先月編み上げたストールが大物といえば大物かな…。
で、やっぱり編みたいんだねぇ。
もう3月下旬のこの時期から編み始めるとしたら、それは夏物。
暑~い夏に、せめて見た目だけでも涼しげに…と。

               

テキストの中からよさそうな1着を決めて、手芸店へ
適した編み棒のサイズやゲージなどを確かめながらよさそうな糸を探す。
白と生成りとベージュは気が乗らないな…。
ブラウンもあずき色もちょっとなぁぁ…。
ん~、このうぐいす色は悪くないけど…。
…、というわけで、この薄いブルーに決定。
アイスブルーというほどクリアーではないけど、スモーキーというほどくすんでもいない。
微かな微かなラメの光が好い感じ
早速編み始めました。
なんだかさくさくと手が進むような気がする。
出来上がりが楽しみ~
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3月最後の木曜日クラス…♪

2017-03-25 10:11:30 | Weblog
それではピケ-アン・ドゥダーンの練習。
アンシェヌマンは先週と同じです。
ピケ-アン・ドゥダーン×4→パ・ドゥ・ブーレ・アン・ナヴァン→クロワゼ4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番クロワゼ
あ、アイさんはパ・ドゥ・ブーレの脚の動きに気を付けてね。
右方向で説明すると
ピケして右前5番ドゥミ・ポワント→右脚を踏み出して右前4番ドゥミ・ポワント→左脚が1番ドゥミ・ポワントを通過して左前4番ドゥミ・プリエ
ですよ。
はい、ひとりずつどうぞ

うん、いいわね。
じゃぁ2セット続けましょう。
大きい4番クロワゼに下りたらすぐに、後ろ側の脚を1番ポジシオンを通過させてピケ
ここのタイミングが遅れないように気を付けましょう。
はい、どうぞ

あぁ、ユキさん、アームスの動きが惜しいわぁ。
回転の軸はいいんだから、もったいないわよぉ。
「進行方向と反対側の、ア・ラ・スゴンドのアームスがいったん下がってからアン・ナヴァンに寄ってきてる。そのせいで回転のタイミングがちょっと遅れるのよ」
「…あ…ぁ…
アイさんは、パ・ドゥ・ブーレのあとの4番ドゥミ・プリエにズドン と座り込まないこと、気を付けましょう。
はい、もう一度

うん、いいわね…、
さぁ、今月のグラン・アレグロ、今回が最後ですよぉ。
先週までに気がついたり修正したりしたところを大事にね。
では、どうぞ

おぉ…、ユキさん、いいアッサンブレだわねぇ。
アームスの動きとちゃんとタイミングが合ってるからよ。
大きく跳んでるように見える
うん…、アイさん、ピケ・アラベスクするときのアームスの癖、“うんにょっ”と掻き込む癖がずいぶん修正できたね。
うん、今月のグラン・アレグロ、これでよしとしましょう
「さぁて、来月のグラン・アレグロはどうしよっかなぁぁ。今月の倍の長さにしてバンバン跳ぶ構成にしちゃおっかなぁぁ
「うえっ…
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初めてのシソンヌ・デヴロッペ・ウーヴェルト…♪

2017-03-24 11:59:12 | Weblog
バー・レッスンではバットマン・タンジュやバットマン・デガージェにルルヴェを組み込んだりしてちょっとヴォリューム・アップ。
ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールのときには
「おぉらら…、アイさん、力尽きて脚が落下?」
「あぅ~…
センター・レッスン
バットマン・タンジュの練習。
アダージョの練習。
「アンシェヌマンは覚えてるよね…、先週やったんだっけ?」
「先々週です…
じゃ、ちょっと順番を確認してみましょう。
タン・リエ→クロワゼ・アティチュード・デリエール→90度プロムナードしてルティレ→デヴロッペ・ドゥヴァン→トンベ→大きい4番クロワゼ→カンブレ・アン・ロン・ドゥ→
大丈夫ね
「あぁぁ…、このアームスがぁ…、うぉ~んうぉ~ん…ってとこがぁ…わっかんなぁい…
あぁ、はいはい
じゃ、右側で説明するわね。
右脚軸で左脚をドゥヴァンにデヴロッペしたとき、アームスは高い3番のクロワゼ。
前方にトンベしながらアン・オーの右アームスをア・ラ・スゴンドに開く。
大きい4番に着地すると同時に上体をアン・ナヴァンにカンブレ、両アームスを掬い上げるようにアン・ナヴァンへ。
カンブレ・アン・ロン・ドゥのアン・ドゥダーンをしながら上体をア・ラ・スゴンドの方向に引き上げる。このときアームスは上体に対してアン・ナヴァン。
上体がア・ラ・スゴンドを通過するのに従って左はアン・オー、右はア・ラ・スゴンドに。
上体がカンブレ・デリエールの位置を通過するのに従って左はア・ラ・スゴンド、右をアン・オーに。
…と、これが基本の動きです。
では音楽でどうぞ

