アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

出来ましたぁ…♪

2012-09-24 08:54:48 | Weblog
昨日は16時45分~≪バレエ初級基礎コース≫
レギュラー・メンバーのメグちゃんとのマン・トゥー・マン・レッスンになりました。
一緒に脚慣らしのストレッチをしたあとはバー・レッスン。
グラン・プリエ、バットマン・タンジュ、とそれぞれ順番を指定してから音楽を流す。
ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの右側が終わったとき、ふと気が付いた。
「メグちゃん、全然順番を間違えないね」
「…?はぁ…、このくらいなら覚えられますよぉ」
「うん、でもまだレッスン初めて3か月だよね」
そう、まだ3ヶ月しか経っていないのよね。確かに一昨年、月に2回程度のペースで1年弱レッスンしたことはあるけど、その後1年半のブランクがあるから、ほとんど初めてといってもおかしくないレヴェル。それなのに順番を間違えることがない。
「ん~、初級用の簡単なアンシェヌマンにしてもらってるからじゃないかなぁ」
「いやぁ~、間違える人は2年経ってても毎回間違えるよぉ。それとかいっつも前にいる人の動きを見た後で動く感じだったりさぁ」
「ふぅぅ~ん…。誰かを当てにして自分で覚えないってことですかねぇ…」
う~ん、そうなんだろうねぇ、きっと…。
自分の身体は自分の脳みそから指令を出さないと動かせないんだから…。人の動きを見て真似してたんじゃぁカウントにも遅れるしね。
「順番よりも、自分の身体のことの方に集中しますよね。ターン・アウトのこととか重心の位置とか…」
あ、それは見ていて分かる。
今はお腹に気を付けてるなとか足首に気を付けてるなとか、メグちゃんがどこに意識を向けてるか分かるよ。
ただなんとなく身体を動かすというのではなく、彼女の場合は自分の身体や動きを磨いてるって感じかな
センター・レッスンはいつもの通りバットマン・タンジュの練習から。
アンシェヌマンを少し変えてみた。
うん、いいね、大分グラグラしなくなったしアームスの動きも遅れなくなった。
ではグリッサードの練習を…。
うん、移動も大きく出来るようになってきたしグラつきも少なくなったねぇ。それならば
「少しテンポを速くしてみよう」
まず音楽を聞かせて、見本を見せる。
「う~ん、大丈夫かな…」
はい、どうぞ…と音楽を流す。
…うん、カウントが変わってもちゃんと動くこと=移動することは出来ている。あとは脚の使い方だ。
「後から5番に引きつける脚の膝と足首が曲がりっぱなしにならないようにね。慌てると伸ばす前に5番に引きつけたくなるから」
そのために気を付けることは、と見本を見せながらポイントを2つほど注意する。
はい、やってごらん

うん、うん、良くなった、いいわよぉ
「もう一回やってもいいですか
もちろん

あ、脚が使えるようになったわね。そのグリッサードならほかのパと組み合わせても大丈夫だ。
最後にパ・バランセの練習。
先週初めてパ・バランセ=3拍子のリズムを練習したときは
「???????
だったんだけど、この1週間の間、彼女なりにリズムとステップを考え続けていたらしい。試しに基本の“基”のステップをやってみると、ちゃんと出来ている。それならもう大丈夫よと、パ・バランセのステップに変える。
「ダウン→アップ→アップ→ダウン→アップ→アップ→右→左→右→左→右→左→…………
と声をかけながら一緒に動いていると、彼女のステップが次第に明瞭に正確になっていく。うん、その調子なら
「メグちゃん、アームスも一緒に動かしてごらん……。左アン・オー→右アン・オー→左→右………
おぉぉ、好いじゃないの、キレイ、キレイ
「わぁぁ、メグちゃん、すてきぃ…
と、次の≪スロー・エクササイズ≫クラスのカヨさんから拍手をもらって、レッスンは終了したのでした。
来週のレッスンが楽しみだなぁ。グリッサードを活かしたアンシェヌマンを考えてあげなくちゃね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リズム…♪

