アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

テレビで歌舞伎…♪

2019-09-30 10:52:02 | Weblog
昨晩はNHKのEテレで歌舞伎『め組の喧嘩』を放送してました。
今年の團菊祭の演目の一つだったんですね。
『め組の喧嘩』は江戸時代に実際に起こった町火消と力士との喧嘩を元に、講談などになり歌舞伎にもなったんだそうです。
町火消しの頭め組の辰五郎尾上菊五郎丈、め組の纏持ち柴井町藤松尾上菊之助丈、力士四ツ車大八市川左団次丈などなどなど…。
品川の遊郭で楽しんでいる四ツ車一行、付け人の力士が興に乗って大騒ぎ、そこにめ組の藤松が怒鳴り込んでくる。
うるせぇ騒ぎ過ぎだ謝れだの言葉が過ぎるだので騒ぎになったところを、ひとまずは辰五郎が治めます。
数日後、今度は芝居小屋でめ組の衆と力士がぶつかってひと騒動。
今度は芝居小屋の主が仲に入ってなんとか取り持ちます。
が、おさまらない鳶の面々、辰五郎さんだって同じこと。
みんなで仕返しに行くことになります。
藤松ぁんは纏まで持ち出して…
芝神明前で勢揃い。
揃いの半纏に黒股引、手に手に鳶口や得物を握った鳶の衆、いやぁ、好い景色だねぇぇぇ
途中にとぼけた力士と一番若い鳶との掛け合いのシーンがあります。
舞踊というよりマイム、どちらかというとお相撲のしょっきりに近いでしょうか。
まだ少年の域にある尾上右近クン、小気味いい動きで見せますなぁ
大喧嘩のシーンでは、四ツ車はじめ力士役の面々は首から下はキグルミを着ています。
まわしをつけた裸のキグルミです
やがて喧嘩騒ぎは町の顔役の取り持ちで手打ちとなります。
それにしても、菊五郎丈、絵になる、様になる、色気のある役者だよねぇ
それから辰五郎の女房お仲役の中村時蔵丈、この人の女方は安心して観てられる
『め組の喧嘩』、楽しい芝居です。
そして、番組の終盤で、尾上菊五郎丈の孫にして菊之助丈の息子の丑之助襲名披露の様子、『絵本牛若丸』での初舞台の模様をちょびっと放送してました。
牛若丸=丑之助、鬼一法眼=中村吉右衛門、鬼次郎=尾上菊五郎、弁慶=尾上菊之助という配役です。
牛若丸が立ち回りを演じるところでは、菊五郎丈も吉右衛門丈も舞台奥で控えているのですが、二人のおじい様たちの嬉しそうな表情は遠目にも見て取れました。
厳めしいはずの鬼一法眼の口元がほほ笑んでみえましたもの
最後は弁慶に肩車されて花道を入っていきます。
いかに弁慶が両足を持って支えているとはいえ、よくビロ~ン と後ろにひっくりかえらないものだなとちょっと感心しちゃいました。
それにしてもよ、父方の祖父も母方の祖父もどちらも人間国宝だなんてすごいわね。
いまでは歌舞伎座に出かけることもなくなりましたけど、やっぱり歌舞伎は楽しいですね
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ピケ-ルティレは基本の基の≪基≫…♪

2019-09-29 09:39:34 | Weblog
では、アイさんはシンプルなアンシェヌマンを。
右脚アティチュード・ア・テール→右にグリッサード→ピケ・アラベスク→左にグリッサード→ピケ・アラベスク→右にグリッサード→ピケ・アラベスク→アラベスク・プリエ→ルティレ-ルルヴェ→ルティレ-プリエ→アティチュード・ドゥヴァン-ルルヴェ→アティチュード・ドゥヴァン-プリエ⇒左にグリッサード→ピケ・アラベスク→…………
ピケ・アラベスクは1番アラベスク
ルティレ-ルルヴェのときにアン・オーに
いいわね、じゃ、いきましょう。
あ、3拍子でやろうね

あ~、こらこら…
「グリッサード、進行方向に向かって一目散にまっしっぐらってのはさぁ…
「けへへへへ…
「空間を大きく捉えないと…。下手向きに進むときは上手を無視しない、上手側に進むときは下手側を…、ね
あ、それからね、3回目のピケ・アラベスクのあとのアラベスク・プリエは
プリエをしっかり抑えて、つぎのルティレ-ルルヴェに備えましょう
はい、もう一度

