アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

嘘…♪

2012-03-31 09:31:02 | Weblog
随分強い風が吹いていますね
今朝、資源ごみ回収場所に解体した段ボールの箱を運んでいたら、平らな段ボールが風に煽られて、よよよよよ…っと、段ボールごと飛ばされかけてしまいました
さて、お節料理を頂いて、七草を祝い、鏡開き、小正月と初春の行事を楽しみ、節分の豆を蒔いて歳が改まったのがつい先日のことだと思っているうちに、もう3月31日です。桜が開花した とのニュースも耳にします。
明日はエイプリル・フール
何故4月1日がエイプリル・フールになったのかという起源については諸説あって、そのいずれにも明確な根拠や確証がないんですってね。
フランス語ではpoisson d'avril(ポワソン・ダヴリル)というようですが、何故“四月の魚”なんでしょう。
春に産卵を終えたある種の魚は美味しくないとか、その美味しくない魚を旨い旨いと食べるオバカさんとか、宗教的な理由で肉を食べてはいけないときに“これは魚だ”と偽って肉を食べるとか、そういうことが起源なのかな
人間て誰でも、大なり小なり、罪のあるなしに関わらず嘘をついているものだと思うけど…。
嘘も方便という言葉まであるくらいだから…。
でも、確信犯的な秀逸な嘘、というのはかなり難しいと思う。
話を聞いた人がさもありなんと納得してしまい、それが嘘だと判明してもなんだそうだったのかと苦笑して、そのあとにちょっとした可笑し味や楽しさが残る、なんて嘘はそうそう思いつけるものじゃない。
その点で卓越してるのはBBCかな…。
何年か前の、
ビッグベンのデジタル化にともなって、記念に大時計の針 をプレゼントします
だったっけ…?とか、もう随分昔の
“今年は天候不順でスパゲティが不作です”と、スパゲティをまばらに引っ掛けた木の下で蹲って項垂れている農夫の姿を放映した
とか…。
気が利いているというのか、小粋だといえばいいのか、上手いなぁ、と思う。
エイプリル・フールに相応しい嘘には、知性や教養が不可欠なんじゃないかと思うわね。
ダイエット中なのに、甘い を食べちゃって“ううん、食べてない”という、遅刻の言い訳に電車が遅れたという、なんてのは見え見えバレバレで、嘘というにも値しない。捻りも何にもないからね。
BBC並みとまではいかないにしても高度な虚構を構築出来ないのなら、エイプリル・フールに嘘なんかつこうと考えない方が賢明、そんな気がします。
嘘も方便という言葉があるように、本当の嘘って、他者を傷つけない他者を貶めないものなんじゃないかな、と思ったりもしますけどね。
もっとも甚だしい嘘は
私は嘘はつきません
ですよね。これほど見え見えでバレバレの一言もないんじゃないかな。誰も信じない。
C’est vrai?=ホンマでっかぁ?
incroyable!=信じらんなぁい!
Ça m'ètonnerait!=んなバカな!
と誰もが思う。そして
Tu parles!=よく言うぜ!
で終いである。
う~ん、中には嘘をついているという自覚の欠如した虚言癖の人もいるしなぁ…。
嘘って奥が深い…
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お腹…、ウォーキング…♪

2012-03-28 09:59:20 | Weblog
昨日の火曜日はスタイル・メイク エクササイズのレッスン日でした。
集まってきたメンバーと一緒に、まずはストレッチから
先週は祭日のためレッスンはお休みだったので
「一週間空いちゃうと、なんだか身体がダラけることを覚えちゃう感じ…」
メグちゃん
うん、そうだねぇ…、週に一回きちんと身体を動かす・エクササイズをするということが生活のサイクルの中にしっかり組み込まれて、それが当たり前になっている人の場合は、1回の休みでも何か違和感を感じるのよね。
2~3年にわたってボディを作り上げつつあるから、1回休んだからってガクっとボディ・ラインが崩れるとか筋力がなくなるなんてことはないんだけど、身体そのものが物足りなさを感じるのかもしれない。
ましてレッスンを始めた頃に比べれば、はるかに柔軟性も増しキレイにもなっているから、なおさらかも知れないわね
てなわけで、まずはゆっくり呼吸しながらお腹を窪ませていく準備運動から…
太腿、腰回り、体側、背筋、臀筋とエクササイズは進み、いよいよ腹筋です。
まずは腹斜筋のトレーニング。
腹斜筋もしっかり目覚めさせておかないと、ウエストのくびれが失われる、内臓下垂になりやすい、といろいろヤなことも出来する。
その次に腸腰筋や腹横筋などコア・マッスルのためのトレーニング。
仰向けに寝て思いっきりお腹を窪ませた状態でお膝を曲げて両脚を引き上げる。それが準備のポジシオン。そこからゆっくり両脚を下げたり引き戻したり、を繰り返すの。
レッスンを初めてまだ日が浅いユウキさんは、“お腹を窪ませる、お腹を引き込む”という感覚がまだ掴めていない感じね。
エクササイズを続けていると、ある日、“あ…”って感じにお腹そのものがその感覚を理解する瞬間が訪れるからね。
で、メグちゃんは、と見ていると、
うん、今日はなかなかいいんじゃないのかな…
と思った瞬間に
むも…
っと…、惜しいなぁ…。
うぅ~ん、じゃぁね、ちょっと起きて座って…、腰を反らさないように気を付けながら少し後ろに手をついて支えて…、前に伸ばした両脚はお膝を直角よりも浅く曲げて…、はい、そこで思いっきりお腹を窪ませて…、ほれ、その状態で脚を引き付けたり、戻したり…
「…ぇぇえ…、脚が上がらない…かも…って…ことは…ない…のか…な……、あ゛…む゛…」
うん、よしよし、それでいい。
それを毎日4回やりましょうね。
んあ~、トモコさんは下腹の筋肉が硬いのかぁ…、だから引き込めずに押し出しちゃうんだねぇ…。んじゃ、下腹のストレッチをしましょう。
まずうつ伏せに寝て、首の後ろが縮まないようにリラックス、腕は肩の高さに伸ばして…、うん、それで片方の脚をもう一方の脚を乗り越える方向に伸ばして……、はい、ツイストしながらストレッチ……、反対側も……。
そうそう、毎日左右2回ずつやりましょう。
そして最後は第4週目恒例のウォーキング
メグちゃんは先月のレッスンのときよりも随分良くなって、左足首が
“くの
っと抜けて“内股”になる癖がほとんど目立たなくなった
「もう少し、左脚全体を中心に引き寄せるイメージを持って歩くといいわね」
ウォーキング・レッスンは2回目のユウキさん
「んん~、まだ足の裏全体をペタッって踏み下ろしてるからね。カカトから爪先へ、大げさにいうと“カツッカツッ”って二つ音がする感じよ」
彼女の良いところは、内股にならないところ。最初から最後まで爪先の向きが変わらない。
1人ずつ交代で何度も何度も繰り返し繰り返し練習していくとみんな確実にキレイな方に変化していく
最後にメグちゃんトモコさん、ちょいと難しいけど挑戦してみましょう。
1・2・3・4と4歩歩いたら反転、後ろ向きに1・2・3・4と4歩歩いたらまた反転…、その繰り返し
「ほれ、右脚を出す瞬間に引いて反転……、右脚を出す瞬間に反転…、引いて反転…、出して反転…」
はぁい、良くできました
次回のウォーキング・レッスンは4月24日(火)です。
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今週も快調…♪