2012-09-21 07:54:42 | Weblog
昨日は夜≪大人のバレエ≫クラスのレッスンでした
いつもと同じようにグラン・プリエから順にエクササイズを進めていきます。
グラン・プリエでもバットマン・タンジュでも、バットマン・デガージェでも、それぞれにきちんと説明や注意をしなければならないポイントは毎回多々あります。
いつでもどのエクササイズでも必ず注意を促すようにしているのは
骨盤をグラグラさせないこと、意味なく前傾させないこと。
膝と足首、爪先をきちんと伸ばすこと。
そして最も大切なのが
音楽をよぉ~く聞いてカウントを守ること。
超初心者の場合は殆ど音楽が聞こえていない。
動きの順番を間違えないように、と考えていると膝や足首を伸ばすことを忘れてしまう。
骨盤をグラグラさせないように、と考えていると順番を間違えてしまう。
そんなわけだから音楽を聴く余裕がないわけね
“取りあえず前の人に合わせよう”と当てにしているもんだから、一人ずつ順番に動きがズレていって不揃いのウェ~ヴ みたいになるんだな。
カウントに合わせてしっかりリズムを感じられるようになると、もっと楽に動けるようになるんだけどね。
センター・レッスンではこのところずっと練習しているジュテ→タン・ルヴェの練習。
きちんと両方の脚を動かして…、プリエをしっかり守って…、ク・ドゥ・ピエ・デリエールの脚を跳ね上げてはいけません…etc.etc.と注意を続けるんだけど、ただ跳ぶことだけに夢中になっている人、両脚を開くことだけに集中してる人、跳ぶことをすでに忘れている人、と三者三様、十人十色で注意の言葉なんか聞いちゃいない…
でもちゃんと跳びたい!という思いは分かる。
そしてこれも先週練習したパ・バランセ。
先週ちゃんと3拍子のステップを踏めていたのはユキさん一人だけだった。
今週は1名を除いてほぼ全員、3つずつステップを踏めるようになった、カタチはともかくとして…
結局、クラスの時間が終わってからも居残り。
クール・ダウンのストレッチをしているユキさんの前で、1番ポジシオンのタン・ルヴェの練習。
「あのね、永遠に弾み続けるボールって上がる高さも落ちる時間も不変でしょ?タン・ルヴェもそれと同じ。プリエの深さも時間も、跳び上がる高さも掛かる時間も、膝や足首の伸びも、何回続けようが変わらないの」
「…なるほどぉ…」
「たとえばねぇ、1秒で1回タン・ルヴェをするとしようか。まず8回跳ぶとするでしょ。その8回が全く同じタン・ルヴェになるの」
と時計の秒針の動きに合わせてタン・ルヴェを続けて跳んでみせる。
「…ほぉぉぉ~…」
「8回でいいのよ。闇雲に沢山跳ぶことは無いの。8回でいいんだから、その8回を1回ごとに全部チェックする。プリエの深さ、跳ぶタイミング、脚の伸び、全部の粒が揃うようにコントロールするのよ」
サヨさんマサエさんが揃ってタン・ルヴェを始める。
はじめは二人ともギクシャクしていた。とくにサヨさんは1回跳ぶごとにプリエでエンストする。
「プリエで固まったり脱力したりしちゃダメよぉ。床を押し続けるのよぉ」
そのうちにマサエさんのタン・ルヴェが変化してきて、バネのある跳び方に変わってきた。
うん、いいわよぉ、それよ、ソレ
地味だけど丁寧なレッスンが一番だね
みんな良く頑張りました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネックライン、背中から…♪