ん、よろしいでしょう
はい、ヨウさん、ピケ-ルティレの練習しましょう。
まずは右側を。
右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-プリエ→右脚ピケ、左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-プリエ→右脚ピケ、左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-プリエ→…………
アームスはポワン・タンジュ・ドゥヴァンの脚と同じ側がアン・ナヴァンの低い3番。
まず一緒にやってみましょう

ん、そうだね
注意するポイントは
ポワン・タンジュ・ドゥヴァン-プリエのとき、ポワン・タンジュの脚は足先の先端が床に触ってるだけ
ルティレは内腿を引き上げて、お膝はきちんと横向きに
ピケするときにお膝が曲がってはいけません
トルソーは正面に向けたまま、ルティレする脚の方に捻じれないように
「ヨウさん、ピケ-ルティレからポワン・タンジュ・ドゥヴァン-プリエにおりたとき、ドゥヴァンの脚がビロ~ン ってあがっちゃうってことは、プリエの足の上に重心がきちんと乗ってないからよ 脚を上げることで前につんのめらないようにバランスとって誤魔化してるの」
「あぁぁ~…うぅ…
はい、左側はひとりでどうぞ

ん、そうね、よろしいでしょう。
このピケ-ルティレがピケ・アラベスクやピケ-アン・ドゥダーンなどいろいろなパの基本の基の≪基≫です。

ヨウさんのためのオマケ
アームスのポジシオンについて説明しておきますね。
アン・ナヴァン=両腕を楕円形にしてバストの高さに上げたポジシオン
アン・オー=楕円形にした両腕を頭上に上げたポジシオン
ア・ラ・スゴンド=両腕を肩より少し低い位置に開いたポジシオン
低い3番=片方の腕をアン・ナヴァン、もう一方の腕をア・ラ・スゴンドに置いたポジシオン
腕の動き=ポール・ドゥ・ブラを大切にしましょう。
あ、もうひとつ。
脚のポジシオンを。
ルティレ=ア・ラ・スゴンドに上げた脚の膝を曲げて爪先を軸脚に触れさせたポジシオン。
パによってドゥヴァンやデリエール、ア・ラ・スゴンドを使い分けます。
まずはア・ラ・スゴンドをしっかりね
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パ・ドゥ・ブーレの基本の≪基≫ですよん…♪

2019-09-28 09:28:42 | Weblog
センター・レッスン
まずはバットマン・タンジュのアンシェヌマンを練習して、ルルヴェやエシャッペの練習。
そのあと、アイさんはパ・ドゥ・ブーレ・ピケとピルエットのシンプルなアンシェヌマンを。
ヨウさんは、パ・ドゥ・ブーレ・シュル・レ・ポワントの基本の≪基≫の練習を。
右脚後5番ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚にピケ、左後5番ドゥミ・ポワント→右脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワント→右脚に重心移動、左脚前5番に引きつけてドゥミ・プリエ⇒左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左脚にピケ、右後5番ドゥミ・ポワント→左脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワント→左脚に重心移動、右脚前5番に引きつけてドゥミ・プリエ⇒…………
これはパ・ドゥ・ブーレ・ドゥシュの動き方です。
パ・ドゥ・ブーレにもドゥシュドゥスとがありますが、まずドゥシュをきちんと覚えましょう。
注意しなければならないポイントは
ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドした脚にピケするとき、お膝が曲がってはいけません
前側の脚を横に開いて2番ドゥミ・ポワントしたとき、上体が後ろに反ってはいけません
2番ドゥミ・ポワントになったとき膝が曲がってはいけません
先行する脚に重心を移すときにドゥミ・ポワントが崩れてはいけません
あとからの脚を5番ポジシオン・ドゥミ・ポワントの前側に引きつけてから、両脚同時にドゥミ・プリエに
下ります
さきほどもいいましたが、パ・ドゥ・ブーレにもドゥシュとドゥスがあり、さらにはアン・ナヴァンもあればアン・ナリエールもあります。
そしてさまざまなテンポ、リズムで行います。
ですから基本の≪基≫をしっかりと、アタマでいちいち考えなくても動けるように身につけましょうね