2012-03-25 10:49:02 | Weblog
このところ土曜日になるとお天気が思わしくなかったね。ちょうどスタジオに行くくらいの時間にシトシトと雨が降っていた。
昨日も予報では気温が上がる、といってたのにちょっと寒かったし…。
レッスン前にストレッチをしているリナ
「四頭筋のストレッチ、した?」
と訊いたら
「イヤ、しない。痛ぁ~いからしないの」
ふぅ~ん、そうかい…。
「痛いのは今だけよ。きちんとストレッチすれば一生キレイな脚でいられる。痛いからってちょっと手を抜いてると一生キレイな脚にはなれない。さぁ、アナタはどっちを選ぶのでしょう…
そりゃぁね、キレイな脚でいられるほうがいいらしい…
レッスン用CDをセットしていると、彼女は5番ポジシオンのドゥミ・ポワントをして“今日の調子”をチェック。
「うん、かなりイイ
よぉ~し、バー・レッスン開始。
グラン・プリエの最後で5番ポジシオン・ドゥミ・ポワントでバランスをとるところ。
「なんだかほっとけば2~3分は余裕で立っていられそうな感じだね」
彼女も私も快調にレッスンをスタートしたのでした
バットマン・フラッペではク・ドゥ・ピエに引き戻した足の位置が高くなっちゃダメよ、と手直しをし、バットマン・フォンデュではフォンデュ・ドゥーブルのところでカウントが変わるからね、と見本を見せたりしながら進めていく。
そして、じゃぁバーに脚をのっけてストレッチね、と指示して…、
「あ、ごめん。その前にアン・レール…
「あ~ぁ、思い出さなくていいのに…
ふふふ、そういうワケにはいかないのねぇ~
そのあとリンバリングをしてグラン・バットマンをしてバー・レッスン終わり。
センター・レッスンはバットマン・タンジュから。
4番ポジシオン・ドゥミ・プリエからフェッテ・ルルヴェで反対側を向きながら4番ドゥミ・ポワントに立ち上がる一瞬の動き。
おお、アームスの使い方がとてもいいわよ。重心もピタリと両足の真ん中に引きあがってる。
続いてアダージョ。
先週練習した部分に続く後半の練習をしましょう。
まずは一通り見本を見せる。
「デヴロッペ・クロワゼ・ドゥヴァン→エカルテ・ドゥヴァン→エファセ・デリエール→エファセ・アティチュード→プロムナード→クロワゼ・アティチュード→ルティレ→デヴロッペ・エファセ・ドゥヴァン→ドゥミ・ロン・ドゥ・ジャンブ→エカルテ・デリエール→ドゥミ・ロン・ドゥ・ジャンブ→4番アラベスク→パンシェ・アン・ナヴァン→ポワン・タンジュ・デリエール・ポゼ……」
「………、脚、下ろさないの…?」
「そう。重心が落っこちちゃうと軸脚に負担が掛かって辛くなるからね、しっかりトルソーを引き上げて」
さぁ、やってごらんなさい、と音楽を流す。

んん~、そうか、まだドゥミ・ロン・ドゥ・ジャンブから後が辛くなっちゃうか…、そうか。
「よし。プロムナードでクロワゼ・アティチュードまでいったらルティレに引き上げて一旦5番ポジシオンに脚を下ろそう。そこでもう一度きちんとトルソーを引き上げて、それからデヴロッペとドゥミ・ロン・ドゥしよう」
はい、もう一度、と音楽を流す。

うん、そう。よし、軸脚がグラつかなくなった、よし。
あ、パンシェが…ちょっと惜しいなぁ…。
「パンシェがやばい。落ちそう…
うん、パンシェのコントロールはね、アームスに気を付けないと。
上体を倒していくのにつられてアームスが簡単に下がっていくとバランスが悪くなるし辛くなるからね。上体は下がっていくけれどアームスは遠くに指し伸ばすように上げて胸を引き上げておくのよ。“下向き”じゃなくてコントロールは“上向き”なの。
「…ん…」
そして、先週練習した前半部分から全部続けてごらん、と音楽を流す。

うん、いいわよ。そこまでコントロール出来るならO.K.上げた脚の高さが途中で下がってしまうってこともなかったしね、良かったわよ。来週はアームスとエポールマンの関係をもっとしっかり練習しましょう
アッサンブレのアンシェヌマンは後半部分に彼女にとっては初めてのパを組み入れてみた。
「…アッサンブレ・ドゥスしたら、トンベ→シャセ→アッサンブレ・デリエール→シャンジュマン…」
と見本を見せる。
まず垂直に跳び上がって着地の瞬間にクロワゼ・ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァンに向きを変えて、そのままク・ドゥ・ピエの脚から前に滑って出てシャセ、続けてアッサンブレ・デリエール、シャンジュマンでアン・ファス
ひとつずつ丁寧にリナはおさらいをして
「…あ゛いけなぃ、シソンヌになっちゃった…
うん、そこは気を付けないとね。後ろの脚を5番ポジシオンに引き付けてから着地よ。
さぁ、まずは少しゆっくりの音楽で

うん、いいわ、ちゃんとトンベもシャセもアッサンッブレ・デリエールも出来たじゃないの
それじゃ、ちょっとテンポ・アップしましょう。

よし、きちんと出来てる。方向の切り替えも正確に出来てるわよ
最後のグラン・アレグロは、4月から新しいアンシェヌマンにしましょう、と先週と同じアンシェヌマンを練習。
そして
「う~ん、跳んだ…って感じ…
満足そうな笑顔で額に汗を浮かべているリナなのでした。
新しいアンシェヌマンを考えるのが楽しみだな
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微熱が…♪