2012-09-19 10:02:38 | Weblog
昨日は火曜日、≪スタイル・メイク エクササイズ≫のレッスン日でした。
会場の窓を開けておくと涼しい風が通り抜けて行ってなかなかいい気分です。
いつもの通りのエクササイズ開始。
仰向けでのメニューが終わったところで
「この首の後ろの所に見苦しい肉がつかないように気を付けてるんだ」
トモコさん
そうね、首の後ろ。そこは大事なところだ。
よくいるもんねぇ、首の後ろに肉が溜っちゃって深い横線がはいり、その横線の中にネックレスのチェーンが埋まっちゃってる人
何故それに気付かないんだろうと常々私は不思議に思っている。
デコルテってのは前からだけでなく後ろからもケアしないとね。
「ふふ…、ポール・ドゥ・ブラとエポールマンをしっかり身につけると首は醜くならないわよ」
とちょっと見本を見せる。
…なぁるほどぉ…」
横向きのエクササイズを右側、左側と終わったところでちょっとお水タイム。
それからポール・ドゥ・ブラの練習。
まずは基本の“基”から。
肩・腕・肘・手首・手のひら・指とそれぞれのパーツの角度やラインをアン・バ→アン・ナヴァン→ア・ラ・スゴンドとポジシオン毎に一人ずつチェック。
次はアン・バからアン・ナヴァンを通ってア・ラ・スゴンドへ、またアン・バを通ってアン・オーへとゆっくり動かす練習。
「へぁぁぁ~…
「ポール・ドゥ・ブラ、たったこれだけでフロア・エクササイズを40分くらいやったのと同じくらいハードでしょ
「いやぁぁ、二の腕から背中から体側までずっしりくる…」
んじゃ次はね、エポールマンをきちんとアームスに合わせますよ。
また一人ずつ、今度はそれぞれのアタマを支えてあげて角度を整えてあげる。
「ぅけ…っ
そうしておいてそれぞれ写メを撮る。
自分の姿を確認した二人。
「…ぅう~ん…」
最後に一番難しい4番アラベスクのアームスを、これはすぐに出来なくてもいいけどね、と見本を見せる。
「う~~ん…」
ま、ちょっとやってみよう、とまた一人ずつサポートしながらポーズを付けてあげる。
「…ぬぅぅん…」
二人とも長年きちんとエクササイズを続けていて肩が柔らかいから、わりとスムーズにポジシオンにアームスをのせられたね。
「いぃやぁぁ、ポール・ドゥ・ブラってすごぉい
「でしょ バレリーナの“すっきりデコルテ”とシャープな二の腕の秘密がここにあるのよん
「こぉれはちゃんと身につけなくちゃ
うん、うん
丁寧にきちんと練習を続ければ必ずキレイに動かせるようになるし、キレイなデコルテもキープ出来る。楽しみだね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上野から人形町…♪

2012-09-18 09:06:57 | Weblog
昨日は上野不忍池辯天堂の年に一度の巳成金大祭の日だったので、友人とともにお参りに行って来ました。
10時前、参道には長い列が出来ていて参拝の順番待ち。
日傘をさしていたら俄かに雨が…。
「あぁれぇ… 禊しろってことぉ…
なんて二人で冗談を言い合いながらちょっと濡れる。にわか雨はすぐに過ぎて今度はしっかり日が差してきた。
「あ、乾かしてくれるのね…
ゆっくり前進していく列の流れにのったまま、チャキチャキの下町ばぁちゃんのお喋りに笑ったり、たった一本だけ咲き残っていた蓮の花を見つけたりと待っている時間も楽しい。
「辯天様、どうかバレエが上手になりますように…なんて…」
「え゛…、今更それ…
「だよね…
そんなことを言ってるうちに順番がきて、きちんと辯天様にご挨拶。
それから毎年のことだけどお守りを授かる。私が授かるお守りは
『芸能御守護』
やっぱりまずこれよね。
お参りを終えてから周辺をちょっと散歩してランチタイム。
久しぶりに会ったのでおしゃべりに花が咲き、それから…。
「さて、このあとどうしようか…」
「う~ん、以前から気になってた≪小網神社≫行ってみますか…」
「お、好いねぇ…、人形町か…」
人形町で地上に出てから地図を確認して歩いていると
「おぉぉ…、ここが…
「へぇぇぇ…ここなのかぁ…へぇぇぇ…」
谷崎潤一郎生誕の地の記念碑を見つけました。
あぁ、だから隣の菓子屋の羊羹が≪細雪≫なのね、と納得。
そこからちょっと歩いたところに≪小網神社≫があります。
ビルの狭間の狭い土地に社殿と神楽殿が建っていて、なんだかとても居心地の良い所でした。
まずお参りをしてから、ここではおみくじを頂きました。なんとも可愛らしい“繭玉みくじ”
さて、そのお告げは…。
うふふふふふふ…
それからまたカフェで友人とお喋りをして、のんびりした楽しい休日でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワルツ、3拍子とは…♪

2012-09-14 08:20:20 | Weblog
昨日は≪大人のバレエ≫クラスのレッスンでした。
脚慣らしのストレッチをしてからグラン・プリエ。そしてバットマン・タンジュ、………といつもと同じようにメニューは進行していきます。私がみんなにかける注意の言葉もいつもと同じ。
お膝を伸ばしましょう、足首を伸ばしましょう、“バナナの足”にならないようにしましょう。
ターン・アウトを守りましょう。
呼吸しましょう。
お尻を突き出してはいけません。