お…っ、アイさん、カンブレはちゃんとアン・ナヴァンからよ。
トルソーを突っ立てたまま腕だけ回しちゃダメですよ。
ユキさんは、トンベのときのアームスがちょいと惜しい。
脚は低くていいからデヴロッペ・ドゥヴァンしたところで停まってくださいな…。
アン・オーにした彼女のアームスを支えて、背中を押し、トンベの動きをつけてあげる。
「… …」
ね、トルソーが前に出る反動でアームスが少し後ろに煽られる感じでしょ。
「その動きを大事にして、動きを大きく見せるんだよぉん
「… …」
はい、もう一度

う~、うん…、素晴らしくよろしくはないけど、まぁ、よろしいでしょう
アレグロは先週と同じアンシェヌマンを練習。
今週はね、新しいパを練習しましょう
右脚後ろ5番→シソンヌ・フェルメ→シソンヌ・フェルメ→シソンヌ・デヴロッペ・ウーヴェルト→左にパ・ドゥ・ブーレ→左後5番⇒…………
…と見本を見せる。
「…へ…っ
シソンヌ・フェルメは1番アラベスク。
シソンヌ・デヴロッペ・ウーヴェルト、これが今回初めて練習するパ。
右側で説明すると、シソンヌ・フェルメは右後で終わってるね。
両脚で跳び上がって空中で右脚をク・ドゥ・ピエ・デリエールに引き上げる。
ク・ドゥ・ピエ・デリエールの脚をア・ラ・スゴンドにデヴロッペして着地。
アームスは跳び上がるのと同時にアン・ナヴァンに引き上げて、デヴロッペする脚と同じ側がアン・オーの高い3番。
こんな風にね、と見本を見せながら説明。
「…どうやって跳ぶんですかぁ…
「脚で真上にフンっ って…、跳び上がりながらク・ドゥ・ピエ・デリエール→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドを一気に
「……っうぅぅ…、そんな風に高いところに脚を停めておけませんっ…
うん、デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドは60度くらいでいいわ。
大事なのはク・ドゥ・ピエに引き上げてデヴロッペすることだから。
あ、パ・ドゥ・ブーレはドゥシュですよ。
では音楽でどうぞ

あのね、初めてにしては悪くないわよぉ。
でも、勢い任せで動くと単に乱暴なキックにしか見えないからね、ク・ドゥ・ピエを大事にね。
マユミさんは、5番のタン・ルヴェをしっかり見せて、そのあとのク・ドゥ・ピエからデヴロッペ・ア・ラ・スゴンドまでを一気に素早くって、メリハリをつけたほうがいいわよ。
ク・ドゥ・ピエしながら跳び上がって着地してからデヴロッペ、なんてね一見似てるようだけど動きのスピード感が違うからさ
はい、もう一度

「…っっっへぇぇぇ…
アームスの動きが遅れないように気を付けるともっと良かったんだけどな。
このパ、迫力のある動き方も出来るし、軽快な動き方も出来る。
少しずつ磨いていきましょうね
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水曜日にアンシャンテで…♪