2012-03-18 11:08:32 | Weblog
2日ほどはカラリと晴れた好いお天気だったのにまた冷たい雨や曇り空で、いかにも浅い春の陽気って感じですね。とはいえもう3月の半ば過ぎなんですよね。
さて、昨日のアンサンブル・バレエ クラス
いつもはリナが先に到着してその後にサエちゃんが来るんだけど、昨日はサエちゃんの到着が早かった。
ちょっと遅れて現れたリナ
「昨日からちょっと体調が良くない感じで…少し微熱もあるので……レッスンにきました…
ビミョ~に文脈が通っていないような…
でも同じようなことが7~8年前にもあったなぁ…。
当時高校生だった1番弟子が
「せんせぇ…、風邪引いちゃったぁ…。熱あるからぁ、レッスンにきたよぉん
と、学校帰りにスタジオに来たことがあった。
普通は、まして大人は
『体調が悪いので』『熱があるので』=『お休みさせて頂きます』
となるわよね。
ところがノリにノッテる子たちはまぁ休まない。
「しっかり身体を動かした方が、節々がスッキリするのかも知れないですね」
と様子を見に来てくれたリナのママが言ってた。
確かにそうかもしれない。
私自身が若かった頃、まだ恩師の下で日々レッスンに励んでいた頃もやはり休まなかった。
風邪をひいてもレッスン、熱があってもレッスン、お腹を壊してもレッスン。それが当たり前で、結構熱があるときにレッスンして終盤のグラン・アレグロでグラン・ジャンプのアンシェヌマンが終わったときには心臓がバックンバックンいったものだった。
だから
「熱があるから、レッスンに来たよぉん」
という生徒の気分は良く分かる
さぁ、まずは腿のストレッチね。
サエちゃんリナも、この後側の脚の膝を曲げて足首を持ち、四頭筋をストレッチするのが苦手だね。二人でいやだいやだと騒ぐ。
そうはいきません
一緒にストレッチしながら二人の動きをちゃんと監視する。
「ほれ、サエちゃん、お膝…。お膝を曲げないの…、こら…」
「… …」
リナは、と見れば、膝を少し横に開いて脚を逃がしている。それじゃぁストレッチの効果はないんだよねぇ。
ポジシオンを手直ししてあげて、足首を持つ彼女の手をサポートしながら四頭筋のストレッチを…。
「…み゛っ…
よし、ではバー・レッスンから。
リナはちょっと微熱があるといいながらもいつもと変わらずいいバランス。
サエちゃん、タンジュの脚の出し方を丁寧に、丁寧に。
二人ともバーに脚を載っけるリンバリングをしっかりして最後のグラン・バットマン
うん、悪くないね。
センター・レッスンはバットマン・タンジュをしてアダージョの練習、タン・ルヴェの練習をしてからアッサンブレのアンシェヌマン。
「アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→タン・ルヴェ→アッサンブレ→アッサンブレ→ジュテ・クぺ→アッサンブレ・ドゥスーシャンジュマン→」
音楽に合わせて軽くマーキングしたあと、はい、一人ずつどうぞ

「サエちゃん、ジュテ・クぺのあと、アッサンブレの前に必ずきちんと5番ポジシオンのドゥミ・プリエ!足の指だけ床に着けてると脚を痛めちゃうわよ」
「リナぁ、ジュテのク・ドゥ・ピエが“ほいっ”て完全にポジシオンを外れてるのはどうしたワケなのさ?」
と、ちょっと大げさに真似して見せる。
「ぬぁはははは…
あのね、ジュテはね、着地の寸前までタン・ルヴェの状態をキープして、着地と同時にク・ドゥ・ピエにするのよ。そうするときちんとポジシオンを守れるのよ、と見本を見せる。
「…っし…
はい、もう一度一人ずつ。

サエちゃん、5番。5番のドゥミ・プリエ。まだカカトが上がってるよ。
リナ、あぁ惜しい、最後の最後でジュテがスカッと崩壊…。
最後にグラン・アレグロ
リナ、1番アラベスクのドゥミ・プリエからのルルヴェはね、真上に上がろうとしたらダメよ。斜め前の上の方に向かって引き上げるのよ。
サエちゃん、せっかくキレイなポゼが出来てるんだから、すぐにやめちゃダメ。もっと音楽の最後の最後までポゼを見せて。
リナ、アームスっ!自分の周りに大きな額縁を描くように…、大きく…!
サエちゃん、まだ。もっとポゼを見せて。もっと!
と二人ともよく跳んで良く動いたねぇ
来週はアダージョの後半をしっかり練習しようね
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アナタの辞書に…♪

2012-03-16 09:17:42 | Weblog
昨日は大人のバレエクラスのレッスンでした
長く通ってくれているメンバーもいるし、やっと3か月目に入ったニュー・フェイスもいる。折々にメンバーの入れ替わりなどもあったりしながら、もう10年続いているクラス。毎週木曜日のこのクラス、好きだな
みんなで軽~いストレッチをしてからバー・レッスン。
グラン・プリエ、バットマン・タンジュと進めていくのはどのクラスでも同じ。
1番ポジシオンのバットマン・タンジュが終わって、5番ポジシオンのバットマン・タンジュ。
まずは順番の説明と見本を…。
「ドゥヴァンに3回タンジュをしたら、いつもはア・ラ・スゴンド1回で後ろの5番、そしてデリエールを3回して…って順番だけど、今日はちょっと頑張りましょう。ドゥヴァンに3回タンジュをしたら、ア・ラ・スゴンド→前の5番→ア・ラ・スゴンド→後ろの5番→、そして後ろから………」
カウントの説明もしながら、前→後ろ→横→横→、と一通りの見本を見せる。
はい、どうぞ、と音楽を流すと…………
あ゛、あ゛ら゛……、そこぉ…… にゃんでソコで間違えちゃうわけぇ……
え゛…っ、え゛ぇ~…、結局みんなプチ・パニックぅ……

1人がちょいと間違えて“アワワ…”と慌てると、連鎖反応的に次々に間違える。なんとか立て直そうと隣の人を見るんだけど、その隣の人も間違えて焦ってるから、その分まで合わせて焦りは倍加し…、次の瞬間、前や横や後ろやいろんなところにみんなの脚がそれぞれ勝手に伸びている…、というパニック状態が現出する…
そうなったらもう立て直しは効かないらしい…。
「わ…わかりまひた…、先週と同じで結構です…。ドゥヴァン3回→ア・ラ・スゴンド1回→デリエール3回→ア・ラ・スゴンド1回→ア・ラ・スゴンドから………」
はい、どうぞ、と改めて音楽を流す。