…etc.etc.…。
にもかかわらず、ぜんっぜん関係のないポジシオンにタンジュやジュテをする人がいたり、一番前の人から順に1テンポずつカウントがズレたり…。見方を変えれば面白い
バー・レッスンが終わってセンター・レッスン。
いつものようにまずバットマン・タンジュの練習をする。
そのあと、昨日はアンボワテ・シュル・レ・ポワントをドゥミ・ポワントで練習してみた。
安定した脚運びで美しく前に進んでいるのはユキさんただ一人
あとのみんなは…。
超ペーペーの曲芸師が綱渡りの練習をしているみたいだったり、酔っぱらいの千鳥足みたいだったり…
ヨロヨロフラフラ、『足元がおぼつかない』を文字通り体現しているみたいである。始めのうちはみんなそうさ…
じゃ、ジュテのアンシェヌマンを練習しましょう。
ユキさん
ジュテ→タン・ルヴェ→ジュテ→タン・ルヴェ→ジュテ→ジュテ→グリッサード→ジュテ⇒
あ、ナッチャンユキさんと一緒に頑張ってごらん、ちょっと難しいかもしれないけど…
他のみんなは
ジュテ→タン・ルヴェ→ジュテ→タン・ルヴェ→
の繰り返しだけね
さぁぁ大変です!ちゃんと“跳んで”いるのはユキさんただ一人
あとのみんなは何をしようとしているのかは分からないがとにかくいろんなことをしようとしている…って感じ…
「こらこらこらこらコラ…っ。踏切脚の足首と膝と爪先を伸ばすのよぉ…。着地はドゥミ・プリエをしっかり…っ。あっちこっちに飛び出さないの、1本の線の上を…っ」
「ぬ゛ぇぇぇぇぇ~…
う~ん…
「あのさぁ…、みんな…、高く跳べないから膝や足首が伸ばせないんだと勘違いしてない…?そんな言い訳通らないよ……ほら……
と床スレスレの跳躍でジュテして完全に膝も足首も爪先も伸ばして見せる。
「…ね…っ
な゛ぁぁぁぁぁ~
「あのね、高く跳び上がれないから伸ばせないんじゃないわよ。きっちり伸ばすことによって身体が押し上げられて跳べるの。考え方が逆だよ」
「うぅ~~ん
大丈夫。頭で理解していればいずれきちんと出来るようになる。大人だもん
さぁ、最後にパ・バランセの練習をしましょう
まずは見本を…。
ワン→トゥー→スリー→ワン→トゥー→スリー→ダウン→アップ→アップ→ダウン→アップ→アップ→右→左→右→左→右→左→
とカウントと動きの特徴を言葉で表現しながら動いて見せる。それから
「さて、ワルツ、つまり3拍子にはリズムがいくつあるでしょう?」
「…?… …?…
「みっつです。よっつあったら“4拍子”
さぁ、音楽に合わせてどうぞ

う~ん、ここでもかぁ。3拍子のステップを踏めているのはユキさんただ一人。
あとのみんなは何かをしようとしているが何をしたいのか分かっていない、って感じ…
3.5拍子とか不思議なリズムになってたり、どこを向いてんだか自覚がなかったり、脚は2本しかないということを忘れてるみたいだったり…
う~ん、みんなの動き、何かに似ている…何かに…何かに…… ……日本人だからな……
ワルツを好きになってくれるといいな
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふん♪ふん♪…快適…♪

