金曜日。
レッスンの最後に作品の練習、のその前に…。
「歩くのがホント難しい…
」
「だよねぇ…、どう歩いていいかわかんなくなる…
」
そうだねぇ…、バレエで一番難しいのは歩き方、だと私も思ってるよ。
じゃ、ちょっと歩く練習をしてみようか
カカトを床につかないこと
胸の真ん中でスポットライトを受けるイメージで
ちょっとゆっくりのテンポ、少し速いテンポといろいろに曲を変えて、まずは素で歩く。
…
…
…
…
…
…
…
…
うん、脚の運び方、トルソーの立て方、それでいいわよ。
それが基本。
あとはそれぞれの役柄とかストーリーによって色がつけられるわけよ。
いま練習している作品はシンフォニック・バレエだから、物語はないし、役柄もない。
でも、観客を忘れてはいけない。
それぞれのパートが終わって、上下に移動するところをやってごらん。
観客の目を意識して歩く。
はい、どうぞ
…
…
…
…
…
…
…
…
おぉ、いいねぇ
キレイだわぁぁ…
素の自分ではない、“何者か”になって歩く。
今回の作品をどういう空気感で仕上げたいか、そのイメージは話したわよね。
そのイメージの中で自分が創り上げた人物になって歩く。
あるいは自分がイメージするダンサーになりきって歩く。
まずは何だっていいのよ。
何者かになってみることが大事。
「なっちゃいけないのはね…」
「ん…?」
「バケモノと妖怪
」
「かはははは…
」
では、アタマから通してどうぞ
レッスンの最後に作品の練習、のその前に…。
「歩くのがホント難しい…

「だよねぇ…、どう歩いていいかわかんなくなる…

そうだねぇ…、バレエで一番難しいのは歩き方、だと私も思ってるよ。
じゃ、ちょっと歩く練習をしてみようか



ちょっとゆっくりのテンポ、少し速いテンポといろいろに曲を変えて、まずは素で歩く。
…








うん、脚の運び方、トルソーの立て方、それでいいわよ。
それが基本。
あとはそれぞれの役柄とかストーリーによって色がつけられるわけよ。
いま練習している作品はシンフォニック・バレエだから、物語はないし、役柄もない。
でも、観客を忘れてはいけない。
それぞれのパートが終わって、上下に移動するところをやってごらん。
観客の目を意識して歩く。
はい、どうぞ

…








おぉ、いいねぇ

キレイだわぁぁ…

素の自分ではない、“何者か”になって歩く。
今回の作品をどういう空気感で仕上げたいか、そのイメージは話したわよね。
そのイメージの中で自分が創り上げた人物になって歩く。
あるいは自分がイメージするダンサーになりきって歩く。
まずは何だっていいのよ。
何者かになってみることが大事。
「なっちゃいけないのはね…」
「ん…?」
「バケモノと妖怪

「かはははは…

では、アタマから通してどうぞ