おぉ、御無事で何より…
バットマン・デガージェ、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール、…、…、とレッスンは進行し、ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール。
まずはカウントを指定しながら見本を見せる。
はい、どうぞ、と音楽を流す
………う゛~~ん゛…
「あのね、カウントを間違えてるんだよ…。違ってるのわかる……?」
「…わかりますぇん…」
…、そうかぁ…
で、グラン・バットマンをしてバー・レッスンは無事に、でもないけど、なんとか終了。
センター・レッスン。
バットマン・タンジュの練習、トンベの練習、パ・ドゥ・ブーレから4番ポジシオンでのプレパラシオンの練習。
トンベの練習でも4番プレパラシオンの練習でも
「前に踏み出す脚の上にしっかり重心が載るまで、後ろ側の脚はカカトを床におろしちゃいけません」
と、私自身の身体能力が許す限りのゆっくりしたテンポで、動きを分解して、やって見せながら説明をする。
「体重は前側の脚の上にだけ載るのよ。後ろの脚は床に触ってるだけよ」
はい、みなさん、やってみましょう
「ほれ、後ろのカカトが先に落ちた……、こらこら、後ろの脚のうえに全部体重が載ってる……」
と一人ずつの動きを見て注意していると、はじめのうちは
「あら、そうですかぁ…」
と暢気な、“それ誰のこと?”と言いたげな顔をしているが、やがて
右脚ってのはどっち側の脚で、左手ってのはどっち側の手なのか、前ってのはどこで後ろってのがどこか、分からなくなるらしい…。
みんなが必ず一度は通る道なのねん
そして最後。
アティチュード・ドゥヴァン・ソテ
ま、分かりやすくいうと、“スキップ”を美しく大らかに華やかにしたような動きです。
はい、みなさん、順番にどうぞ、と音楽を流す。

う゛~~ん…。
「あのさぁ…、みんなの辞書には“浮く”とか“浮かぶ”とかって言葉はないのぉ…
「いやぁ~っはっはっはっはっ……
はい、軽やかに、上に、上に…

ん゛~~。
「なぁんか、みんなの辞書には“落ちる”“沈む”“墜落”“失墜”ってそんな言葉ばっかりなのかな…」
「へっへっへへへ…
「…“浮く”…って、…空中にいなきゃいけない…ってことですよね…」
サヨさん
そうです、その通りです
バレリーナに体重はなく、重力とも親しくはないのです…
こうやってレッスンを続けているうちに、みんなの辞書からは“落ちる”“沈む”“墜落”“失墜”という文字が消えて、“浮く”“浮かぶ”“浮揚”という文字が増えていくのよね。
いつかそこに“飛翔”という文字が入るといいね
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今のはっ…良かった…っ…ですよね…っ…♪

2012-03-14 10:12:05 | Weblog
昨日の火曜日はスタイル・メイク エクササイズの日でした。
集まってきたメンバーと一緒にレッスン開始
まずはじめに仰向けに寝たところでゆっくり呼吸することから。
「はい、お腹を緩めて息を吸って……、8カウントでゆっくり吐いて………、吐ききって…、お腹を思い切り凹ませて……」
これをいつも4回繰り返すようにしていますが、最近はそれにちょっとしたイメージを付け加えています。
「はぁい、吐ききったら、お臍に向かってお腹が“すり鉢”状に窪んでいくように…」
です。
つまり仰向けに寝た状態で、みぞおちを囲む肋骨と左右の骨盤の骨(=寛骨)及び恥骨に囲まれたお腹の部分を、お臍を中心として絞り込むように凹ませるわけです。
こうすると、ま、お腹の部分は少なくとも浅いスープ皿のように窪みます。…窪むはずです……。…窪まねばならんのです…
で、こうやってお腹を窪ませた場合の胴囲と、窪ませない場合の胴囲の差が2センチ未満の場合には『内臓脂肪』が堆積している、という話を以前聞いたことがあります。
それに、最近では姿勢を正しく保つという躾を受けていなかったり、運動不足その他いくつかの理由から腹筋を使って動く、ということが極めて少なくなっている人もいるんですって。で、そういう人たちは、
お腹を窪ませる
という単純な動きそのものが出来なくなっているんだそうです。
腹筋を使う、という感覚自体が完全に熟睡しているワケね。
でも、この腹筋をしっかり働かせるということにはかなりの意義や効果があってさ。
体温を上げるというのはもう周知の事実だし、代謝を上げる、運動量を上げる(=エネルギー消費を大きくする)、脚腰に負担をかけない、…etc.etc.…。
とくにバレエやスタイル・メイク エクササイズで大切にしている
お腹を背中の方に引きつけてトルソーを支える
という姿勢がもたらす効果は大きい。
うちのメンバーのメグちゃんがこの2週間ほど、“お腹を窪ませる呼吸”を毎晩、腹筋運動の代わりにやってるけど、確かに効果がある。
以前と比べるとウエスト周りが幾分締まってきているもの
と、まぁお腹はとっても大事なんですよ。
で、昨日もいつもと同じようにエクササイズを進めていき、いよいよ腹筋の筋トレです。
メグちゃんはまだちょっと苦戦しているな…。
2セット目が終わったところで
「ほれ、思いっきりお腹を窪ませてからお膝を上げてごらん」
「う゛ぅ…ソレがなかなか……ん゛~…」
はい、3セット目、いきますよぉ…
「メグちゃん、その真ん中のとこ…その“むも”って丸くなってるとこ、そこを引き込むの…」
「え゛…っ…、でぁぁ…、これは“お゛に゛く゛”ですぅ…
「あ゛…あら… ま、どっちみちそこを平らに…」
それ、ラスト、4セット目…
その4セット目が終わった瞬間
「い゛っ、い゛ま゛の゛はよ゛かったですよ゛ね゛っ」
メグちゃんが決死の表情で言った
「お、おぉ…。そう正面切って言われると…良かったというしかないが…。でも、今までのなかでは一番よかったよ、とくに最後の2回はね…」
こうやって少しずつ自分のお腹=腹筋を意識出来るようになっていく。
昨日の最後のエクササイズは…。
前後への重心の移動、両腕の引き上げ、ウエストを軽く捩じる、という運動を一度に行う動き。
右脚を前に1歩踏み込んだら左腕を前に、左脚を1歩踏み込んだときには右腕を前に。
これを繰り返すの。
さぁ、いきますよぉ
「ほれっ、右脚と左手…っ…」
「あ゛ぁ~ぅ…」
ユウキさん
そう、手脚が揃っちゃったんですね…
みんなが一度は必ず通る道です。俗にいう“ナンバ”になるの。
これも何度も繰り返して練習していくうちにスムーズに出来るようになります。
そしてこの動きは、二の腕を引き上げ、体側を引き上げて動かし、ウエストを捩じることでシェイプし、前後の重心移動で腹筋も使い、と“一つでいろいろ美味しい”動きなのです
だって、もうスグ、薄着の季節ですもんねぇ、ちゃんと準備しとかないと。
冬過ぎて愛づることだに出来ぬまに哀れ今年の春も去ぬめり
なぁんてことにはなりたくないじゃないの。
≪お詫びのことば≫ 本歌取どころかパクリにすらなっていない狂歌擬きでごめんなさい
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わ…思い出した…っ…♪