2012-09-12 10:04:59 | Weblog
一昨日、髪を切りました
およそ2年近く伸ばしてきた、というより野放しにしてきた、というべきか
去年、肩甲骨の下側辺りに達した時、枝毛が一本もないことに気が付いた。
「ほぉぉ~ん…、どこまで伸びたら枝毛が発生するか伸ばしてみよ~…、面白ぇ~
ってなワケで伸びるにまかせておきました。
その後もたまにチェックしてみるけど枝毛は出来ない。
ときどき面白く感じて
「いっそのこと紫の上かお市の方かってくらい伸びると面白いかも…。当分舞台の予定もないし…」
なんて途方もないことを思ったりもしました
仙骨のあたりまで伸びてきた髪を、この夏は後ろで一つに束ねてから捩じり上げ、上手に輪を作ってクリップで留めて
「アンモナイト巻
なんていって喜んでいたのですが…。
シャンプーするのが大変なんだよぉぉぉ~
考えてみれば古のやんごとなき姫君たちは自分でシャンプーするわけじゃないもんねぇ…。
彼女たちの髪は雑仕女とかおつきの女房たちが洗ってくれたわけで、どんなに伸びようが自分が苦労することはないんだもんなぁ…。
そんなワケで…。
挫折しました…
一昨日の午後サロンへ行き
「第7頸椎より短くしないこと、前髪を下さないこと、それだけ守ってくれればいい。切っておくれ」
「え゛…っ
って…。
ちょっとカッコ好いスタイリスト君によれば
この長さまできて枝毛がないってのはスゴイ。
毎日きっちり束ねてるのに生え際に切れ毛がないのが珍しい。
自分でカラーリングしててこれだけ痛みが少ないのも珍しい。
髪の毛の量が多いですよねぇ~

だそうです。
でね、面白いことを教えてもらいました。
「髪の毛ってのは一つの毛穴からまぁ大体は3本ずつ生えてるんですよ。…それがね、加齢とかストレスとか汚れとかで3本が2本になり2本が1本になりって具合に減っていって…しまいには……ってね…。あとはこう、ちゃんと栄養を貰ってないから丈夫な毛にならなかったとか…。それで切れ毛とか枝毛とか…」
ふぅぅ~ん
「お客様の場合はきっちり3本ずつ生えてるんですね、まだ…。それもちゃんと丈夫なのが
ふぅぅ~ん
「日頃の手入れがいいんですよぉ」
いっ…いや…っそ、それは…
じつはロクに手入れなんかしなかったの…。ただ市販のシャンプーとコンディショナー、洗い流さないとリートメントってそれだけ…
ふん、食い物のお蔭じゃな、と咄嗟に思った。
野菜だって畑の土壌がよくなきゃ美味しい良い野菜は育たない。それと同じで髪の毛も毛穴から芽を出すまでの製造工程・生育過程での栄養状態がカギなのよ、きっと…
ま、これは言わなかったけどね。
でも髪質が良いと言われたのは嬉しかったな
それにしても、髪が短くなったらシャンプーやコンディショナーが以前の3分の1くらいで済み、シャワーの量だって少なくて済み、ドライヤーの消費電力もグッと減る。
ある意味、経済的じゃなぁ…と思いました。
それに頭が軽ぅ~い(中身ではなく!)のも快適です
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

跳べ…♪

2012-09-10 08:47:16 | Weblog
昨日は16:45~≪バレエ初級基礎コース≫、18:15~≪スロー・エクササイズ≫のレッスンでした。
今週も
「部活が半日で終わりましたぁ
ミクちゃんが元気にやってきました
脚慣らしのストレッチをしてからバー・レッスン開始。まずはグラン・プリエから
メグちゃんミクちゃん、それぞれの動きに目配りしながらところどころ注意の声を掛けるのはいつものこと。
およ…ミクちゃん、いつになく好いコントロールだねぇ、右側も左側も。
「まぁぁ、私が長年見たかったのはそのコントロールよ、いいじゃないのぉ…
「へへ…っ
その調子だといろんな大事なポイントもしっかり理解できそうね。
バットマン・タンジュをしてバットマン・ジュテをして、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
「いい?デリエールからプルミエル・ポジシオンに戻るときにはね、骨盤から先に引き上げるの。脚の動きにだけ捉われてると、お尻が出っ張ったままになりやすいからね」
と、稽古着の上に着ているTシャツの裾をウエストまで捲り上げて、腰回りの動きを分解して見せながら説明。
はい、音楽に合わせてどうぞ