2017-03-23 10:59:55 | Weblog
アンシャンテ原宿バレエ&ダンスで、水曜日にクラスを担当するようになってほぼ2か月。
ヤスコさんは、第1回目のレッスンから一度もお休みせず参加して下さってるの。
ありがとう
ノリさん、久しぶり、1か月ぶりかな…
バー・レッスンではグラン・バットマンのあと、タン・ルヴェやエシャッペの練習まで。
そしてセンター・レッスン。
まずはバットマン・タンジュをシンプルなアンシェヌマンで。
つぎにエシャッペとルティレ-ルルヴェのシンプルなシンプルなアンシェヌマン。
それからピルエットの基本の≪基≫を練習。
右脚前5番から右脚ルティレ-ルルヴェ→右後4番ドゥミ・プリエ→右脚ルティレ-ルルヴェと同時に右に90度方向転換→右前5番ドゥミ・プリエ→…………→4回目アン・ファスに戻って右後5番ドゥミ・プリエ⇒左脚ルティレ-ルルヴェ→左後4番ドゥミ・プリエ→…………
はい、音楽でどうぞ

う~~ん…、ふたりとも、アームスが問題だねぇぇ…。
4番ドゥミ・プリエのときアームスは低い3番のクロワゼ
方向転換を始める瞬間にア・ラ・スゴンドのアームスをアン・ナヴァンに引き寄せる
「そのアン・ナヴァンのアームスが曲がって平べったくなってはいけません」
低い3番のアン・ナヴァンのアームスの長さより短くならないように気を付けましょう。
アン・ナヴァンのアームスは、大きな楕円形のお盆を胸の前で捧げ持つイメージ
そのイメージを忘れないようにしましょうね。
ではグリッサードとピケ・アラベスクのシンプルなアンシェヌマンを練習しましょう。
アン・ファスで右脚アティチュード・ア・テール→右にグリッサード→右脚ピケ-アラベスク→アラベスク・プリエ→左にグリッサード→左脚ピケ-アラベスク→アラベスク・プリエ→右にグリッサード→右脚ピケ-アラベスク→左前5番ドゥミ・プリエ→ルルヴェ⇒左にグリッサード→左脚ピケ-アラベスク→…………
まず一緒にやってみましょう

順番は大丈夫ね?
4分の3拍子、音楽を良く聞いて。
ピケするときにお膝が曲がらないように気を付けましょう。
はい、どうぞ

う~~ん…、ふたりとも、やっぱりアームスが問題だねぇぇ…
「なぁんで手首と肘を曲げて掻き込むような動きをするかな…
「…………」
ん~~っとねぇぇ…、ピケ-アラベスクのところはア・テールでいいから、まぁずアームスの動きだけきちんとやってみよう。
プレパラシオンのアームスはドゥミ・スゴンド
グリッサードと同時にアン・バを通過してアン・ナヴァンへ
アン・ナヴァンからストレートに1番アラベスクのポジシオンに開く
1番アラベスクのポジシオンから、グリッサードと同時にアン・バを通過してアン・ナヴァンへ
「あのね、アームスの動きがしっかり身に付くまでは、アン・バを通過する前に自分の腿を指先で触るようにしてごらんなさい」
右に →左に →右に →…………、と繰り返し練習。
それではアンシェヌマンをどうぞ

うん、ちょっと良くなったかな
アームスの動きはシンプルに、ストレートに
正確なポール・ドゥ・ブラが身に付いていないのにへんてこな色付けをしないこと、中途半端な曲線を作ろうとしないこと
ヤスコさんは引き続きポワントのレッスンも。
ピケするときにお膝が曲がらないようにっていう練習をたくさんしましたね。
ピケ-ルティレが正確に出来なければ、美しいピケ・アラベスクもピケ・アン・ドゥダーンを回ることも出来ません。
お膝を曲げずに、正確にピケして立つことを大切にしましょうね

来週3月29日水曜日は5週目ですが、アンシャンテ原宿バレエ&ダンスのクラスはレッスン有りです。
ご参加をお待ちしています
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トマトも小粒で…♪

2017-03-22 07:44:27 | Weblog
以前からちょっと気になってはいた。
キレイな色だし、つぶつぶした感じが楽しそうだし。
 
               

マイクロトマト
細い蔓で繋がっているのね。

               

ベビーリーフとアルファルファの上に散らしてみると彩りがいいですね。
で、味は…。
おぉぉ…、トマトの味だ。
それもフルーツっぽくない、しっかりと野菜のトマトの味がする
こぉんなに小さいのに、ちゃんとトマトなのねぇ