2012-03-12 11:42:42 | Weblog
日曜の夜は20時からNHK大河ドラマ『平清盛』を見ている。
平清盛といえば、ン十年以上前に 同じくNHK大河ドラマ『新平家物語』仲代達也演じる清盛の様子の良さにうっとりしたくらいか。
平清盛という人物にもともと興味があったわけでもなく、出演者の中に好きな俳優がいるからというわけでもない。
ただ単にほかに見たいと思うほどの番組も見るべき番組もないから、という消極的な選択だった。
でも毎回見ているうちに少しずつ、平安時代末期という時代背景と平清盛および平氏一門というものに少しずつ興味がわき始めているのは事実。
それに昨年末以来“百人一首”に取り組んでいるものだから、
ながからむ心も知らで黒髪の
待賢門院堀河って、え、なに…、ここに出てくるわけ… とか、
瀬を早み
崇徳院も、あぁ、ここにいるのね…とか、いろいろと繋がってくるから楽しみが出てきたのよね。
それに登場人物たちが“うた”を披露するときには
○ー○ー○ー○ー○ーーー○ー○ー○ー○ー○ー○ー○ーーーー
と一応それらしく謡いあげるわけよ。(内心、ホントにそれでいいのか… と疑ってはいるが…)
まぁ、そんな風にいろいろあって多少なりとも楽しんではいる。
そんな中、登場人物の一人、
佐藤義清(さとう のりきよ)
という人がどうも気になって仕方がなかった。
あれ、私はこの人のこと記憶のどこかでチラッと知ってるなぁ…
そんな感じ。
もちろん佐藤義清役の出演者のことではない。そんなものはどうでもよろしい。
佐藤義清…佐藤義清…、誰だったかなぁ…、なんだったかなぁ…、と彼が出てくるたびに毎週考えた。
ん゛ん~っとぉ、キツネと関わりがあったのはぁ…、あ、あれは佐藤忠信…、もうちょっと後の時代だ…、とか、とにかく脳みそに小ぃ~~~~~さなトゲが刺さったように、気になる。
確かにこれまでの人生のどこかで、この人のことをちょびっとだけ知ったことがあるはずなんだよねぇ…、読んだか、聞いたか…。
そうやって毎週日曜の夜20時代にはう~ん、う~んと首を傾げていた。
そして昨3月11日の回で、彼が清盛に向かって言った。
「出家する」
その瞬間、
わぁかったぁぁ~~っ
そうでしたか、アナタでしたか、西行法師
あ~すっきりしたぁ
西行法師。俗名佐藤義清、平安時代末期から鎌倉時代にかけての歌人。
そうでした、そうでした
嘆けとて月やはものを思わするかこち顔なるわが涙かな
の西行法師ね。
うん、今年の大河ドラマ、ちょっと興味が湧いてきたな。
源頼朝役の出演者がナレーションもしてるんだから“壇ノ浦の合戦”まではあるわよね、きっと…。
うふっ。歌舞伎の演目『義経千本桜』の中で大好きな場面、“錨知盛”のシーンが出てくるといいなぁ…
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コン…コン…コン…♪

2012-03-11 10:17:41 | Weblog
昨日はバー・レッスンを始める前にストレッチ。
股関節の縦方向へのストレッチをしてから、後ろ側の膝を立てて後ろに回した手でその足首を持ち、ググッ…と…。
「どう?この四頭筋が伸びてキモチいいでしょ」
「…っってぇ… いぃぃってぇ~…
「うん、ここが硬くなって縮んじゃうと脚のカタチが悪くなるからね」
「カウントを聞いてる間、床をバンバンバン…て叩いて我慢していたい感じ…
さ、脚の血の巡りがよくなったところでバー・レッスン開始。
グラン・プリエの最後の5番ポジシオン・ドゥミ・ポワントでのポゼ。
「おぉ、相変わらずいいバランスだねぇ
バットマン・タンジュ、バットマン・デガージェ、ロン・ドゥ・ジャンブと進み、バットマン・フォンデュ。
昨日使ったフォンデュの音楽はテンポは丁度いいんだけど、メロディーがちょっと
「…うぅっ…暗い…脚を上げる気がなくなる…
ま、まぁ、そういわずに…
プティ・バットマンとバッチュは
「2分の1テンポで16、オン・テンポで16、ドゥーブル・テンポで16、バッチュ・ドゥヴァンも同じ。2分の1、オン・テンポ、ドゥーブル・テンポ」
うん、大分しっかり膝下を動かせるようになってきたね。
あ、ドゥーブル・テンポになると時々空振りしちゃうか…。
「あぇ~…
あぁ、バッチュ・ドゥヴァンはまだちょっと苦手だね。確かに難しい動きではあるから…。
そしてドゥーブル・テンポになったとき、リナの視線が“ちろり~ん”と鏡越しに私の脚のほうに流れる。
「せんせぇの脚はちゃんと動いてんのか…
って感じ。
昔ほど速く小刻みではなくなったけど、まだ、動く あ、ちょっと引っかかっちゃったけど…
ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レール、リンバリング、グラン・バットマンをしてバー・レッスンは終わり
センター・レッスンはまずバットマン・タンジュ
そしてアダージョ。
「5番ポジシオン・ドゥミ・プリエ→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→タン・リエ・アン・ナヴァン→カンブレ・アン・ロン・ドゥ→プレパラシオン→トゥール・アン・ドゥダーン→エファセ・アラベスク・プリエ→アラベスク・ルルヴェ→フェッテ→トンベ→パ・ドゥ・ブレ…ここまで…」
「………………」
ほれ、順番に一緒にやってみよう。
カウントとパを指示しながら一緒に動く。
トゥール・アン・ドゥダーンからエファセ・アラベスク・プリエまでは上手くいったね。
アラベスク・ルルヴェ→フェッテ→トンベ→
「…あぇ…
そうか、そこか。
「いい?ちょっと見ててね…。アラベスク・ルルヴェをコン って引き上げて、コン とフェッテしてエファセ・ドゥヴァン、コン とトンベしてエファセ・アラベスク…。コン コン コン…って」
「コン コン コン ってそう調子よくはいかないよ…
「だぁいじょうぶだってば…。ほら、やって見せた通りにやってごらん、ちゃんと出来るから。慌てないで、コン コン コン フワッってイメージして…。ほれ…」
リナがエファセ・アラベスク・プリエで構える。
「いい…?はい、ルルヴェ→フェッテ→トンベ…」
私の指示に合わせて
コン コン ふわぁん
…と。
「出来たぁ
でしょぉ キレイに出来てるよぉ。アームスのポジシオンも良かったし、ディレクションも良かった。
じゃ、音楽に合わせてアンシェヌマンをはじめから通してごらん。
右サイド→左サイドと通して練習してからちょっと手直し。そしてまた右サイド→左サイドと通して練習。
「うん、O.K.…。後半部分は来週ね」
タン・ルヴェで足慣らしをしてアッサンブレのアンシェヌマン、ピルエットのアンシェヌマン、最後にグラン・アレグロ。
「右からパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード・グラン・ジュテ・アン・ナヴァン→左も同じ→右にパ・ドゥ・ブーレ→グリッサード→パ・ドゥ・シャ→ピケ・アラベスク→シャセ→ジュテ・アントゥルラセ→左からバランセ→バランセ→ピケ・アティチュード・アン・トゥールナン→デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・アン・トゥールナン→…→…→ピケ・アラべスク→ポワン・タンジュ・デリエール・クロワゼに下りてポゼ。…いい?」
と見本を見せる。
えぇ~と…、とリナが順番の確認を始める。
「ここは…?アティチュード・アン・トゥールナンのあとは…?」
ん、そこはね、アティチュード・アン・トゥールナンをクロワゼのドゥミ・プリエに下りたら、アティチュードの脚に1歩下がって、そこからもう1歩下がってエカルテ・ドゥヴァンに向きを変えてからまず一つデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・ルルヴェ。そしてシャセ…。
「…ん…」
はい、音楽に合わせて…

おぉ、パ・ドゥ・シャが浮いた…
わぉ、バランセのアームスが落ちなくなってる…
うん、最後の着地が丁寧に出来たね…
バランセのアームスが良くなったねぇ、といったら
「そぉこはもう、気を付けた
キッズ踊りを無事にご卒業
さぁ、来週もまた楽しく、いろんなパに挑戦しようね
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花粉症…

2012-03-09 14:19:06 | Weblog
聞くところによると、今年の花粉の飛散量は例年の7割くらいだろうということですね。
スギだけですが、私も花粉症持ちです。
でも今年はいまだに症状が出ていない。
毎週土曜日にお借りしているスタジオ・オーナーさんとも
「でませんねぇ…」
「まだでませんねぇ…」
とお互い首を傾げています。
私の花粉症が発症したのは10年前ですが、以来毎年2月の中旬に症状が出て、3月下旬には収まる、という状況でした。およそ1ヶ月間くしゃみを連発し続けて、そのせいで薄っすら腹筋が割れる、って感じ。
それが一昨年、大人のバレエクラスの薬剤師をしているメンバーに花粉症の薬を処方して貰ったところ、なんと翌朝その薬を1錠飲んだだけで症状がピタリとおさまってしまったのです
お蔭で一昨年は2月中旬に症状が出て2月下旬以降は花粉症の症状に悩まされることもなく安泰だったというわけです。
昨年も、花粉症の症状が出た朝と翌日に同じ薬を1錠ずつ飲んだら、やはり症状がピタリとおさまり、2月中旬以降は安泰でした。
その薬と私の体質とが合っていたということと、普段まったく薬を飲まないので久しぶりに飲んだ薬が効きやすかったのだろうということでした。
そんなわけで今年も同じ薬を頂き、さらに市販薬だと“コレがいい”というものも教えて頂き、2月中旬から待ち構えているのですが、いまだに症状が出ない。
私の場合は、朝起きてお布団から出た瞬間に“スーパー7連発”のくしゃみをするので
でたな
と分かる。
それが今年はないんだなぁ…、3連発すらない。
処方して頂いたお薬も手近に置き、お薦めの市販薬も近所のドラッグ・ストアでどこの棚にあるか確認もしているのに…
やっぱり久々に寒い冬で、雪や雨の日が多いことが花粉の飛散を抑えているんでしょうかね。
このまま症状がでないと嬉しいなぁ。
とはいえ、来年に今年の分と合わせて2倍の症状が出たりしたらヤだしなぁ…。
一つだけ、自分で勝手にもしかしたら、と思っていることがある。
それはヨーグルトなんです。
乳製品は身体を冷やす食品だから、チーズ以外の乳製品は極力食べないようにしているのでヨーグルトも口にしなかったのですが、1月下旬にTVで“某ヨーグルト”がインフルエンザの予防に効果がある、と紹介しているのを見たの。免疫力を高める効果があるようだ、…って…。
その日以来そのヨーグルトは近所のスーパーでは毎日品切れ&品薄状態。
でも近所にもう一つ、そこに行けばいつでもその“某ヨーグルト”を買える店があるので、そこで買って、この1ヶ月あまり毎日食べている。
はじめはインフルエンザ予防のつもりだったんだけど、ふと
「免疫力強化…?もしかして花粉症にもいいんじゃない…
と思ったものだから、インフルエンザがそろそろ下火になっても食べ続けている。
安直な思いつきだったんだけど、もしかしたら効果がある、ってことなのかな…。
もうしばらく続けてみよう…
念のため申し添えますが、私はその“某ヨーグルト”の買いだめはしておりません。
1日おきに2個だけ買っています。明日の分と明後日の分だけ。明後日また2個だけ買う、とそのようにしております
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腹筋…お腹が…♪

2012-03-07 09:39:26 | Weblog
昨日の火曜日はスタイル・メイクエクササイズの日でした。
先週は後半にスタイル・アップ・ウォーキングのレッスンもしましたが、今週は通常通りばっちりストレッチと軽い筋トレです。
仰向けに寝て腰回りや体側・ハムストリングのストレッチ、横向きに寝てお尻周りのストレッチと軽い筋トレ、とこれはいつもの通り。メンバーのみんなも慣れたもので、自分の呼吸に集中しながら身体を動かしています。
うつ伏せになっての背筋とお尻の筋トレも順調に進む。
そして、いよいよお楽しみ(?)の腹筋です。
まずは腹斜筋のエクササイズからね
ワン→トゥー→スリィ→…と皆をリードしながら一緒にエクササイズをします。
左サイドの3セット目くらいかな、ふと隣のメグちゃんを見ると
「おぉ、お腹が膨らんでないよぉ…、それそれ、それでいいの
「…そ…そう…ですかぁ……よ…よかったぁ…ぁ…、…っと…ぁ…」
そのあとも彼女のお腹に注目しながらエクササイズを続ける。
左サイドに続いて右サイドのときもお腹は膨らまなかった、よしよし
はい、それじゃぁ腹横筋のエクササイズ、いきましょう
んん~、まだメグちゃんは苦戦してるねぇ…。
ウエストの後ろが反ってしまって、腹筋よりも背筋で頑張ってる感じだね。
でも以前よりは、お腹が“むもっ”と緩んで膨らまなくなってるよ。
お腹を引き込む感覚が少し掴めてきたかな…。
「ん~、少しは意識出来るようになってきた感じ…」
腹筋のエクササイズをするときには、まず
「お臍に向かってお腹を絞り込んで窪ませて、お腹がすり鉢状に窪んでいる状態をイメージして…。その状態を保って…」
とイメージ付けをしています。
腹筋といっても表面から見える“6Pack(=シックス パック)”を作りたいわけじゃなくて、コアマッスルを大切に、強くしたいから。
お腹を緩めないで背中に向かって引き込む感じでエクササイズするんだけど、その“引き込む”“引き込んだままで”という感覚が人によってはなかなか分かりづらいみたいなのね。
メグちゃんもずっと苦戦してたけど、ようやく感覚が目覚めてきたのかな
「そういえば、先週教えたお腹を意識する呼吸、やってる…?」
「やってます、寝る前に…。気持ちよくなってそのまま寝ちゃうこともあるけど…」
「その効果だよ、今日はあんまりお腹が緩んだり膨らんだりしないのは…」
「そうかぁ…、よかったぁ…」
うん、これからはゆっくり少しずつ、着実に締まっていくでしょう。楽しみだね
さて、その後は座って首や肩や腕のストレッチ、大胸筋のストレッチなどをしてリラックス。
最後に、いや最後から2番目のエクササイズ。
両脚を深くクロスしてゆっくり前屈したり、さらにゆっくりツイストしたり。これは下半身の外側と内腿のストレッチ。
「どう…?お尻の外側から腿の外側にかけてググッと効くでしょ…
「んん~ 前屈していくときにお腹が邪魔だっていうか……、あれ……
「にゃにぃ…
んん~、これも前屈するときにはお腹をお臍に向かって引き込んだ状態でやるのだよ…。
そして最後。トモコさんメグちゃんがずっと取り組んでいるスプリッツ。
「おぉっ、もう少しじゃない… あとほんのちょっとよ
二人ともスプリッツに挑戦を始めたときには骨盤と床との距離が15センチ以上、20センチ以上もあったのに、いまではメグちゃんなんて2~3センチですもんねぇ。
毎週毎週きちんとレッスンしている成果が表れている。
素敵だねぇ
もう、春ですよ。皆さんも今年こそエクササイズを始めませんか?
自分がキレイでいられるように、自分に手を懸けてあげるのは、自分自身に対する義務だと、私は考えているのです
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バランセ…?東京音頭…?ガラガラガラ…?