すると、ミクちゃんが一つ一つのポジシオンにきちんと意識を向けてコントロールしようとしている様子がよく分かる。
うん、いいわよぉ、それよそれ、その意識が大事なの
それからバットマン・フォンデュをしてフラッペをしてロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール。
まずは右側。
お…、先週までのミクちゃんは、8回繰り返す間にだんだん脚の高さが下がってきてたのに、今週は脚が下がらないわね。下がらないようにお腹をしっかり支えようとしてるのね。その調子よぉ
でも、う~ん、一つだけ、惜しいなぁ~。
「ねぇ、右脚、90度まで上げてごらん。…自分の脚の形をよぉく見て」
と鏡の方を向いて脚を上げさせ、目で確認させる。
その次に私も同じ高さに脚を上げて
「センセイの脚となんか違うでしょ…何が違うと思う?」
「…あしくび…
だねぇ。それじゃぁ同じラインが作れるように大事なポイントを教えましょう。
ルティレから膝下を伸ばしていくときにはねとか、足底筋と長指伸筋をしっかり働かせてとか、彼女の足をサポートしながらゆっくり動かしてあげる。
「…ん゛け…っ
うん、今までこういう足の使い方してこなかったからね、今日だけはちょっと辛いかもしれないけど、足の裏のストレッチを丁寧にしていれば次からは楽勝よ
最後のグラン・バットマンでも爪先までビシっ っと脚が伸びたね。
「ミクちゃん、今まで見てきたアナタのバー・レッスンの中で今日が一番の出来だわよ

センター・レッスンはバットマン・タンジュをして、タン・ルヴェの練習をしてから、メグちゃんはグリッサードの練習、ミクちゃんは先週まで練習してたデヴロッペ・ア・ラ・スゴンドのアンシェヌマンを発展させましょう。
メグちゃんのグリッサードは大分グラつきが少なくなって、以前より大きく移動できるようになってきたわね。後から5番ポジシオンに引きつける脚がターン・インしないようにもう少し気を付けましょう。
そのあとミクちゃんには今日はきっちり教えたいことがあるからちょっと待っててね、とまずメグちゃんがアッサンブレとタン・ルヴェの練習。

うん、随分音楽にノレるようになってきたねぇ。足首とお膝をしっかり伸ばすことが大事よぉ。鏡に映る自分の脚をよぉく見て確認しましょう。
さてミクちゃん、グラン・ジュテ・デヴロッペ・アン・ナヴァンの練習をしよう。
パ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→グラン・ジュテ・デヴロッペ・アン・ナヴァン→4番クロワゼでポゼ
とまず見本を見せる。それから二人で一緒に練習。
では音楽に合わせてどうぞ。

うん、ジャンプ力はあるが活かせてないのね。
「あのねぇ、デヴロッペはねぇ、ゆっくりしてちゃ間に合わないわよ。それとねぇ、せっかくお膝を引き上げてても膝下を下向きにデヴロッペしたんじゃジャンプが高くならないの。だからね、お膝から下は天井に向かって蹴り上げるイメージで伸ばすのよ」
はい、どうぞ。

あ~、アームスが中途半端なのね。
「うん、跳び上がるタイミングは良くなった。でもね、アームスがジャンプを助けてないのよ。ポジシオンはね、チェケッティの3番ではあるんだけど、思い切ってちょっと乱暴なくらいに天井に向かって両手を放り上げてごらん。お顔も天井を見るつもりで…」
それ、跳べ。

そしたらねぇ、1回だけだったけど、アームスも脚もタイミングがピタリと合って、ぅわん と浮いた
よぉし、次回はアントルラセの動きをバッチリ修正しよう。ミクの身長と手脚の長さを活かしたダイナミックなグラン・アレグロが出来るように
あ、それまでに自分の身体のコンディションを整えておかなくちゃ。いつまでたってもしっかり見本を見せて教えたいセンセイなのでした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポルカ・ステップ…♪

2012-09-07 07:43:49 | Weblog
昨日は≪大人のバレエ≫クラスのレッスン日でした。
先週は第5木曜日だったからお休み、2週間ぶりのレッスンですね。
しっかり脚慣らしのストレッチをしてからバー・レッスン。
毎回バー・レッスンの一番初めに練習するグラン・プリエ、プリエのレッスンをしないバー・レッスンは無いといっても過言ではないと思うけど、これが皆にとっては難しいことなのよねぇ。
バー・レッスンの間中、毎回同じ注意を繰り返す。
骨盤を真っ直ぐに支える。
自分の股関節の可動域を無視しない。可動域の範囲内での100%のターン・アウトを。
お膝と足首をきちんと伸ばしましょう。
アンダー・バストを足指の上に。
お臍を背骨に引きつけるつもりで。
肩の力を抜いて。両肩の高さを揃えて。
トルソーは真っ直ぐ正面に。
アームスの位置を正確に。
呼吸して…etc.etc.…。