ヨウさんのためのオマケ
ピケとは、足首と膝をきっちり伸ばしたまま爪先で、あるいはドゥミ・ポワントに立つことです
ドゥミ・ポワントとは、足指の腹の上に立つことです。このとき、カカトが床から高く上がっていればいるほど です
念のため、もう少し。
前=ドゥヴァン、横=ア・ラ・スゴンド、後=デリエール、正面=アン・ファス
ポワン・タンジュとは、脚の膝・足首・爪先をギンギンに伸ばした状態で、爪先の先端を床に付けたポジシオンです
…てコトなのよ、わかった?
用語も一緒に憶えてね~
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高橋大輔選手…♪

2019-09-27 09:28:30 | Weblog
うぅわ…うわ…うぅわぁ~…
すっごいニュースを見ちゃった…
な、な、なぁんと…っ
高橋大輔選手は、男子シングルの競技会出場は今期の全日本選手権を最後として、以後アイスダンスに転向する
ですってぇ…
大ちゃんの公式サイトで確認したところ、2020年1月からアメリカに活動拠点を移して、新たな挑戦を続けるとのこと。
ペアを組むのは村元哉中選手、平昌五輪のアイスダンスでクリス・リード選手と組んでいた選手ですね。
日本ではアイスダンスってあまり話題にならないですけど、私はけっこう好きなんです。
ま、男子シングル&女子シングルと比べると、アイスダンスはあまり成績が良くないですからね
キャシー&クリスのリード姉弟が長年引っ張ってきましたけど、世界の壁はすごぉく厚い。
キャシーが引退してからもクリスは頑張ってるけど…。
大ちゃんがアイスダンスに転向することで、成績はともかく注目されれば、競技人口が増えるかもしれない。
そうなれば優秀な選手も育ってくるかもしれないじゃない
たしかに、大ちゃんは男子シングルのスケーターなんだけど、私のなかで彼のイメージは“ダンサー”なのよね。
大ちゃんのアイスダンス、楽しみ。
もう一花咲かせてほしいなぁ
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こちらもシリーズ4作目…♪

2019-09-26 10:13:58 | Weblog
毎度のことですけど、いつもの書店の文庫本のエンド台。
お…っ、新刊が出た…
この作品も文庫版書き下ろしだから、続編が出るのが早いわね。

               

『やってみなきゃ よろず相談屋繁盛記 野口卓箸 集英社文庫

今回は、信吾さんが営む将棋会所とよろず相談屋を開いてから1年が経とうという頃。
一周年記念の将棋大会を催そうということから話が始まります。
大会に参加する人をどう募るかとか、対戦はどんな形式にするかとか、賞金を出すかどうかとか、常連さんと大まかな相談をし、準備を進めます。
いよいよ大会初日、だというのに狙い澄ましたように“よろず相談屋”のほうに依頼が入り…。
二日目には勝手な言いがかりをつけてきたヤツと信吾さんが立ち回りをして、それを瓦版書きの天眼先生に見られてしまう。
ただでは引き下がらない天眼先生に信吾さんは身に付けた武芸のことを語るはめになり、その結果…。
三日目、会所の周りには瓦版を読んだ野次馬が信吾さんの顔を見ようと押し掛けて大変な騒ぎに。
アイドルのおっかけみたいな娘さんたちも現れる始末…
狸の親子は出るしね…
会所の常連さんだけでなく誰でも参加 となると初顔もあまたいるわけよね。
そうなると掏摸だの置き引きだのちょっとした軽犯罪が起きる可能性もある。
そこは蝮の権六親分が上手い具合に睨みを利かせてくれて、面倒は起きないのよ。
権六親分、なかなかいいとこあるじゃない
次回大会への課題や期待を残して将棋大会は無事終了。
よろず相談屋の相談事も無事に解決というか相談者自身のなかで解消
そして、信吾さんにはお見合い話が持ち上がる気配…?
あ、そうそう、瓦版書きの天眼先生、同心崩れって…、ほんとかよ…
まぁたなんか重要人物になりそうじゃない
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パックした…♪