2012-03-04 10:02:07 | Weblog
「今日のルルヴェの調子はどうですか?」
すると、リナが1番、2番、5番と順番にルルヴェをして自分のバランスをチェックする。
「ん~、完璧ではないが安定してる…」
「2番はいいなぁ…
「やっぱ、究極は5番だよね、ここでいいか悪いかが決まる…」
うん、ほぼ安定してるね、 だ。
グラン・プリエから順にバー・レッスンを進めて、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールの終盤。
「ポワン・タンジュ・デリエールでカンブレして、一度トルソーを戻したらルティレ、もう一度カンブレ・デリエール、トルソーを戻してドゥミ・ポワント、アティチュード・デリエールでポゼ…、いい…?」
「…っし…
おお、キレイにポゼが出来てる、バランスもいいわよぉ、アームスのポジシオンもいいね
「…っし…、停まっていられた…
左側はちょっとフラついたね。
それはねアン・オーのアームスの位置がちょいとズレてたからね、と手直しをして…。
バットマン・フォンデュ、バットマン・フラッペ、ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールと進み、バーに脚をのっけてリンバリング
終盤、リナが両手バーでアラベスク・パンシェをするところは横についてサポート。
「右の肩、気を付けて…背中で脚を引っ張り上げる感じ…、そう…、そう…、いいよ…、はい、トルソーを前に…、倒していっていいよ……、ホラ、180度だ…
そのあと一緒にスプリッツをしてカンブレ・アン・ナヴァン&デリエール、ポゼ。
ポゼしたあと、前側の脚の内側にトルソーを倒して床に張り付く形のストレッチをしたら(やってる本人は結構気持ちいいのよ、コレは…)、
「だぇ~~、キモチわりぃ~、何度見てもソレはきもちわりぃ~…
「なに…っ」
「床に張り付いたままうごめいて移動する、妖怪だよ…
うぅ~、これまで“踊るサイボーグ”とはよく言われたが、ついに“妖怪になってしまった…
ふん、サイボーグだって経年劣化すれば化けるかも…って、関係ないか…。
バー・レッスンを終わってセンター・レッスン。
まずはアダージョから
カウントとディレクションを指示しながら一通り見本を見せる。
それから右側は一緒に動きながらコントロールのための指示を出す。
左側はリナが一人で動く様子を見ながら指示を出したり、注意をしたり…。
「うん、悪くないんだけどね…。プロムナードのときにアティチュードの脚もブレないし…。ただね、クロワゼとエファッセの方向の定め方が甘いんだよ…」
パとパとの繋ぎ目でのトルソーの向きや移動の方向など見本を見せながらアドバイスをする。
「…ん…
はい、もう一度。
そしてまた注意や手直しをして…。
はい、もう一度。
そう、良くなってきた、それなら動きがしっかり見える、よしよし
「よし、O.k。大分きちんと丁寧に出来るようになってきた……けど…ホントはアダージョきらいなんだよね…
「…ぬふっ…
バットマン・タンジュをしてグラン・バットマン。
「バランセ→バランセ→バランセ→プレパラシオン→トゥール・シェネ→シェネ→シェネ→トゥール・アン・ドゥオール
と見本を見せる。
「…ん゛あ゛… ソレなに…っ」
ん…?トゥール・アン・ドゥオール、シェネをしたら次は後からの脚に重心が載った瞬間に先行の脚を引き上げるのよ、と説明しながら見本を見せる。
「…ん~…、っし…」
はい、音楽に合わせてどうぞ…
お、しっかり脚が上がってる、重心も安定してる、うん、うん、…あたっ、…ったぁ…、うん、そこはいい…。
「リナぁ…、バランセがぁ…
「…はぇ…?」
「なぁ、トントコトン…トントコトン…ってキッズ・レヴェルのお遊戯ステップじゃんか、それじゃぁ…
「どぅぁっはははは…
「あのなぁ…。アームスを両方揃えて斜め後ろに下げないの!トルソーと首も傾げちゃダメ!東京音頭だよ、それじゃ…!」
「でぃひひひひ…
「ほれ…っ、テーブルの真ん中でバストから上をテーブルの上に出して立ってるとするでしょ。そのテーブルの上でアームスを大~きく流すようにするの」
「お皿が右にグァ~ン、左にガラガラガラ…」
「……、ま、そ、そういうことだ…。トルソーは傾げるんじゃなくて捩じり上げるの、ツイスト…」
ほれ、一緒にやってごらん。
二人でならんで右に左にとバランセを繰り返す。
「うん、そう。それでいい。もういい加減にキッズ踊りは止めて下さいやし」
「けへへへへ…
その後もプティ・ソテやアッサンブレなどのアンシェヌマンを練習して、最後にデヴロッペ・ア・ラ・スゴンド・アン・トゥールナンの練習。
先週初めて練習したからね、きちんと脚の運びやプリエのタイミング、アームスの動きとタイミング、脚の上げ方なんかを練習しよう。
まずは動きを指示しながら一緒に動いてシャセとプリエのタイミングを練習。
次はデヴロッペで脚を上げるときのタイミングを説明して見本を見せる。
そしてプリエのときのトルソーとアームスの位置関係、そのアームスがどんな軌道を描くか見本を見せながら説明して一緒に練習。
はい、それじゃぁ、音楽に合わせてどうぞ
うん、プリエがしっかり出来てる、タイミングもそれよ。うん、アームスもいいね。脚がしっかり上がってる。うん。うん
次の時間枠を利用するヒップホップクラブの子たちが少し早めにスタジオに入って来てちょっと見ていた。
デヴロッペ・アン・トゥールナンを続けているリナを見て一言。
「わ、スゲ…ぇ
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アンズモモ………!?

2012-03-02 10:59:26 | Weblog
相変わらずフランス語の独習を続けています。
去年無事に4級に合格出来たので、次は3級に挑戦しよう、なおかつきちんと話し、聞き、理解し、読み、書くことを、せめてフランス生まれフランス育ちのコレジエンヌくらいには出来るようになりたいな、と秘かな野望を抱いているので、オブラートを一枚一枚捲るような遅々とした速度ではありますが、とにかく毎日最低でも15分と決めて、フランス語に触れるようにしています。
勉強のために活用しているのはNHKラジオ講座と、市販のテキスト2冊、1冊は単語活用表でもう1冊は日常会話集。
ラジオ講座はネットからアクセスしてテキストを片手に毎日聞く。
市販のテキストの方は筋トレやストレッチをしながらCDを聞いて、耳からのトレーニング。
ま、いずれにしてもやってて楽しい
去年“脳みそ様”の老化防止に、とフランス語の独習を思いついてからそろそろ1年。
三日坊主にならなくて良かった、良かった…、と…。
でも考えてみればクラシック・バレエを45年もやっているのである 三日坊主のわけがない。三日坊主だったら今頃ここにはいない。
面白いことに最近では、朝の起きがけの浅い夢にフランス語が出てきたりする。
誰かに向かって
ヌタンキエットゥパ
その途端に目が覚めて、あれ、今の、
心配しないで
…だったよな…、あれ…
で、夢の内容はキレイさっぱり忘れてしまい、ただ夢でフランス語を…、それだけが印象に残る。
セヴレ
…って、
ホンマでっか
…って、ナニ どうしたの… どんな夢を見ていたんだろう…。
まぁ、そういうことがチョクチョクある、といういことは“脳みそ様”もフランス語を楽しんでいるということなんじゃないかな、と考えています。
ラジオ講座を何度も繰り返し聞いているうちに、文法のことが“なるほど、そういうことか”と理解出来たり、スキットの内容を聞き取れたりすると嬉しくもなる。
ただ、フランス語の場合はもぉ~の凄い鉄壁の難関がある。
それは動詞の活用語尾変化
私、親しいあなた、彼(=彼女)、私たち、あなたたち(および改まった貴方)、彼ら(=彼女たち)の6通りに語尾変化するの。
それだけじゃない、現在形で6つに語尾変化するだけでなく、直説法半過去、直説法単純未来、条件法現在、接続法現在、直説法単純過去、接続法半過去の計7つの時制に応じて全部語尾変化する。加えて命令形と、動詞によっては大過去、前過去、前未来まであったりして…
もちろん、その語尾変化には法則性があるからそれを習得すれば覚えられるハズではあるんだけど、会話をしていて咄嗟のときにその法則を適用できるか否かは甚だ怪しいところです。
実際には7つの時制に加えて複合過去、近接未来、近接過去まであるしねぇ…。
それにもう一つ、“R”の発音。
喉を使って発音する“R”の音は日本語にはないのでこれがとぉ~~~~っても難しい。
よって、完璧な“R”音を発音することは断念しました、無理だ。
なんてね、“脳みそ様”にも毎日少~し汗をかいてもらっています。
先日もラジオ講座を聞いていて、スキットに出てきたネイティヴの発音に“…え゛…”って耳が反応した。
アンズモモ
…、なに、何、ナニ…、杏子桃って…
テキストを見てみれば
アンスモマン
ああ、そうかそうか、今は、今現在は、ってそういうことか…、あぁ吃驚した…
そんなこともありながら、独習は続いているのです。
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