日常生活の中で自分の身体に関心を向けていないと、普段の自分の姿勢と正しい姿勢との違いとかって分からないものよね。
みんな注意の声を掛ける度に、お腹をひっこめたりお尻をひっこめたり、お膝を伸ばしたり、とピクリと反応することしばしば。
その上アンシェヌマンは守らなくちゃいけない、カウントを外してはいけない、音楽は聞かなきゃいけない、アームスは放置しちゃいけない…etc.etc.…、というワケで、そんなみんなの姿を見守りながら
「あぁらぁ…バレエって大変なのねぇ…」
と、暢気なことを考えてしまうこともなくはない…
ま、それはさておきセンター・レッスン、センター・レッスン
まずはバットマン・タンジュ。
おぉぉ、ナッチャン、ちゃんとコントロールしようとしてるのが分かるわよ、その調子、その調子よ。
次はアッサンブレのシンプルなアンシェヌマン。
まず順番を説明しながら見本を見せて、皆が動きやすそうな曲を選ぶ。
ユキさんに曲に合わせて軽くマーキングして貰って
「…どう…?」
「ん~、もうちょっとゆっくりのほうがきちんと動けます」
了解、了解。
じゃ、ユキさん&ナッチャン組から。

こらこらこらこら、コラ…っ、ナッチャン
「ジャンプは、どんなに小さなジャンプでも足首と爪先をきちんと伸ばさなくちゃ。お膝も足首も曲がったままのタン・ルヴェなんて世界中どこにもないわよ。アッサンブレも軸脚をきっちり伸ばしきるの。足の指まで使いましょう!」
「ひゃぁぁ~~~ぃ
はい、もう一度

お、よしよし。随分伸びてきた。やれば出来るじゃないのぉ
さて、最後にポルカ・ステップの練習を
またまた順番を説明しながら見本を見せる。
「……ね…っ
途端にサヨさん
「?
「シャセ→アラベスク・ソテと同じ。アラベスクがアティチュード・ドゥヴァンになっただけ」
さぁ、ユキさん&ナッチャン組からやってみましょう

お、さすがユキさん、安定していてキレイ。
わわわ…、ナ、ナ、ナッチャン、どうしたの…っ
「手脚がどこだかわかりません…っ
よ、よし、それならアームスはア・ラ・スゴンドに留めておいて宜しい。まずパをきちんとやりましょう。
「足首、バナナみたいに曲がっちゃいけません。膝から下を真っ直ぐにきちんと伸ばして…」
はい、もう一度

うん、良くなったわよ。一つ一つのポジシオンを大事に大事に…。
あ゛わわわわ…っ、サ…サヨさん…っ
「足首、足首…っ。ナッチャンがやっちゃいけませんって注意されたことはアナタもやっちゃいけませんっ」
「でぃぇぇぇぇ~
いつかはキレイに軽やかなポルカ・ステップを見せてくれると信じているよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

センセイより遅くてどうする…っ…♪

2012-09-03 13:02:07 | Weblog
昨日は16時45分~≪バレエ初級基礎コース≫、18時15分~≪スロー・エクササイズ≫のレッスン♪
午後になって
『文化祭の準備でお休みした昨日の振替でこれから行きます
サエちゃんからが来て、
待ってるよぉ~ん、と返信したら今度は
『部活が早く終わったからこれから行ってもいいですか』
ミクちゃんからもが来た。
好いねぇ
正真正銘の初級基礎コース生徒であるメグちゃんを挟んでバー・レッスン開始。
グラン・プリエの前に一つ新しいストレッチも取り入れた。アキレス腱やお尻・腿の後ろをきぃ~~ちりストレッチする。
それからシンプルなアンシェヌマンでグラン・プリエ。
……、おぉ…ミクちゃん、今日はトルソーのコントロールがいいわねぇ、その調子その調子
バットマン・ジュテでは、ビシッ っとジュテして脚を停める、素早く引き戻す、の練習を。

「……サエ、遅いっ…………、…ミクちゃん、脚を停めるっ、フラフラさせない…っ」
とカウントをとる合間に注意もする。二人に挟まれているメグちゃんは呼吸を忘れている
バー・レッスン最後のグラン・バットマンではサエちゃんは以前よりも脚が上がるようになり、ミクちゃんは腰がブレたり、背中が捻じれたりしなくなった。いいわよいいわよぉ
センター・レッスンは先週と同じアンシェヌマンを練習。
サエ&ミクはデヴロッペ・ア・ラ・スゴンドとトンベ-アラベスク・プリエの練習。
まず二人一緒に練習したあと、それぞれに注意をして修正をして、はい、もう一度