2019-09-24 11:11:56 | Weblog
先日の発表会のおり、以前私のクラスでレッスンしていた方が終演後に楽屋見舞いに来てくれました。
彼女、年明けからずっと韓国で仕事をしていて、お土産にフェイスパックをいただきました。、
美容大国韓国で今評判のパックなんですって。
パッケージから察するに、一つは薔薇のエッセンスが使われてるんでしょうね、もう一つは大葉というより紫蘇のエッセンスなのかな、そしてもう一つは…う~ん、わかりません…
だってどれも説明書きはハングルなんだもん。
せめて英語表記があれば分かるんだけどさ…。
でも、モデルさんであり女優でもある彼女が、いまこれが一番、と選んでくれたものだからね
昨晩、紫蘇のエッセンスかな~のパックをしてみました。
美容液(でしょうね)ヒタヒタのシートを広げて顔にのせる。
おぉ、ピタァっと密着
かすかに紫蘇の好い香り
そのまま20分ほど文庫本を読む。
で、剥がしてあとは通常のケアをしておしまい。
今朝、顔を触ってみると…。
ほっほぉぉぉ…くふふふ……
日常のスキンケアにプラスワン、たまにはパックもしてみるものですね
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シリーズ5作目が出ました…♪

2019-09-23 10:43:28 | Weblog
文芸雑誌に掲載されてから、ではなく文庫版書き下ろしの小説は続編が出るのが早いですよね。
シリーズで読んでる身としては嬉しいです。
シリーズ4作目が出てから3か月。
出ました、5作目

               

『うちの旦那が甘ちゃんで 5』 神楽坂淳箸 講談社文庫

シリーズ4の終盤で、新たな事件が出来していることが語られていました。
その事件を捜査するにあたり、沙耶さんが男に口説かれる練習をすることに…と。
問題の悪党とは“色悪”といって、女性を口説き落としてモノにして金品を…というものらしい。
そしてシリーズ5に続きます。
今回も音吉姐さんはじめ牡丹ちゃん、角寿司のお喜久さん、夜鷹蕎麦のお清さんなどお馴染みの面々が活躍します。
沙耶さんの旦那様月也さんも、まぁそれなりにお役目をまっとうしてますよ。
そして南町奉行筒井さまとその内与力伊藤様の月也さんへの評価も相変わらず高い
ま、沙耶さんが大いに期待されてるってことだけどね。
お奉行さまが言いますもん、
「あの女房殿にかんざしのひとつも買ってやらねばなるまいな」
ってね。
沙耶さんたちの上手い立ち回りと、月也さんのちょっとした活躍で無事に色悪はお縄になります。
でも、夢見の松五郎という盗賊はまだ掴まっていません。
続きはシリーズ6を待たねばなりませんなぁ…
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ピケ-ルティレも基本の基の≪基≫…♪

2019-09-22 10:03:23 | Weblog
センター・レッスンの最後に。
アイさんはピケ・アン・ドゥダーンを、ヨウさんはピケ-ルティレの練習。
一人ずつね、どうぞ

お、アイさん、いいね。
首がきちんと残せるようになったね、いいわよ。
あともうちょっと気を付けた方がいいのはアームス。
肘を曲げすぎないこと
アン・トゥールのときは普通のアン・ナヴァンで
じゃ、ヨウさん、まず一緒にやりましょう。
右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→右脚ピケ-左脚ルティレ→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド-プリエ→右脚ピケ-左脚ルティレ→…………
アームスは進行方向側がアン・ナヴァン、もう一方がア・ラ・スゴンドね。
はい、どうぞ

ん、ルティレの膝がしっかり上がってる、いいわよ。
ただし、ターン・アウトを守りましょう
ヨウさん、アナタがいま練習したピケ-ルティレでしっかり立てるようになったら回転をかけます。
そうすると、いまアイさんが練習してるピケ・アン・ドゥダーンに発展するのよ。
だから、コレは基本の基の≪≫。
「へぇぇ…
あ、アイさんは最後にもう一つ。
右脚前5番→シャンジュマン→シャンジュマン→シャンジュマン→タン・ルヴェ→4番ドゥミ・プリエ→右にピルエット・アン・ドゥオール→右後5番→シャンジュマン→シャンジュマン→シャンジュマン→タン・ルヴェ→4番ドゥミ・プリエ→左にピルエット・アン・ドゥオール→左後5番⇒…………
久振りでしょ
はい、どうぞ

うん、いいわね。
ポール・ドゥ・ブラをしてレッスン終了~
お疲れ様でした
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相変わらず基本の基の≪基≫をやってます…♪

2019-09-21 09:59:57 | Weblog
バー・レッスン。
1番からバットマン・タンジュの2セット目。
1番→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→4番ア・テール→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→1番→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→1番→ポワン・タンジュ・デリエール→4番ア・テール→ポワン・タンジュ・デリエール→1番→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→2番ア・テール→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→1番⇒…………
2番、4番のア・テールに重心を移動したとき、上体を脱力してカカトをゴツン と落っことさないように気を付けましょう。
動作脚をターン・アウトしながら、トルソー全体を移動します
ではどうぞ

あ~、ヨウさん、大事なポイントがいくつかあるわよ。
ポワン・タンジュしたとき、足指の腹が床についてはいけません
床につくのは足指の先端だけです。
2番、4番のア・テールから軸脚にトルソーを戻したとき、ポワン・タンジュの脚の方に重心が残っていてはいけません
もし足指の腹が床についているなら、重心が残っている証拠です。
「ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドしてごらんなさい……2番ア・テールどうぞ……もとのポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドに戻ります……はい、脚上げてごらん…」
「…あ…あ…
「重心がきちんと正しい位置に戻ってるなら、楽に脚が上がるハズ。上げられないってことは重心が戻りきってないってこと
「あぅぅ…
ア・ラ・スゴンドだけじゃなくてドゥヴァンでもデリエールでも同じことですよ。
バットマン・デガージェをして、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テールをして、バットマン・フォンデュとアン・レールの組み合わせを練習…。
あぁん…
ヨウさん、ずいぶん息が上がってないか…
センター・レッスン
バットマン・タンジュのアンシェヌマン、そのあとアイさんはエシャッペのアンシェヌマン、ヨウさんは1番でドゥミ・プリエ&ルルヴェの練習。
それからアイさんはシンプルなシンプルなアレグロを。
ま、相変わらずアレグロといえるほどのテンポではないが…
ヨウさんはグリッサードの基本の基の≪≫を。
右脚前5番→ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚に重心移動して左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左前5番→右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚に重心移動して左脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→左前5番→左脚ア・ラ・スゴンド→左脚に重心移動して右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚前5番→左脚ア・ラ・スゴンド→左脚に重心移動して右脚ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→右脚前5番⇒…………
最初にドゥミ・プリエしたときの頭の高さを最後まで守ること
重心移動するとき、ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドの脚を押し出すように
重心移動し終わったあとのポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンドの脚に重心を残さないこと
はい、どうぞ

こらこらこら、こら…っ
重心が移しきれていないわよ。
5番に引きつけるときに“あ゛~らどっこいしょっ”と身体を揺すって反動を付けなきゃならないってことは、重心が中途半端なところに落ちてる証拠よ。
あのね、いまアイさんがアレグロでやってるグリッサード、ゆくゆくはあの動きに発展していくのよ。
「えぇぇ~、あの動きにぃ…
そうです。
だから基本の基の≪
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高橋大輔選手…♪

2019-09-19 09:58:53 | Weblog
高橋大輔選手が好きです。
とはいえ、試合会場に足を運ぶわけでもないし、アイスショーを見に行くわけでもないし、 “D1SK”グッズを購入するわけでもないので、ファンとまで自称してはいけないのかな…
2014年に引退したときは残念だったけど、しかたないよなって思った。
それでもずっと、ちょっと気にしてはいました。
昨年、現役復帰を発表したときは、とても嬉しかった。
でも正直いって成績とか期待してはいなかった、というより期待してはいけないよなって思ってた。
それはけっして否定的な意味ではなく、氷上の大ちゃんを見られれば十分だわってことだったの。
大ちゃんだって、
全日本の最終組で滑りたい
それが目標だって言ってたし。
地区予選があって、関西大会に勝ち残って、そして全日本だもの。
シード選手としてストレートに全日本に出場してた以前とは違うものね。
はぁぁぁ、大ちゃんは関西圏での出場だから、関東のテレビでは採りあげてくれないよな…、って思ってたら…。
ア、アレ…
何しろ好成績なものだから関東のテレビでも採り上げてくれて
そして全日本。
最終組に残るのが目標っていってたから、目標達成してよかったねぇって思ってたら、なぁんと2位で表彰台に乗っちゃったねェ
昨シーズンは小手調べといったところで、いよいよ今シーズンからが本番なんじゃないかな。
昨晩テレビを点けたら、大ちゃんが出ていた
なんでも今シーズンのショートプログラムの振り付けを、ビヨンセの振り付けも手掛けた振付師に依頼したそうで。
その練習風景から完成したプログラムの初披露までを採りあげていました。
そしてスケートリンクでの練習では、あのミーシャ・ジーがコーチとして傍にいた
いいねぇ
で、完成したプログラムというのが、一言でいえば
凄ぉい
休む間もなく、次から次に、ひぃえぇぇぇ…
そのスピードのステップからいきなりジャンプ跳ぶって…
大ちゃんの演技を見ていると、それが氷上で行われているってことを忘れちゃう。
私はスケートに関してはまったくのド素人だから、ダンサーとしての視点でしか言えないんだけどね。
大ちゃんて、滑走する下半身と踊る上半身が見事に分離してるのよね。
分離してそれぞれが完璧に機能するからこそ、融合して瞬間瞬間の動きを生み出せている、そんな感じ。
そして、あの男の色気。
あれは33歳っていう年齢だからこそ滲み出てくるものであって、色気を表現してるわけじゃないわね。
そこにわざとらしさがないもの
ギラギラした大ちゃん、好いなぁ
今シーズンもフィギュアスケート、楽しみですね
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無事に終演、ありがとうございました…♪

2019-09-17 11:38:18 | Weblog
昨日、無事に発表会が終わりました。
朝9時の楽屋入りから19時45分の終演、その後の撤収まで12時間近く。
小さい子供たちは本当によく頑張りぬきました。
17時35分の開演から終演までずっと笑顔を絶やしませんでしたからね。
途中で眠くなっちゃったり、ご機嫌が悪くなっちゃったりもしたかも。
大人の出演者もね。
ヴェテランは慣れたもの。
初舞台組は時間の使い方、ペース配分が分からなかったり、楽屋で過ごすのが初めてだったりで落ち着かなかったかもしれないわね。
アイさんも初舞台だったんだけど、ま、クラスは違えど知ってる人たちもいるし大丈夫でしょってことで、私はあまり楽屋にはいませんでした。
午前中は他の先生方と一緒に子供たちのメイクをし、午後からはほぼ客席にいました。
場当たりのときに全体の構図を見渡して、必要があれば主宰の先生のアシストが出来るようにね。
ときどき、アイさんの様子を見に楽屋に戻ったりしましたけど、彼女、さほど緊張した様子もなく過ごしてました。
本ベルが鳴って第1部開演。
幕開きに相応しい楽しい曲でキッズが踊り盛大な拍手を頂きました。
可愛い演目あり、楽しい作品あり、ヴェテランが見せる華やかな演目あり。
そしてオーラスのフィナーレ、その最後の部分。
上下から出演者が一斉に登場します。
2袖の幕際でキッズを抑えながらタイミングを計る。
「センセイ、もう出てもいい?」
「ううん、まだよ、もうちょっと」
「…もう、いい?」
「もうちょっと待って」
…………
「それ行け
あとに続くジュニア、大人たちとのタイミングも見事に決まりました。
合同リハでも何度も練習してきたけど、本番が一番キレイに決まったんじゃないかしら
こうして大仕事が終わりました
充実感や心地よい疲労感などもあります。
で、結局考えるのは、
次はどんな作品を創ろうかな
なんですよね
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サバの新刊…♪

2019-09-15 10:16:26 | Weblog
書店に出かけて、いつもとは巡るコースを変えてみる、時代物の棚から。
時代物ってほんとに次から次に新刊が出る。
棚の一番上の段にはその都度、最新刊を擁するシリーズ物が並べられたりもする。
あ…っ、サバだ…っ



『鯖猫長屋ふしぎ草紙(七)』 田牧大和著 PHP文芸文庫

今回は、短い間ながらも店子仲間だった人気戯作者の長谷川豊山さんが店子として舞い戻ってきますが、厄介ごとを抱えているようですよ。
一、出戻った獏
二、泣いた鬼
三、喋る犬
四、鉄の鼠
の四本立てで、各話冒頭の語りは、今回は豊山さんにくっついてる山吹さん
サバったら、幽霊からも頼りにされちゃってるのね。
長屋のまとめ役おてるさんの御亭主、大工の与六さん、好い漢だねぇ
今作でも、個性的なわんこ が登場しますよ。
そして、最終話で無事に事件は解決します。
その最後のシーン、とても素敵ですよ
拾楽さんはといば、毎度サバにお尻を叩かれながら(?)ちゃぁんと事を収めます、さすが
成田屋の旦那こと北町定廻同心掛井さまも相変わらずですわねぇ
二キの隠居こと菊池喜左衛門さま&太一坊もちらりと登場しますしね。
不可思議な事件も起こり、ハラハラさせられもするし、がっつり灸をすえてやりたくなる馬鹿者も出て来るけど、心地よい読後感を味わえるシリーズです
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初日が出た…♪

2019-09-14 09:26:45 | Weblog
発表会前の最後のリハーサル、泣いても笑ってもこれが最後です。
あとは本番当日のゲネ・プロあるのみ。
さぁ、アイさんいいですか?
音でいきますよ、どうぞ

お…
そうよ、そうよ◎

まぁぁ…
いいわねぇ、軽やか、軽やか◎

うん、それでいい…
アームスと脚のタイミングがいいわ◎

おぉぉ、やったぁ…、初日が出たぁ…
うん、うん、それですよ、ソレ
すべてのリズムがはまった
私が、音楽をこんなふうに使って欲しい、こんなふうにリズムを感じて欲しいと思っていること、それが全部いまカタチニなった
素敵でしたよぉ
「… 自分でも良い意味で力が抜けて、軽く踊れた感じがします。最後のポゼのところも、初めて迷いがなかったって感じで」
うん、ピッタリ決まったもんねぇ
「すっごぉい…素敵だったぁ
ヨウさんも楽しそう。
うん、よろしいでしょう。
コレをこのまま、本番にもっていきましょう
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トルコ桔梗から…♪

2019-09-12 11:18:54 | Weblog
花屋の店先でいま多く見るようになったのはトルコ桔梗ですね
一重咲きのものから八重、フリンジの八重など花冠も種類が多いですし、色も白、紫、ピンク、etc.etc.
そのピンクも様々で、白に近い薄っすらとした色あいのものから、ベージュがかったもの、赤紫に近い濃い色までほんとに多彩です。
フリンジ八重咲きのトルコ桔梗を見ると、いつもチュチュを連想してしまいます。
白が1輪だけだったらラ・シルフィードかオデット姫か。
白が複数だったら、ジゼルact2や白鳥の湖のコール・ドゥ・バレエ、バヤデールの幻影の場、もちろんレ・シルフィードも。
ピンクが1輪だったらローズのオーロラ姫や金平糖の女王。
ピンクが複数だったら、そりゃぁもちろんパ・ドゥ・カトルに花のワルツでしょ
鮮やかな紫はライモンダかなぁ。
赤紫に近い濃いピンクはエスメラルダでしょうか。
いろんな色をちょっとずつ取り混ぜてゲテ・パリジェンヌなんてどうでしょう
そんな風についつい連想を楽しんでしまいます
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きりんの…♪

2019-09-09 10:08:59 | Weblog
突然ですが、きりんが好きです。
あ、ビールじゃありませんよ。
アフリカのサバンナにいる、あるいは動物園で見る、あのきりんです。
もう20年以上前の事なんですけど、年下の友人から
動物にたとえるならきりんだね
と言われたんです。
動物にたとえるとって話題になったとき、大抵は猫とか犬とか、たまにネコ科の猛獣とかのイメージって言われていたので、きりんだと言われたのは初めてで強く印象に残ったんです。
彼女曰く、
首が長くてスッとしてて、高いところから物を見てる感じで、小さなことにオタオタしない感じじゃん
とのことでした。
へぇぇ~…
それ以来きりんがちょっと気になるようになっちゃって…
だからといって詳しく調べてみたりだとか、動物園に出かけたりだとかするわけではないんですけどね。
数年経って、テレビできりんをみたんです。
日本国内のどこかの動物園に新しいきりんがやってくるという内容でした。
画面いっぱいに映し出された、まだ何もいないきりん舎。
その画面右手奥からゆったりとまだ若い、子供のきりんが姿を現しました。
その様子に目を奪われてしまいました。
なんて優雅なんでしょう、高貴な雰囲気さえ漂わせているような…
これがきりんを好きになった決定的なきっかけかな。
一昨日、近くのショッピングモールにある雑貨屋に立ち寄りました。
どちらかというと家具などの大物を扱っている雑貨屋です。
そこの一角にきりんのぬいぐるみが立っていました。
大と小、それぞれ1体ずつ、写実的に作られたぬいぐるみです。
ん~、欲しいような気も…
でも、テディ・ベアのようにギュゥっとハグはできないよね…
テディ・ベアなら膝にのせてPC作業も出来るけど、4本脚でしっかり立っているきりんは、う~ん…、ちょっと邪魔だわよねぇ…
というわけで、買わずに帰ってきたんですけどね。
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