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回転とアームスの関係…♪

2017-03-21 11:40:10 | Weblog
ほほぉぉ…、支柱(=布団叩き)の効力によるところも大きいかもしれないけど、ピケ-ルティレのバランスがいいわね。
軸脚のうえにきちんと立っているし、トルソーもブレない。
パ・ドゥ・ブーレへの移行もスムーズでキレイだわよ。
それじゃぁ、ピケ・アン・ドゥダーンの練習をしましょう。
もう支柱ははずしていいわよ。
上手奥で右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼがプレパラシオン。
右脚をドゥミ・ロン・ドゥしながらエファセ・ドゥヴァンに方向をかえて
右脚ピケ、左脚ルティレと同時に右方向に回転
左脚ドゥミ・プリエ、右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼに着地
まずは1回転ずつきちんとプレパラシオンのポジシオンに収める練習をしましょう。
はい、どうぞ

ふ…ん…。
「あぁれぇ…、なんで対角線上を真っ直ぐ進めないんでしょう…
そうね。
ドゥミ・ロン・ドゥの方向転換が不十分
ドゥミ・ロン・ドゥする脚のターン・アウトが崩れてる
修正が必要なポイントはそのふたつだね
はい、もう一度、どうぞ

おぉぉ、よくなったわよぉ、いいよぉ
「んふっ…ぬふふ…
今日はとくにね、顔を前に付きだすことがないから、軸が真っ直ぐに安定してるのよ。
「ふっふっふっふ…、布団叩きの効果ですね…
うん、まさに、ね。
じゃ、オン・テンポでやってごらんなさい。
1回転ごとにプレパラシオンに下りないで、すぐにピケ。
はい、どうぞ

ふ…ん、なるほどね…、やっぱりソコか…
「あ…あれぇ…なんかタイミングが…
うん。
右アームスの動きが遅いのと、左アームスが右を追い切れてない。
そのせいで回転が邪魔されてるんですな。
「ぬぅぅぅ…
そうだねぇ…、右アームスをきちんと使うだけで、片腕だけでピケ・アン・ドゥダーンは回れるんだけどね。
…、と見本を見せる。
「おぉぉ…、わぁぁぁい…
あ、だから右アームスつまり先行する側のアームスをしっかりコントロールしましょう、ってことよ。
そうだねぇ…、試しにこうイメージしてみようか。
右手の中指にパイロット・ランプがついている。
パイロット・ランプが進行方向を指した途端に左手がそのランプを隠す。
ピケ-ルティレはしなくていいから、腕の動きだけやってみよう。
まず上手前を向いている
右手中指が下手前を指す
左手が右手中指を隠すように追いかけてぶつかる
と、その反動で軸が回る
「…ランプが…左手で… …ランプを…左手で… …を…左手… …が…左… あ゛ぁ、なんか分かってきた
だねぇ…
何度も…→クルッ→…→クルッ→を繰り返したメグちゃん
「うん、なんか分かってきた感じです、これで回ればいいんだ…
だねぇ…。
では、どうぞ

うん、キレイに安定した回転が出来たね
ルルヴェも高いし、軸の膝も緩まない。
いいピケ・アン・ドゥダーンが出来るようになりました
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やるといったら…やるのねぇぇ…♪

2017-03-20 10:07:00 | Weblog
お稽古着に着替えて出てきたメグちゃん
Tシャツ の下に幅広のベルトを巻いている。
お?
あ、あぁ…そうか…、先週そんなコト言ってたね。
「背中からアタマまで支柱を立てようかな…」
…って。
「定規もためしてはみたんですけど、いまいち安定感がなくて…」
ふぅん…、そう…。
「それで…、コレです
え゛っ…、布団叩き…っ
「これが一番安定がいいんですよ、背中へのあたりもキツくないし…
それでですね…、と彼女がすることを見ていると…。
わりと高い位置で髪を、間隔の狭いツインテールにする。
ツインテールをさらに一つにまとめる。
あたまとツインテールの隙間に布団叩きの柄をとおす。
柄の先端を胸高に巻いたベルトに差し込む。

               

なぁるほどねぇぇ…
「これだと、顔が前に出るとすぐ分かるし必要以上にアゴガ上がりません…背中も真っ直ぐに立ててられますよ
そうでしょぅなぁぁ…。
メグちゃんのアタマの向こうにアンテナみたいな棒が立ったら笑うかもぉ…、と思ってたが、布団叩きだからね…。
ヘッドデコレーションみたいでカワイイじゃない…

               

バー・レッスンを始めると…。
「いいですよぉぉ、コレ。いままではずいぶんアタマがグラグラ動いてたんだなぁって分かります」
ふぅん、そうかぁ…。
「引き上げるってことが感じられるみたい」
ほぉぉ…。
確かに、いつも以上にトルソーのコントロールがいいわね。
布団叩きを背中に挿したままセンター・レッスン。
エシャッペもルティレ-ルルヴェも、動きのキレがいい
「ぬふふ…っ、当分コレです
ま、来週までね。
それで十分身体が覚えるから、それ以降は必要ないと思うわよ
……ホントに、やるといったらやるのね…
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色、色、色…♪

2017-03-19 10:48:33 | Weblog
大人の塗り絵、楽しんでいる方は多いですよね。
配色を考えながら塗ったり、配色よりもこのキャラクターにはこの色とイメージ先行で塗ったり…。
結果、あれぇ…、な仕上がりになることも多々あって面白い。

               

これはカミナリサンダーという名前がついているキャラクター。
ま、カミナリさまですね。
太鼓の三つ巴を赤と緑に塗るなんて、ちょっとありきたりだったかなぁ…

               

このキャラクターの名前はドラキュラくん
トップハットとマント、蝶ネクタイを紫にしたところは良かったと思うんだけど…。
なんとなくお茶目なコメディアンのようになってしまいました

               

これは宇宙ウサギ
宇宙空間で楽しそうに浮遊しているわね。
背景の蜘蛛の巣状のマスを全部塗り分けるのもありだとは思うけど、塗らないのもまたありかな、と

一枚の塗り絵を一気に集中して仕上げられるときもあれば、一色だけ塗って中断するときもある。
あれぇ…な配色になってしまっても、うへぇ…な仕上がりになってしまっても、不正解ではないってところがいい。
つぎはどれを塗ろうかな…
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ではピルエットの練習を…♪

2017-03-18 10:40:49 | Weblog
では、ピルエットを。
アンシェヌマンは短くシンプルに。
いいですかぁ…。
上手奥で右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→ピケ・アン・ドゥダーン×4回→エファセ・アン・ナヴァン・パ・ドゥ・ブーレ→左脚前4番ドゥミ・プリエ・クロワセ→右にピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番クロワゼ
気を付けるポイントは
4回目のピケ・アン・ドゥダーンを右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・エファセのドゥミ・プリエに下りる
右脚にピケして右前5番ドゥミ・ポワント→右脚を1歩前に踏み出して右前4番ドゥミ・ポワント→左脚が1番ポジシオンを通過して左前4番ドゥミ・プリエ
パ・ドゥ・ブーレがこちょこちょ…っと小さくならないようにね。
はい、音楽でどうぞ

おぉぉっとぉぉ…、アイさん、どしたの、そのパ・ドゥ・ブーレもどき…?
「足が滑ってしまいましたぁぁ
ふ~ちゃん、肩が上がらないように気を付けようね。
ユキさん、びみょ~にピケ・アン・ドゥダーンの回転が遅れてるよ。
「…
原因はね、ア・ラ・スゴンドのアームスをアン・ナヴァンに寄せるときに、一度下がってから掬いあげるような動きをしてること。
わずかなことだけど、それでタイミングが遅れて回転を先に進められないからよ。
「…あ…
はい、もう一度どうぞ

はい、ユキさん、いいわ、キレイです
さぁ、グラン・アレグロを練習。
ふ~ちゃんはアンシェヌマンをシンプルにしましょう。
右脚アティチュード・ア・テールから右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ→右脚前5番クロワゼ・ドゥミ・プリエ→アティチュード・デリエール・クロワゼ-ルルヴェ→5番ドゥミ・プリエ→5番ルルヴェ→左にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ→左脚前5番クロワゼ・ドゥミ・プリエ→アティチュード・デリエール・クロワゼ-ルルヴェ→5番ドゥミ・プリエ→5番ルルヴェ→右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→アッサンブレ→右脚前5番クロワゼ・ドゥミ・プリエ→アティチュード・デリエール・クロワゼ-ルルヴェ→5番ドゥミ・プリエ→5番ルルヴェ
まずはこれだけ。
アッサンブレはエカルテ・ドゥヴァンの方向で
ここの方向があいまいになると、次のアティチュードの方向もあいまいになるからね。
「はい…っ」
はい、ひとりずつどうぞ

ん、ユキさん、アントルラセのあとのバロッテの脚の引きつけ、タイミングもいいし、軽やかで良かったわよ
あ、アイさん、アティチュード・ルルヴェのあとの4番ドゥミ・プリエ、お尻が持ち上がったままにならないように、きちんと骨盤を真っ直ぐに直しましょうね。
わぁお…、ふ~ちゃん、移動の方向をきちんと守ってるのはいいことよ。
でもね…、右に進むときはじっと左の方ばかり見て、左に進むときは右の方をじ~ ってのはちょいとマズいなぁぁ…。
「あ~…やぁ~…
あのね、
パ・ドゥ・ブーレのときは進行方向を見て
グリッサードのときは反対側にも目を向けて
アッサンブレのときはまた進行方向のアームスの指先に目を向けて
…っていうふうに顔と視線の向きが変わるのよ。
「バレエって劇場芸術でしょ…、客席全体のお客様に気持ちを届けるように…、よ…
「あぁ… …はいっ…
来週は、今月のグラン・アレグロの仕上げをしましょうね
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イタリアン・シャンジュマン、パ・ドゥ・シャ…♪

2017-03-17 12:51:30 | Weblog
グラン・バットマンのあとちょっとお水を飲んだりして、もう一度バーに戻ってくださいな
両手バーで右脚前5番→シャンジュマン→シャンジュマン→イタリアン・シャンジュマン×3→左前5番⇒シャンジュマン→シャンジュマン→イタリアン・シャンジュマン×3→右前5番⇒…………
…と見本を見せる。
「…はぇ…ひょ……
はじめのシャンジュマンはグラン・シャンジュマン
イタリアン・シャンジュマンのリズムはグラン・シャンジュマンの倍
「んで、先に説明しておくとね…」
イタリアン・シャンジュマンは両膝を引き上げて、空中で爪先を伸ばした5番ドゥミ・プリエの形を見せること
膝下が後ろに撥ねないように気を付けましょう
いいですか…、では音楽でどうぞ

でぇぇぇ……
「…ったはは…まにあいません…
「うぇぇ~~ん…
テンポを半分にしたら大丈夫?
「……はいっ……
わかりました…、ではどうぞ…

うん、そうね。
アイさんふ~ちゃんはもっとリラックスして跳びましょうね。
力が入り過ぎると、半分やけくそで跳んでるようにみえるわよぉ
ユキさん、イタリアン・シャンジュマンの空中での爪先がキレイに引き寄せられていていいわよぉ
センター・レッスン
バットマン・タンジュの練習をして、ピルエットの基本の≪基≫の練習。
そしてアレグロ。
右脚後ろ5番から→右アッサンブレ→左アッサンブレ→右にグリッサード→パ・ドゥ・シャ→左にパ・ドゥ・シャ→パ・ドゥ・シャ→シャンジュマン→シャンジュマン⇒左アッサンブレ→…………
…と動きながら順番の説明。
大丈夫ね
「……」
「…はぁぁ……うぇぇ…
アームスは
アッサンブレはアン・バで
グリッサードのとき進行方向側のアームスがアン・ナヴァンの低い3番
パ・ドゥ・シャの進行方向が変わる時に、アームスを胸の前で入れ替え
シャンジュマンはアン・バ
あ、ユキさんは低い3番のアン・ナヴァンが下がりやすいから気を付けてね。
では、どうぞ

こらこらこら…っ。
なぁんのためにイタリアン・シャンジュマンを練習したんですか
「…うぅぅぅ……
ふ~ちゃん、グリッサードもパ・ドゥ・シャも、両足首をきちんとのばしましょう。
フレックスした足で地面を踏みつけるような動きは ですよ。
アイさん、パ・ドゥ・シャは一瞬でも両爪先が触れ合うくらいに。
片脚ずつカックン カックン と乱暴な踏みかえは です。
はい、もう一度

ん~…、んっ。
素晴らしくよろしくはないが、まぁよろしいでしょう
さて…。
「ピルエットとグラン・アレグロ、どっちを先がいい?」
「ピルエットとグラン…?」
そう、どっちがいい?
「ピルエット」
そうだよね~、グラン・アレグロでヘロヘロになってからじゃ、回れないかもぉ…。
では、いきますよぉ
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