…う~ん、二人ともデヴロッペのタイミングだな…
「いい…?二人ともデヴロッペで膝を引き上げるタイミングが遅いんだよ。まず。膝を高く素早く一気に引き上げる。あとは膝下を伸ばすだけ」
ホレ、一緒にやってごらん、と右にミクちゃん、左にサエちゃんと三人で並んで膝を引き上げる練習。
膝が体側に触れるとこまで一気に引き上げたら即、片手で膝を抱える。
「いくよ……7→8→それっ…遅いっ…もう一度、ほれっ……おそいっ……」
センセイより遅くてどうするっ
「に゛ぇぇぇ~…
はい、その膝の引き上げを忘れないこと、5番ポジシオンを守ること、アームスの通り道を正確に。
はい、もう一度どうぞ

そしたらねぇミクちゃんはデヴロッペ・ア・ラ・スゴンドでピタリと一瞬静止してからトンベに切り返すことが出来るようになったのよ。キレイだわぁ
サエちゃんはデヴロッペの脚が先週よりも上がるようになった
そして最後のグラン・アレグロ。先週と同じアンシェヌマンだから二人とも順番は覚えてるね。
まずは右サイドをサエちゃんミクちゃんの順に交代で練習。
左サイドも…。
……ん?…あれ…?
「こらぁ、ミクちゃん、なんなんだその“ちょっとそこまでお使いに”みたいなシャセ-グリッサード-トンベは…っ」
と彼女の動きをちょっと大げさに真似して見せる
「くえぇぇぇ~~
シャセのタイミングはこう、グリッサードのプリエはこう、トンベはこうやってと分解して見本を見せながら説明。
はい、やってごらん

おぉぉ、跳べたねぇ やれば出来る子じゃん
はいもう一度、はいもう一度と繰り返していたら、ついにサエちゃんが最後の最後のポゼで左右が分からなくなってアレアレアレ と…。
「こぉら、なんなんだ、それはぁ…。ミクちゃんのあとに始めからやり直ぉ~し…」
ミクちゃんがキレイにポゼを決めたあと、やり直しのサエちゃんも今度はキレイにポゼを決めた
二人のパワーに圧倒され気味のメグちゃんも先週よりグリッサードの移動がきちんと出来るようになったり、着実に進化してる。
サエ&ミクは満足気に、さよぉならぁ~ と帰って行った。
次回はグラン・アレグロのアンシェヌマンを新しくしようかしらね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

La Marseillaise…♪

2012-09-02 10:57:24 | Weblog
ラ・マルセイエーズ、言わずと知れたフランス国歌ですが、最近の私の元気の素です。
フランス語の独習をするのに(…遅々として進みませんが続けているのよ…)耳も鍛えないとね、と。
もちろん学習用CDも聞いていますが、シャンソンてのも有りじゃない と考えたわけです。で、極めてクラシックなシャンソンのCDを買ったわけ。
パッケージ・フィルムに≪輸入盤のため日本語の歌詞、解説はありません≫の但し書きのシールが貼ってあった。
「おお、上等だ。お勉強のためだから日本語の歌詞カードは要らない要らない」
聞き取れなかったところはフランス語の歌詞カードを見て確認するのがお勉強だもぉん、と…。
買って帰ってパッケージを開けたら…、にゃぁんとっ、フランス語の歌詞カードついていなかった
ま…、まぁいいじゃない…耳のため、耳のため…。
でもねぇ、聞いていると理解できるところもあるのよね。
「…え゛…“メケ・メケ”ってそういう意味なの…っ
「…お、これって“直説法単純未来”の語尾なのかな…?」
とか、ホントにちょびっとずつだけど分かると嬉しい。
そうやって順に聞いていたら突然華々しいフル・オーケストラによる前奏が始まった。この前奏は…っ…
そう、La Marseillaise
朗々と響くバリトンで歌い上げられるフランス国歌。
聞いている間に元気が湧いてくる感じ。
以来ちょっと凹んだりエネルギー不足を感じたりしたときに、聞くようになりました。
気持ちが明るくなって元気が出てきて、さらにノリがよくなると歌に合わせて行進 することもあります
ちょいとしたストレス解消です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする